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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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まえがき
第 1 章:デバッガ・コマンド・ディクショナリ概要
第 2 章:デバッガ・コマンド・ディクショナリ
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デバッガ・コマンド・ディクショナリ


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1 つまたは複数の共用可能イメージのシンボル情報をロードし,現在のイメージを設定します。

形式

SET IMAGE [image-name[,...]]


パラメータ



image-name

共用可能イメージを指定します。ワイルドカード文字のアスタリスク (*) は使用できません。代わりに /ALL 修飾子を使用してください。 /ALL を指定する場合は,イメージ名は指定できません。

修飾子



/ALL

すべての共用可能イメージを設定することを指定します。

説明

SET IMAGE コマンドは指定された 1 つまたは複数のイメージのデータ構造を作成しますが,指定されたイメージ内のモジュールは設定しません。

現在のイメージとは現在のデバッグ・コンテキストです。アクセスするのは現在のイメージ内のシンボルです。 SET IMAGE コマンドで 1 つのイメージだけを指定すると,そのイメージが現在のイメージになります。複数のイメージを並べて指定すると,そのリストで最後のイメージが現在のイメージになります。 /ALL を指定すると,現在のイメージは変化しません。

SET IMAGE コマンドでイメージを設定する前に, DCL コマンドの LINK に /DEBUG 修飾子または /TRACEBACK 修飾子を指定してイメージをリンクしなければなりません。 /NOTRACEBACK でリンクするとそのイメージのシンボル情報は使用できません。また,SET IMAGE コマンドで指定することもできなくなります。

DEFINE/ADDRESS コマンドと DEFINE/VALUE コマンドで作成した定義は,それらを作成したコンテキストのイメージが現在のイメージである場合だけ使用できます。 SET IMAGE コマンドを使用して新しく現在のイメージを設定すると,これらの定義は一時的に使用できなくなります。ただし,DEFINE/COMMAND コマンドまたは DEFINE/KEY コマンドで作成した定義はすべてのイメージで使用できます。

関連コマンド

SET MODE [NO]DYNAMIC
(SET,SHOW,CANCEL) MODULE
(SHOW,CANCEL) IMAGE


DBG> SET IMAGE SHARE1
DBG> SET MODULE SUBR
DBG> SET BREAK SUBR

このコマンド列は,共用可能イメージ SHARE1 の SUBR モジュール内の SUBR ルーチンにブレークポイントを設定する方法を示しています。 SET IMAGE コマンドはデバッグ・コンテキストを SHARE1 に設定します。 SET MODULE コマンドは SUBR モジュールのシンボル・レコードを実行時シンボル・テーブル (RST) にロードします。 SET BREAK コマンドは SUBR ルーチン内にブレークポイントを設定します。




現在のキーの状態を設定します。

注意

このコマンドは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。


形式

SET KEY


修飾子



/LOG (省略時の設定)



/NOLOG

キー状態が設定されていることを示すメッセージを表示するかどうかを制御します。/LOG 修飾子を指定すると,メッセージが表示されます。 /NOLOG 修飾子を指定すると,メッセージは表示されません。

/STATE[=state-name]



/NOSTATE (省略時の設定)

現在の状態として設定するキー状態を指定します。 GOLD などの定義済みのキー状態や利用者定義状態を指定できます。状態名は英数字文字列です。 /NOSTATE 修飾子を指定すると現在の状態は変わりません。

説明

このコマンドを使用する前に,キーパッド・モードにしなければなりません (SET MODE KEYPAD)。キーパッド・モードは省略時の設定です。

省略時の設定では,現在のキー状態は DEFAULT 状態です。ファンクション・キーを定義する場合,DEFINE/KEY/IF_STATE コマンドを使用してキー定義に特定の状態名を割り当てることができます。キーを押したときにその状態が設定されていないと,その定義は処理されません。SET KEY/STATE コマンドを使用すれば,現在の状態を適切な状態に変更することができます。

