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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
ライブラリ

タイトルページ
目次
まえがき
第 1 章:インストールの準備
第 2 章:インストール手順
第 3 章:検証
第 4 章:インストレーション後の作業
第 5 章:エラーリカバリ
付録 A:インストール実行例
付録 B:XPG4ロケールデータファイルのインストレーション
付録 C:検証プロシージャの出力例
付録 D:ファイル一覧
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日本語 OpenVMS Alpha | HPE 日本

日本語 OpenVMS Alpha
V7.3-2 インストレーション・ガイド


目次 索引

第 1 章
インストール前の準備

この章では,日本語 OpenVMS Alpha オペレーティング・システムのインストール前の準備について説明します。

1.1 ディストリビューション・キット

日本語 OpenVMS Alpha オペレーティング・システムで提供されるキットはイニシャル・キットであり,標準版 OpenVMS Alpha V7.3-2 を日本語化するためのモジュールのみを含んでいます。次のユーザはこのキットを使用してください。

  • 新規に日本語 OpenVMS Alpha を使用するユーザ

  • 日本語 OpenVMS Alpha V7.2,V7.2-1,V7.2-2,V7.3,V7.3-1 を日本語 OpenVMS Alpha オペレーティング・システム V7.3-2 にアップグレードするユーザ



1.2 日本語 OpenVMS Alpha オペレーティング・システム V7.3-2 の構成

日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 は,PCSI キットです。キットのファイル名は以下のとおりです。


     DEC-AXPVMS-JVMS-V0703-2-1.PCSI$COMPRESSED     

注意

PCSI キットをインストールするためには, POLYCENTER ソフトウエア・インストレーション・ユーティリティを使用します。 VMSINSTAL ではインストールできませんのでご注意ください。



日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 を使用するユーザは,必ずソフトウェア・ライセンスを登録しなければなりません。ライセンスの登録は,日本語 OpenVMS Alpha のインストール時に行ってください。ライセンスを登録するための情報は,日本語 OpenVMS Alpha と一緒に出荷される,プロダクト・オーソライゼーション・キー (PAK) に含まれています。PAK はライセンス情報が記載されている用紙です。

日本語 OpenVMS Alpha のライセンスは,インストレーションの前でも後でも登録できますが,インストレーションの前に行うことをお勧めします。日本語 OpenVMS Alpha ではインストレーション中に,ライセンスを登録しキーをロードしたかどうかを確認するようになっています。ライセンスの登録とキーのロードを行っていない場合は,インストレーションを行うことはできますが,日本語 OpenVMS Alpha を使用したり,IVP を実行したりすることはできません。ライセンスを登録し,キーをロードして初めて,日本語 OpenVMS Alpha を使用したり,IVP を実行したりすることができます。

ライセンスを登録する方法には,次の 2 つがあります。

  1. コマンド・プロシージャ SYS$UPDATE:VMSLICENSE.COM を使用する

  2. DCL コマンド LICENSE REGISTER を使用する

詳細は『 OpenVMS License Management Utility Manual 』を参照してください。

1.4 必要なハードウェアの最小構成

日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 は,Alpha アーキテクチャのハードウェア上で動作します。また,日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 が動作するためには以下の環境が必要です。

  • ディスク装置
    システムをインストールするのに十分な容量を持った, RA,RF または RZ シリーズのディスク装置が必要です。

  • メイン・メモリ
    最低 64MB以上のメイン・メモリが必要です。

  • 端末装置
    コンソールおよび漢字ディスプレイ端末装置が必要です。ただし,ワークステーションの場合には,これらは不要です。



1.5 必要なソフトウェア



日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 をインストールするためには,標準版 OpenVMS Alpha が V7.3-2 であることが必要です。標準版インストレーション方法については『 OpenVMS Alpha Version 7.3-2 Upgrade and Installation Manual 』を参照してください。

