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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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OpenVMS
DCL ディクショナリ


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Alpha では 512 バイトのページレット数で n を指定し, VAX では 512 バイトのページ数で n を指定します。 Alpha では,物理メモリの実際の量が指定された値よりも大きくなるような CPU 特有のページ数に,この値は切り上げられます。

0 または NONE を指定した場合は, UAF の値または SUBMIT コマンドに指定された値が使用されます。

ワーキング・セットの省略時の値のバッチ・ジョブへの影響については, 表 DCLII-19 を参照してください。

/WSEXTENT=n

バッチ・ジョブのワーキング・セット超過値,つまりジョブが使用できる物理ページの最大値を定義します。システムに余分なフリー・ページがある場合にのみ,ジョブは物理メモリの最大値を使用します。この修飾子に指定された値は,ジョブをキューに登録したユーザの,利用者登録ファイル (UAF)内の定義に優先します。

Alpha では 512 バイトのページレット数で n を指定し, VAX では 512 バイトのページ数で n を指定します。 Alpha では,物理メモリの実際の量が指定された値よりも大きくなるような CPU 特有のページ数に,この値は切り上げられます。

0 または NONE を指定した場合は, UAF の値または SUBMIT コマンドに指定された値が使用されます。

ワーキング・セットの省略時の値のバッチ・ジョブへの影響については, 表 DCLII-19 を参照してください。

/WSQUOTA=n

バッチ・ジョブのワーキング・セット・クォータ値,つまりジョブがワーキング・セットにロックできる物理ページの上限を定義します。この修飾子に指定された値は,ジョブをキューに登録したユーザの,利用者登録ファイル(UAF) 内の定義に優先します。

Alpha では 512 バイトのページレット数で n を指定し, VAX では 512 バイトのページ数で n を指定します。 Alpha では,物理メモリの実際の量が指定された値よりも大きくなるような CPU 特有のページ数に,この値は切り上げられます。 0 または NONE を指定した場合は,ワーキング・セット・クォータ値は, UAF 内かまたは SUBMIT コマンドに指定された値が使用されます。

ワーキング・セットの省略時のサイズと,ワーキング・セット超過値(最大サイズ)は,利用者登録ファイル (UAF) 内の各ユーザ・レコードに含まれています。これらは,個々のジョブごとに,または指定したキューのすべてのジョブに対して指定できます。ワーキング・セットおよびワーキング・セット・クォータ値を起動する,指定の異なる組み合わせに適用される値を 表 DCLII-19 に示します。

表 DCLII-19 ワーキング・セットの省略時の値,拡張,およびクォータ
SUBMIT コマンドに
値を指定したか?
キューに値を設定
したか?
適用される値
No No UAF の設定値
No Yes キューの設定値
Yes Yes 2つの指定値の小さい方
Yes No 指定値と UAF の設定値の小さい方


#1

$ INITIALIZE/QUEUE/DEFAULT=BURST/FORM_MOUNTED=LETTER/START SYS$PRINT
   .
   .
   .
$ STOP/QUEUE/NEXT SYS$PRINT
$ SET QUEUE/DEFAULT=BURST/FORM_MOUNTED=MEMO SYS$PRINT
 

INITIALIZE/QUEUE コマンドでキューを初期化します。ファイルごとに 2 枚のフラグ・ページを付け, LETTER というマウントされたフォームを使う,という属性が付いています。その後,STOP/QUEUE/NEXT コマンドで,実行中のジョブ終了後にキューを停止し, SET QUEUE コマンドでフォームを MEMO に変えています。

#2

$ SET QUEUE/DEFAULT=FORM=LN01_PORTRAIT LN01_PRINT

キュー LN01_PRINT の省略時設定のフォームを,LN01_PORTRAIT に変更しています。

#3

$ SET QUEUE/CLOSE SYS$BATCH

キュー SYS$BATCH へのジョブ入力を停止しています。

#4

$ SET/QUEUE/RAD=0 BATCHQ1
 
$ SHOW QUEUE/FULL BATCHQ1
Batch queue BATCHQ1, idle, on QUEBID::
 /BASE_PRIORITY=4 /JOB_LIMIT=3 /OWNER=[SYSTEM]
 /PROTECTION=(S:M,O:D,G:R,W:S) /RAD=0

この例は,割り当てられたすべてのジョブを RAD 0 の QUEBID で実行するようにバッチ・キューを変更します。そのキューですでに実行中のジョブは,元の RAD 値で実行を完了します。

