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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
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リファレンス・セクション
付録 A:廃止されたコマンド
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OpenVMS
DCL ディクショナリ


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プロセス名を指定せずに /PROCESS 修飾子を指定すると,親プロセス名に一意の数字を付けた名前が付けられます。省略時のプロセス名は,ユーザ名_n の形式です。既存のプロセス名を指定した場合には,エラーになります。この修飾子は,/DETACH あるいは /NODETACH 修飾子とともに指定します。

/PROMPT=プロンプト

作成するターミナル・ウィンドウのプロンプト文字列を指定します。 /NODETACH 修飾子とともにのみ使用できます。

/READSYNC



/NOREADSYNC

作成するターミナル・ウィンドウの READSYNC ターミナル属性を設定または解除します。省略時には,親プロセスの設定が引き継がれます。

/RESOURCE_FILE=ファイル指定

作成するターミナル・ウィンドウが,省略時設定の DECW$USER_DEFAULTS:DECW$TERMINAL_DEFAULT.DAT の代わりに使用する,資源ファイルを指定します。

/SYMBOLS (省略時の設定)



/NOSYMBOLS

サブプロセスが親プロセスの DCL シンボルを引き継ぐかどうかを指定します。 /NODETACH 修飾子とともにのみ指定できます。

/TABLE=コマンド・テーブル

サブプロセスが代わりに使用するコマンド・テーブル名を指定します。 /NODETACH 修飾子とともにのみ指定できます。

/TTSYNC



/NOTTSYNC

作成するターミナル・ウィンドウの TTSYNC ターミナル属性を設定または解除します。省略時には,親プロセスの設定が引き継がれます。

/TYPE_AHEAD



/NOTYPE_AHEAD

作成するターミナル・ウィンドウの TYPE_AHEAD ターミナル属性を設定または解除します。省略時には,親プロセスの設定が引き継がれます。

/WAIT



/NOWAIT (省略時の設定)

別の DCL コマンド入力前に,サブプロセスの終了を待つかどうかを指定します。 /NOWAIT 修飾子を指定すれば,サブプロセスの終了を待たずに次のコマンドを実行できます。/NODETACH 修飾子とともにのみ指定できます。

/WINDOW_ATTRIBUTES=(パラメータ [,...])

作成するターミナル・ウィンドウの初期属性を指定します。資源ファイルから読み込まれるウィンドウ属性の省略時設定値に優先します。次のパラメータを指定できます。

パラメータ 説明
BACKGROUND 背景色
FOREGROUND 前景色
WIDTH このパラメータは使われません。COLUMNS を使用してください。
HEIGHT このパラメータは使われません。ROWS を使用してください。
X_POSITION X 位置(ピクセル単位)
Y_POSITION Y 位置(ピクセル単位)
ROWS ウィンドウの,文字セル単位での行数。
COLUMNS ウィンドウの,文字セル単位での桁数。
INITIAL_STATE ウィンドウの初期状態。ICON または WINDOW。
TITLE ウィンドウのタイトル文字列
ICON_NAME ウィンドウのアイコン名
FONT 使用するフォント名。/LITTLE_FONT 修飾子を指定するか /LITTLE_FONT も /BIG_FONT 修飾子も指定しない場合は,資源ファイルに設定されているリトル・フォント名に優先します。その他の場合は,ビッグ・フォント名に優先します。フォント名は,論理名でも,完全なフォント・セット内のベース・フォントでも構いません。


#1

$ CREATE/TERMINAL=DECTERM/DETACH -
_$ /DISPLAY=MYNODE::0 -
_$ /WINDOW_ATTRIBUTES=( -
_$ ROWS=36, -
_$ COLUMNS=80, -
_$ TITLE="REMOTE TERMINAL", -
_$ ICON_NAME="REMOTE TERMINAL" )
 

この例では,ノード MYNODE:: 上に DECterm ウィンドウ内に独立プロセスを作成しています。ウィンドウは 36 行 80 桁で,そのタイトルとアイコン名は "Remote terminal" に設定されています。