状態を変更するキー (DEFINE/KEY/LOCK_STATE/SET_STATE で定義されたキー ) を押しても,現在の状態を変更できます。

関連コマンド

DELETE/KEY
DEFINE/KEY
SHOW KEY


DBG> SET KEY/STATE=PROG3

このコマンドはキー状態を PROG3 状態に変更します。これで,このキー状態に関連したキー定義を使用できるようになります。




現在の言語を設定します。

形式

SET LANGUAGE language-name


パラメータ



language-name

言語を指定します。

VAX プロセッサでは,次のいずれかのキーワードを指定できます。

ADA BASIC BLISS C
C_PLUS_PLUS COBOL DIBOL FORTRAN
MACRO PASCAL PLI RPG
SCAN UNKNOWN    

Alpha プロセッサでは,次のいずれかのキーワードを指定できます。

ADA AMACRO BASIC BLISS
C C_PLUS_PLUS COBOL FORTRAN
MACRO MACRO64 PASCAL PLI
UNKNOWN      


説明

デバッガを起動すると,メイン・プログラムを含んでいるモジュールを作成した言語が現在の言語になります。通常,このモジュールはイメージ遷移アドレスを含んでいます。メイン・プログラムと異なるソース言語で作成されたモジュールをデバッグする場合は,SET LANGUAGE コマンドを使用して言語を変更します。

現在の言語設定により,デバッガ・コマンド内で指定した名前,演算子,式の解析方法と解釈方法が決まります。さらに,変数の型,配列,およびレコード構文の種類,整数データの入力と表示の省略時の基数,大文字小文字の区別などの解析方法と解釈方法も決まります。また,言語設定により,ユーザ・プログラムに関連したデータをデバッガがどのように形式化し表示するかも決まります。

データ入力と表示の省略時の基数はほとんどの言語の場合,10 進数です。 VAX プロセッサでは,例外は BLISS と MACRO--32 です。これらの省略時の基数は 16 進数です。 Alpha プロセッサでは,例外は BLISS と MACRO--32 と MACRO--64 です。これらの省略時の基数は 16 進数です。

コンパイラ生成型を持っていないプログラム記憶位置の省略時の型はロングワード整数です。これは,32 ビットのアプリケーションをデバッグするのに適しています。64 ビット・アドレス空間を使用するアプリケーションをデバッグするには,省略時の型をクォドワードに変更することをお薦めします。SET TYPE QUADWORD コマンドを実行してください。

サポートされない言語でコーディングしたプログラムをデバッグするには SET LANGUAGE UNKNOWN コマンドを使用します。サポートされない言語に対してデバッガの有用性を最大にするために, SET LANGUAGE UNKNOWN は,一部のサポート言語に固有なものを含め大量のデータ形式と演算子をデバッガが受け入れるようにします。

SET LANGUAGE UNKNOWN は,「最も穏やかな」規則を使用しているため,簡単で迅速な予備手段となります。

言語に固有な演算子と構造に関するデバッガ・サポートについての詳しい説明は,ヘルプ・トピック Language_Support を参照してください。

関連コマンド

EVALUATE
EXAMINE
DEPOSIT
SET MODE
SET RADIX
SET TYPE
SHOW LANGUAGE

#1

DBG> SET LANGUAGE COBOL

このコマンドは現在の言語として COBOL を設定します。

#2

DBG> SET LANGUAGE PASCAL

このコマンドは現在の言語として Pascal を設定します。




自動言語設定の状態を切り替えます。

形式

SET LANGUAGE/DYNAMIC


説明

デバッガを起動したとき,現在の言語は,メイン・プログラムを含んでいるモジュールが書かれている言語に設定されています。これは通常はイメージ転送アドレスを含んでいるモジュールです。省略時の設定では,実行されているプログラムの有効範囲が別の言語で書かれているモジュールに変更されると,デバッガは現在の言語をそのモジュールの言語に変更します。

SET LANGUAGE/NODYNAMIC コマンドを使用すると,デバッガが現在の言語を自動的に変更するのを禁止することができます。

関連コマンド

SET LANGUAGE
SHOW LANGUAGE

#1

DBG> SET LANGUAGE/NODYNAMIC

このコマンドは,SET LANGUAGE または SET LANGUAGE/DYNAMIC コマンドが入力されるまで,デバッガが現在の言語を変更するのを禁止します。




SET OUTPUT LOG コマンドを入力したときに,デバッガがログを書き込むログ・ファイルを指定します。

形式

SET LOG file-spec


パラメータ



file-spec

ログ・ファイルのファイル指定を示します。完全なファイル指定を行わないと,デバッガは,欠落しているフィールドの省略時のファイル指定は SYS$DISK:[]DEBUG.LOG であるとみなします。

指定したバージョン番号を持つファイルがすでに存在していると,デバッガは,そのファイルの最後にデバッグ・セッションのログを書き込みます。


説明

SET LOG コマンドはログ・ファイルの名前だけを決定します。すなわち,デバッガは指定されたファイルを作成したり書き込んだりしません。これを指定するのは SET OUTPUT LOG コマンドです。

