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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
ライブラリ

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まえがき
リファレンス・セクション
付録 A:廃止されたコマンド
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OpenVMS
DCL ディクショナリ


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#1

$ ERR = F$GETDVI("_DQA0","ERRCNT")
$ SHOW SYMBOL ERR
  ERR = 0  Hex = 00000000 Octal = 000000
 

この例は,DQA0 という装置のエラー回数を調べるために, F$GETDVI 関数を使用する方法を示しています。 DQA0 という装置名と ERRCNT という項目は,文字列リテラルなので引用符で囲まなければなりません。

#2

$ LIBRARY/EXTRACT=$DCDEF/OUTPUT=$DCDEF.TXT SYS$LIBRARY:STARLET.MLB
                       

この例では,STARLET ライブラリの装置タイプと装置クラスの値のリストを含んでいるファイル $DCDEF.TXT を作成する方法を示しています。装置クラスは 'DC$' で始まり,装置タイプは 'DT$' で始まります。

今日の SCSI ディスクとテープの大部分は汎用の DEVTYPE コード (DT$_GENERIC_DK または DT$GENERIC_MK) を戻すので, DEVICE_TYPE_NAME 項目を使用するようにしてください。


$ X=F$GETDVI("XDELTA$DKA0:","DEVICE_TYPE_NAME") 
$ SHOW SYMBOL X 
  X = "RZ29B" 

F$GETENV (Alpha のみ)

指定されたコンソール環境変数の値を戻します。

形式

F$GETENV (項目リスト)



戻り値


指定されたコンソール環境変数の値を戻します。システムがコンソール・モードである場合,ユーザはコンソール環境変数を修正することができます。このレキシカル関数を使用することで,システムが稼動中に変数の内容を読み取ることができます。



引数



項目リスト

定義されているコンソール環境変数名は次のとおりです。

Auto_action, Boot_dev, Bootdef_dev, Booted_dev, Boot_file, Booted_file, Boot_osflags, Booted_osflags, Boot_reset, Dump_dev, Enable_audit, License, Char_set, Language, Tty_dev


説明

指定されたコンソール環境変数の値を戻します。

#1

$ dump_device = f$getenv("dump_dev") 
$ write sys$output "The dump device for this system is ", dump_device 
 

この関数は,システムのダンプ装置を表示します。

F$GETJPI

$GETJPI システム・サービスを呼出し,指定されたプロセスに関する情報を戻します。

同じグループ内の他のプロセスに関する情報を得るためには, GROUP 特権が必要です。システム内の他のプロセスに関する情報を得るためには, WORLD 特権が必要です。


形式

F$GETJPI (pid,項目)



戻り値


要求する項目に応じて,整数または文字列となります。各項目に戻される値のデータ・タイプを 表 DCLI-7 に示します。



引数



pid

情報が戻されるプロセスの識別番号。プロセス識別の値(pid)は文字列式として指定します。 pid 引数を指定する場合,先行する 0 は省略できます。

空文字列を指定すると,現在のプロセスに対する操作となります。

$GETJPI システム・サービスでは pid 引数にワイルドカード文字を使用できますが, F$GETJPI 関数では使用できません。プロセスの識別番号の一覧を得るには,F$PID 関数を使用します。

項目

戻されるプロセス情報のタイプ。文字列式として指定します。 表 DCLI-7 の項目から 1 項目を指定します。

説明

$GETJPI システム・サービスを呼び出し,指定したプロセスの情報を戻します。$GETJPI システム・サービスで指定することができる,すべての項目の情報を戻します。$GETJPI システム・サービスについての詳細は『OpenVMS System Services Reference Manual』を参照してください。

ターゲット・プロセスが中断されている,または MWAIT (資源待ち) 状態の場合, F$GETJPI レキシカル関数は,ゼロまたは空文字列を戻します。また,要求された項目は,プロセスの仮想アドレス空間に格納されます。

F$GETJPI 関数を使用すると,プロセスが自動的にファイルをアンシェルブするかどうかが分かります。

STS2 項目コードを指定すると, F$GETJPI は 32 ビットの数値を戻します。この数値を 2 進形式に変換すると,シンボル・ビット位置 PCB$V_NOUNSHELVE の数字により,省略時の設定でアンシェルブするかどうかが分かります。このビットが 1 であれば,自動アンシェルブはオフになり,このビットが 0 であれば,自動アンシェルブがオンになります。

