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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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まえがき
第 1 章:デバッガ・コマンド・ディクショナリ概要
第 2 章:デバッガ・コマンド・ディクショナリ
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デバッガ・コマンド・ディクショナリ


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1 つまたは複数の既存の画面ディスプレイを示します。

注意

このコマンドは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。


形式

SHOW DISPLAY [display-name[,...]]


パラメータ



display-name

ディスプレイの名前を指定します。名前を指定しない場合またはワイルドカード文字のアスタリスク (*) をそれだけで指定する場合,すべてのディスプレイ定義がリストされます。ディスプレイ名の中ではワイルドカードを使用できます。 /ALL 修飾子を指定する場合,ディスプレイ名は指定できません。

修飾子



/ALL

すべてのディスプレイ定義をリストします。

説明

SHOW DISPLAY コマンドはディスプレイ・リストでの順番に従ってすべてのディスプレイをリストします。ディスプレイ・ペーストボードの一番下になっているディスプレイが最初にリストされ,ディスプレイ・ペーストボードの一番上にあるディスプレイが最後にリストされます。

1 つのディスプレイにつき,SHOW DISPLAY コマンドはその名前,最大サイズ,画面ウィンドウ,表示対象 ( デバッグ・コマンド・リストも含めて ) をリストします。また,ディスプレイをペーストボードから削除するか,動的なものにするか ( 画面サイズが SET TERMINAL コマンドで変更された場合に,動的ディスプレイは自動的にそのウィンドウ寸法を調整する ) も示します。

関連コマンド

DISPLAY
EXTRACT/SCREEN_LAYOUT
(CANCEL) DISPLAY
(SET,CANCEL,SHOW) WINDOW
SHOW SELECT


DBG> SHOW DISPLAY
display SRC at H1, size = 64, dynamic 
    kind = SOURCE (EXAMINE/SOURCE .%SOURCE_SCOPE\%PC) 
display INST at H1, size = 64, removed, dynamic 
    kind = INSTRUCTION (EXAMINE/INSTRUCTION .0\%PC) 
display REG at RH1, size = 64, removed, dynamic, kind = REGISTER 
display OUT at S45, size = 100, dynamic, kind = OUTPUT 
display EXSUM at Q3, size = 64, dynamic, kind = DO (EXAMINE SUM) 
display PROMPT at S6, size = 64, dynamic, kind = PROGRAM
DBG>

SHOW DISPLAY コマンドは現在定義されているディスプレイをすべてリストします。この例では,ディスプレイの中には,定義済みディスプレイが 5 つ (SRC,INST,REG,OUT,PROMPT) とユーザ定義 DO ディスプレイの EXSUM が含まれています。ディスプレイ INST と REG はディスプレイ・ペーストボードから削除されます。それらを画面上に表示するには DISPLAY コマンドを使用しなければなりません。




SET EDITOR コマンドで設定された,EDIT コマンドが取る処置を示します。

形式

SHOW EDITOR


説明

関連コマンド
EDIT
SET EDITOR

#1

DBG> SHOW EDITOR
The editor is SPAWNed, with command line 
    "EDT/START_POSITION=(n,1)"
DBG>

この例では,EDIT コマンドはサブプロセスで EDT エディタを作成します。コマンド行に付けられた /START_POSITION 修飾子は,初期状態では編集カーソルをデバッガの現在のソース表示の中央の行の先頭に置くことを表します。

#2

DBG> SET EDITOR/CALLABLE_TPU
DBG> SHOW EDITOR
The editor is CALLABLE_TPU, with command line "TPU"
DBG>

この例では,SHOW EDITOR コマンドは EDIT コマンドが DEC Text Processing ユーティリティ (DECTPU) の呼び出し可能バージョンを起動することを表します。編集カーソルは初期状態ではソース行 1 の先頭に置かれます。




現在のイベント機能と対応するイベント名を示します。

イベント機能は Ada ルーチンを呼び出すプログラムか,または POSIX Threads サービスを使用するプログラムの場合に使用できます。 VAX プロセッサでは,イベント機能は SCAN ルーチンを呼び出すプログラムの場合にも使用できます


形式

SHOW EVENT_FACILITY


説明

現在のイベント機能 (ADA,THREADS または SCAN) は SET BREAK/EVENT コマンドと SET TRACE/EVENT コマンドで設定できるイベントポイントを定義します。

SHOW EVENT_FACILITY コマンドは現在のイベント機能に対応するイベント名を示します。それらのイベント名は (SET,CANCEL) BREAK/EVENT コマンドと (SET,CANCEL) TRACE/EVENT コマンドで指定できるキーワードです。

関連コマンド

(SET,CANCEL) BREAK/EVENT
SET EVENT_FACILITY
(SET,CANCEL) TRACE/EVENT
SHOW BREAK
SHOW TASK
SHOW TRACE


DBG> SHOW EVENT_FACILITY
event facility is THREADS
    ...