#5

$ SET/QUEUE/NORAD BATCHQ1
 
$ SHOW QUEUE/FULL BATCHQ1
Batch queue BATCHQ1, idle, on QUEBID::
 /BASE_PRIORITY=4 /JOB_LIMIT=3 /OWNER=[SYSTEM]
 /PROTECTION=(S:M,O:D,G:R,W:S)

この例は,バッチ・キューの RAD 値を無効にします。




グローバル・シンボル BATCH$RESTART を設定します。このグローバル・シンボルは,実行が中断されたバッチ・ジョブを再起動する場所を定義します。 SET RESTART_VALUE コマンドは,コマンド・プロシージャ中でのみ有効です。

形式

SET RESTART_VALUE =文字列


パラメータ



文字列

バッチ・ジョブが再起動された際に処理が始まる位置を指定する,ラベル値を指定します。文字列は最大 255 文字の長さです。

説明

SET RESTART_VALUE コマンドは,再起動できるコマンド・プロシージャの中で使用します。再起動できるコマンド・プロシージャとは,バッチ・モードで実行するために, SUBMIT/RESTART コマンドで登録されたコマンド・プロシージャのことです。 SET RESTART_VALUE は,グローバル・シンボル BATCH$RESTART に値を割り当てます。これは,バッチ・ジョブの実行が中断された後に再起動されるべき位置を示します。

再起動可能なコマンド・プロシージャを書く場合には,コマンド・プロシージャの中の再起動可能な始点をラベルで始めてください。ラベルの後で SET RESTART_VALUE コマンドを使用して,シンボル BATCH$RESTART にラベルと等しい文字列を割り当てます。システム・クラッシュにより中断されたバッチ・ジョブを再起動すると,コマンド・プロシージャは, BATCH$RESTART で示されるラベルから実行を再開できます。

SET RESTART_VALUE コマンドは,予約されているグローバル・シンボル $RESTART とともに使用します。 $RESTART は,システムにより管理され削除できない特殊なシンボルです。バッチ・ジョブを再起動すると,$RESTART の値は TRUE になります。そうでない場合,$RESTART の値は FALSE になります。

再起動可能なコマンド・プロシージャの先頭で,予約されているグローバル・シンボル $RESTART の値をテストしてください。 $RESTART が TRUE の場合は,転送ラベルにシンボル BATCH$RESTART を使用して GOTO 文を実行してください。バッチ・ジョブが中断される前に SET RESTART_VALUE コマンドが実行されていなかった場合は,シンボル BATCH$RESTART には定義がなく,バッチ・ジョブを先頭から再起動する必要があります。

システム障害の場合,ほとんどのプロセス環境は維持されません。システム障害においても維持されるシンボルは, $RESTART および BATCH$RESTART だけです。したがって,各 SET RESTART_VALUE コマンドの後で,コマンド・プロシージャで使用するシンボルまたはプロセスの論理名を再定義する必要があります。

コマンド・プロシージャに SET RESTART_VALUE コマンドがあるが,ジョブを最初から実行したい場合には, SET ENTRY/NOCHECKPOINT コマンドを入力してグローバル・シンボル BATCH$RESTART を削除します。


#1

$ IF $RESTART THEN GOTO 'BATCH$RESTART'
   .
   .
   .
$ FIRSTPART:
$ SET RESTART_VALUE = FIRSTPART
$ RUN PART1
   .
   .
   .
$ SECONDPART:
$ SET RESTART_VALUE = SECONDPART
$ RUN PART2
   .
   .
   .
 

最初のコマンドで,$RESTART が真ならば, BATCH$RESTART で表されるラベルへ制御を移します。 $RESTART は,クラッシュ等でジョブが再実行している場合のみ真となります。

最初の SET RESTART_VALUE コマンドで,ラベル FIRSTPART をシンボルBATCH$RESTART に代入しています。そしてすぐに PART1.EXE を起動しています。

2 番目の SET RESTART_VALUE コマンドでは,ラベル SECONDPART をシンボル BATCH$RESTART に代入しています。そして PART2.EXE を起動しています。

ジョブが SUBMIT/RESTART コマンドで最初に登録された時には, $RESTARTの値は FALSE なので,IF 文は無視されます。 PART1.EXE 実行中にジョブが停止した場合,BATCH$RESTART の値は FIRSTPART です。ジョブの再起動時には $RESTART の値が TRUE となり, IF 文が実行されて制御はラベル FIRSTPART へ移され,PART1.EXE が再実行されます。