F$GETJPI 関数に指定する項目, 戻される情報, およびその情報のデータ・タイプを 表 DCLI-7 に示します。

詳細は,『Guide to OpenVMS File Applications』を参照。)

表 DCLI-7 F$GETJPI 項目
項目 データ・
タイプ
戻される情報
ACCOUNT 文字列 アカウント名文字列(後ろの空白を含め 8 文字)
APTCNT 整数値 アクティブなページ・テーブル数
ASTACT 整数値 アクティブな非同期システム・トラップ(AST)のアクセス・モード
ASTCNT 整数値 残りの AST 制限
ASTEN 整数値 AST が有効なアクセス・モード
ASTLM 整数値 AST 上限値
AUTHPRI 整数値 ALTPRI 特権のないプロセスが $SETPRI システム・サービスで獲得できる最高優先順位
AUTHPRIV 文字列 プロセスでの使用を認められた特権
BIOCNT 整数値 残りのバッファード I/O 制限
BIOLM 整数値 バッファード I/O 上限値
BUFIO 整数値 プロセス・バッファード I/O 操作回数
BYTCNT 整数値 残りのバッファード I/Oバイト回数制限
BYTLM 整数値 バッファード I/O バイト回数制限
CASE_LOOKUP_IMAGE (Alpha のみ) 文字列 指定されたプロセスのファイル名検索における大文字/小文字の区別に関する情報を戻す。この値は,イメージが有効な期間にのみ設定される。値は BLIND または SENSITIVE。

