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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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まえがき
リファレンス・セクション
付録 A:廃止されたコマンド
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OpenVMS
DCL ディクショナリ


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特定のディスク上で特定のユーザに対して使用が許可されている,現在のディスク・クォータを表示します。このコマンドが表示する情報には,使用可能な領域のサイズと,許可されている超過量も含まれます。

他のユーザのクォータを表示するには,クォータ・ファイルに対する読み込み(R)アクセス権が必要です。


形式

SHOW QUOTA


説明

SHOW QUOTA コマンドは,特定のディスク上で特定のユーザに対するディスク・クォータを表示します。使用済みクォータ,許可クォータ,使用可能クォータが,ブロック数で表示されます。許可されている超過値も表示されます。

修飾子



/DISK[=装置名[:]]

クォータ値を表示するディスクを指定します。省略時の設定では,現在の省略時のディスク ( 論理名 SYS$DISK) についての情報が表示されます。

/USER=uic または識別子

どのユーザのクォータを表示するか指定します。省略時の設定では,現在のユーザに対するクォータが表示されます。

#1

$ SHOW QUOTA
User [360,010] has 2780 blocks used, 7220 available,
of 10000 authorized and permitted overdraft of 500 blocks on DISK$

この SHOW QUOTA コマンドは,現在のユーザに対して,現在の省略時のディスク上での,使用可能なディスク領域のサイズ,使用済みのディスク領域のサイズ,未使用のディスク領域のサイズを表示します。この例では,許可されている超過量は 500 ブロックです。

#2

$ SHOW QUOTA /USER=[360,007]/DISK=XXX1:
%SYSTEM-F-NODISKQUOTA, no disk quota entry for this UIC

この SHOW QUOTA コマンドは,[360,007] という UIC を持つユーザに対しては, XXX1 という装置にはディスク・クォータが割り当てられていないことを示しています。

#3

$ SHOW QUOTA /USER=[360,111]
User [360,111] has 27305 blocks used, 2305 OVERDRAWN,
of 25000 authorized and permitted overdraft of 4000 blocks on DISK$

この SHOW QUOTA コマンドは,クォータを超過したユーザを示しています。




マルチブロック数,マルチバッファ数,ネットワーク転送サイズ,プロローグ・レベル,拡張サイズ,およびクエリー・ロック・オプションの現在の省略時の値を表示します。

形式

SHOW RMS_DEFAULT


説明

SHOW RMS_DEFAULT コマンドは,OpenVMS レコード管理サービス (RMS) がファイル操作に使用する省略時のマルチバッファ数,マルチブロック数,ネットワーク・ブロック数,プロローグ・レベル,拡張サイズ,およびクエリー・ロック・オプションの情報を表示します。これらの値は,現在のプロセス・レベルとシステム・レベルの両方で提供されます。

SHOW RMS_DEFAULT コマンドは,順編成ファイルの3つのクラス (ディスク,磁気テープ,ユニット・レコード) の値を含め,ファイル・タイプごとのマルチバッファ数値をリストします。


修飾子



/OUTPUT[=ファイル指定]



/NOOUTPUT

コマンドの出力先を指定します。省略時の設定は SYS$OUTPUT です。ファイル指定にワイルドカード文字は使用できません。 /OUTPUT 修飾子に,部分的なファイル指定(たとえば,ディレクトリだけ) を指定した場合は,SHOW という省略時のファイル名と, LIS という省略時のファイル・タイプが使用されます。

/NOOUTPUT 修飾子を指定した場合は,何も出力されません。


#1

$ SHOW RMS_DEFAULT
        MULTI- |               MULTIBUFFER COUNTS            | NETWORK
        BLOCK  | Indexed Relative         Sequential         | BLOCK
        COUNT  |                  Disk  Magtape  Unit Record | COUNT
Process   0    |    0        0      0      0         0       |   0
System   16    |    0        0      0      0         0       |   8
         Prolog    Extend Quantity      VCC_DFW     QUERY_LOCK
Process    0              0                0        System
System     0              0                0        Enabled
         CONTENTION_POLICY
Process      System
System       Never
 
 

この SHOW RMS_DEFAULT コマンドは,システム・マルチブロック数が 16 であり,ネットワーク・ブロック数が 8 であることを示しています。これらの値は典型的な値です。プレースホルダ VCC_DFW は,現在弊社に予約されています。