PART2.EXE 実行中にジョブが停止した場合,BATCH$RESTART の値は SECONDPART です。ジョブの再実行時には $RESTART の値が TRUE となり, IF-GOTO コマンドにより制御はラベル SECONDPART へ移され, PART2.EXE が再実行されます。PART1.EXE は再実行されません。




ユーザが,プロセス権利リストまたはシステム権利リストを修正することを許可します。 SET RIGHTS_LIST コマンドには, /DISABLE か /ENABLE 修飾子のいずれかを指定しなければなりません。

形式

SET RIGHTS_LIST 識別子名[,...]


パラメータ



識別子名[,...]

プロセス権利リストまたはシステム権利リストに追加,あるいは削除する識別子を指定します。識別子名は 1 〜 31 文字の英数字,アンダースコア (_),およびドル記号 ($) からなる文字列です。それぞれの名前は,少なくとも1つの非数字を含んでいなければなりません。

説明

SET RIGHTS_LIST コマンドは,現在のプロセスの権利リスト,システム上の他のプロセスの権利リスト,またはシステム権利リストの中の識別子を変更します。それぞれの場合に必要な特権を知るには,次のガイドラインを使用してください。

  • プロセス権利リストに DYNAMIC 属性を持たない識別子を新たに追加したり変更するには,CMKRNL( カーネルへのモード変更 ) 特権が必要です。

  • システム上の他のプロセス権利リストを変更するには, CMKRNL 特権,および GROUP または WORLD 特権のいずれかが必要です。

  • システム権利リストを変更するには, CMKRNL および SYSNAM( システム論理名 ) 特権の両方が必要です。

  • 1 つのコマンドで /ENABLE 修飾子あるいは /DISABLE 修飾子を使用して 10 よりも多くの識別子を追加あるいは削除する場合は,CMKRNL 特権を必要とします。 SET RIGHTS_LIST コマンドでは, /DISABLE あるいは /ENABLE 修飾子のいずれか一方だけを指定しなければなりません。

このコマンドは,既存の識別子に属性を追加するためにも使用できます。


修飾子



/ATTRIBUTES=(キーワード[,...])

識別子に割り当てる属性を指定します。属性は,新しいあるいは既存の識別子に加えられてもかまいません。有効なキーワードは次のとおりです。

DYNAMIC 非特権の識別子保有者が,識別子をプロセス権利リストに加えたり,もしくは削除できることを指定する。
NOACCESS 識別子のアクセス権を全て無効にします。ユーザがアクセス無し属性の識別子を持っている場合,その識別子はユーザのオブジェクトに対するアクセス権自体には影響を与えません。この識別子は RESOURCE/SU BSYSTEM 属性に対するモディファイアとして機能します。
RESOURCE 識別子保有者が,資源を請求できることを指定する。
SUBSYSTEM 識別子を持ったユーザがアプリケーションにサブシステム ACE を付加して保護サブシステムの作成/維持を行えるようになります。ファイル・オブジェクトに対してのみ有効です。

識別子から属性を除去するためには,属性キーワードに NO という接頭語を加えてください。たとえば資源属性を除去するには,/ATTRIBUTE=NORESOURCEを指定します。

省略時は,権利データベースの中の現在のプロセスのものを使用します。現在のプロセスの属性を確認するためには, SHOW PROCESS/RIGHTS コマンドを使用してください。

/DISABLE

プロセス権利リストあるいはシステム権利リストから,識別子を削除します。 /DISABLE 修飾子と /ENABLE 修飾子を同時に指定することはできません。 1 つのコマンドで 10 よりも多くの識別子を削除する場合は, CMKRNL 特権を必要とすることに注意してください。

/ENABLE

プロセス権利リストあるいはシステム権利リストに,識別子を追加します。 /ENABLE 修飾子と /DISABLE 修飾子を同時に指定することはできません。 1 つのコマンドで 10 よりも多くの識別子を追加する場合は, CMKRNL 特権を必要とすることに注意してください。

/IDENTIFICATION=プロセス識別子(PID)

権利リストが修正されるプロセスの,プロセス識別子(PID)を指定します。 PID は,プロセスが作成されるとき,システムによって割り当てられます。 PID を指定するときには,先行するゼロを省略することができます。

