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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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リファレンス・セクション
付録 A:廃止されたコマンド
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OpenVMS
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装置との接続が切断されたときに,シャドウ・セットのマウント・チェックが行われている場合は,この修飾子を使用して,そのメンバをただちにシャドウ・セットから除外することができます。

シャドウ・セットのマウント・チェックが行われていない場合,アクションはただちには実行されません。装置との接続が切断されても,シャドウ・セットのマウント・チェックが行われていない場合は,この修飾子を使用して,シャドウ・セットのメンバにフラグを付け,マウント・チェックの開始と同時にそのメンバをシャドウ・セットから除外することができます。

指定される装置は,コマンドが発行されたノードにマウントされているシャドウ・セットのメンバでなければなりません。

/LOG



/NOLOG (省略時の設定)

ログ情報が,ターミナルに表示されるかどうかを指定します。省略時の設定では,情報は表示されません。

/MEMBER_TIMEOUT=n ddcu: (Alpha のみ)

シャドウ・セットのメンバに使用するタイムアウト値を指定します。

この修飾子が指定する値は,特定の装置に対するシステム・パラメータ SHADOW_MBR_TMO を無効にします。シャドウ・セットの各メンバに異なる MEMBER_TIMEOUT 値を割り当てることができます。

n の有効な範囲は 1〜16777215 秒です。

指定される装置は,コマンドが発行されたノードにマウントされているシャドウ・セットのメンバでなければなりません。

/MV_INTVL=n

MVSUPMSG_INTVL システム・パラメータのシステム内設定を,指定した装置についてのみ,n (秒) で指定した値によって上書きします。 /MV_INTVL=0 の場合は,代わりに MVSUPMSG_INTVL の値が使用されます。 MVSUPMSG_INTVL=0 または MVSUPMSG_NUM=0 の場合は,すべてのマウント・チェックが通知されます。 MVSUPMSG_INTVL の詳細については,『OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』を参照してください。

/MV_NUM=n

MVSUPMSG_NUM システム・パラメータのシステム内設定を,指定した装置についてのみ,n ( 秒 ) で指定した値によって上書きします。 /MV_NUM=0 の場合は,代わりに MVSUPMSG_NUM の値が使用されます。 MVSUPMSG_NUM=0 または MVSUPMSG_INTVL=0 の場合は,すべてのマウント・チェックが通知されます。 MVSUPMSG_NUM の詳細については,『OpenVMS システム管理ユーティリティ・リファレンス・マニュアル』を参照してください。

/MVTIMEOUT=n DSAnnnn: (Alpha のみ)

仮想装置名 DSAnnnn: で指定されたシャドウ・セットで使用するマウント・チェックのタイムアウト値を指定します。

この修飾子が指定する値は,特定のシャドウ・セットに対するシステム・パラメータ MVTIMEOUT によって指定される値を無効にします。

n の有効な範囲は 1〜16777215 秒です。

指定されるシャドウ・セットは,コマンドを実行するノード上にマウントされていなければなりません。

/PATH=パス説明文字列

(マルチパス装置のみ) 装置への特定の経路を指定します。パス説明文字列は,ホストから装置までのパスを識別するものです (たとえば, PGA0.2343-A855-BC99-876F あるいは PKC0.5)。ワイルドカード文字は特別な意味を持ちません。パス説明文字列は,最小の固有の文字列に短縮することができます。

この修飾子を指定しても,アクションが実行されるわけではないことに注意してください。アクションを実行するには,/(NO)ENABLE,/(NO)POLL,/SWITCH のいずれかを併用する必要があります。

/POLL



/NOPOLL

/PATH 修飾子で指定されたパスが,パス切り替えデスティネーションとして継続して利用可能であるかどうかポーリングされることを指定します。これは,このパスへの切り替えに影響を与えるものではありません。この目的は,パスがパス切り替えデスティネーションとして使用できるかどうかをオペレータに通知することだけです。省略時の設定では,装置パスが検出された場合,すべての装置パスのポーリングが有効となっています。この修飾子はマルチパス装置に対してのみ適用されることに注意してください。

/PREFERRED_CPUS=cpu-a[,cpu-b,cpu-c,...]