保護オブジェクトの名前,クラス,およびプロファイルを表示します。

形式

SHOW SECURITY オブジェクト名


パラメータ



オブジェクト名

機密保護プロファイルを表示したいオブジェクトを指定します。オブジェクト・クラスが SECURITY_CLASS の場合は,全機密保護クラス・オブジェクトが表示されます。 ( 明示的 / 暗黙指定に関わらず ) オブジェクト・クラスが FILE の場合は,ワイルドカード文字が使用できます。ただし,この他(FILE または SECURITY_CLASS 以外)のクラスでは,ワイルドカード文字は使用できません。

説明

SHOW SECURITY コマンドは,保護オブジェクトの名前,クラス,およびプロファイルを表示します。プロファイルには,アクセス制御リスト (ACL),保護コード,および保護オブジェクトの所有者が含まれます。 SECURITY_CLASS オブジェクトの場合,SHOW SECURITY は,新しいオブジェクトのプロファイルの基礎になるすべてのテンプレート・プロファイルを表示します。

/CLASS 修飾子は,オブジェクト名 がメンバーとして属するクラスを指定します。クラスが DEVICE であり,オブジェクトが ( ボリュームが外部ボリュームでなく)Files-11 としてマウントされているディスク装置である場合,装置プロファイルおよびボリューム・プロファイルの両方が表示されます。

/CLASS 以外のすべての修飾子は,ファイルだけに適用されます。

保護オブジェクトについての詳細は,『OpenVMS Guide to System Security』を参照してください。


修飾子



/BACKUP

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,最新のバックアップ日時をもとにファイルを選択します。省略時の設定では,SHOW SECURITY コマンドは,ファイルの作成日によってファイルを選択します。

/BEFORE[=時刻]

指定された時刻以前の時刻属性をもつファイルを選択します。絶対時刻,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせを指定します。また,BOOT,LOGIN,TODAY( 省略時の設定 ),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードも指定できます。適用する時刻属性は,/BACKUP,/CREATED( 省略時の設定 ),/EXPIRED,または /MODIFIED 修飾子のいずれかで指定します。

時刻指定の詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』,またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピックの Date_Time を参照してください。

/BY_OWNER[=uic]

ファイル所有者の利用者識別コード (UIC) が,指定した所有者 UIC と一致する場合にだけ,そのファイルを選択します。 UIC を指定しない場合には,現在のプロセスの UIC が省略時の値として使用されます。

UIC は,『OpenVMS Guide to System Security』に説明されている,標準的な UIC 形式を使用して指定します。

/CLASS=クラス

プロファイルを表示するオブジェクトのクラスを指定します。省略時の設定は FILE クラスです。指定可能なクラスのキーワードを次に示します。

CAPABILITY
COMMON_EVENT_CLUSTER
DEVICE
FILE
GROUP_GLOBAL_SECTION
ICC_ASSOCIATION
LOGICAL_NAME_TABLE
QUEUE
RESOURCE_DOMAIN
SECURITY_CLASS
SYSTEM_GLOBAL_SECTION
VOLUME



/CREATED

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,作成日時をもとにファイルを選択します。省略時の設定では,SHOW SECURITY コマンドは,ファイルの作成日によってファイルを選択します。

/EXCLUDE=(ファイル指定[,...])

指定したファイルを,SHOW SECURITY 操作の対象から除外します。ディレクトリは指定できますが,装置は指定できません。また,特定のバージョンを指定するために,相対バージョン番号も指定することはできません。

/EXPIRED

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,満了日をもとにファイルを選択します ( 満了日は,SET FILE/EXPIRATION_DATE コマンドで設定します )。省略時の設定では,ファイルの作成日によってファイルが選択されます。

/MODIFIED

/BEFORE または /SINCE 修飾子を適用する時刻属性を指定します。この修飾子を指定すると,最新の変更日時をもとにファイルを選択します。省略時の設定では,ファイルの作成日によってファイルが選択されます。

/SINCE[=時刻]

