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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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付録 A:廃止されたコマンド
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OpenVMS
DCL ディクショナリ


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/PAGE=SAVE 修飾子を指定すると最大 5 画面(最大 255 カラムまで)分の履歴を保存できます。ページャ内では以下のキーを使って画面の移動などができます。

キー・シーケンス 説明
Up arrow key, Ctrl/B 1行スクロールアップ
Down arrow key 1行スクロールダウン
Left arrow key 1カラム左シフト
Right arrow key 1カラム右シフト
Find (E1) 文字列検索を起動
Insert Here (E2) 半画面右シフト
Remove (E3) 半画面左シフト
Select (E4) 80/132 カラム切替え
Prev Screen (E5) 前ページに移動
Next Screen (E6), Return, Enter, Space 次ページに移動
F10, Ctrl/Z 終了(ユーティリティによっては異なる)
Help (F15) ヘルプ・テキストを表示
Do (F16) 最新(現在)画面と(履歴内で)最古画面の切り替え
Ctrl/W 再表示

/PAGE 修飾子は /OUTPUT 修飾子とは同時に使用できません。

/PRINTER

表示をファイルに落とし,このファイルを /OUTPUT 修飾子によって指定したファイル名でキュー SYS$PRINT に登録します。 /PRINTER 修飾子だけを指定し /OUTPUT 修飾子を省略すると,出力は DIRECTORY.LIS という名前の一時ファイルに送られます。このファイルは,印刷するためにキューに登録され,その後削除されます。

/PROTECTION



/NOPROTECTION (省略時の設定)

各ファイルのファイル保護が,表示されるかどうかを制御します。

/SEARCH="文字列"

/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,表示される情報内で検索したい文字列を指定します。文字列にスペース文字等を入れたい場合は,検索文字列は二重引用符で囲まなければなりません。

情報が表示されている時に Find(E1) キーを押すと,検索文字列を動的に変更することができます。この場合は,引用符は必要ありません。

/SECURITY

ファイルの機密保護に関する情報が表示されるかどうかを制御します。 /SECURITY 修飾子を使用した場合,/ACL 修飾子,/OWNER 修飾子,および /PROTECTION 修飾子の3つをすべて指定した時と同じ情報が表示されます。隠しオプションを付けて作成されたアクセス制御エントリ (ACE) は, SECURITY 特権が有効になっている場合にのみ表示されます。

詳細は,『OpenVMS Guide to System Security』を参照してください。

/SELECT=(キーワード[,...])

表示するファイルを選択します。次に示すキーワードのいずれか 1 つを指定します。

ACL
NOACL
ACL が設定されている/いない(NOACL)ファイルを選択
CACHING_ATTRIBUTE=(オプション[,...]) 指定したキャッシング属性のあるファイルを表示。有効なオプションは次のとおりです。
NO_CACHING
WRITETHROUGH
FILE=(オプション[,...]) ファイル指定の 1 部のみを表示。表示する/しない部分を以下の中から指定します。
[NO]NODE
[NO]DEVICE
[NO]DIRECTORY
[NO]NAME
[NO]TYPE
[NO]VERSION

/SELECT=FILE と /FULL 修飾子は同時に指定できません。

ONLINE
NOONLINE
オンライン/シェルブドのファイルを選択
PRESHELVED
NOPRESHELVED
プリシェルブド/プリシェルブドでないファイルを選択
SHELVABLE
NOSHELVABLE
シェルブ可能/不能なファイルを選択
SIZE=(オプション[,...]) サイズに基づいてファイルを選択。有効なオプションを次に示します。

オプション 説明
MAXIMUM= n 指定したパラメータ(n)よりブロック数が少ないファイルを選択します。 n の省略時の値は,1,073,741,823 です。 MINIMUM=n を同時に指定すれば,表示するファイルのサイズの範囲を指定できます。
MINIMUM= n 指定したパラメータ(n)よりブロック数の多いファイルを選択します。 n の省略時の値は,0 です。 MAXIMUM=n を同時に指定すれば,表示するファイルのサイズの範囲を指定できます。
MINIMUM= n,
MAXIMUM= n
ブロック・サイズが MAXIMUM と MINIMUMで指定される範囲内であるファイルを選択します。
UNUSED[=n] ファイルの使用領域とファイルの割り当て済みサイズとの差が,ディスクのクラスタ・サイズを超えるファイル名を表示します。値を指定すると,その値を超える未使用領域を持つファイルのファイル名が表示されます。