詳細は,『Guide to OpenVMS File Applications』を参照。

CASE_LOOKUP_PERM (Alpha のみ) 文字列 指定されたプロセスのファイル名検索における大文字/小文字の区別に関する情報を戻す。スタイルが再び設定されなければ,イメージが有効な期間にのみ設定される。値は BLIND または SENSITIVE。
CLASSIFICATION (Alpha のみ) 文字列 PSB に格納されている現在の MAC 分類。20 バイトの埋め込み文字列。
CLINAME 文字列 現在のコマンド言語インタプリタ。常にDCLを戻す。
CPULIM 整数値 プロセス CPU 時間の上限
CPUTIM 整数値 CPU 時間。1/100 秒単位で示される。
CREPRC_FLAGS 整数値 プロセスを作成する $CREPRC 呼び出しの stsflg 引数により指定されるフラグ
CURPRIV 文字列 現在のプロセス特権
CURRENT_CAP_MASK (Alpha のみ) 整数値 指定されたカーネル・スレッドの現在のケーパビリティ・マスク。詳細は,SET PROCESS/CAPABILITIES コマンドを参照。
DFPFC 整数値 省略時のページ・フォルト・クラスタ・サイズ
DFWSCNT 整数値 省略時のワーキング・セット・サイズ
DIOCNT 整数値 残りの直接 I/O 制限
DIOLM 整数値 直接 I/O 上限値
DIRIO 整数値 プロセスの直接 I/O 操作回数
EFCS 整数値 ローカル・イベント・フラグ 0--31
EFCU 整数値 ローカル・イベント・フラグ 32--63
EFWM 整数値 イベント・フラグ待ちマスク
ENQCNT 整数値 残りのロック要求制限
ENQLM 整数値 ロック要求上限値
EXCVEC 整数値 例外ベクタのリストのアドレス
FAST_VP_SWITCH 整数値 ベクタ・コンテキスト・スイッチの損失なしで非アクティブ・ベクタ・プロセッサを使用可能にする,ベクタ命令を発行した回数
FILCNT 整数値 残りのオープン・ファイル制限
FILLM 整数値 オープン・ファイル上限値
FINALEXC 整数値 最終例外ベクタのリストのアドレス
FREP0VA 整数値 プログラム・リージョン (p0 空間) の終わりにある最初のフリー・ページ (イメージが実行されていない場合はなし)
FREP1VA 整数値 コントロール・リージョン(p1 空間)の終わりにある最初のフリー・ページ
FREPTECNT 整数値 仮想メモリの拡張に使用可能なページ数
GPGCNT 整数値 ワーキング・セットでのグローバル・ページ数
GRP 整数値 利用者識別コード(UIC)のグループ番号
HOME_RAD (Alpha のみ) 整数値 ホーム・リソース・アフィニティ・ドメイン (RAD)。 AlphaServer GS シリーズ・システム上でのみサポートされます。
IMAGECOUNT 整数値 プロセスでラン・ダウンされたイメージ数
IMAGE_AUTHPRIV (Alpha のみ) 文字列 インストールされたイメージの認可された特権マスク
IMAGE_PERMPRIV (Alpha のみ) 文字列 インストールされたイメージのパーマネント (省略時の) 特権マスク
IMAGE_WORKPRIV (Alpha のみ) 文字列 インストールされたイメージの実行中の (アクティブな) 特権マスク
IMAGNAME 文字列 現在のイメージのファイル名
IMAGPRIV 文字列 現在のイメージをインストールした特権
INSTALL_RIGHTS (Alpha のみ) 整数値 インストール・ライト・リストの 2 進形式の内容。この項目コードはコンマ (,) で区切られたインストール・ライトのリストを戻す。
INSTALL_RIGHTS_SIZE (Alpha のみ) 整数値 インストール・ライトの格納に必要なバイト数
JOBPRCCNT 整数値 ジョブに所有されるサブプロセス数
JOBTYPE 整数値 ジョブ・ツリーのルートにあるプロセスの実行モード
LAST_LOGIN_I 文字列 最後に会話型ログインをした時刻(ログインしたときに報告された値)
LAST_LOGIN_N 文字列 最後に非会話型ログインをした時刻(ログインしたときに報告された値)
LOGIN_FAILURES 整数値 現在のセッションを開始する前に起きたログイン失敗数 (ログインしたときに報告された値)
LOGIN_FLAGS 整数値 ログイン手順に関連した追加情報を含むロングワード・ビットマスク
LOGINTIM 文字列 プロセス作成時刻
MASTER_PID 文字列 現在のジョブのプロセス・ツリーの一番上のプロセスの識別番号(PID)
MAXDETACH 整数値 プロセスの所有者であるユーザに許可された,独立プロセスの最大数
MAXJOBS 整数値 プロセスの所有者であるユーザに許可された,実行中のプロセスの最大数
MEM 整数値 利用者識別コード(UIC)のメンバ番号
MODE 文字列 現在のプロセス・モード (BATCH,INTERACTIVE, NETWORK, または OTHER)
MSGMASK 整数値 SET MESSAGE コマンドによって確立された現在のメッセージ・マスク。マスクが指定されていない場合, $GETMSG システム・サービスに省略時のシステム・メッセージ・マスクが記述されている。詳細は,$PUTMSG システム・サービス (メッセージ・マスク・ビットについて) および F$ENVIRONMENT レキシカル関数の MESSAGE 項目を参照。
MULTITHREAD 整数値 (sysgen 設定により制限されている) プロセスに対する現在の設定
NODENAME 文字列 プロセスが実行中である OpenVMS Cluster の名前
NODE_CSID 整数値 プロセスが実行中である OpenVMS Cluster のクラスタ ID
NODE_VERSION 文字列 プロセスが実行中である OpenVMS Cluster のオペレーティング・システムのバージョン番号
