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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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リファレンス・セクション
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TELNET アプリケーションを起動することによって, TCP/IP 接続を介してリモート・ホストへの接続を確立します。

形式

SET HOST/TELNET

  • IP ホスト名

  • IP アドレス

注意

IP ホスト名あるいは IP アドレスのどちらか一方だけを指定できます。


パラメータ



IP ホスト名

リモート・ホストの IP ホスト名を指定します。

IP アドレス

リモート・ホストの IP アドレスを指定します。

説明

SET HOST/TELNET コマンドを使用すると,ユーザの ( ローカル・ ) システムで動作する Telnet クライアント・ソフトウェアを起動して,リモート・ホストに接続できます。リモート・ホストを指定するパラメータは,IP ホスト名または IP アドレスです。

ほとんどの属性は,リモート・ノードと交渉されます。 /AUTHENTICATE 修飾子を除き,修飾子は,例外的な状況 ( たとえば,リモート・サーバが,パラメータの交渉をサポートしないで,特定の属性を要求する接続の場合 ) のみで使用されます。


修飾子



/AUTHENTICATE

リモート・ノードへのアクセスのために Kerberos 認証を使用することを指定します。

/PORT=ポート

使用するリモート TCP ポート番号を指定します。省略時の設定は 23 です。

/TERMINAL_TYPE=タイプ

ターミナル・エミュレータを, 1 つのターミナル・タイプ (VT100, VT200, VT300, VT400, VT500) に設定します。

#1

$ SET HOST/TELNET remotehst2

この例では,TCP/IP 接続を介して,リモート・ホスト remotehst2 へのTELNET 接続を確立します。




TCP/IP 接続を介して,リモート IBM ホストへの接続を確立します。これによって,TN3270 ターミナル・エミュレータを起動することにより,ローカルなキーボードが IBM-3279 クラスのターミナル・キーボードをエミュレートします。

形式

SET HOST/TN3270

  • IP ホスト名

  • IP アドレス

注意

IP ホスト名あるいは IP アドレスのどちらか一方だけを指定できます。


パラメータ



IP ホスト名

リモート・ホストの IP ホスト名を指定します。

IP アドレス

リモート・ホストの IP アドレスを指定します。

説明

SET HOST/TN3270 コマンドを使用すると,ローカル・ホストで TN3270 ターミナル・エミュレータ Telnet クライアント・プログラムを起動して,リモートの IBM システム上の Telnet サーバに接続できます。リモート・ホストを指定するパラメータは,IP ホスト名または IP アドレスです。 TN3270 クライアントは,自動的に端末のタイプ (IBM-3278-2,IBM-3278-3,IBM-3278-4,またはIBM-32798-5) を判定します。

修飾子



/AUTHENTICATE

リモート・ノードへのアクセスのために Kerberos 認証を使用することを指定します。

/PORT=ポート

使用するリモート TCP ポート番号を指定します。省略時の設定は 23 です。

/TERMINAL_TYPE

ターミナル・エミュレータを, 1 つのターミナル・タイプ (VT100, VT200, VT300, VT400, VT500) に設定します。

#1

$ SET HOST/TN3270 remotehst3

この例では,TCP/IP 接続を介して,リモート IBM システム remotehst3 上の TELNET サーバへの接続を確立します。




DEFINE/KEY コマンドにより定義されたキーのキー定義状態の設定およびロックを行います。

形式

SET KEY


説明

DEFINE/KEY コマンドを使用してキーパッド・キーを定義する場合,キー定義に特定の状態名を割り当てることができます。キーを押したときにその状態が設定されていないと,定義は処理されません。現在の状態を適切な状態に変更するには,SET KEY コマンドを使用します。

修飾子



/LOG (省略時の設定)



/NOLOG

キーの状態が設定されていることを示すメッセージを,システムが表示するかどうかを制御します。

/STATE=状態名



/NOSTATE

状態名を指定します。状態名には,任意の英数字文字列を指定できます。 /STATE 修飾子を省略するか,もしくは /NOSTATE 修飾子を指定した場合は,現在の状態は変更されません。省略時の設定は DEFAULT です。

