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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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リファレンス・セクション
付録 A:廃止されたコマンド
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OpenVMS
DCL ディクショナリ


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この例では,表示デバイスを作成するとともに,DECW$SESSION_MANAGER プロパティを,ポート番号 9510 を使用するリモート・ノード ZEPHYR 上のセッション・マネージャのネットワーク・アドレスに設定します。次に SHOW DISPLAY/SYMBOLS コマンドによって,ポート値の DCL シンボルを定義します。このシンボルを使用して,新しい表示デバイスのポート値が設定されます。

#5

$ SET DISPLAY/CREATE/PROXY=GATEWY/NODE=hubbub.company.com-
_$ /PMTRANSPORT=DECNET/NOLBXAUTHENTICATE/TRANSPORT=TCPIP
$ SHOW DISPLAY
    Device:    WSA23:  [super]
    Node:      HUBBUB.COMPANY.COM
    Transport: TCPIP
    Server:    0
    Screen:    0
  Connection will use:
    LBX proxy on node:  gatewy.company.com
    Transport to proxy: TCPIP
    Server number:      63
$ RUN SYS$SYSTEM:DECW$CLOCK
 

この例で,ユーザはローカル・ワークステーション (FLOPSY) にログインしており,企業ファイアウォールの外にある外部ホスト (hubbub.company.com) に接続しようとしています。ゲートウェイ・ホスト (GATEWY) 上のプロキシ・マネージャを使用して, LBX プロキシ・サーバを起動し,外部ホストに接続した後,DECwindows Clock アプリケーションを表示します。

ローカル・エリア・ネットワーク内からプロキシ・マネージャとの通信には DECnet が使用され,プロキシ・サーバから外部ホスト上の X ディスプレイ・サーバとの通信には TCP/IP が使用されています。管理対象プロキシ・サーバを使用している場合,クライアントからプロキシ・サーバへの接続に使用するトランスポートは,プロキシ・サーバが選択します。




キューに登録されているジョブで,実行中でないジョブの状態または属性を変更します。

ジョブに対する削除 (D) アクセス権,またはキューに対する管理 (M) アクセス権が必要です。


形式

SET ENTRY エントリ番号[,...]


パラメータ



エントリ番号[,...]

変更したいジョブのエントリ番号を指定します。複数のエントリを指定する場合は,エントリ番号をコンマ(,)で区切ります。

システム内のプリントおよびバッチ・ジョブに対して,それぞれ一意なエントリ番号が割り当てられます。省略時の設定では,PRINT と SUBMIT コマンドはジョブ登録時にこのエントリ番号を表示するとともに,最新のジョブ番号をローカル・シンボル $ENTRY に設定します。エントリ番号は,SHOW ENTRY または SHOW QUEUE コマンドで確認できます。


説明

SET ENTRY コマンドを使用すると,ジョブが現在実行中でない場合, 1つまたは複数のジョブの状態または属性を変更できます。 SET ENTRY コマンドは,マルチファイル・ジョブ内の個々のファイルには影響しません。

修飾子によって,さまざまな属性を指定したり属性を削除したりできます。一部の修飾子は,バッチ・ジョブとプリント・ジョブの両方に適用されます。他の修飾子は,バッチ・ジョブまたはプリント・ジョブのいずれかに制限されています。 SET ENTRY コマンドのすべての修飾子の省略時の設定は, SET ENTRY コマンドを入力する前のジョブの属性と状態です。

このコマンドを使用するには,ジョブの削除 (D) アクセス,キューの管理 (M) アクセス,または OPER (オペレータ)特権が必要です。


修飾子



/AFTER=時刻



/NOAFTER

指定時間後に実行するようにジョブを保留します。指定時間が既に過ぎていた場合は,すぐに実行されます。

絶対時刻または,絶対時刻とデルタ時間の組み合せを指定できます。時刻指定方法の詳細は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピック (Date_Time サブトピック) を参照してください。

注意

セキュリティ上の理由で,ジョブの登録時刻よりも前にそのジョブの開放あるいは再スケジュールを行うことはサポートされていません。したがって,システム時刻を未来の時刻に設定し,キュー・マネージャが起動しているノード上にジョブを登録した場合,システム時刻を元に戻すとそのジョブを現在の時刻に開放あるいは再スケジュールすることはできません。