1.5.2 XPG4 ロケール・データ・ファイル

標準版 OpenVMS Alpha V7.3-2 のインストール後, XPG4 ロケール・データ・ファイル・キットのインストレーションが必要です。ロケール・データ・ファイルは,標準版 OpenVMS Alpha V6.2 以降でサポートされている XPG4 ランタイム・ライブラリおよびユーテリティで使用されるもので,独立したキットで提供されています。

キット名は ALPVMSI18N04_073 で,標準版 OpenVMS Alpha V7.3-2 に付属の Layered Products CD-ROM および日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 CD-ROM の両方に含まれていますので,どちらからでもインストールすることが可能です。日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 CD-ROM からインストールする場合の手順は次のとおりです。

  1. システム・マネージャのアカウントにログインして,次のコマンドで日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 CD-ROMをマウントします。


        $ MOUNT/OVER=ID ddcu:    
     
    


    ここで ddcu: CD-ROM ドライブの装置名を指定します。

  2. マウント後,次のコマンドを入力して VMSINSTAL を起動します。


        $ @SYS$UPDATE:VMSINSTAL  ALPVMSI18N04_073  ddcu:[VMSI18N_ALPHA073.KIT]    
     
    

  3. VMSINSTAL の初期メッセージが表示された後,各国語サポートに関する質問が表示されます。
    日本語サポートと Unicode サポートについては "Yes" と入力してください。
    日本語サポートと Unicode サポート以外のインストレーションは必須ではありませんので,必要に応じてインストールしてください。
    実際の質問は次のとおりです。


     * Do you want European and US support [YES]? 
     * Do you want GB18030 support [YES]? 
     * Do you want Chinese support (not including GB18030) [YES]?    
     * Do you want Japanese support [YES]? 
     * Do you want Korean support [YES]? 
     * Do you want Thai support [YES]? 
     * Do you want Unicode support [YES]? 
     
    


    日本語サポートとUnicode サポートを選択した場合,インストール時に必要なディスク容量は約 20,000 ブロックです。

注意

日本語サポートおよびUnicode サポート以外のインストールは,日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 をインストールするための必須インストールではありません。また,US サポートは標準版 OpenVMS Alpha V7.3-2 のインストレーションにより提供されています。もし,すべての質問に対して "YES" と答えた場合,システム・ディスク上で約 100,000 ブロックの容量を占めますので,ご注意ください。

インストレーションの例を 付録 B に示しますので参照してください。

1.5.3 日本語 DECwindows Motif のバージョン

日本語 OpenVMS V7.3-2 でサポートされる日本語 DECwindows Motif は V1.3-1 以上です。詳しくは, 第 1.11 節 の日本語 DECwindows Motif のインストレーションの項を参照してください。

1.6 インストレーションに必要な時間

日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 すべてをインストールするためには,約 15 分かかります (DEC3000 Model 400 AXP の場合) 。

1.7 インストレーションに必要な特権

  • POLYCENTER ユーティリティの実行のために,少なくとも CMKRNL,OPER,SYSLCK,SYSPRV,TMPMBX の特権が必要です。

  • その他,日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 の JSY$STARTUP.COM の実行のために, PRMGBL,SYSGBL,DETACH,PHY_IO,SYSNAM の特権が必要です。



1.8 必要なディスク容量

日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 をインストールするために必要なディスクの空きブロックは,インストール時に約 95,000 ブロック,インストール後で約 93,000 ブロックです。ディスクの空きブロックが十分でないときは,不必要なファイルを消すなどの処置をとってください。

なお,現在のディスクの空きブロックは,次のようにして調べることができます。


     $ SHOW DEVICE device-name    



1.9 必要なシステム・パラメータ

日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 のインストールには,グローバル・ページの空きが 12,000 ページ,グローバル・セクションの空きが 64 セクション必要です。日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 のインストレーション・プロシージャは,グローバル・ページおよびグローバル・セクションの空きを調べ,その値が上の数字に満たない場合はインストレーションを中断します。

現在のシステムのグローバル・ページおよびグローバル・セクションの空きは,次のようにして調べることができます。


     $ WRITE SYS$OUTPUT F$GETSYI("FREE_GBLPAGES")    
     $ WRITE SYS$OUTPUT F$GETSYI("FREE_GBLSECTS") 