/SHELVED_STATE

ファイルがシェルブド,プリシェルブド,オンラインのいずれであるかを表示します。

/SINCE[=時刻]

指定された時刻以降の時刻属性をもつファイルを選択します。絶対時刻,または絶対時刻とデルタ時間の組み合わせを指定します。また,BOOT,LOGIN,TODAY(省略時の設定),TOMORROW,および YESTERDAY というキーワードも指定できます。適用する時刻属性は,/BACKUP,/CREATED(省略時の設定),/EXPIRED,または /MODIFIED 修飾子のいずれかで指定します。

時刻指定の詳細,『OpenVMS ユーザーズ・マニュアル』,またはオンライン・ヘルプの DCL_Tips トピックの Date_Time を参照してください。

/SIZE[=オプション]



/NOSIZE (省略時の設定)

各ファイルのブロック・サイズを表示します。 /SIZE だけを指定し,オプションを省略した場合は,ファイルが使用している (USED) ブロック・サイズが表示されます。指定できるオプションは,次のとおりです。

ALL 使用されているブロック数と割り当てられているブロック数の両方を,ファイル・サイズとして表示します。
ALLOCATION 割り当てられているブロック数を,ファイル・サイズとして表示します。
UNITS[=オプション] SET PROCESS/UNITS で指定されている現在の省略時の設定を上書きし,ブロック数やバイト数を任意に指定してファイル・サイズを表示することができます。

UNITS キーワードで有効なオプションは,BLOCKS および BYTES です。

UNITS にオプションを付けずに指定すると,省略時の設定値は変更されません。

USED 使用されているブロック数を,ファイル・サイズとして表示します。

このフィールドの幅は, /WIDTH 修飾子の SIZE の値を与えることにより変更できます。

/STYLE=キーワード,[キーワード]

ディレクトリ内容を表示する場合に,表示するファイル名の書式を指定します。

この修飾子のキーワードは CONDENSED および EXPANDED です。意味は次の表のとおりです。

キーワード 説明
CONDENSED
(省略時の設定)
ファイル名を 255 文字長の文字列に適合するように表示します。このファイル名の場合,ファイル指定に DID あるいは FID 短縮形を含むことが可能です。
EXPANDED ファイル名をディスクに格納されているとおりに表示します。このファイル名の場合,ファイル指定に DID あるいは FID 短縮形は含みません。

CONDENSED および EXPANDED の両方のキーワードを指定した場合,ファイル指定が 2 列で表示されます。列のサイズは表示の幅に依存していて,ファイル名は各列の内部で自動改行されます。

EXPANDED キーワードが指定されていない場合,ファイル・エラーは CONDENSED ファイル指定で表示されます。

詳細は『OpenVMS システム管理者マニュアル (上巻)』を参照してください。

/TIME[=オプション]



/NOTIME (省略時の設定)

/DATE 修飾子と同じく,各々の指定されたファイルごとに,バックアップ日,作成日,満了日および変更日があります。省略時の設定は /NOTIME修飾子です。オプションを指定しないで /TIME 修飾子を使用した場合は,作成日が表示されます。使用可能なオプションを次に示します。

オプション 説明
ALL CREATED(作成日),EXPIRED(満了日),BACKUP(バックアップ日),および MODIFIED(最終変更日)を指定する。
BACKUP 各ファイルの最新のバックアップ日を表示する。
CREATED 各ファイルの作成日を表示する。
EFFECTIVE ファイルの内容が正しい有効日を表示する。
EXPIRED 各ファイルの満了日を表示する。
MODIFIED ファイルが最後に変更された日を表示する。
RECORDING 記憶媒体上の記録日を表示する。



/TOTAL

ディレクトリ名とファイルの総数だけを表示します。

省略時には,出力形式は /BRIEF 修飾子によって決定されます。この場合には,総数だけでなくファイル名,ファイル・タイプ,バージョン番号もすべて表示されます。

/TRAILING



/NOTRAILING

下記の情報が要約された形で,後続行に出力されるかどうかを制御します。

  • 表示されたファイルの総数

  • ディレクトリごとに使用されているブロックの総数

  • 割り当てられているブロックの総数

  • ディレクトリの総数と,すべてのディレクトリによって使用されているブロック数または割り当てられているブロック数 (複数のディレクトリが表示されている場合のみ)