このコマンドは現在のイベント機能が THREADS( POSIX Threads ) であることを示し,それに対応する,SET BREAK/EVENT コマンドまたは TRACE/EVENT コマンドで使用できるイベント名をリストします。




プログラムで宣言されている終了ハンドラを示します。

形式

SHOW EXIT_HANDLERS


説明

終了ハンドラ・ルーチンが呼び出された順番 ( つまり,後入れ先出し法 ) で表示されます。ルーチン名は可能な場合にはシンボルで表示されます。そうでない場合には,そのアドレスが表示されます。デバッガの終了ハンドラは表示されません。


DBG> SHOW EXIT_HANDLERS
exit handler at STACKS\CLEANUP
DBG>

このコマンドは終了ハンドラ・ルーチンの CLEANUP を示します。 CLEANUP はモジュール STACKS で宣言されています。




実行中のプログラムの一部になっている 1 つまたは複数のイメージに関する情報を表示します。

形式

SHOW IMAGE [image-name]


パラメータ



image-name

表示にいれるイメージの名前を指定します。名前を指定しない場合またはワイルドカード文字のアスタリスク (*) をそれだけで指定する場合,すべてのイメージがリストされます。イメージ名の中に * を使用できます。

説明

SHOW IMAGE コマンドは次の情報を表示します。

  • イメージの名前

  • イメージの開始アドレスと終了アドレス

  • イメージがSET IMAGE コマンドで設定されているか ( 実行時シンボル・テーブル RST にロードされているか )

  • デバッグ・コンテキスト ( アスタリスク (*) でマークされる ) になっている現在のイメージ

  • 表示で選択されるイメージの総数

  • RST やその他の内部構造に対して割り当てられているバイト数

SHOW IMAGE は /RESIDENT 修飾子を使用してインストールされているイメージのメモリ範囲すべてを表示するわけではありません。代わりに,このコマンドはプロセス・データ・リージョンだけを表示します。

関連コマンド

(SET,CANCEL) IMAGE
(SET,SHOW,CANCEL) MODULE


DBG> SHOW IMAGE SHARE*
 image name            set    base address    end address 
 
*SHARE                 yes    00000200        00000FFF 
 SHARE1                no     00001000        000017FF 
 SHARE2                yes    00018C00        000191FF 
 SHARE3                no     00019200        000195FF 
 SHARE4                no     00019600        0001B7FF 
 
 total images: 5       bytes allocated: 33032
DBG>

この SHOW IMAGE コマンドは名前が SHARE で始まり,プログラムに対応づけられているイメージすべてを示します。 SHARE と SHARE2 のイメージは設定されています。アスタリスク (*)は SHARE を現在のイメージとして示します。




デバッガの定義済みキー定義と DEFINE/KEY コマンドで作成されたキー定義を表示します。

注意

このコマンドは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。


形式

SHOW KEY [key-name]


パラメータ



key-name

その定義を表示するファンクション・キーを指定します。ワイルドカード文字のアスタリスク (*) は使用できません。代わりに /ALL 修飾子を使用してください。 /ALL または /DIRECTORY を指定する場合は,キー名は指定できません。有効なキー名は次のとおりです。

キー名 LK201 キーボード VT100 型 VT52 型
PF1 PF1 PF1 Blue
PF2 PF2 PF2 Red
PF3 PF3 PF3 Black
PF4 PF4 PF4  
KP0-KP9 キーパッド 0〜9 キーパッド 0〜9 キーパッド 0〜9
PERIOD キーパッドのピリオド (.) キーパッドのピリオド (.)  
COMMA キーパッドのコンマ (,) キーパッドのコンマ (,)  
MINUS キーパッドのマイナス (--) キーパッドのマイナス (--)  
ENTER Enter ENTER ENTER
E1 Find    
E2 Insert Here    
E3 Remove    
E4 Select    
E5 Prev Screen    
E6 Next Screen    
HELP Help    
DO Do    
F6--F20 F6--F20    


修飾子



/ALL

省略時の設定では現在の状態に対するすべてのキー定義を表示し,そうでない場合には /STATE で指定された状態に対するすべてのキー定義を表示します。

/BRIEF

キー定義だけを表示します (省略時の設定では,指定された状態も含めて,キー定義に対応するすべての修飾子も表示されます)。

/DIRECTORY

対応するキーが定義されているすべての状態の名前を表示します。この修飾子を指定する場合,他の修飾子は指定できません。

/STATE=(state-name [,...])



