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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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目次
まえがき
第 1 章:日本語 EVE 概要
第 2 章:日本語EVEの拡張機能
第 3 章:DECwindows で起動する日本語 EVE
第 4 章:日本語 EVE コマンド・ディクショナリ
付録 A :定義済みキー一覧表
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日本語 EVE
リファレンス・マニュアル


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RESTORE BOX SELECTION


説明

保留削除操作 (Pending Delete) により最後に消去したボックス領域を現在の位置に復元します。

このコマンドは誤ってボックス領域を消去した場合に使用するほかにボックス・カット・アンド・ペーストのかわりに使用することも可能です。保留削除操作は Insert Here バッファを使用しないので,このコマンドを使用すると Insert Here バッファの内容を保ったままで別のボックス領域を削除および回復することができます。

【操作方法】

  1. 消去した内容を復元したい位置にカーソルを移動します。カーソルの位置が復元するボックス領域の左上角になります。

  2. RESTORE BOX SELECTION コマンドを使用します。もし SET BOX SELECT コマンドを使用している場合には RESTORE SELECTION コマンドを使用してもかまいません。

RESTORE BOX SELECTION コマンドは, SET BOX NOPAD コマンドを使用していてバッファが挿入モードである場合を除き,上書きでボックス領域を復元します。

設定 RESTORE BOX SELECTION の動き
SET BOX PAD(省略時の設定) バッファのモードにかかわらず,下にあるテキストの上に上書きで復元します。
SET BOX NOPAD バッファのモードにより復元する際の動きが異なります。挿入モードでは復元されるテキストは挿入されそこにあったテキストは右に押し出されます。重ね書きモードでは下にあるテキストの上に上書きされます。

保留削除についての詳しい説明は,SET PENDING DELETE コマンドの説明および Pending Delete のヘルプを参照してください。





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RESTORE CHARACTER


説明

DELETEコマンド,ERASE CHARACTERコマンド,またはこれに類似した EDT キーパッドや WPS キーパッドのキーによって最後に消去した内容を現在の位置に復元します。

【操作方法】

  1. 消去した文字を復元する位置にカーソルを移動します。

  2. RESTORE CHARACTERコマンドを使用します。

RESTORE CHARACTERはバッファのモードの影響を受けます (バッファのモードはステータス・ラインに表示されます)。挿入モードでは,復元された文字は現在の位置に挿入されます。重ね書きモードでは,復元された文字は現在の文字を置換します。


次のコマンドは,文字を消去し,その文字を再挿入します。


Command: ERASE CHARACTER
          . 
          . 
          . 
Command: RESTORE CHARACTER





形式

RESTORE LINE


説明

ERASE LINEコマンド,ERASE START OF LINEコマンド,またはこれに類似した EDT キーパッドや WPS キーパッドのキーによって最後に消去した内容を現在の位置に再挿入します。

【操作方法】

  1. 消去した内容を再挿入する位置にカーソルを移動します。

  2. RESTORE LINEコマンドを使用します。

バッファのモードが挿入モードの場合も,重ね書きモードの場合も,復元されるテキストは挿入されます。既存のテキストは左から右に,または上から下に移動されます。復元されるテキストの量と現在の位置に応じて,テキストは右マージンより右に移動されたり,部分的に表示されなくなる可能性があります。必要に応じてテキストの書式を変更する場合には ( 再ラップ ), FILLコマンドを使用します。


次のコマンドは,1行を消去し,それを再挿入します。


 
Command: ERASE LINE
          . 
          . 
          . 
Command: RESTORE LINE





形式

RESTORE SELECTION


説明

保留削除 (Pending Delete) 操作によって最後に消去した内容を現在の位置に再挿入します。この機能は,誤って選択領域を消去した場合に便利であり,また,テキストの削除/ペースト操作に代わる方法として,削除保留機能を使用することも可能です。