指定された時刻以降の時刻属性をもつファイルを選択します。絶対時刻,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせを指定します。また,BOOT,LOGIN,TODAY( 省略時の設定 ),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードも指定できます。適用する時刻属性は,/BACKUP,/CREATED( 省略時の設定 ),/EXPIRED,または /MODIFIED 修飾子のいずれかで指定します。

時刻指定の詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』,またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピックの Date_Time を参照してください。


#1

$  SHOW SECURITY LNM$SYSTEM_TABLE /CLASS=LOGICAL_NAME_TABLE
LNM$SYSTEM_TABLE object of class LOGICAL_NAME_TABLE
     Owner: [SYSTEM]
     Protection: (System: RWC, Owner: RWC, Group: R, World: R)
     Access Control List:
          (IDENTIFIER=[USER,SVENSEN],ACCESS=CONTROL)
 

この例は,オブジェクトの機密エレメントを表示する典型的な例です。論理名テーブル (LNM$SYSTEM_TABLE) が,機密エレメント所有者,保護コード, ACL とともに表示されています。

#2

$ SHOW SECURITY/CLASS=DEVICE $99$DUA22
_$99$DUA22: object of class DEVICE
  Owner: [SALES,TSUTTER]
  Protection: (System: RWPL, Owner: RWPL, Group: R, World)
  Access Control List: <empty>
RES17SEP object of class VOLUME
  Owner: [FEAST,FY93]
  Protection: (System: RWCD, Owner: RWCD, Group: RWCD, World: RWCD)
  Access Control List: <empty>
$ SHOW DEVICE $99$DUA22
Device              Device    Error    Volume      Free  Trans Mnt
 Name               Status    Count     Label     Blocks Count Cnt
$99$DUA22:  (KUDOS) Mounted       0  RES17SEP     649904     1   2
 
 

この例は,ディスクの機密プロファイルを表示しています。ディスク $99$DUA22 の情報とともに,マウントされているボリューム RES17SEP の情報も表示されています。次の SHOW DEVICE コマンドでボリュームがマウントされていることを確認しています。

#3

$  SHOW SECURITY LOGICAL_NAME_TABLE /CLASS=SECURITY_CLASS
LOGICAL_NAME_TABLE object of class SECURITY_CLASS
     Owner: [SYSTEM]
     Protection: (System: RWCD, Owner: RWCD, Group: R, World: R)
     Access Control List: <empty>
  Template: GROUP
     Owner: [SYSTEM]
     Protection: (System: RWCD, Owner: R, Group: R, World: R)
     Access Control List: <empty>
  Template: JOB
     Owner: [SYSTEM]
     Protection: (System: RWCD, Owner: RWCD, Group, World)
     Access Control List: <empty>
  Template: DEFAULT
     Owner: [SYSTEM]
     Protection: (System: RW, Owner: RW, Group: R, World: R)
     Access Control List: <empty>
 
 

この例は,機密クラス・オブジェクトの特殊な例を示しています。機密クラス・オブジェクト LOGICAL_NAME_TABLE が機密プロファイルとともに表示され,さらに 3 つのテンプレートが表示されています。

#4

$  SHOW SECURITY * /CLASS=SECURITY_CLASS
SECURITY_CLASS object of class SECURITY_CLASS
     Owner: [SYSTEM]
     Protection: (System: RWCD, Owner: RWCD, Group: R, World: R)
     Access Control List:  <empty>
LOGICAL_NAME_TABLE object of class SECURITY_CLASS
     Owner: [SYSTEM]
     Protection: (System: RWCD, Owner: RWCD, Group: R, World: R)
     Access Control List:  <empty>
               .
               .
               .
 

この例は,現在登録されているすべての機密クラスを表示しています。アスタリスク (*) が使用されているので,他のワイルドカード文字は使用できません。機密クラスの機密プロファイルが表示されています。ただし,テンプレートは表示されません。




ACME およびレジストリ・サーバについての情報を表示します。

SYSPRV 特権が必要です。


形式

SHOW SERVER サーバ名


パラメータ



サーバ名

有効な値は ACME_SERVER および REGISTRY_SERVER です。

説明

SHOW SERVER コマンドは,システム管理者用のコマンドで, ACME およびレジストリ・サーバの情報を表示します。

詳細については,SET SERVER コマンドの項を参照してください。


修飾子



/AGENT=(エージェント)