省略時の出力形式には,この要約情報のほとんどが含まれます。 /SIZE 修飾子と /FULL 修飾子は,要約情報の中にどの情報を表示するかをより正確に指定します。

/TRAILING 修飾子が単独で使用されると,ディレクトリ内のファイルの数が表示されます。 /SIZE 修飾子を同時に指定する場合には,/SIZE 修飾子に指定したサイズ・オプション (FULL または ALLOCATION のどちらか) に応じて,ブロック数も表示されます。/FULL 修飾子を同時に指定すると,使用されているブロック数および割り当てられているブロック数も表示されます。複数のディレクトリを表示する場合,要約情報にはディレクトリの総数,使用されているブロック数,割り当てられているブロック数が含まれます。

/VERSIONS=n

選択された各ファイルの最新の n バージョンが表示されることを指定します。 /VERSIONS 修飾子を省略した場合には,各ファイルのすべてのバージョンが表示されます。指定できる値は,1以上の値です。

/WIDTH=(キーワード[,...])

表示の幅を規定します。キーワードを 1 つだけしか指定しない場合には,括弧を省略できます。次のキーワードを指定できます。

DISPLAY= n DIRECTORY 表示の全体の幅を指定します。 n の値は,1 〜 255 までの範囲の整数です。n の省略時の値は 0 で, DIRECTORY コマンドが,その表示の幅をターミナルの幅に設定することを示します。表示幅がターミナルの幅を越えている場合には,情報は途中で切り捨てられます。
FILENAME= n ファイル名を指定するためのフィールドの幅を指定します。省略時の値は 19 文字です。各カラムに,ファイル名の他の情報も表示することを指定した場合,ファイル名が n を越えると,ファイル名を切り捨てずに表示したあとで次の行に改行し,他の情報を表示します(/COLUMNS 修飾子を参照してください)。
OWNER= n 所有者を指定するためのフィールドの幅を指定します。省略時の値は 20 文字です。所有者のユーザ識別子 (UIC)が所有者フィールドの長さを越える場合には,情報は途中で切り捨てられます。
SIZE= n サイズ・フィールドの幅を指定します。V6.0 より前のバージョンの OpenVMS では,省略時の値は 6です。OpenVMS V6.0 およびそれ以降では,省略時の値は 7 です。ファイル・サイズがサイズ・フィールドの長さを越える場合には,情報は途中で切り捨てられます。



/WRAP



/NOWRAP (省略時の設定)

/PAGE=SAVE 修飾子とともに使用し,画面の幅より長い行を改行表示するかどうかを指定します。 /WRAP 修飾子を指定した場合,はみ出す部分は次行に表示されます。

/NOWRAP を指定した場合,はみ出した部分は左右にスクロールしながら見ることができます。


#1

$ DIRECTORY AVERAGE.*
 
Directory DISK$DOCUMENT:[SOUDER]
 
AVERAGE.EXE;6    AVERAGE.FOR;6    AVERAGE.LIS;4   AVERAGE.OBJ;12
 
Total of 4 files.  

この例では,DIRECTORY コマンドで AVERAGE というファイル名のすべてのファイル・タイプのファイルを表示します。

#2

$ DIRECTORY/SIZE=USED/DATE=CREATED/VERSIONS=1/PROTECTION -
_$ AVERAGE
 
Directory DISK$DOCUMENT:[SLOUGH] 
 
AVERAGE.EXE;6       6        19-DEC-2001 15:43:02.10 (RE,RE,RWED,RE)
AVERAGE.FOR;6       2        19-DEC-2001 10:29:53.37 (RE,RE,RWED,RE)
AVERAGE.LIS;4       5        19-DEC-2001 16:27:27.19 (RE,RE,RWED,RE)
AVERAGE.OBJ;6       2        19-DEC-2001 16:27:44.23 (RE,RE,RWED,RE)
                                  
Total of 4 files, 15 blocks.  