OWNER 文字列 プロセス所有者のプロセス識別番号
PAGEFLTS 整数値 ページ・フォルトの回数
PAGFILCNT 整数値 残りのページング・ファイル制限
PAGFILLOC 整数値 ページング・ファイルの記憶位置
PARSE_STYLE_PERM (Alpha のみ) 文字列 $SET_PROCESS_PROPERTIESW によって設定された値
PARSE_STYLE_IMAGE (Alpha のみ) 文字列 $SET_PROCESS_PROPERTIESW によって設定された値
PERMANENT_CAP_MASK (Alpha のみ) 整数値 指定されたカーネル・スレッドのパーマネント・ケーパビリティ・マスク。詳細は,SET PROCESS/CAPABILITIES コマンドを参照。
PERSONA_AUTHPRIV (Alpha のみ) 文字列 ペルソナの認可された特権マスク
PERSONA_ID (Alpha のみ) 整数値 ペルソナ ID (ロングワード整数値)
PERSONA_PERMPRIV (Alpha のみ) 文字列 ペルソナのパーマネント (省略時) 特権マスク
PERSONA_RIGHTS (Alpha のみ) 整数値 ペルソナ・ライト・リストの 2 進形式の内容。この項目コードはコンマ (,) で区切られたペルソナ・ライトのリストを戻す。
PERSONA_RIGHTS_SIZE (Alpha のみ) 整数値 ペルソナ・ライトの格納に必要なバイト数
PERSONA_WORKPRIV (Alpha のみ) 文字列 ペルソナの実行中の (アクティブな) 特権マスク
PGFLQUOTA 整数値 ページ・ファイル上限値(最大仮想ページ数)
PHDFLAGS 整数値 フラグ・ワード
PID 文字列 プロセス識別番号
PPGCNT 整数値 プロセス・ページ数
PRCCNT 整数値 プロセスが所有するサブプロセス数
PRCLM 整数値 サブプロセス制限値
PRCNAM 文字列 プロセス名
PRI 整数値 プロセスの現在の優先順位
PRIB 整数値 プロセスの基本優先順位
PROC_INDEX 整数値 プロセスの索引番号
PROCESS_RIGHTS 文字列 利用者識別コードを含むプロセスのローカル・ライト・リスト。この項目コードはコンマ (,) で区切られた識別子名のリストを戻す。
PROCPRIV 文字列 プロセスの省略時の特権
RIGHTSLIST 文字列 すべてのプロセス・ライト・リスト。これは PROCESS_RIGHTS と SYSTEM_RIGHTS を加えたもとの同等。この項目コードはコンマ(,) で区切られた識別子名のリストを戻す。
RIGHTS_SIZE 整数値 ライト・リストをバッファリングするために必要なバイト数。このリストにはシステム・ライト・リストとプロセス・ライト・リストの両方が含まれる。
SCHED_CLASS_NAME (Alpha のみ) 文字列 プロセスがクラス・スケジュールされていた場合はスケジューリング・クラスの名前を,そうでない場合は空文字列を返す。
SHRFILLM 整数値 プロセスが属するジョブに許可された,オープンな共用ファイルの最大数
SITESPEC 整数値 1 プロセスあたりのサイト固有のロングワード
SLOW_VP_SWITCH 整数値 すべてのベクタ・コンテキスト・スイッチを使用して非アクティブ・ベクタ・プロセッサを使用可能にする,ベクタ命令を発行した回数
STATE 文字列 プロセスの状態
STS 整数値 プロセス状態フラグの最初のロングワード
STS2 整数値 プロセス状態フラグの2番目のロングワード
SUBSYSTEM_RIGHTS (Alpha のみ) 整数値 サブシステム・ライト・リストの 2 進形式の内容。この項目コードはコンマ (,) で区切られたサブシステム・ライトのリストを戻す。
SUBSYSTEM_RIGHTS_SIZE (Alpha のみ) 整数値 サブシステム・ライトの格納に必要なバイト数
SWPFILLOC 整数値 スワップ・ファイルの記憶位置
SYSTEM_RIGHTS 文字列 プロセスのシステム・ライト・リスト。この項目コードはコンマ(,) で区切られた識別子名のリストを戻す。
SYSTEM_RIGHTS_SIZE (Alpha のみ) 整数値 システム・ライトの格納に必要なバイト数
TABLENAME 文字列 プロセスの現在のコマンド言語インタプリタ(CLI)・テーブルのファイル指定
TERMINAL 文字列 会話型ユーザのログイン・ターミナル名(1〜7 文字)
TMBU 整数値 終了メールボックスのユニット番号
TQCNT 整数値 残りのタイマ・キュー・エントリ制限
TQLM 整数値 タイマ・キュー・エントリ制限値
TT_ACCPORNAM 文字列 プロセスと関連するターミナルのアクセス・ポート名
TT_PHYDEVNAM 文字列 プロセスと関連するターミナルの物理装置名
UAF_FLAGS 整数値 プロセスを所有するユーザの利用者登録ファイル (UAF) 記録からのフラグ
UIC 文字列 プロセスのユーザ識別コード (UIC)
USERNAME 文字列 ユーザ名文字列 (後ろの空文字を含めて 12 文字)
VIRTPEAK 整数値 仮想アドレスの最大サイズ
VOLUMES 整数値 現在マウントされているボリュームの数
VP_CONSUMER 論理値 プロセスがベクタ消費であるかを示すフラグ
VP_CPUTIM 整数値 ベクタ・カスタマとして累算したプロセスの合計時間
WSAUTH 整数値 認可された最大ワーキング・セット・サイズ
WSAUTHEXT 整数値 認可された最大ワーキング・セット超過値
WSEXTENT 整数値 現在のワーキング・セット超過値
WSPEAK 整数値 ワーキングセット最大値
WSQUOTA 整数値 ワーキング・セット・サイズの制限値
WSSIZE 整数値 プロセスの現在のワーキング・セット・リミット


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