SET OUTPUT LOG コマンドだけを入力して SET LOG コマンドを入力しないと,省略時の設定によってデバッガは SYS$DISK:[]DEBUG.LOG ファイルに書き込みます。

あるログ・ファイルにデバッガが書き込んでいるときに SET LOG コマンドで別のログ・ファイルを指定すると,デバッガはそれまで書き込んでいたファイルをクローズして,SET LOG コマンドで指定したファイルに書き込みを始めます。

関連コマンド

SET OUTPUT LOG
SET OUTPUT SCREEN_LOG
SHOW LOG

#1

DBG> SET LOG CALC
DBG> SET OUTPUT LOG

この例では,SET LOG コマンドが SYS$DISK:[]CALC.LOG をデバッグのログ・ファイルとして指定します。SET OUTPUT LOG を指定すると,ユーザの入力とデバッガの出力はそのファイルに書き込まれます。

#2

DBG> SET LOG [CODEPROJ]FEB29.TMP
DBG> SET OUTPUT LOG

この例では,SET LOG コマンドが [CODEPROJ]FEB29.TMP をログ・ファイルとして指定します。SET OUTPUT LOG コマンドを指定すると,ユーザの入力とデバッガの出力はそのファイルに書き込まれます。




ソース行文字の左端位置と右端位置を指定します。この位置はソース行の表示が開始する位置と終了する位置です。

注意

このコマンドは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。


形式

SET MARGINS rm
lm:rm
lm:
:rm


パラメータ



lm

ソース・コードの行の表示を開始するソース行文字位置です ( 左マージン )。

rm

ソース・コードの行の表示を終了するソース行文字位置です ( 右マージン )。

説明

SET MARGINS コマンドはソース行の表示だけを指定します。 EXAMINE コマンドなどによる他のデバッガ出力の表示には影響しません。

SET MARGINS コマンドはソース・コードの表示を制御するのに便利です。たとえば,大きくインデントされている場合や長い行を右マージンで自動改行する場合などに使用できます。このような場合,左マージンを設定すればソース・ディスプレイ内にインデント用のスペースが入らなくなります。また右マージンの設定値を ( 省略時の値 255 から ) 減らして行を短くし,自動改行されるのを防ぐことができます。

SET MARGINS コマンドは主に行 ( 非画面 ) モードのときに便利です。行モードでは,SET MARGINS コマンドはコマンド TYPE,EXAMINE/SOURCE, SEARCH,STEP を実行した結果や,ブレークポイント,トレースポイント,ウォッチポイントが検出された場合のソース行の表示を制御します。

画面モードでは,SET MARGINS コマンドは定義済みディスプレイ SRC などのソース・ディスプレイのソース行の表示には影響しません。 TYPE コマンドや EXAMINE/SOURCE コマンドの出力はソース・ディスプレイに直接出力されるので,SET MARGINS コマンドはこれらの出力には影響しません。SET MARGINS コマンドは,出力または DO ディスプレイ内に示されるソース・コードの表示 ( たとえば,STEP コマンドを実行したあと ) にだけ影響します。ただし,PF1-PF3 を押して画面モードにした場合,このようなソース・コードは表示されません。このシーケンスは SET MODE SCREEN コマンドだけでなく SET STEP NOSOURCE コマンドも実行して冗長なソース・ディスプレイを削除するからです。

省略時には,デバッガがソース行の文字位置 1 から表示を開始します。これは,ユーザ端末画面では文字位置 9 に相当します。画面の最初の 8 文字は行番号用に予約されており, SET MARGINS コマンドでは操作できません。

番号を 1 つだけ指定すると,デバッガは左マージンを 1 に,右マージンを指定された数に設定します。

2 つの数をコロンで区切って指定すると,デバッガはコロンの左側の数を左マージンに,右側の数を右マージンに設定します。

数を 1 つだけ指定してそのあとにコロンを入力すると,デバッガはその数を左マージンに設定し,右マージンは変更しません。

コロンを入力してそのあとに 1 つの数を指定すると,デバッガはその数を右マージンに設定し,左マージンは変更しません。

関連コマンド

SET STEP [NO]SOURCE
SHOW MARGINS

#1

DBG> SHOW MARGINS
left margin: 1 , right margin: 255
DBG> TYPE 14
module FORARRAY
   14:        DIMENSION IARRAY(4:5,5), VECTOR(10), I3D(3,3,4)
DBG>