【操作方法】

  1. 消去した内容を再挿入する位置にカーソルを移動します。

  2. RESTORE SELECTIONコマンドを使用します。

バッファのモードが挿入モードの場合も,重ね書きモードの場合も,復元されたテキストは挿入されます。既存のテキストは左から右に,または上から下に移動されます。復元されるテキストの量と現在の位置に応じて,テキストは右マージンより右に移動されたり,部分的に表示されなくなる可能性があります。必要に応じてテキストの書式を変更する場合には(再ラップ),FILL コマンドを使用します。

保留削除についての詳しい説明は,SET PENDING DELETEコマンドの説明を参照してください。





形式

RESTORE SENTENCE


説明

WPS の Delete Beginning Sentence キー( [ GOLD-F13 ] または [ GOLD-Ctrl/J ] )によって最後に消去した内容を現在の位置に再挿入します。

【操作方法】

  1. 消去した内容を再挿入する位置にカーソルを移動します。

  2. RESTORE SENTENCEコマンドを使用します。

バッファのモードが挿入モードの場合も,重ね書きモードの場合も,復元されたテキストは挿入されます。既存のテキストは左から右に,または上から下に移動されます。復元されるテキストの量と現在の位置に応じて,テキストは右マージンより右に移動されたり,部分的に表示されなくなる可能性があります。必要に応じてテキストの書式を変更する場合には(再ラップ),FILLコマンドを使用します。

WPS キーパッドに設定しても,RESTORE SENTENCEに対するキーは定義されません。したがって,WPS キーパッドを使用する場合には, RESTORE SENTENCEに対するキーを定義する必要があります。





形式

RESTORE WORD


説明

ERASE PREVIOUS WORDコマンド,ERASE WORDコマンド,またはこれに類似した EDT キーパッドや WPS キーパッドのキーによって最後に消去した内容を現在の位置に再挿入します。

【操作方法】

  1. 消去した内容を再挿入する位置にカーソルを移動します。

  2. RESTORE WORDコマンドを使用します。

バッファのモードが挿入モードの場合も,重ね書きモードの場合も,復元されたテキストは挿入されます。既存のテキストは左から右に,または上から下に移動されます。復元されるテキストの量と現在の位置に応じて,テキストは右マージンより右に移動されたり,部分的に表示されなくなる可能性があります。必要に応じてテキストの書式を変更する場合には(再ラップ),FILLコマンドを使用します。


次のコマンドは,1つの単語を消去し,それを再挿入します。


Command: ERASE WORD
          . 
          . 
          . 
Command: RESTORE WORD





形式

RETURN


説明

現在の位置にキャリッジ・リターンを挿入することにより,新しいテキスト行を開始するか,または日本語 EVE コマンドやプロンプトに対する応答を終了します。

【操作方法】

  1. 新しい行を開始する位置にカーソルを移動します。

  2. [ Return ]キーを押します。カーソルとその右側にある既存のテキストは下に移動し,バッファの現在の左マージンから新しい行が開始されます。

コマンドやプロンプトに対する応答を終了する場合には,コマンド・ラインの任意の場所にカーソルを移動します。通常,日本語 EVE コマンドがファイル名や検索文字列,その他のパラメータなどの必要な情報を要求したときに,何も入力せずにプロンプトに対して [ Return ] キーだけを押した場合には,操作は取り消されます。場合によっては,[ Return ]キーだけを押すことにより,省略時の選択を示すことができます。

HELP を終了する場合にも [ Return ] を押します。

日本語 EVE では,[ Return ] キーや [ Ctrl/M ]の定義を変更することはできません。ただし,[ Enter ] の定義を変更することは可能です。





形式

REVERSE


説明

現在のバッファの方向を逆方向(右から左へ,下から上へ)に設定します。バッファの方向はステータス・ラインに表示されます。バッファの方向はFINDMOVE BY LINEなどのコマンドや,EDT キーパッドと WPS キーパッドの5つのキーに影響を与えます。