/NOPREFERRED_CPUS

オペレーティング・システムが Fast Path ポートへの割り当てに選択する CPU あるいは CPU 候補の組を指定することができます。選択された CPU はその Fast Path ポートの優先 CPU と呼ばれます。この優先 CPU 上では,その Fast Path ポートの割り込み I/O 完了処理および I/O 開始処理が優先されます。

優先 CPU の選択だけでなく,このポートにはユーザ優先 CPU が設定されます。ユーザ優先 CPU を設定することにより,そのユーザ優先 CPU が停止するまでは,別の CPU に割り当てられることを防ぐことができます。この修飾子は省略することができます。/NOPREFERRED_CPUS 修飾子を指定した場合,そのポートに対するユーザ優先 CPU はクリアされますが,継続して Fast Path ポートであり,現在の優先 CPU は変更されません。

同一のコマンド行で /PREFERRED_CPUS および /NOPREFERRED_CPUS の両方を指定した場合,/NOPREFERRED_CPUS は無視されます。

Fast Path が有効である場合,DCL コマンドの SHOW DEVICES/FULL を使用することで,現在の優先 CPU およびユーザ優先 CPU を表示することができます。

I/O 性能を向上させる Fast Path 機能の使用法についての詳細は,『OpenVMS I/O User's Reference Manual』を参照してください。

/READ_COST=n {ddcu: | DSAnnnn:} (Alpha のみ)

シャドウ・セットの各メンバ (ddcu:) に割り当てられている省略時の "コスト" を変更できます。割り当て値を変更することによって,メンバが 2 つのシャドウ・セットで,片方の読み込みを他方よりも優先したり,またはメンバが 3 つのシャドウ・セットの場合に,1 つまたは 2 つのメンバを残りのメンバよりも優先したりすることができます。

指定されるコストの有効な範囲は 1 〜 65,535 単位です。

シャドウイング・ドライバは,個々のシャドウ・セット・メンバが最初にマウントされるときに,省略時の READ_COST の値を割り当てます。省略時の値は,装置のタイプと,それをマウントしているシステム内での構成によって異なります。次のリストでは,省略時の READ_COST の割り当てコストが小さい順に,装置のタイプを示します。

  • DECram 装置

  • 同じ物理位置にある直接接続された装置

  • リモート位置にある直接接続された装置

  • DECram がサービスを提供している装置

  • その他のサービスを受けている装置の省略時の値

/READ_COST 修飾子が指定する値は,省略時の割り当てを無効にします。シャドウイング・ドライバは,シャドウ・セット・メンバの現在のキューの深さの値を READ_COST 値に加え,最も小さい値のメンバから読み込みを行います。

クラスタを構成するシステムは,各シャドウ・セット・メンバにそれぞれ異なるコストを割り当てることができます。

この修飾子でシャドウ・セット・メンバではなくシャドウ・セット (DSAnnnn:) が指定されている場合, /READ_COST 修飾子は,すべてのシャドウ・セット・メンバの読み込みコスト設定を,シャドウイング・ソフトウェアによって自動的に決定されている省略時の読み込みコスト設定に戻します。指定されたシャドウ・セットは,コマンドが実行されるノードにマウントされていなければなりません。この場合,コストとして指定されている値は無視されるので,どんな数値を指定してもかまいません。

/SITE コマンド修飾子が指定されている場合,シャドウイング・ドライバは,省略時の READ_COST 値を割り当てるときに,サイト値を考慮に入れます。ある装置が"リモート位置にある直接接続された装置"のカテゴリに分類されるかどうかをシャドウイング・ソフトウェアが判断するためには,シャドウ・セットとシャドウ・セット・メンバの両方に /SITE コマンド修飾子を適用する必要があります。

サイト 1 にあるシステムのシャドウ・セットに対して要求された読み込みは,同じサイト 1 にあるシャドウ・セット・メンバに対して実行されます。サイト 2 にある同じシャドウ・セットに対して要求された読み込みは,サイト 2 にあるメンバから読み込むことができます。

/RESET=(キーワード[,キーワード])