グローバル・ページ, およびグローバル・セクション の値は次のようにして変更することができます。

  1. SYS$SYSTEM:MODPARAMS.DAT に追加
    次の行を SYS$SYSTEM:MODPARAMS.DAT に加えてください。


        GBLPAGES=<グローバル・ページの値(ページレット)> 
        GBLSECTIONS=<グローバル・セクションの値> 
    


    あるいは,次の行でもかまいません。


        ADD_GBLPAGES=<追加するグローバル・ページの値(ページレット)>
        ADD_GBLSECTIONS=<追加するグローバル・セクションの値>
    


  2. AUTOGENをかける
    次のように AUTOGEN を実行してください。


        $ @SYS$UPDATE:AUTOGEN GETDATA REBOOT NOFEEDBACK 
    


    システムがシャット・ダウンされリブートされます。グローバル・ページとグローバル・セクションの値は, SYS$SYSTEM:MODPARAMS.DAT に書かれた値に変更されます。



1.10 システム・ディスクのバックアップ

インストレーション中に問題が発生したときのために,あらかじめシステム・ディスクのバックアップをとっておくことをお勧めします。バックアップ実行の詳細については,『 OpenVMS システム管理者マニュアル』を参照してください。

1.11 日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 より前のバージョンからのアップグレード

日本語 OpenVMS Alpha V7.2,V7.2-1,V7.2-2,V7.3,V7.3-1 から日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 にアップグレードする場合は,必ず以下の手順で行うようにしてください。

  1. 日本語 DECwindows Motif の削除
    日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 がサポートする標準版 DECwindows Motif のバージョンは V1.3-1 以上です。これより古いバージョンの標準版 DECwindows Motif がインストールされている場合は,標準版 OpenVMS のインストレーション時に自動的に標準版 DECwindows Motif がアップグレードされます。この場合,あらかじめ日本語 DECwindows Motif を削除しておくことが必要になります。
    日本語版 DECwindows Motif の削除方法については,ご使用のバージョンの日本語 DECwindows Motif の『インストレーション・ガイド』を参照してください。

  2. SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COM の編集
    SYS$MANAGER:SYSTARTUP_VMS.COM をエディタで編集して,日本語 OpenVMS Alpha のスタートアップ・プロシージャの行を以下のようにコメント・アウトしてください。


        $! @SYS$STARTUP:JSY$STARTUP.COM    
    


    この作業を行わないと,後の作業で警告メッセージが表示されます。

  3. 標準版 OpenVMS Alpha V7.3-2 へのアップグレード
    標準版 OpenVMS Alpha V7.3-2 のキットを用いて,標準版 OpenVMS Alpha のアップグレードを行ってください。アップグレードの方法については『 OpenVMS Alpha Version 7.3-2 Upgrade and Installation Manual 』を参照してください。
    DECwindows Motif のアップグレードを行う場合は,オペレーティング・システムのアップグレードと同時に行うことができます。

    注意

    日本語 TCP/IP をインストールしている場合は,標準版の TCP/IP はインストールしないようにしてください。

  4. XPG4 ロケール・データ・ファイル・キットのインストール
    ロケール・データ・ファイル・キット ALPVMSI18N04_073 のインストレーションを行ってください。インストレーションの手順は 第 1.5.2 項 を参照してください。

  5. 日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 へのアップグレード
    日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 のインストレーションを行ってください。以後の作業については, 第 2 章 およびそれ以降の章を参照してください。

  6. 日本語 DECwindows Motif のインストレーション
    日本語 OpenVMS Alpha V7.3-2 でサポートされる日本語 DECwindows Motif のバージョンは V1.3-1 以上です。日本語ウィンドウ環境が必要な場合は日本語 DECwindows Motif V1.3-1 以上をインストールしてください。

  7. 日本語 TCP/IP のインストレーション
    日本語 TCP/IP を使用する場合は,V5.4 をインストールしてください。


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