#1

$ SET KEY /STATE=EDITING

この例の SET KEY コマンドは,キーの状態を EDITING に設定しています。ここで,状態 EDITING に定義されたキー定義を使用できます。




会話型の制限 ( システム上で許可された会話型ユーザの数 ) を設定します。または,会話型の制限および現在の会話型のユーザの数を表示します。

ログインの制限を設定するためには, OPER( オペレータ ) 特権が必要です。


形式

SET LOGINS


説明

SET LOGINS コマンドは,過去にさかのぼりません。SET LOGINS コマンドを入力する前にシステムにログインしたすべてのユーザは,このコマンドに影響されません。ただし,設定した上限に到達すると,だれかがログアウトするまで,それ以上のユーザはこのシステムにログインできません。 OPER 特権を持つユーザは,上限の影響を受けません。

/INTERACTIVE=n 修飾子でパラメータ値を指定しない場合は, SET LOGINS コマンドは次の情報を表示します。


Login quotas - Interactive limit=x, Current interactive value=y

x は現在の会話型の上限を表し,値 y は現在システムにログインしているユーザ数を表します。


修飾子



/INTERACTIVE[=n]

システムへのアクセスを許可されている,会話型のユーザの数を設定します。パラメータ n が指定された場合は,会話型の制限は値 n に設定されます。パラメータ n が指定されなかった場合は, SET LOGINS コマンドは現在の会話型の制限と会話型のユーザの数を表示します。

#1

$ SET LOGINS/INTERACTIVE=5
%SET-I-INTSET, login interactive limit=5, current interactive value=3
 

この例では,SET LOGINS コマンドは, 5 つの会話型ユーザだけがシステムにログインできるように設定しています。

#2

$ SET LOGINS/INTERACTIVE
%SET-I-INTSET, login interactive limit=9, current interactive value=6
 

パラメータを指定しないで SET LOGIN コマンドを入力した場合は,上の例に示すように,ログインに関する現在の状態が表示されます。返されたメッセージは,システム上の最大会話型ユーザ数は 9 であることと,現在ログインしている会話型のユーザ数は 6 であることを示しています。変更は行われません。




直後のファイル操作用の磁気テープ装置に関連した,省略時の属性を定義します。

SET MAGTAPE コマンドは,外部のボリュームにマウントされた磁気テープ装置に対して有効です。


形式

SET MAGTAPE 装置名[:]


パラメータ



装置名[:]

属性を定義する磁気テープ装置の名前を指定します。この装置は,他のいかなるユーザに対しても割り当てられてはなりません。

修飾子



/DENSITY=密度値

フォーリン・マウントされたテープやラベルの無いテープの書き込み操作の省略時の記録密度を指定します。

指定できる記録密度は次のとおりです。

キーワード 意味
DEFAULT 省略時の密度
800 NRZI 800 BPI
1600 PE 1600 BPI
6250 GRC 6250 BPI
3480 IBM 3480 HPC 39872 BPI
3490E IBM 3480 圧縮
833 DLT TK50: 833 BPI
TK50 DLT TK50: 833 BPI
TK70 DLT TK70: 1250 BPI
6250 RV80 6250 BPI EQUIVALENT
注意: 上記のキーワードは OpenVMS V7.2 よりも前の TMSCP/TUDRIVER コードでのみ有効です。この他のキーワードは Alpha システムでのみサポートされます。
TK85 DLT Tx85: 10625 BPI - Cmpt III - Alpha のみ
TK86 DLT Tx86: 10626 BPI - Cmpt III - Alpha のみ
TK87 DLT Tx87: 62500 BPI - Cmpt III - Alpha のみ
TK88 DLT Tx88: (Quantum 4000) - Cmpt IV - Alpha のみ
TK89 DLT Tx89: (Quantum 7000) - Cmpt IV - Alpha のみ
QIC すべての QIC 装置は装置設定のみ - Alpha のみ
8200 Exa-Byte 8200 - Alpha のみ
8500 Exa-Byte 8500 - Alpha のみ
DDS1 Digital Data Storage 1 - 2G - Alpha のみ
DDS2 Digital Data Storage 2 - 4G - Alpha のみ
DDS3 Digital Data Storage 3 - 8-10G - Alpha のみ
DDS4 Digital Data Storage 4 - Alpha のみ
AIT1 Sony Advanced Intelligent Tape 1 - Alpha のみ
AIT2 Sony Advanced Intelligent Tape 2 - Alpha のみ
AIT3 Sony Advanced Intelligent Tape 3 - Alpha のみ
AIT4 Sony Advanced Intelligent Tape 4 - Alpha のみ
DLT8000 DLT 8000 - Alpha のみ
8900 Exabyte 8900 - Alpha のみ
SDLT SuperDLT - Alpha のみ
SDLT320 SuperDLT320 - Alpha のみ