/IDENTIFICATION 修飾子は,/PROCESS 修飾子をともに指定することはできません。 /IDENTIFICATION 修飾子も /PROCESS 修飾子も指定されないときは,権利リストの修正は,現在のプロセスに適用されます。 /SYSTEM修飾子と /IDENTIFICATION 修飾子を同時に指定することはできません。

/PROCESS[=プロセス名]

権利リストが修正されるプロセスの名前を指定します。プロセス名は 1 文字から 15 文字の英数字です。

/PROCESS 修飾子と/IDENTIFICATION 修飾子をともに指定することはできません。 /PROCESS 修飾子も /IDENTIFICATION 修飾子も指定されないときは,省略時の設定として,権利リストの修正は現在のプロセスに適用されます。

/SYSTEM 修飾子と /PROCESS 修飾子を同時に指定することはできません。

/SYSTEM

システム権利リストを操作 ( 識別子の追加や削除 ) します。 /PROCESS 修飾子や /PROCESS 修飾子と同時に指定することはできません。

#1

$ SET RIGHTS_LIST/ENABLE/ATTRIBUTES=RESOURCE MARKETING
 

現在のプロセスのプロセス権利リストに,MARKETING という識別子を加えます。資源属性の指定により,識別子 MARKETING の保有者が資源を請求することを認めます。

#2

$ SET RIGHTS_LIST/ENABLE/SYSTEM PHYSICS101
%SYSTEM-F-NOPRIV, insufficient privilege or object
 protection violation
$ SET PROCESS/PRIVILEGES=(CMKRNL,SYSNAM)
$ SET RIGHTS_LIST/ENABLE/SYSTEM PHYSICS101
 

システム権利リストに識別子 PHYSICS101 を加えます。システム権利リストを修正するためには, CMKRNL と SYSNAM 特権の両方を持っていなければなりません。




OpenVMS レコード管理サービス (OpenVMS RMS) がファイル操作のために使用する,マルチブロック数,マルチバッファ数,ネットワーク転送サイズ,プロローグ・レベル,拡張サイズ,およびクエリー・ロック・オプションの省略時の値を定義します。

マルチブロック数またはマルチバッファ数に 0 を設定した場合,OpenVMS RMS は,プロセスの省略時の設定値,システムの省略時の設定値の順に検索し,その値を使用します。これらがいずれも 0 の場合には,値 1 を使用します。この省略時の値は,システム全体に適用するように要求されていない限り,プロセス単位で,順編成ファイル,索引順編成ファイル,または相対編成ファイルに対して設定されます。


形式

SET RMS_DEFAULT


説明

ファイル操作をマルチブロック化しマルチバッファ化すると, OpenVMS RMS による入出力操作の速度を上げることができます。 SET RMS_DEFAULT コマンドで設定される省略時の設定は,マルチブロック数とマルチバッファ数を明示的に指定しない,すべてのファイル操作に適用されます。

マルチブロックおよびマルチバッファ操作についての詳細は,『OpenVMS System Services Reference Manual』を参照してください。

索引編成ファイルの場合,SET RMS_DEFAULT コマンドは,省略時のプロローグ・レベル・オプションを定義します。

順編成ファイルの場合,SET RMS_DEFAULT コマンドは,省略時のファイル拡張サイズを定義します。省略時の拡張サイズがプログラム中で指定されていない場合,プロセスまたはシステムの省略時の設定が使用されます。

ネットワーク操作の場合,SET RMS_DEFAULT コマンドは,転送のためのネットワーク・バッファ・サイズを定義します。


修飾子



/BLOCK_COUNT=数

レコード入出力操作でのみ使用される,省略時のマルチブロック数を指定します。指定できる値は,0 から 127 までの範囲です。この数は,各入出力バッファのために割り当てられるブロック数です。

マルチブロック数についての詳細は,『OpenVMS Record Management Services Reference Manual』の RAB$B_MBC の説明を参照してください。

/BUFFER_COUNT=数

ローカル・ノード上でのファイル操作で使用される,省略時のマルチバッファ数を指定します。指定できる値は, 0 から 255 までの範囲で,割り当てられるバッファ数を指定します。 /SYSTEM 修飾子を指定してシステム全体の省略時の設定値を指定する場合,指定可能な最大値は 127 です。