たとえば,システム時刻を未来の時刻である 2020 年 1 月 1 日に設定し,ジョブが 2020 年 1 月 1 日に起動するように登録することができます。しかし,システム時刻を現在の時刻に戻した場合,ジョブを現在の時刻に開放することはできず,ジョブは 2020 年 1 月 1 日に開放されるよう設定されたままとなります。

この状態は,/AFTER,/NOHOLD,/RELEASE の修飾子に影響を与えます。

保留状態のジョブに /AFTER 修飾子を指定するには,指定時刻までジョブが保留されるように, /NOHOLD 修飾子を /AFTER 修飾子とともに指定します。保留状態のジョブは, SET ENTRY コマンドに /NOAFTER または /RELAESE 修飾子を指定すると,保留状態のジョブを開始させることができます。

/BURST



/NOBURST

バースト・バーを間に入れた2枚のフラグ・ページを,プリント・ジョブのそれぞれのファイルの先頭に付加するかどうかを指定します。

/[NO]BURST 修飾子を用いて, /DEFAULT 修飾子のオプションで設定されたプリント・キューの省略時の設定に優先させることができます。ただし,/SEPARATE 修飾子のオプションで設定された場合は変更できません。

ファイルに /BURST 修飾子を指定した場合は,/[NO]FLAG 修飾子を指定しても,ファイルに先立って印刷される 2 枚のフラグ・ページに追加したり減らしたりすることはできません。



/CHARACTERISTICS=(属性[,...])



/NOCHARACTERISTICS

ジョブに関連する,1つまたは複数の属性をその名前または番号で指定します。属性とは,インクの色などのことです。属性を1つだけ指定する場合には,括弧を省略できます。

属性の番号は,0 〜 127 までの数値です。システムに対してどの属性が定義されているかを調べるためには, SHOW QUEUE/CHARACTERISTICS コマンドを使用します。また,特定のキューに対して使用できる属性を調べるには, SHOW QUEUE/FULL コマンドを使用します。

キューに関連するすべての属性または一部の属性がジョブと関連している場合,あるいはすべての属性が関連していない場合でも,プリント・ジョブは実行キューで処理できます。つまり,ジョブの属性はキューの属性のサブセットでなければなりません。そうでない場合には,次の条件のどれかが満たされるまで,そのジョブは待ち状態のまま実行されません。

  • キュー属性を,ジョブ属性がキュー属性のサブセットになるように変更する (SET QUEUE/CHARACTERISTICS コマンド等で変更します)。

  • ジョブ属性を,ジョブ属性がキュー属性のサブセットになるように変更する (SET ENTRY/CHARACTERISTICS コマンド等で変更します)。

  • すべてのジョブ属性を満たすようなキュー属性のキューに,ジョブを移動する (SET ENTRY /REQUEUE コマンド等で変更します)。

  • ジョブが削除される(DELETE/ENTRY コマンド等で削除します)。



/CLI=ファイル名

バッチ・ジョブの実行に使用するコマンド言語インタプリタ(CLI)の名前を指定します。 CLI のファイル名は,SYS$SYSTEM:ファイル名.EXE です。 /CLI 修飾子を指定しない場合は,利用者登録ファイル(UAF)に定義されている CLI か,最初にジョブが登録された時の CLI によって,ジョブは実行されます。

/COPIES=n

印刷部数を指定します。n は 1 〜 255 までの数字です。 SET ENTRY コマンドの /COPIES 修飾子で指定したコピー部数は,プリント・ジョブ全体に適用されます。このコマンドでは,マルチファイル・ジョブの個々のファイルに対して,その印刷部数を指定することはできません。

/CPUTIME=時間

バッチ・ジョブの CPU 時間の上限値を定義します。指定できる時間値は,デルタ時間,0,または NONE,INFINITE というキーワードです。ジョブが実行されるキューに対して CPUMAXIMUN 値 ( 上限値0が定義されている場合は,ジョブに指定された値とキューの上限値との小さい方が使用されます。ジョブが実行されるキューに対して CPU 時間上限値が定義されていない場合は, SET ENTRY コマンドで指定された値と利用者登録ファイル (UAF) に設定されている値とで小さい方が使用されます。キューに上限値が設定されてなく,利用者登録ファイル (UAF) に CPU 上限値として NONE が設定されている場合は, 0 またはキーワード INFINITE を指定すると CPU 時間は無制限です。キーワード NONE を指定するとキューまたは UAF に設定された値になります。 CPU 時間は,システム・パラメータ PQL_MCPULM よりも大きいか等しくなくてはなりません。