#2

$ CREATE/TERMINAL=DECTERM -
$_ /NOPROCESS -
$_ /DEFINE_LOGICAL=(TABLE=LNM$GROUP,DBG$INPUT,DBG$OUTPUT)

この例では,プロセス名を指定せずに DECterm を作成しています。独立プロセスのデバッグのため論理名 DBG$INPUT, DBG$OUTPUT をグループ論理名テーブルに定義しています(これには GROUP 特権が必要です)。




占有している装置を,他のプロセスで使用できるようにします ( ただしその装置に対応付けられている論理名の解除は行いません )。 DEALLOCATE コマンドは,使用中の装置は占有を解除しません。

形式

DEALLOCATE 装置名[:]


パラメータ



装置名[:]

占有を解除する装置の名前を指定します。ここで指定する装置名は,物理装置名でも使用していない論理名でも構いません。物理装置名を指定する場合,省略時のコントローラは A,省略時のユニットは 0 です。このパラメータは /ALL 修飾子と同時に指定できません。

修飾子



/ALL

ユーザのプロセスで現在占有している装置のうち,現在使用されていないすべての装置の占有を解除します。この修飾子は,装置名パラメータと同時に指定できません。

#1

$ DEALLOCATE  DMB1:
 

この例の DEALLOCATE コマンドは,コントローラ B の RK06/RK07 装置のユニット 1 の占有を解除します。

#2

$ ALLOCATE   MT:   TAPE
%DCL-I-ALLOC, _MTB1:  allocated
   .
   .
   .
$ DEALLOCATE  TAPE:

この例の ALLOCATE コマンドは,すべての磁気テープ・ドライブを占有し,それに論理名 TAPE を割り当てるよう要求しています。ALLOCATE コマンドの応答は,装置 MTB1 の占有に成功したことを示しています。DEALLOCATE コマンドは,論理名 TAPE を指定してテープ・ドライブの占有を解除することを指定しています。

#3

$ DEALLOCATE/ALL

この例の DEALLOCATE コマンドは,現在占有しているすべての装置の占有を解除します。




ALLOCATE コマンド,ASSIGN コマンド,DEFINE コマンド,または MOUNT コマンドによって設定された論理名の割り当てを解除します。また,DEASSIGN コマンドは, CREATE/NAME_TABLE コマンドで作成された論理名テーブルを削除します。

形式

DEASSIGN [論理名[:]]


パラメータ



論理名[:]

割り当てを解除する論理名を指定します。論理名は,1 文字から 255 文字までの長さです。論理名に英数字,ドル記号 ($),あるいはアンダースコア (_) 以外の文字が含まれている場合には,引用符 (" ") で囲みます。 /ALL 修飾子を使用する場合を除き,論理名パラメータは必ず指定します。

論理名パラメータの最後にコロン (:) を指定しても,コマンド・インタプリタはそのコロンを無視します ( ASSIGNコマンドおよび ALLOCATE コマンドは,コロンが指定されている場合でも論理名を論理名テーブルに登録するときに,論理名からそのコロンを削除します ) 。論理名が 1 つまたは複数の続くコロンを含む場合は,DEASSIGN 論理名パラメータに追加のコロンを1 つ付ける必要があります。( たとえば,論理名 FILE: を割り当て解除するには,DEASSIGN FILE:: と入力します。)

論理名テーブルを削除するには,論理名パラメータとしてテーブル名を指定します。またそのテーブル名が登録されている論理名ディレクトリ・テーブルを指定するために,/TABLE 修飾子を使用します。


説明

DEASSIGN コマンドは,ALLOCATE,ASSIGN,DEFINE,または MOUNT コマンドのいずれかで行った論理名の割り当てを解除します。また,DEASSIGN コマンドは, CREATE/NAME_TABLE コマンドで作成した論理名テーブルを削除します。 DEASSIGN で /ALL 修飾子を使用すると,指定したテーブルのすべての論理名の割り当てを解除できます。テーブルを指定しないで /ALL 修飾子を使用すると, (コマンド・インタプリタで作成された名前を除いて) プロセス・テーブル内のすべての名前の割り当てが解除されます。つまり,指定したアクセス・モードまたは外側のアクセス・モードで入力されたすべての名前の割り当てが解除されます。