この例はソース・コード行の省略時のマージン設定を表示します (1 と 255)。

#2

DBG> SET MARGINS 39
DBG> SHOW MARGINS
left margin: 1 , right margin: 39
DBG> TYPE 14
module FORARRAY 
   14:        DIMENSION IARRAY(4:5,5), VECTOR
DBG>

この例は,右マージンの設定を 255 から 39 に変更するとソース・コード行の表示がどうなるかを示します。

#3

DBG> SET MARGINS 10:45
DBG> SHOW MARGINS
left margin: 10 , right margin: 45
DBG> TYPE 14
module FORARRAY 
   14: IMENSION IARRAY(4:5,5), VECTOR(10),
DBG>

この例は,左右両方のマージンを変更後のソース・コード行の表示を示します。

#4

DBG> SET MARGINS :100
DBG> SHOW MARGINS
left margin: 10 , right margin: 100
DBG>

この例は,左マージン設定はそのままにして右マージン設定だけを変更する方法を示します。

#5

DBG> SET MARGINS 5:
DBG> SHOW MARGINS
left margin: 5 , right margin: 100
DBG>

この例は,右マージン設定はそのままにして左マージン設定だけを変更する方法を示します。




デバッガ・モードを使用可能または使用不可能にします。

形式

SET MODE mode[,...]


パラメータ



mode

デバッガ・モードを使用可能にするか使用不可能にするかを指定します。次のいずれかのキーワードを指定できます。

DYNAMIC 省略時の設定。動的モードを使用可能にします。動的モードを使用可能にすると,デバッガはプログラム実行中にモジュールとイメージを自動的に設定するので,SET MODULE または SET IMAGE コマンドを入力する必要がなくなります。特に,デバッガが実行に割り込みをかける ( デバッガ・プロンプトが表示される ) 場合は,実行が現在中断されているルーチンを含んでいるモジュールとイメージを必ず自動的に設定します。モジュールまたはイメージがすでに設定されている場合,動的モードはそのモジュールとイメージには何の影響も与えません。デバッガはモジュールまたはイメージを自動的に設定するときに情報メッセージを発行します。
NODYNAMIC 動的モードを使用不可能にします。モジュールまたはイメージが設定されると追加メモリが割り当てられるので,性能が下がらないよう動的モードを使用不可能にしたくなることがあります (CANCEL MODULE コマンドと CANCEL IMAGE コマンドでモジュールとイメージを取り消すことによってメモリを解放することもできます)。動的モードを使用不可能にした場合,SET MODULE コマンドと SET IMAGE コマンドで明示的にモジュールとイメージを設定しなければなりません。
G_FLOAT 式で指定した倍精度浮動小数点定数をデバッガが G_FLOAT として解釈することを指定します ( プログラム内で宣言された変数の解釈には影響しません )。
NOG_FLOAT 省略時の設定。式で指定した倍精度浮動小数点定数をデバッガが D_FLOAT として解釈することを指定します ( プログラム内で宣言された変数の解釈には影響しません )。
INTERRUPT マルチプロセス・プログラムのデバッグの際に有効です。いずれかのプロセスでプログラムの実行が停止されたとき,デバッガはイメージを実行していた他のすべてのプロセスの実行に割り込み,入力を求めるプロンプトを表示します。詳細は,『OpenVMS デバッガ説明書』を参照してください。
NOINTERRUPT 省略時の設定。マルチプロセス・プログラムのデバッグの際に有効です。いずれかのプロセスでプログラムの実行が停止されたとき,デバッガは他のプロセスに関しては何のアクションも行いません。
KEYPAD

注意

このパラメータは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。

省略時の設定。キーパッド・モードを使用可能にします。キーパッド・モードを使用可能にすると,数値キーパッドのキーを使用して定義済みの機能を実行できます。デバッガ・コマンド ( 画面モードで便利なもの ) の中にはキーパッド・キーにバインドされているものもあります。 ( ヘルプ・トピック Keypad_Definitions_CI を参照してください。また,現在のキー定義を調べるには SHOW KEY コマンドを使用してください。) DEFINE/KEY コマンドを使用してキー機能を再定義することもできます。

NOKEYPAD

注意

このパラメータは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。

キーパッド・モードを使用不可能にします。使用不可能にすると,数値キーパッドのキーは定義済み機能を果たさなくなります。また,DEFINE/KEY コマンドを使用してデバッガ機能をキーに割り当てることもできなくなります。