CPU 時間上限値についての詳細は, INITIALIZE/QUEUE コマンドの CPU 時間上限値指定,およびアクション・テーブルを参照してください。時間値の指定方法は,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピック (Date_Time サブトピック) を参照してください。

/FEED



/NOFEED

プリント・ジョブに対して,使用しているフォームの下部マージンに達した際に改ページ (フォーム・フィード) を自動的に行うかどうかを指定します。 /NOFEED 修飾子を指定すると, ( 他のどのキャリッジ・コントロール機能にも影響を与えずに ) 自動フォーム・フィードを行わないようにすることができます。

SET ENTRY コマンドの /FEED 修飾子は,プリント・ジョブのすべてのファイルに適用されます。このコマンドでは,マルチファイル・ジョブの個々のファイルに対してフォーム・フィードを制御することはできません。

/FLAG



/NOFLAG

プリント・ジョブのそれぞれのファイルの先頭に,フラグ・ページを付けるかどうかを指定します。フラグ・ページには,ジョブを登録したユーザ名,ジョブ・エントリ番号と印刷ファイルに関するその他の情報を含みます。

使用しているキューに対してインストール時に定義された省略時の設定を変更したり,または PRINT コマンドで指定された設定を変更するためには, /[NO]FLAG 修飾子を使用します。

/FORM=フォーム

プリント・ジョブに対するフォーム名,またはフォーム番号を指定します。 /FORM 修飾子を省略した場合は,実行キューに設定されている省略時設定のフォームが使用されます。

フォーム・タイプによって,プリント・イメージの幅と長さ,または用紙ストックを指定できます。これらは,ジョブの実行時にプリント・シンビオントがジョブと対応づけます。システムで使用できるフォーム・タイプを調べるには, SHOW QUEUE/FORM コマンドを使用します。また,特定のキューに対してマウントされているフォームを調べたり,そのキューの省略時設定のフォームを調べるためには, SHOW QUEUE/FULL コマンドを使用します。

ジョブに対応したフォームのストックは,ジョブを実行する実行キューにマウントされたフォームのストックと一致しなければなりません。ストックが一致しない場合には,次の条件のいずれかが満たされるまで,そのジョブは待ち状態のまま実行されません。

  • ジョブのフォームと同じストックのフォームが,キューにマウントされる (SET QUEUE/FORM_MOUNTED コマンド等で変更します )。

  • キューにマウントされたフォームと同じストックのフォームが,ジョブに指定される (SET ENTRY /FORM コマンド等で変更します )。

  • マウントされているフォームのストックが,ジョブのフォームのストックと一致するようなキューに,ジョブを移動する (SET ENTRY /REQUEUE コマンド等で変更します )。

  • ジョブを削除する (DELETE/ENTRY コマンド等で削除します )。



/HEADER



/NOHEADER

プリント・ジョブの各ページの先頭に,ヘッダ行を出力するかどうかを指定します。

/HOLD



/NOHOLD

ジョブをただちに処理できるようにするか,または保留状態にして後で処理するかどうかを制御します。 /HOLD 修飾子を指定した場合は, SET ENTRY/NOHOLDまたは SET ENTRY/RELEASE コマンドを実行するまで,ジョブの処理保留状態は解かれず,ジョブは実行されません。

/NOHOLD 修飾子を指定すれば,次のような保留されているジョブを開始させることができます。

  • /HOLD 修飾子を用いて登録されたジョブ

  • 実行終了後もキューに残っている(retain 状態の)ジョブ

  • ユーザ作成のシンビオントによって拒否されたジョブ

注意

セキュリティ上の理由で,ジョブの登録時刻よりも前にそのジョブの開放あるいは再スケジュールを行うことはサポートされていません。したがって,システム時刻を未来の時刻に設定し,キュー・マネージャが起動しているノード上にジョブを登録した場合,システム時刻を元に戻すとそのジョブを現在の時刻に開放あるいは再スケジュールすることはできません。

たとえば,システム時刻を未来の時刻である 2020 年 1 月 1 日に設定し,ジョブが 2020 年 1 月 1 日に起動するように登録することができます。しかし,システム時刻を現在の時刻に戻した場合,ジョブを現在の時刻に開放することはできず,ジョブは 2020 年 1 月 1 日に開放されるよう設定されたままとなります。