/NOAGENT (省略時の設定)

/AGENT および/NOAGENT 修飾子は,ACME サーバによってサポートされます。

ACME サーバ

ACME エージェント情報を表示します。

/BRIEF (省略時の設定)

/BRIEF 修飾子は,ACME サーバによってサポートされます。

ACME サーバ

サーバおよび ACME エージェントの要約情報を表示します。

/CLUSTER

/CLUSTER 修飾子は,ACME およびレジストリ・サーバによってサポートされます。

ACME サーバ

すべてのクラスタ・メンバ上でコマンドを実行します。

レジストリ・サーバ

クラスタ内の各サーバについての情報を表示します。

/MASTER または /NODE 修飾子と同時に使用することはできません。

/FULL

/FULL 修飾子は,ACME サーバによってサポートされます。

ACME サーバ

サーバおよび ACME エージェントの詳細情報を表示します。

/MASTER

/MASTER 修飾子は,レジストリ・サーバによってサポートされます。

レジストリ・サーバ

レジストリ・マスタ・サーバのみについての情報を表示します。 SYSLCK 特権が必要です。

/CLUSTER または /NODE 修飾子と同時に使用することはできません。

/NODE=(ノード名[,...])

/NODE 修飾子は,ACME およびレジストリ・サーバによってサポートされます。

ACME サーバ

指定されたクラスタ・メンバ上でコマンドを実行します。

レジストリ・サーバ

指定されたノード上のレジストリ・サーバの情報を,指定された順序で表示します。ノード名は現在のクラスタ内に存在している必要があります。

/CLUSTER または /MASTER 修飾子と同時に使用することはできません。

/OUTPUT=ファイル指定

指定されたファイルに出力情報を送信します。 ACME およびレジストリ・サーバ上で有効です。

/PAGE

/FULL 修飾子は,ACME サーバによってサポートされます。

ACME サーバ

1 度に 1 スクリーンの情報を表示します。

/SERVER



/NOSERVER (省略時の設定)

/SERVER および/NOSERVER 修飾子は,ACME サーバによってサポートされます。

ACME サーバ

ACME サーバ情報を表示します。


#1

$ SHOW SERVER REGISTRY_SERVER

このコマンドは,現在のノードについての情報を表示します。


Registry Information on node OPNEYE  29-AUG-2001 16:37:26.52  Uptime 20 04:10:55 

#2

$ SHOW SERVER REGISTRY_SERVER/MASTER    

このコマンドは,レジストリ・マスタ・サーバについての情報を表示します。


Registry Master Server is running on OPNEYE, Pid: 20A0021A 

#3

$ SHOW SERVER ACME/BRIEF
ACME Information on node TSINOD  31-OCT-2001 10:08:12.32  Uptime 000:05:45
 
ACME Server id: 5  State: Processing New Requests (1)
   Agents Loaded:        2   Active:      2 (2)
   Thread Maximum:       4   Count:       4
   Request Maximum:      8   Count:       0
 
ACME Agent id: 1  State: Active (3)
   Name: "VMS" (4)
   Image: "DISK$AXP_721:[VMS$COMMON.SYSLIB]VMS$VMS_ACMESHR.EXE;1" (5)
   Identification: "VMS ACME built  3-JUN-1999" (6)
   Information: "No requests completed since the last startup" (7)
   Domain of Interpretation: Yes (8)
   Execution Order:      1 (9)
 
ACME Agent id: 2  State: Active
   Name: "MSV1_0"
   Image: "DISK$AXP_721:[SYS0.SYSLIB]PWRK$MSV1_0_ACMESHR.EXE;2"
   Identification: "MSV1_0 ACME X-22"
   Information: "MSV1_0 ready to process requests."
   Domain of Interpretation: Yes
   Execution Order:      2
 
 

この例は,Alpha システムでの SHOW SERVER ACME/BRIEF の出力を示しています。以下に項目の説明を示します。

サーバ状態
サーバ・エージェント/スレッド/要求スロット統計
エージェント状態
エージェント名
エージェント・ファイル指定
エージェント定義の識別文字列 (静的)
エージェント定義の情報文字列 (動的)
Domain-of-interpretation (DOI) インジケータ
実行順序 (それぞれの要求についてエージェントが呼び出される順序)


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