この例では,DIRECTORY コマンドは,現在の省略時のディレクトリに含まれる AVERAGE という名前のすべてのファイルの最新バージョンの,ファイルの使用ブロック数,作成日と保護コードを表示します。

#3

$ DIRECTORY/FULL DISK$GRIPS_2:[VMS.TV]DEMO.EXE
 
Directory DISK$GRIPS_2:[VMS.TV]
 
DEMO.EXE;1                      File ID:  (36,11,0)     
Size:           390/390         Owner:    [0,0]
Created:  12-NOV-2001 11:45:19.00
Revised:  14-DEC-2001 15:45:19.00 (34)
Expires:   <None specified>
Backup:   28-NOV-2001 04:00:12.22
Effective: <None specified>
Recording: <None specified>
File organization:  Sequential
Shelved state:      Online
Caching attribute:  Writethrough
File attributes:    Allocation: 390, Extend: 0, Global buffer count: 0, 
                    Version limit: 0, Backups disabled, Not shelvable
Record format:      Fixed length 512 byte records
Record attributes:  None
RMS attributes:     None
Journaling enabled: None
File protection:    System:RE, Owner:RE, Group:RE, World:RE
Access Cntrl List:  None
Client attributes:  None
 
Total of 1 file, 390/390 blocks.

この例は,DIRECTORY/FULL コマンドを説明しています。

#4

$ DIRECTORY/VERSIONS=1/COLUMNS=1 AVERAGE.*

この DIRECTORY コマンドは,現在の省略時のディレクトリ内でファイル名 AVERAGE を持つ最高バージョンの各ファイルだけを表示します。 1 カラムの簡略形式で表示され,見出し行と後続行が付きます。

#5

$ DIRECTORY BLOCK%%%

この DIRECTORY コマンドは,省略時の装置およびディレクトリに含まれるファイルの中から,名前が BLOCK から始まり,そのあとに任意の 3 文字が続くファイルのすべてのバージョンとすべてのファイル・タイプを表示します。省略時の出力形式は簡略形式であり, 4 つのカラムが表示され,見出し行と後続行も表示されます。

#6

$ DIRECTORY/EXCLUDE=(AVER.DAT;*,AVER.EXE;*) [*...]AVER

この DIRECTORY コマンドは,省略時の装置の全ディレクトリにあって,ファイル名 AVER を持つすべてのファイルの全バージョンを表示します。ただし,AVER.DAT と AVER.EXE を除いています。

#7

$ DIRECTORY/SIZE=ALL FRESNO::DISK1:[TAMBA]*.COM

リモート・ノード FRESNO の装置 DISK1 のディレクトリ TAMBA 下にある,ファイル・タイプ COM のファイルの全バージョンを表示します。このリストには,ファイルの使用しているブロック・サイズ,および割り当てられているブロック・サイズも含まれます。

#8

$ DIRECTORY-
_$ /MODIFIED/SINCE=14-DEC-2001:01:30/SIZE=ALL/OWNER-
_$ /PROTECTION/OUTPUT=UPDATE/PRINTER [A*]

省略時の装置の A で始まる名前のトップ・ディレクトリ下で, 2001 年 12 月 14 日の午前 1 時 30 分以降に更新されたファイルを表示します。全バージョンのファイルが,使用サイズ,割り当てサイズ,最新更新日付,所有者,保護コードとともに表示されます。この出力は,ファイル UPDATE.LIS に書かれ,自動的に省略時のプリンタ・キューに登録された後,削除されます。

#9

$ DIRECTORY/SHELVED_STATE
Directory MYDISK:[THOMPSON]
MYFILE.TXT;2            Online
NOT_SHELVED.TXT;1       Online
SHELVED.TXT             Shelved
Total of 3 files.

この例ではファイルがシェルブド,プリシェルブド,オンライン,リモートかを表示しています。

#10

$ DIRECTORY *.PS
Directory MYDISK:[TEST]
REPORT.PS;1            1197
Total of 1 file, 1197 blocks.
$ DIRECTORY/SIZE=UNITS=BYTES *.PS
Directory $1$DKC600:[TEST]
REPORT.PS;1           598KB
Total of 1 file, 598KB

省略時の設定では,最初の DIRECTORY コマンドにより,ファイル・サイズがブロック単位で表示されます。次に 2 番目の DIRECTORY コマンドにより,ファイル・サイズがバイト単位で表示されます。


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