この状態は,/AFTER,/NOHOLD,/RELEASE の修飾子に影響を与えます。



/JOB_COUNT=n

プリント・ジョブ全体を n 回印刷することを要求します。ここで,n は 1 から 255 までの任意の 10 進数です。この修飾子は,PRINT コマンドで指定した /JOB_COUNT 修飾子に優先します。

/KEEP



/NOKEEP

バッチ・ジョブ・ログ・ファイルを印刷後に削除するかどうかを制御します。

/LOG_FILE[=ファイル指定]



/NOLOG_FILE

指定した名前のログ・ファイルを作成します。バッチ・ジョブを実行しているプロセスが,ログ・ファイルがある装置にアクセスできれば,異なる装置名を指定することもできます。ファイル指定が論理名の場合は, SET ENTRY コマンドを実行するプロセスのコンテキストの中で変換されます。

/LOG_FILE 修飾子を指定せずに /NAME 修飾子を指定した場合,ログ・ファイルは /NAME 修飾子で指定されたものと同じファイル名でファイル・タイプが LOG であるファイルに書き込まれます。 /LOG_FILE 修飾子を省略した場合には, /NAME で使用したジョブ名はファイル名として有効な名前でなければなりません。

/LOWERCASE



/NOLOWERCASE

大文字と小文字を両方とも印字できるプリンタでファイルを印刷するかどうかを指示します。 /NOLOWERCASE 修飾子は,大文字の印字のみをサポートしているプリンタでファイルを印刷することを示しています。使用しているプリンタのすべてが大文字も小文字も印字できるのであれば, /LOWERCASE 修飾子を指定する必要はありません。

/NAME=ジョブ名

ジョブを識別する名前文字列を定義します。この名前文字列の長さは 1 〜39 文字までの英数字です。ジョブ名は,SHOW ENTRY および SHOW QUEUE コマンドで表示されます。バッチ・ジョブの場合,ジョブ名はバッチ・ジョブ・ログ・ファイルにも使用されます。プリント・ジョブでは,ジョブ名はプリント・アウトのフラグ・ページにも使用されます。

/NAME 修飾子をジョブに対して指定しなかった場合,ジョブ名はそのジョブの最初のファイル名になります。

/NOCHECKPOINT

バッチ・ジョブの場合,最も最近実行された SET RESTART_VALUE コマンドによって設定された値が消去されます。プリント・ジョブの場合,ジョブを最初から再実行できるよう,格納されていたチェックポイントがクリアされます。

/NODELETE

/DELETE 修飾子を付けて登録された,ジョブに対するファイル削除を取り消します。ジョブが最初にキューに登録されたときに /DELETE 修飾子の指定がなければ, SET ENTRY を使用して後でファイル削除を設定することはできません。 /NODELETE 修飾子を使用して,マルチファイル・ジョブ内の個々のファイルの削除を取り消すことはできません。

/NOTE=文字列

255 文字までのメッセージを指定して,プリント・ジョブのフラグ・ページに印刷します。小文字や空白,英数字以外の文字 (スペースを含む) を含むメッセージは,引用符(" ")で囲みます。

/NOTIFY



/NONOTIFY

ジョブの完了あるいは異常終了時に,メッセージを出力して通知するかどうかを制御します。同じ OpenVMS Cluster システムにログインしているターミナル・セッションに通知されます。

/OPERATOR=文字列

プリント・ジョブの印刷開始時に,オペレータに送る 255 文字までのメッセージ文字列を指定します。スペースや特殊文字,小文字を含むメッセージは,引用符(" ")で囲みます。

/PAGES=([下限,]上限)

指定ジョブにおいて印刷するページ数を指定します。この修飾子を使用することによって,長いファイルの一部だけを印刷することができます。省略時の設定では,ファイル全体が印刷されます。 SET ENTRY コマンドで /PAGES修飾子を使用した場合,この修飾子を 1 つのジョブ全体にのみ適用できます。修飾子を使用して,マルチファイル・ジョブ内の個々のファイルに対して,個別に印刷するページ数を指定することはできません。

下限指定子は,印刷するファイルの先頭ページを指します。この指定子を省略すると,そのファイルの先頭ページから印刷開始されます。

上限指定子は,印刷するファイルの最終ページを指します。ファイルの終わりまで印刷したいが,そのファイルに何ページあるか分からないときには,上限指定子として引用符(" ")を使用できます。

上限指定子に対する値だけを指定するときには,括弧を省略できます。たとえば,/PAGES=10 と指定すると,ファイルの最初の 10 ページが印刷されます。 /PAGES=(5,10) と指定すれば,5 ページ目から 10 ページ目が印刷されます。また,/PAGES=(5,"") とすると, 5 ページ目からそのファイルの最終ページまでが印刷されます。

/PARAMETERS=(パラメータ[,...])