/NOSTATE (省略時の設定)

対応するキー定義が表示される 1 つまたは複数の状態を選択します。 /STATE 修飾子を指定すると,指定された状態に対するキー定義を表示します。DEFAULT や GOLD などの定義済みキー状態,またはユーザ定義状態を指定できます。状態名には任意の適切な英数字文字列を指定できます。/NOSTATE 修飾子を指定すると,現在の状態に対するキー定義だけが表示されます。

説明

このコマンドを使用するには,その前にキーパッド・モードが有効 (SET MODE KEYPAD) に設定されていなければなりません。省略時の設定では,キーパッド・モードは有効になっています。

省略時の設定では,現在のキー状態は DEFAULT 状態です。 SET KEY/STATE コマンドを使用するか,または状態を変更するキー ( つまり,DEFINE/KEY/LOCK_STATE または /SET_STATE で定義されたキー ) を押すことにより現在の状態を変更できます。

関連コマンド

DEFINE/KEY
DELETE/KEY
SET KEY

#1

DBG> SHOW KEY/ALL

このコマンドは現在の状態に対するすべてのキー定義を表示します。

#2

DBG> SHOW KEY/STATE=BLUE KP8
GOLD keypad definitions: 
  KP8 = "Scroll/Top" (noecho,terminate,nolock)
DBG>

このコマンドは BLUE 状態のキーパッド・キー 8 の定義を表示します。

#3

DBG> SHOW KEY/BRIEF KP8
DEFAULT keypad definitions: 
  KP8 = "Scroll/Up"
DBG>

このコマンドは現在の状態のキーパッド・キー 8 の定義を表示します。

#4

DBG> SHOW KEY/DIRECTORY
MOVE_GOLD 
MOVE_BLUE 
MOVE 
GOLD 
EXPAND_GOLD 
EXPAND_BLUE 
EXPAND 
DEFAULT 
CONTRACT_GOLD 
CONTRACT_BLUE 
CONTRACT 
BLUE
DBG>

このコマンドは対応するキーが定義されている状態の名前を表示します。




現在の言語を示します。

形式

SHOW LANGUAGE


説明

現在の言語は前回 SET LANGUAGE コマンドで設定された言語です。 SET LANGUAGE コマンドを入力しなかった場合,省略時の設定では現在の言語はメイン・プログラムを含んでいるモジュールの言語です。

関連コマンド

SET LANGUAGE


DBG> SHOW LANGUAGE
language: BASIC
DBG>

このコマンドは現在の言語の名前を BASIC と表示します。




デバッガがログ・ファイルに書き込みを行っているのかどうかを示し,現在のログ・ファイルを示します。

形式

SHOW LOG


説明

現在のログ・ファイルは前回 SET LOG コマンドで設定されたログ・ファイルです。省略時の設定では,SET LOG コマンドを入力していなかった場合,現在のログ・ファイルは SYS$DISK:[]DEBUG.LOG ファイルになります。

関連コマンド

SET LOG
SET OUTPUT [NO]LOG
SET OUTPUT [NO]SCREEN_LOG

#1

DBG> SHOW LOG
not logging to DEBUG.LOG
DBG>

このコマンドは現在のログ・ファイルの名前を DEBUG.LOG ( 省略時のログ・ファイル ) と表示し,デバッガがそのファイルに書き込みを行っていないことを通知します。

#2

DBG> SET LOG PROG4
DBG> SET OUTPUT LOG
DBG> SHOW LOG
logging to USER$:[JONES.WORK]PROG4.LOG
DBG>

この例では,SET LOG コマンドは現在のログ・ファイルが ( 現在の省略時のディレクトリにある ) PROG4.LOG であることを設定します。SET OUTPUT LOG コマンドを実行すると,デバッガはそのファイルにデバッガの入出力を記録します。 SHOW LOG コマンドはデバッガが現在の省略時のディレクトリにあるログ・ファイル PROG4.COM に書き込み中であることを確認します。




ソース・コードを表示するための現在のソース行のマージン設定を示します。

注意

このコマンドは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。


形式

SHOW MARGINS


説明

現在のマージン設定は前回 SET MARGINS コマンドで設定されたマージン設定です。省略時の設定では,SET MARGINS コマンドを入力しなかった場合,左マージンは 1 に,右マージンは 255 に設定されます。

関連コマンド

SET MARGINS

#1

DBG> SHOW MARGINS
left margin: 1 , right margin: 255
DBG>

このコマンドは省略時のマージン設定として 1 と 255 を表示します。

#2

DBG> SET MARGINS 50
DBG> SHOW MARGINS
left margin: 1 , right margin: 50
DBG>

このコマンドは省略時の左マージン設定として 1 を,変更された右マージン設定として 50 を表示します。

#3

DBG> SET MARGINS 10:60
DBG> SHOW MARGINS
left margin: 10 , right margin: 60
DBG>

このコマンドはそれぞれ 10 と 60 に変更された左右のマージン設定を表示します。


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