ユーザが作成したバッファの場合には,省略時の方向は順方向です。方向はバッファ固有の設定であり,1 つのバッファを順方向に設定し,別のバッファを逆方向に設定できます。

日本語 EVE コマンド・ラインを編集する場合には,省略時の方向は逆方向であり,これはテキスト・バッファの方向とは無関係です。

FINDまたはWILDCARD FINDとして定義されているキーを押した場合や,そのいずれかのコマンドを入力し,日本語 EVE が検索文字列を要求するプロンプトを表示した場合には,方向設定キーを押し,その方向で検索を開始することにより応答を終了できます。たとえば,EDT キーパッドでは,順方向の場合は[ KP4 ]を押し,逆方向の場合は [ KP5 ] を押します。 [ Return ] を押すことにより応答を終了した場合には,検索操作はステータス・ラインに表示されるバッファの現在の方向で開始されます。


次のコマンドは,バッファの方向を逆方向に設定し,カーソルを最も近い行の先頭に移動します。


Command: REVERSE
Command: MOVE BY LINE





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SAVE ATTRIBUTES


説明

SAVE ATTRIBUTES コマンドは,グローバル属性とその他のカスタマイズした設定を,セクション・ファイルまたはコマンド・ファイルに保存します。

もしセクション・ファイルに保存した場合にはグローバル属性,キー定義,コンパイルしたプロシージャ,メニューの定義などが保存されます。セクション・ファイルはバイナリ形式で書かれているため,高速に読み込み起動することができます。セクション・ファイルは,あなた自身のカスタマイズされたバージョンの日本語 EVE だといえます。

もしコマンド・ファイルに保存した場合,グローバル属性とメニューの定義を保存するために,特別なマークで区切られた XTPU コマンドのブロックが生成されます。日本語 EVE は新しいコマンド・ファイルを作成するか,いまあるコマンド・ファイルを更新します。

グローバル属性を保存する際に毎回ファイル名を指定しなくていいように,省略時のセクション・ファイル名あるいはコマンド・ファイル名を設定することができます。 表 4-4 は省略時のセクション・ファイルを設定しているかどうかと, SECTION FILE PROMPTING の設定により SAVE ATTRIBUTES コマンドがどのように動作するかをまとめたものです。

表 4-4 セクション・ファイルの設定によるSAVE ATTRIBUTESコマンドの動き
セクション・ファイルの設定 SAVE ATTRIBUTES コマンドの動き
SET DEFAULT SECTION FILE   または
SET SECTION FILE PROMPTING
セクション・ファイルに保存するかどうかきいてきます。もし Yes と答えた場合,省略時の設定のセクション・ファイルに保存します。
SET DEFAULT SECTION FILE   または
SET NOSECTION FILE PROMPTING
入力要求なしに省略時の設定のセクション・ファイルに保存します。
SET NODEFAULT SECTION FILE   または
SET SECTION FILE PROMPTING
省略時の設定。セクション・ファイルに保存するかどうかきいてきます。もし Yes と答えた場合,日本語 EVE はセクション・ファイル名を要求するプロンプトを出力します。
SET NODEFAULT SECTION FILE   または
SET NOSECTION FILE PROMPTING
セクション・ファイルに保存するかどうかをきいてこないで,コマンド・ファイルに保存するかどうかをきいてきます。

これらの設定は,EXIT あるいは QUIT の処理の一部として SAVE ATTRIBUTES コマンドを使用した場合にも影響を与えます。詳しい説明はオンライン・ヘルプの Attributes を参照してください。

DECwindows 上では,「オプション(O)」メニューから「設定値を保管(V)...」を選択することができます。このダイアログボックス上には現在の設定を示すリストとセクション・ファイルとコマンド・ファイルのどちらに保存するかを選択するボタンが配置されています。