/BUFFER_COUNT 修飾子を使用する場合には,省略時の値が適用されるファイルのタイプを指定するために,/DISK 修飾子, /INDEXED 修飾子,/MAGTAPE修飾子,/RELATIVE 修飾子,/SEQUENTIAL 修飾子,および /UNIT_RECORD 修飾子を適用できます。これらの修飾子を指定せずに,/BUFFER_COUNT 修飾子だけを指定する場合には, /SEQUENTIAL 修飾子であると解釈されます。つまり,順編成ファイルに適用されます。

マルチバッファ数についての詳細は,『OpenVMS Record Management Services Reference Manual』の RAB$B_MBF の説明を参照してください。

/CONTENTION_POLICY=キーワード [/SYSTEM]

プロセスまたはシステム・レベルで,書き込み共用ファイルの競合レベルの高い状況下での公平度を指定することができます。このオプションを選択すると,ロックのオーバヘッドが著しく増大する可能性があることに注意してください。

このオプションは省略時の設定で無効になっています。

特定のバケットに対する競合レベルが高い混在クラスタ環境では,読み込みモードのグローバル・バケット・ロックを使ったノード上の書き込み共用ファイルへのアクセスが,バケットへのアクセスを独占してしまう可能性があります。これをサポートしていないノードは,バケットにタイムリーにアクセスできない可能性があります。

さらに,グローバル・バッファを有効にしないで書き込み共用ファイルへのアクセスを行っていると,すべての OpenVMS バージョンで,これと似た動作が観察されることがあります。ロック変換と新しいロック要求の間でも,新しいロック要求が長期にわたって許可されないという,公平度に関する似たような問題が観察されることがあります。競合レベルの高い状況下での公平度を指定するには, /CONTENTION_POLICY 修飾子を使用します。

次の表は,有効な PROCESS キーワードを示しています (/SYSTEM が指定されていない場合 )。

キーワード 説明
NEVER このプロセスがアクセスするどの書き込み共用ファイルについても,公平度を改善するためにオーバヘッドの大きいオプションを決して使用しない。オーバヘッドは最小限に抑えられる。
SOMETIMES このプロセスがアクセスする,グローバル・バッファが有効になっている任意の書き込み共用ファイルへのアクセスに,より公平なバケット・アクセスを使用する ( ただしオーバヘッドは大きくなる )。
ALWAYS このプロセスがアクセスするすべての書き込み共用ファイルへのアクセスに,より公平なバケット・アクセスを使用する (ただしオーバヘッドは大きくなる)。
SYSTEM_DEFAULT( 省略時の設定 ) システム設定を使用する。このキーワードは /SYSTEM と同時には使用できない点に注意。

次の表は,有効な SYSTEM キーワードを示しています (/SYSTEM が指定されている場合 )。

キーワード 説明
NEVER( 省略時の設定 ) システム上でアクセスされるどの書き込み共用ファイルについても,公平度を改善するためにオーバヘッドの大きいオプションを決して使用しない。オーバヘッドは最小限に抑えられる。
SOMETIMES システム上でアクセスされる,グローバル・バッファが有効になっている任意の書き込み共用ファイルへのアクセスに,より公平なバケット・アクセスを使用する ( ただしオーバヘッドは大きくなる )。
ALWAYS システム上でアクセスされるすべての書き込み共用ファイルへのアクセスに,より公平なバケット・アクセスを使用する (ただしオーバヘッドは大きくなる)。



/DISK

指定した省略時の値が,ディスク装置でのファイル操作に使用されることを指定します。 /SEQUENTIAL 修飾子で指定された値は,/DISK 修飾子で指定された値に優先します。

/EXTEND_QUANTITY=n

順編成ファイルが拡張される際のブロック数 (n) を指定します。指定できる値は, 0 から 65535 までの範囲です。この値を指定しない場合や,0 を指定する場合には, OpenVMS RMS が独自の方法で拡張サイズを計算します。プログラムに拡張サイズを指定していない場合に,/EXTEND_QUANTITY 修飾子の値が使用されます。

/INDEXED

指定したマルチバッファの省略時の値が,索引ファイル操作に使用されることを指定します。

/MAGTAPE

指定したマルチバッファの省略時の値が,磁気テープ・ボリュームでのファイル操作に使用されることを指定します。 /SEQUENTIAL 修飾子で指定された値は, /MAGTAPE 修飾子で指定された値に優先します。

/NETWORK_BLOCK_COUNT=数

リモート・ノード上のファイルをネットワークでアクセスするときの,省略時のブロック数を指定します。指定できる値は,0 から 127 までの範囲です。この値は,データを送受信するために OpenVMS RMS が割り当てる,入出力バッファの数を示します。


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