テープ密度キーワードは短縮することはできません。

/END_OF_FILE

現在のテープ位置に EOF を書き込みます。

/FAST_SKIP=オプション

ファイル・マークあるいはレコードでのスキップを可能にします。

注意

このテープ位置修飾子は,ローカルな SCSI テープ装置のみで使用できます。

PER_IO (省略時の設定) ローカル MK 装置で,ファイル・マークでのスキップ機能を使用できるようにします。テープ装置は,SCSI READ POSITION コマンドを使用することができ,データの終端でのブランク・チェックを通知することができなければなりません。 IO$M_ALLOWFAST 機能修飾キーが IO$_SKIPFILE とともに適用されなければなりません。そうでない場合は,レコードによるスキップ機能を使用してファイルをスキップします。
ALWAYS ローカル MK 装置で,ファイル・マークでのスキップ機能を使用できるようにします。テープ装置は,ファイル・マークでのスキップ機能をサポートすることができなければならず, IO$_SKIPFILE 機能に対する修飾キーは必要ありません。
NEVER ローカル MK 装置で,レコードでのスキップ機能だけを使用できるようにします。レコードでのスキップによるスキップ・セマンティックに依存したユーティリティを使用している場合は, BACKUP あるいは COPY に対して前方の位置付けを使用させるため,このオプションを使用する必要があります。



/LOG



/NOLOG

ログを表示します。

/LOGSOFT (省略時の設定)



/NOLOGSOFT

装置のソフトエラーを記録するかどうかを指定します。ソフトエラーとは,ソフトウェアの介入なしにハードウェア単体によって修正されたエラーです。この修飾子は TU78 等のハードウェアエラー修正機能を持った装置に対してのみ使用できます。他の装置に対して指定した場合は無視されます。

/MEDIA_FORMAT=[NO]COMPACTION

TA90E テープ装置に対してデータ圧縮とレコードブロッキングを行うかどうか指定します。行う場合は,1 テープ(カートリッジ)に格納可能なデータ量が増えます。

圧縮するか/しないかは,1 テープ(カートリッジ)全体でどちらか一方になります。

/RETENSION

TZK10 テープカートリッジの巻きとり巻き戻しを行います。テープ上のデータ維持のため,定期的にこの操作を行うことをおすすめします。

/RETENSION 修飾子は, /REWIND または /UNLOAD とともに指定しなければなりません。 /REWIND または /UNLOAD 操作の前に /RETENSION 操作が実行されます。テープをアンロードしない場合は /RETENSION/REWIND を,テープをアンロードする場合は /RETENSION/UNLOAD を,それぞれ使用します。

この修飾子は TZK10 に対してのみ有効です。非 SCSI ドライブに対しては無視されます。

/REWIND

テープを巻き戻します。

/SKIP=オプション

次のオプションにより,位置を決めます。

BLOCK: n 指定ブロック数スキップ
END_OF_TAPE EOT マークに位置付ける
FILES: n 指定テープマーク数スキップ (非ファイル)

テープはちょうど n 番目のテープマークを過ぎた所に位置付けられます。 n が負の場合でも同じで,テープマークの直前ではありません。既にテープマークの直後に位置付いていた場合, n に -1 を指定してもテープ位置は変わりません。 (テープは直前のマークの先頭に位置付いた後またテープマークの直後に戻ります。詳細は『OpenVMS システム管理者マニュアル』を参照してください。)

RECORD: n 最大 32767 までの指定レコード数スキップ



/UNLOAD

テープを巻き戻しアンロードします。

#1

$ MOUNT MTB1:/FOREIGN
$ SET MAGTAPE MTB1: /DENSITY=800
 

装置 MTB1: にテープをフォーリン・マウントし,記録密度を 800 BPIに設定しています。

#2

$ MOUNT MTA0:/FOREIGN
$ SET MAGTAPE MTA0:/SKIP=FILES:4
 

装置 MTA0: にテープをフォーリン・マウントし, 4 つのファイルをスキップしています。




システム・メッセージの表示形式の設定したり,またはプロセス・レベルのメッセージ・ファイルを指定します。システム・メッセージを変更,および補足することができます。

形式

SET MESSAGE [ファイル指定]