CMKRNL 特権と DIAGNOSE 特権が必要です。

装置のエラー回数と操作回数のいずれかまたは両方をリセットします。次のキーワードのいずれかまたは両方を指定する必要があります。

ERROR_COUNT エラー回数をリセットします。
OPERATION_COUNT 操作回数をリセットします。

いずれかの回数をリセットすると,エラー・ログにメッセージが送信されます。このメッセージは,回数がリセットされたことと,リセット前のカウンタの値を表示します。

/SITE=n {DSAnnnn: | ddcu:} (Alpha のみ)

シャドウイング・ドライバに対し,指定されたシャドウ・セット (DSAnnnn:) またはシャドウ・セット・メンバ (ddcu:) のサイト位置を指定します。メンバがシャドウ・セットからいったん除外された後,元に戻された場合は,この修飾子を指定し直す必要があります。

SHADOW_SITE_ID システム・パラメータは,シャドウ・セットの省略時のサイト位置を定義します。シャドウ・セットの省略時の位置は,/SITE 修飾子を使用して無効にすることができます。

n で表されるサイト位置の有効な範囲は 1 〜 255 です。

この修飾子を適用すると,このコマンドまたは SET SHADOW/SITE コマンドで設定を変更するまで有効です。

この修飾子を使用すると,各シャドウ・セット・メンバとシャドウ・セットに /SITE 修飾子を指定している場合に,システムに物理的にローカルなメンバが読み込みの優先ディスクとなるので,読み込みパフォーマンスが向上します。ファイバ・チャネル構成では,異なるサイトのシャドウ・セット・メンバが,システムに直接接続されます。ボリューム・シャドウイングおよびクラスタ・ソフトウェアでは,マルチサイトのファイバ・チャネル構成でのローカルとリモートの区別はありません。

/SPOOLED[=(キュー名[:],中間ディスク名[:])]



/NOSPOOLED

ファイルが,中間ディスクにスプールされるかどうかを指定します。

キュー名は,ファイルが登録されるプリント・キューを示します。キュー名を指定していない場合には,省略時の値として,プリンタまたはターミナルの名前が使用されます。

中間ディスク名は,スプールされたファイルが書き込まれるディスクを示します。中間ディスク名を指定していない場合には,省略時の値として, SYS$DISK( 現在の省略時の装置 ) が使用されます。中間ディスクは,ファイルを書き込む前にマウントしておかなければなりません。

装置がディスクにスプールされたあと,スプールされた装置が /NOSPOOLED に設定されるまで,そのディスクはディスマウントできなくなります。スプール属性を変更する場合には,前もってすべてのチャネルの割り当てを,印刷装置から解除しなければなりません。また,その装置に割り当てられているキューも停止しなければなりません。

/SWITCH

マルチパス装置の現在のパスから /PATH 修飾子で指定されたパスに切り替えます。そのパスが SET DEVICE/NOENABLE によって無効とされていない場合に限り,パスの切り替えが行われます。パスの切り替えは開始されますが,ユーザに制御を返すまでは完了しません。SHOW DEVICE/MULTIPATH を使用して,パスの切り替えが正しく完了したことを確認してください。

このコマンドには OPER 特権が必要です。また,テープ装置に通常見られることですが,その装置が別のプロセスによって割り当てられている場合は,SHARE 特権が必要です。


#1

$ SET DEVICE/SPOOLED=(LPA0)  LPA0:

この例では,/SPOOLED 修飾子は,LPA0 というプリント・キューが,ディスク・ファイルがプリントされる前に,中間ディスクにスプールされることを要求しています。中間ディスクを指定しないため,省略時の値として,SYS$DISK が使用されます。

#2

$ SET DEVICE/ERROR_LOGGING  DKB2:

この例では,装置 DKB2 について報告されたすべての装置エラーが,エラー・ログ・ファイルに記録されることを要求しています。

#3

$ SET DEVICE/NOAVAILABLE DRA0:

この例では,装置 DRA0 にディスクをマウントできないようにしています。

#4

$ SET DEVICE/DUAL_PORT DRA0:

このコマンドを実行すると,装置 DRA0 でデュアル・ポートの機能が使用可能になります。

#5

$ SET DEVICE/PREFERRED_CPU=1 PNA0

Fast Path ポート PNA0 が CPU 1 に割り当てられ,ユーザ優先 CPU が 1 に設定されます。

#6

$ SET DEVICE/NOPREFERRED_CPU  PNA0

ポート PNA0 に対するユーザ優先 CPU がクリアされますが, Fast Path ポートのままであり,CPU 1 が現在の優先 CPU です。

#7

$ SET DEVICE/PREFERRED_CPU=(0,1,2)  PNA0

オペレーティング・システムが Fast Path ポート PNA0 に対する優先 CPU として CPU 0,1,2 を選択し,ユーザ優先 CPU を選択した CPU に設定します。

#8

$ SET DEVICE $1$DGA1001:/PATH=PGB0.0123-4567-89AB-CDEF/ENABLE

この例では,切り替えパス・デスティネーションとして PGB0.0123-4567-89AB-CDEF パスを有効とするよう要求しています。この要求の前にそのパスが有効な状態である場合は,エラーは通知されません。/NOENABLE オプションが使用されていた場合は,そのパスは切り替えパスの対象から除外されます。

#9

$ SET DEVICE $1$DGA1001:/PATH=PGB0.0123-4567-89AB-CDEF/POLL

この例では,切り替えパス・デスティネーションとして PGB0.0123-4567-89AB-CDEF パスを有効とし,継続した利用可能状態のポーリングを有効とするよう要求しています。 /NOPOLL オプションが使用されていた場合は,そのパスは利用可能ポーリング・パスの対象から除外されます。

#10

$ SET DEVICE $1$DGA1001:/PATH=PGB0.0123-4567-89AB-CDEF/SWITCH

この例では,現在のパスから PGB0.0123-4567-89AB-CDEF パスに切り替えるよう要求しています。万一パスに障害が発生した場合は,未指定パスの切り替えアルゴリズムが使用されます。

#11

$ ! Command sequence used on system 1 at site 1:
$ MOUNT/SYSTEM DSA0:/SHADOW=($1$DGA0:,$1$DGA1:) TEST
$ SET DEVICE/SITE=1  DSA0:
$ !
$ ! Command sequence used on system 2 at site 2:
$ MOUNT/SYSTEM DSA0:/SHADOW=($1$DGA0:,$1$DGA1:) TEST
$ SET DEVICE/SITE=2  DSA0:
$ !
$ ! Commands used on both system 1 and system 2:
$ SET DEVICE/SITE=1  $1$DGA0:
$ SET DEVICE/SITE=2  $1$DGA1:
 
 

この例では,サイト 1 にあるシステムは,物理的にローカルなディスクである $1$DGA0 からすべての読み込みを実行します。これに対して,サイト 2 にあるシステムは,物理的にローカルなディスクである $1$DGA1 からすべての読み込みを実行します。




ローカル・ノードのディスクを, OpenVMS Cluster 内のすべてのノードから使用できるようにします。

OpenVMS Cluster 環境下でのみ使用可能です。


形式

SET DEVICE/SERVED ノード名$DDcu:


パラメータ



ノード名$DDcu:

クラスタ内のノードから使用できるようにする,装置の名前を指定します。

説明

SET DEVICE/SERVED コマンドは,大容量記憶制御プロトコル (MSCP) サーバと組み合せて,ローカル・ノード上のディスクをクラスタ内のすべてのノードで使用できるようにするために使用します。ローカル・ノードは,OpenVMS Cluster のメンバでなければなりません。また,ローカル MSCP サーバは,システム生成ユーティリティ (SYSGEN) で起動されていなければなりません。

次の条件では,SET DEVICE/SERVED コマンドは使用できません。

  • フェーズ II シャドウ・セット仮想ユニット提供下において

  • すでにマウントされている装置上において

  • システム・ディスク上において

  • クォーラム・ディスク上において

SET DEVICE/SERVED コマンド文字列は,ローカルのスタートアップ・コマンド・ファイルの一部として含めることができ,またマウント・ユーティリティがそのディスクをマウントしてクラスタ全体を使用可能にする前に,入力することができます。サービスするディスクを Mount ユーティリティでマウントする ( クラスタ全体で使用できるようになる ) 前に入力できます。


#1

$ SET DEVICE/SERVED DRA4:

この例では,ローカル・ノードの DRA4: というディスク装置を,クラスタ内の他のすべてのプロセッサから使用できるようにするために, MSCP サーバに指示を与えます。


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