LINE 省略時の設定。可能ならば,プログラム記憶位置を行番号で表示することを指定します。
NOLINE デバッガが,プログラム記憶位置を行番号ではなく, routine-name + byte-offset で表示することを指定します。
OPERANDS[= keyword] (VAX のみ ) 命令を調べるために EXAMINE コマンドを使用したとき,命令,オペランド,オペランドのアドレス,オペランドの内容を表示するように指定します。オペランドがレジスタでない場合に表示する情報のレベルは BRIEF キーワードと FULL キーワードのどちらを使用するかで異なります。省略時の設定は OPERANDS=BRIEF です。
NOOPERANDS (VAX のみ。省略時の設定。) 命令を調べるために EXAMINE コマンドを使用したときに,命令とオペランドを表示するように指定します。
SCREEN

注意

このパラメータは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。

画面モードを使用可能にします。画面モードを使用可能にすると,端末の画面を長方形の領域に分割して,各領域にそれぞれ別のデータを表示することができます。画面モードでは,省略時の設定 ( 行単位の非画面モード ) より多くの情報をもっと都合よく表示できます。また,定義済みのディスプレイを使用することも,自分で定義することもできます。

NOSCREEN

注意

このパラメータは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。

省略時の設定。画面モードを使用不可能にします。

SCROLL

注意

このパラメータは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。

省略時の設定。スクロール・モードを使用可能にします。スクロール・モードを使用可能にすると,画面モード出力や DO ディスプレイは,生成されるたびに行ごとにスクロールすることによって更新されます。

NOSCROLL

注意

このパラメータは,デバッガへの HP DECwindows Motif for OpenVMS ユーザ・インタフェースでは使用できません。

スクロール・モードを使用不可能にします。スクロール・モードを使用不可能にすると,画面モード出力や DO ディスプレイは,コマンド 1 つにつき 1 回だけ更新されます ( 出力が生成されるたびに 1 行ずつ更新されるわけではありません )。スクロール・モードを使用不可能にすると,発生する画面更新回数が少なくなり,処理速度が遅い端末では便利です。

SEPARATE (VWS を実行するワークステーションにだけ適用します。) デバッガの入出力用に別ウィンドウを作成することを指定します。画面用プログラムでは,プログラムの入出力を含めすべてのデバッガの表示がウィンドウ内で移動させられてしまうので,この機能を使用すると便利です。別ウィンドウは高さ 24 行,幅 80 桁で, VT シリーズの端末画面をエミュレートします。
NOSEPARATE ( 省略時の設定。VWS を実行するワークステーションだけに適用します。) デバッガの入出力用に別ウィンドウを作成しないことを指定します。
SYMBOLIC 省略時の設定。シンボリック・モードを使用可能にします。シンボリック・モードを使用可能にすると,( 可能ならば ) アドレス式で示した記憶位置をシンボルで表示し,( 可能ならば ) 命令オペランドをシンボルで表示します。EXAMINE/NOSYMBOLIC を指定すると,EXAMINE コマンドの実行中,SET MODE SYMBOLIC を上書きできます。
NOSYMBOLIC シンボリック・モードを使用不可能にします。シンボリック・モードを使用不可能にすると,デバッガは数値アドレスをシンボル化しません ( デバッガは数字を名前に変換しません )。これは,シンボリック名ではなく数値アドレスを表示するときに便利です ( これらのアドレスに対応するシンボリック名が存在する場合 )。シンボリック・モードを使用不可能にするとデバッガは数値から名前に変換する必要がないので,コマンド処理はいくらか速くなります。 EXAMINE/SYMBOLIC を使用すると,EXAMINE コマンドの実行中, SET MODE NOSYMBOLIC を上書きできます。
WAIT 省略時の設定。WAIT モードを使用可能にします。 WAIT モードでは,デバッガは制御下にあるすべてのプロセスが停止するのを待ってから,新しいコマンドの入力を求めるプロンプトを表示します。詳細は,『OpenVMS デバッガ説明書』を参照してください。
NOWAIT WAIT モードを使用不可能にします。 NOWAIT モードでは,デバッガは一部またはすべてのプロセスが実行中であっても,ただちに新しいコマンドの入力を求めるプロンプトを表示します。


説明

SET MODE コマンドについて詳しくは,パラメータの説明を参照してください。これらのモードの省略時の値はどの言語の場合も同じです。


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