パラメータ



ファイル指定

プロセス・レベルのメッセージ・ファイルを指定します。システム・メッセージ・ファイルや,既在のプロセス・メッセージ・ファイル内の同じステータスに対するメッセージは,指定したメッセージ・ファイル内のものに置き換えられます。ファイル指定にファイル・タイプを指定していない場合には,省略時のファイル・タイプとして,EXE が使用されます。ファイル指定に,ワイルドカード文字は使用できません。パラメータ省略時は,修飾子はシステム・メッセージ・ファイルに適用されます。

説明

SET MESSAGE コマンドは, OpenVMS システムで表示するメッセージ・フィールドを指定します。メッセージの形式は,次のとおりです。


%FACILITY-L-IDENT, text 

プロセスの作成時の省略時の設定では,ファシリティ,重大度,ID,およびメッセージ本文の 4 つのメッセージ・フィールドのすべてが表示されます。表示されるメッセージ・フィールドを制御するには,適切な修飾子を指定します。たとえば,メッセージ表示から FACILITY フィールドを除外するには, SET MESSAGE /NOFACILITY を指定します。

ログイン・コマンド・ファイルに SET MESSAGE コマンドをいれると,プロセスのメッセージ表示の特定の部分を選択できます。

システム・メッセージを上書き,または補足する場合も, SET MESSGE コマンドを使用します。ソフトウェアがエラーを検出して $GETMSG システム・サービスを起動する場合には,必ずイメージ・メッセージ・セクション,プロセス・パーマネント・メッセージ・ファイル,システム・メッセージ・ファイルという順序でメッセージ・ファイルが検索されます。したがって,SET MESSAGE コマンドを使用すれば,検索する順序の最初にメッセージを導入することができます。つまり,システム・メッセージを変更したり補足することができます。新しいメッセージ定義が影響するのは,本人のプロセスだけであることに注意してください。

SET MESSAGE コマンドでファイルを指定した場合に,プロセス・パーマネント・メッセージ・ファイルが存在するときには,古いファイルが削除され新しいファイルが追加されます。

指定するメッセージ定義は, MESSAGE コマンドでのコンパイルが成功したものでなければなりません。 Message ユーティリティを使用して,独自のメッセージを作成する方法についての詳細は,『OpenVMS Command Definition, Librarian, and Message Utilities Manual』を参照してください。


修飾子



/DELETE

現在選択されているプロセス・メッセージ・ファイルを,プロセスから削除することを指定します。 /DELETE 修飾子を使用する場合には,ファイル指定ができません。

/FACILITY (省略時の設定)



/NOFACILITY

プロセスに対して戻されるすべてのメッセージに,ファシリティ名が表示されるかどうかを指定します。

/IDENTIFICATION (省略時の設定)



/NOIDENTIFICATION

プロセスに対して戻されるすべてのメッセージに,メッセージ識別コード・フィールド ( メッセージ識別の省略形 ) が含まれるかどうかを指定します。

/SEVERITY (省略時の設定)



/NOSEVERITY

プロセスに対して戻されるすべてのメッセージに,重大度レベルが表示されるかどうかを指定します。

/TEXT (省略時の設定)



/NOTEXT

プロセスに対して戻されるすべてのメッセージに,メッセージ文が表示されるかどうかを指定します。

#1

$ TYPE XXX
%TYPE-W-OPENIN, error opening DB1:[MARSHALL]XXX.LIS; as input
-RMS-E-FNF, file not found
   .
   .
   .
$  SET MESSAGE/NOIDENTIFICATION
   .
   .
   .
$ TYPE XXX
%TYPE-W, error opening DB1:[MARSHALL]XXX.LIS; as input
-RMS-E, file not found
 

この例では,最初のTYPEコマンドを入力する場合に,エラー・メッセージはすべてのフィールドを含みます。その後,SET MESSAGE コマンドは,今後表示されるメッセージから,メッセージ識別コード・フィールド ( メッセージ文の省略形 ) を省略することを指定しています。

#2

$ SET MESSAGE NEWMSG

この SET MESSAGE コマンドは,システム・メッセージを NEWMSG.EXE のメッセージに切り替えています。


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