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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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まえがき
第 1 章:デバッガ・コマンド・ディクショナリ概要
第 2 章:デバッガ・コマンド・ディクショナリ
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デバッガ・コマンド・ディクショナリ


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  1. この STEP コマンドは VVDIVD 命令を実行する直前に 99 行目でプログラム実行を中断する。この例では,VVDIVD 命令が浮動小数点のゼロ除算例外を起動すると想定する。

  2. この STEP コマンドは VVDIVD 命令を実行する。ただし,例外はプログラムの実行中のこの時点までは許可されない。

  3. EXAMINE/FLOAT コマンドはデスティネーション・レジスタ V2 の要素 1 にデコードされた例外メッセージを表示する。これは浮動小数点のゼロ除算例外が起動され,実行要求を保留中であることを確認するものである。

  4. SYNCHRONIZE VECTOR_MODE コマンドは保留中のベクタ例外の実行要求を即座に行うよう強制する。 <endsection>




ソース・コードの行を表示します。

形式

TYPE [[module-name\]line-number[:line-number]
[,[module-name\]line-number[:line-number][,...]]]


パラメータ



module-name

表示の対象となるソース行を含むモジュールを指定します。行番号といっしょにモジュール名を指定する場合には,標準のパス名表記を使用します。つまり,モジュール名と行番号の間に円記号 (\)を挿入してください。

モジュール名を指定しないと,デバッガは表示の対象となるソース行を見つけるために現在の有効範囲を使用します (現在の有効範囲は前回の SET SCOPE コマンドで設定されます。SET SCOPE コマンドを入力していなかった場合には,PC 範囲が使用されます)。SET SCOPE コマンドで有効範囲検索リストを指定すると,デバッガはソース行を検索するために最初に指定された有効範囲に対応するモジュールだけを検索します。

line-number

コンパイラ生成行番号 (1 つまたは複数のソース言語文にラベルを付けるために使用される番号) を指定します。

行番号を 1 つだけ指定すると,デバッガはその行番号に対応するソース・コードを表示します。

1 つ 1 つをコンマで区切ることにより行番号のリストを指定すると,デバッガは指定された行番号のそれぞれに対応するソース・コードを表示します。

コロン(:)で範囲内の開始行番号と終了行番号を区切り,行番号の範囲を指定すると,デバッガは指定範囲の行番号に対応するソース・コードを表示します。

1 で始まり,モジュールの最大行番号以上の数字で終わる行番号の範囲を指定することにより,モジュールのソース行全部を表示できます。

ソース行を 1 行表示したあとは,行番号を指定しないで TYPE コマンドを入力する (つまり,TYPE を入力したあと Return キーを押す) ことにより,同じモジュール内の次の行を表示できます。そのあとは,この手順を繰り返すこと,つまり,ソース・プログラムを一度に 1 行ずつ読むことにより,次の行とそれに続く行を表示できます。


説明

TYPE コマンドは指定された行番号に対応するソース・コードの行を表示します。ソース・コードの行を示すためにデバッガが使用する行番号はコンパイラによって作成されます。行番号はコンパイラ生成リストと画面モードのソース表示に示されます。

TYPE コマンドでモジュール名を指定する場合,モジュールを設定しなければなりません。特定のモジュールが設定されているかを判断するには, SHOW MODULE コマンドを使用します。次に必要であれば,SET MODULE コマンドを使用します。

画面モードでは,TYPE コマンドの出力は出力表示でも DO 表示でもなく,現在のソース表示に出力されます。ソース表示は指定された行とその前後の行で表示ウィンドウに収まるだけの行を示します。

関連コマンド

EXAMINE/SOURCE
SET (BREAK,TRACE,WATCH)/[NO]SOURCE
SET MODE [NO]SCREEN
(SET,SHOW,CANCEL) SCOPE
SET STEP [NO]SOURCE
STEP/[NO]SOURCE

#1

DBG> TYPE 160
module COBOLTEST 
   160: START-IT-PARA.
DBG> TYPE
module COBOLTEST 
   161:         MOVE SC1 TO ES0.
DBG>

この例では,最初の TYPE コマンドは 160 行目を表示します。このとき,その行番号を含むモジュールを検索するために現在の有効範囲を使用します。2 番目のTYPE コマンドは行番号を指定せずに入力されており,同じモジュール内の次の行を表示します。

#2

DBG> TYPE 160:163
module COBOLTEST 
   160: START-IT-PARA. 
   161:         MOVE SC1 TO ES0. 
   162:         DISPLAY ES0. 
   163:         MOVE SC1 TO ES1.
DBG>

このコマンドはモジュールを検索するために現在の有効範囲を使用し, 160 行目から 163 行目までを表示します。

#3

DBG> TYPE SCREEN_IO\7,22:24

このコマンドはSCREEN_IO モジュール内にある 7 行目と 22 行目から 24 行目までを表示します。




デバッガは,ターゲット・プロセスが停止するのを待ってから,次のコマンドの入力を求めるプロンプトを表示するようになります。

形式

WAIT


説明

マルチプロセス・プログラムをデバッグしているときに WAIT コマンドを入力すると,デバッガは前のコマンドで指定されたすべてのプロセスが実行を完了するのを待ってから,新たなコマンドを受け付けて実行するためのプロンプトを表示するようになります。

関連コマンド

STOP
SET MODE [NO]INTERRUPT
SET MODE [NO]WAIT


all> 2,3> GO;WAIT
processes 2,3 
  break at CLIENT\main\%LINE 18814 
      18814:      status = sys$qiow (EFN$C_ENF,  mbxchan, 
                        IO$_READVBLKIO$M_WRITERCHECK, myiosb) 
process 1 
  break at SERVER\main\%LINE 18834 
      18834:             if ((myiosb.iosb$w_status ==  
                        SS$_NOREADER) && (pos_status != -1)) 
all>
 

このコマンド・シーケンスは,ターゲット・プロセス (この例では 2 と 3) を実行します。その後デバッガは,両方のプロセスがブレークポイントに達するのを待ってから,次のコマンドの入力を求めるプロンプトを表示します。




指定した言語式 (ブール式) が真と評価されているときに,一連のコマンドを実行します。

形式

WHILE Boolean-expression DO (command[;...])


パラメータ



Boolean-expression

現在設定されている言語でブール値 (真または偽) と評価される言語式を指定します。

command

デバッガ・コマンドを指定します。複数のコマンドを指定する場合には,それぞれをセミコロン(;)で区切ってください。デバッガは,実行ごとにコマンド内のすべての式の構文をチェックしてから,それらを評価します。

説明

WHILE コマンドは現在の言語でブール式を評価します。値が真の場合には,DO 句のコマンド・リストが実行されます。すると,WHILE コマンドは手順を繰り返し,ブール式が偽と評価されるまでその式を再評価し,コマンド・リストを実行します。

ブール式が偽の場合,WHILE コマンドは終了します。

関連コマンド

EXITLOOP
FOR
REPEAT


DBG> WHILE (X .EQ. 0) DO (STEP/SILENT)

このコマンドは,X が 0 ではなくなるまでプログラム内の命令をステップ実行していくようデバッガに指示します (Fortran の例)。


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