ジョブに引き渡すパラメータを 1 〜 8 個指定します。各パラメータの長さは最大 255 文字です。パラメータを 1 つだけ指定するときには,括弧を省略できます。特殊文字や区切り文字を含むパラメータを指定するときには,そのパラメータを引用符で囲んでください。

バッチ・ジョブの場合,パラメータにより,そのジョブの各コマンド・プロシージャ内でシンボル P1 〜 P8 に対応する値を定義します。これらのシンボルは,指定されたコマンド・プロシージャの中でのみ有効なローカル・シンボルです。

/PASSALL



/NOPASSALL

シンビオントがプリント・ジョブのすべての整形処理を行わず,出力 QIOを書式なしでドライバに送るかどうかを指定します。整形処理に関係する修飾子 (/HEADER,/PAGES,/PAGE_SETUP 修飾子なども含む) はすべて無視されます。

SET ENTRY コマンドとともに /PASSALL 修飾子を使用した場合,この修飾子はそのジョブ全体にのみ適用されます。この修飾子を使用して,マルチファイル・ジョブ内の個々のファイルに PASSALL モードを指定することはできません。

/PRINTER[=キュー名]



/NOPRINTER

ジョブが完了したときに,バッチ・ジョブ・ログ・ファイルを印刷するためキューに登録します。ログ・ファイルの省略時の出力キューは,SYS$PRINTです。 /PRINTER 修飾子を使用すれば,特定の出力キューを指定できます。 /NOPRINTER 修飾子を指定したときには, /KEEP 修飾子が指定されたものと見なされます。

/PRIORITY=n

キューの最高スケジュール優先順位よりも高い優先順位値を指定するときには, OPER(オペレータ)あるいは ALTPRI ( 優先順位変更 ) 特権が必要です。

ジョブ・スケジュール優先順位を指定します。優先順位値は 0 〜 255 の整数でなければなりません。ここで,優先順位は 0 が最低で,255 が最高です。

/PRIORITY 修飾子の省略時の値は,システム・パラメータ DEFQUEPRI の値です。キューの最高スケジュール優先順位よりも低い優先順位を指定するときには,特権は必要ありません。

/RAD=n (Alpha のみ)

発行されたバッチ・ジョブを実行する RAD 番号を指定します。

ジョブを発行したバッチ・キューに RAD が設定されていない場合は,ジョブはここで指定された RAD を使用して実行されます。バッチ・キューに RAD が設定されている場合は,ジョブはそのキューで指定されている RAD を使用して実行されます。

AlphaServer GS シリーズ・システム上でのみサポートされます。

/RELEASE

/RELEASE 修飾子を使用して,保留されていた次のようなジョブを解放できます。

  • /AFTER 修飾子を使用して登録されたジョブ

  • /HOLD 修飾子を使用して登録されたジョブ

  • 完了後もキューに保持されている (保持状態の) ジョブ

  • ユーザが作成したシンビオントによって拒否されたジョブ

注意

セキュリティ上の理由で,ジョブの登録時刻よりも前にそのジョブの開放あるいは再スケジュールを行うことはサポートされていません。したがって,システム時刻を未来の時刻に設定し,キュー・マネージャが起動しているノード上にジョブを登録した場合,システム時刻を元に戻すとそのジョブを現在の時刻に開放あるいは再スケジュールすることはできません。

たとえば,システム時刻を未来の時刻である 2020 年 1 月 1 日に設定し,ジョブが 2020 年 1 月 1 日に起動するように登録することができます。しかし,システム時刻を現在の時刻に戻した場合,ジョブを現在の時刻に開放することはできず,ジョブは 2020 年 1 月 1 日に開放されるよう設定されたままとなります。


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