論理名の割り当てを解除したい論理名テーブルを指定するには, /PROCESS,/JOB,/GROUP,/SYSTEM,または /TABLE 修飾子を使用します。複数の修飾子を指定した場合は,最後に指定した修飾子だけが有効です。指定した論理名のエントリが複数の論理名テーブルに存在する場合,コマンド行に指定した最後の論理名テーブルだけから名前が削除されます。論理名テーブルを指定しない場合,省略時の設定は /TABLE=LNM$PROCESS 修飾子です。

共有可能論理名を削除するには,論理名テーブルに対する書き込み (W) アクセス権が必要です。共有可能論理名テーブルを削除するには,親テーブルに対する書き込み (W) アクセス権と,対象とする論理名テーブルに対する削除 (D) アクセス権が必要です。

割り当てを解除したい論理名のアクセス・モードを指定するには, /USER_MODE,/SUPERVISOR_MODE,または /EXECUTIVE_MODE 修飾子を使用します。複数の修飾子を指定した場合は,最後に指定した修飾子だけが有効です。モードを指定しないと,スーパバイザ・モード名が削除されます。論理名の割り当てを解除すると,同じ論理名テーブル内に外側のアクセス・モードで作成された同じ名前も削除されます。

エグゼクティブ・モード論理名の割り当てを解除するには, SYSNAM (システム論理名) 特権が必要です。

SYSMAN 特権を持たないで/EXECUTIVE_MODE 修飾子を指定すると,修飾子は無視され,スーパバイザ・モード論理名の割り当てが解除されます。

システムからログアウトすると,すべてのプロセス・プライベート論理名と論理名テーブルが削除されます。イメージを終了すると,プロセス論理名テーブル内の利用者モード・エントリの割り当てが解除されます。システムからログオフすると,ジョブ・テーブル内の論理名とジョブ・テーブル自体が削除されます。

他のすべての共有可能論理名テーブル内の名前は,利用者モード名,スーパバイザモード名,エグゼクティブ・モード名のいずれであっても,明示的に割り当てが解除されるまで残っています。共有可能論理名テーブル内の名前を削除するには,そのテーブルに対する書き込み (W) アクセス権が必要です。

論理名テーブルを削除すると,テーブル内のすべての論理名も削除されます。子孫テーブルも削除されます。共有可能論理名テーブルを削除するには,そのテーブルに対する削除 (D) アクセス権が必要です。


修飾子



/ALL

指定した論理名テーブルと同じアクセス・モード,またはそれより外側の (特権の低い) アクセス・モードで登録された,すべての論理名が削除されることを指定します。論理名テーブルを指定しない場合には,省略時の値として,プロセス・テーブルである LNM$PROCESS が使用されます。 /ALL を指定する場合には,論理名パラメータは入力できません。

/EXECUTIVE_MODE

エグゼクティブ・モードの論理名の割り当てを解除するためには, SYSNAM(システム論理名)特権が必要です。

指定したアクセス・モード,またはそれより外側の(特権の低い) アクセス・モードで登録された,エントリだけが削除されることを指定します。エグゼクティブ・モードに対する SYSNAM 特権を持たない場合には,スーパバイザ・モードの論理名の割り当てを解除します。

/GROUP

グループ論理名テーブルからエントリを削除するためには, GRPNAM(グループ論理名)または SYSPRV 特権が必要です。

指定した論理名が,グループ論理名テーブルに登録されていることを示します。 /GROUP 修飾子は,/TABLE=LNM$GROUP 修飾子の同意語です。

/JOB

指定した論理名が,ジョブ論理名テーブルに登録されていることを示します。 /JOB 修飾子は,/TABLE=LNM$JOB 修飾子の同意語です。論理名テーブルを明示的に指定しない場合には,省略時の設定として /PROCESS 修飾子が使用されます。

