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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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タイトル
目次
まえがき
第 1 章:日本語OpenVMSの概要
第 2 章:漢字ターミナルの設定
第 3 章:使用可能な文字
第 4 章:日本語の入力
第 5 章:日本語ファイル名サポート
第 6 章:こんな時どうする
第 7 章:AlphaとVAXとの違い
第 8 章:マニュアル
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日本語 OpenVMS
概説書


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DECnet を経由して日本語 OpenVMS のシステムにログインし,日本語ユーティリティを使用することができます。以下に,ローカル・システムが日本語 OpenVMS の場合と標準版 OpenVMS の場合の 2 つの例を説明します。詳しくは『フォント管理ユーティリティ 利用者の手引き』をご覧ください。

1.10.1 ローカル・システムが日本語 OpenVMS の場合

図 1-1 DECnet 環境での使用例(1)




リモート・システムとローカル・システムの両方が日本語 OpenVMS の場合, VT280 シリーズ,VT382 漢字ターミナルに対する漢字属性設定をローカル・システムとリモート・システムの両方で行う必要があります。これはアプリケーション・ソフトウェアがリモート・システムの漢字属性設定に従って動作し,一方でオンデマンド・ローディングがローカル・システムで動作するためです。

  1. ユーザ定義文字の注意点
    ローカル・システムとリモート・システムで同じ文字コードに異なるユーザ定義文字が割り振られている場合には,期待する文字と異なる文字が表示されるという制限があります。これを避けるためには,ローカル・システムでのオンデマンド・ローディングは使用せず,リモート・システムからユーザ定義文字のプリロードをする必要があります。

  2. 日本語行編集機能の注意点
    リモート・システムでは日本語行編集機能は有効にできません。日本語行編集機能を使用する場合は,あらかじめローカル・システム上で機能を有効に設定しておく必要があります。


        $ RUN JSY$SYSTEM:KANJIGEN 
        KANJIGEN> SET/DEVICE=VT300/FONT - 
                  /INPUT=KANA/OUTPUT=KANJI/EDIT=ENABLE    
        KANJIGEN> EXIT 
     
        $ SET HOST NodeA:: 
     
        Username: USER 
        Password: 
        Welcome to VMS .... 
     
        $ RUN JSY$SYSTEM:KANJIGEN 
        KANJIGEN> SET/DEVICE=VT300 - 
                  /INPUT=KANA/OUTPUT=KANJI 
        KANJIGEN> EXIT 
        $ EDIT/XTPU filename 
    



1.10.2 ローカル・システムが標準版 OpenVMS の場合

図 1-2 DECnet 環境での使用例(2)


リモート・システムが日本語 OpenVMS,ローカル・システムが標準版 OpenVMS の場合,VT280 シリーズ, VT382 漢字ターミナルに対してローカル・システムで漢字属性の設定はできません。したがって,オンデマンド・ローディングを使用することもできません。

ユーザ定義文字を使用する場合は,リモート・システムにログインした後, KANJIGEN ユーティリティでユーザ定義文字のプリロードを行う必要があります。この場合,使用できるユーザ定義文字の数は使用するターミナルによって制限があります。



    $ SET HOST NodeB:: 
 
    Username: USER 
    Password: 
    Welcome to VMS .... 
 
    $ RUN JSY$SYSTEM:KANJIGEN 
    KANJIGEN> SET/PRELOAD - 
              /INPUT=KANA/OUTPUT=KANJI    
    KANJIGEN> EXIT 
    $ EDIT/XTPU filename 



TCP/IP の telnet プロトコルを利用して,日本語 OpenVMS のシステムにログインし,日本語ユーティリティを使用することができます。その際,日本語 OpenVMS V7.3 以降では日本語行編集機能を有効にすることができます。以下に,PC 等の telnet 端末から直接ログインした場合と,他の OpenVMS システムから間接的にログインした場合について説明します。詳しくは『フォント管理ユーティリティ   利用者の手引き』をご覧ください。

1.11.1 telnet 端末から直接ログインする場合

PC 上のターミナル・エミュレータ等の telnet 端末から日本語 OpenVMS システムに直接ログインした場合,日本語行編集機能を有効にすることができます。しかし,オンデマンド・ローディングはサポートされません。

図 1-3 telnet 端末からの直接ログイン




telnet 接続によってリモート・システムにログインする場合,日本語行編集機能はリモート・システム側で有効にすることができます。この場合,ローカル・システム側が日本語 OpenVMS システムであっても,ローカル・システム側では有効にしないでください。

図 1-4 他の OpenVMS システムからの間接ログイン


なお,ローカル・システムが日本語 OpenVMS システムの場合は,ローカル・システム側でオンデマンド・ローディングを有効にできます。リモート・システム側では有効にできません。


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