形式

SAVE EXTENDED EVE section-filespec


パラメータ



section-filespec

作成するセクション・ファイル。省略時のファイル・タイプは .XTPU$SECTION です。ファイル指定では論理名を使用できますが,ワイルドカードは使用できません。たとえば,セクション・ファイルを作成する場所として装置やディレクトリを指定するために,SYS$LOGIN や他の論理名を使用できます。省略時の設定では,セクション・ファイルは現在の(省略時の)ディレクトリに作成されます。ファイルを指定しなかった場合には,日本語 EVE はファイルを要求するプロンプトを表示します。プロンプトに対して[ Return ]キー,または[ Do ] キーだけを押し,ファイルを指定しなかった場合には,操作は取り消されます。

説明

ユーザが指定したセクション・ファイルを作成し,将来の編集セッションのために現在のキー定義や他の拡張機能を保存します ( SAVE EXTENDED XTPU コマンドと同じ )。

【操作方法】

  1. 日本語 EVE を拡張するために作成した DEC XTPU プロシージャをコンパイルします。編集セッションの途中で EXTEND コマンドを使用することができ,また,( /COMMAND 修飾子を使用して ) エディタを起動したときに実行したコマンド・ファイルにプロシージャを登録できます。

  2. DEFINE KEYコマンド,LEARNコマンド, SET GOLD KEYコマンド,SET KEYPAD コマンドを使用することにより,必要なキーを定義します。編集セッションの途中でコマンドを実行することができ,また,日本語 EVE イニシャライゼーション・ファイルにコマンドを登録することも可能です。

  3. セクション・ファイルを作成するために,SAVE EXTENDED EVE コマンドを使用し,セクション・ファイルの名前を指定します。省略時のファイル・タイプは .XTPU$SECTION です。たとえば,次のコマンドは MYEVE.XTPU$SECTION というセクション・ファイルを現在の ( 省略時の ) ディレクトリに作成します。


    Command: SAVE EXTENDED EVE myeve
    

  4. セクション・ファイルを使用する場合には,/SECTION 修飾子を使用してエディタを起動するか,または XTPU$SECTION という論理名を定義します(特に,すべてまたは大部分のセッションに対して使用するセクション・ファイルが存在する場合)。たとえば,次のコマンドはトップ・ディレクトリ(またはログイン・ディレクトリ) の MYSEC.XTPU$SECTION というセクション・ファイルを使用してエディタを起動します。


    $ EDIT/XTPU/SECTION=sys$login:mysec
    


    セクション・ファイルを指定する場合には,装置とディレクトリを指定します。これらを指定しなかった場合には,DEC XTPU はセクション・ファイルが SYS$SHARE に存在するものと判断します。

セクション・ファイルはバイナリ形式です。したがって,短時間に実行されます。セクション・ファイルは一度に1つずつ使用します。セクション・ファイルは累積され,現在のキー定義と編集セッションで作成した拡張機能を保存すると,それは使用中のセクション・ファイルに保存されている内容に追加されます。このように,セクション・ファイルはユーザ固有の日本語 EVE をカスタマイズしたバージョンです。しかし,セクション・ファイルはマージンやタブ,およびその他の設定を保存しません。したがって,編集設定を保存する場合には,日本語 EVE イニシャライゼーション・ファイルを使用する必要があります。

省略時のセクション・ファイルは
SYS$SHARE:JEVE$SECTION_V3.XTPU$SECTION です。

SAVE だけを単独で指定した場合には,それは SAVE EXTENDED EVE と同意語であると解釈され, SAVE FILE コマンドや SAVE FILE AS コマンドと混同されることはありません。


次の例では,EDT キーパッドを有効にし,他のキーを定義し,その後, MYEVE.XTPU$SECTION というセクション・ファイルを作成します。


Command: SET KEYPAD EDT
Command: DEFINE KEY
                . 
                . 
                . 
Command: SAVE EXTENDED EVE myeve


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