ログイン時にシステムが作成するジョブ論理名,たとえば,SYS$LOGIN,SYS$LOGIN_DEVICE,および SYS$SCRATCH などの割り当ては,解除してはいけません。ただし,これらの論理名に対して,ユーザ自身が新しい等価名を割り当てている場合 (つまり,より特権の低いアクセス・モードで新しい論理名を作成している場合)には,明示的に作成した論理名の割り当てを解除することが可能です。

/PROCESS (省略時の設定)

指定した論理名が,プロセス論理名テーブルに登録されていることを示します。 /PROCESS 修飾子は /TABLE=LNM$PROCESS 修飾子と同意語です。

コマンド・インタプリタが作成した論理名,たとえば SYS$INPUT,SYS$OUTPUT,および SYS$ERROR などの割り当ては,解除することができません。ただし,これらの論理名に対して新しい等価名を割り当てている場合 (つまり,より特権の低いアクセス・モードで新しい論理名を作成している場合)には,明示的に作成した論理名の割り当てを解除することが可能です。

/SUPERVISOR_MODE (省略時の設定)

指定した論理名テーブルに登録されている論理名の中で,スーパバイザ・モードで作成された論理名を削除します。 /SUPERVISOR_MODE 修飾子を指定すると,DEASSIGN コマンドは,ユーザ・モードの同じ名前の論理名の割り当ても解除します。

/SYSTEM

指定した論理名が,システム論理名テーブルに登録されていることを示します。 /SYSTEM 修飾子は,/TABLE=LNM$SYSTEM 修飾子の同意語です。

/TABLE=テーブル名

削除する論理名が含まれている論理名テーブルの名前を指定します。省略時の設定は LNM$PROCESS です。プロセス・テーブル,ジョブ・テーブル,グループ・テーブル,システム・テーブル,あるいはディレクトリ・テーブルの1つ,または利用者定義テーブルの名前を指定することができます (プロセス,ジョブ,グループ,システムの各論理名テーブルは,それぞれ LNM$PROCESS,LNM$JOB,LNM$GROUP,LNM$SYSTEM という論理名で指定しなければなりません)。

/TABLE 修飾子を使用すれば,論理名テーブルを削除することもできます。プロセスに固有なテーブルを削除するためには,次のように指定します。


$ DEASSIGN/TABLE=LNM$PROCESS_DIRECTORY  テーブル名

共有可能テーブルを削除するためには,次のように指定します。


$ DEASSIGN/TABLE=LNM$SYSTEM_DIRECTORY  テーブル名

共有可能な論理名テーブルを削除するためには,そのテーブルに対して削除(D)アクセスが可能であるか,または共有可能テーブルの名前が登録されているディレクトリ・テーブルに対して書き込み(W)アクセスが可能でなければなりません。

/TABLE 修飾子を指定しない場合には,省略時の設定として /TABLE=LNM$PROCESS 修飾子が使用されます。

/USER_MODE

ユーザ・モードで作成されたプロセス論理名テーブルの論理名を削除します。 /USER_MODE 修飾子を指定する場合, DEASSGIN コマンドは,ユーザ・モードの論理名の割り当てのみを解除します。また,ユーザ・モード論理名は,コマンド・プロシージャの起動および実行中に,自動的に削除されます。

#1

$ DEASSIGN MEMO

この例では,プロセス論理名 MEMO を解除しています。

#2

$ DEASSIGN/ALL

この例では,ユーザ・モードおよびスーパバイザ・モードの論理名をすべて解除しています。しかし,コマンド・インタプリタによってプロセス論理名テーブルに登録されたエグゼクティブ・モードの論理名 (たとえば,SYS$INPUT, SYS$OUTPUT, SYS$ERROR, SYS$DISK, および SYS$COMMAND 等) は消しません。

#3

$ DEASSIGN/TABLE=LNM$PROCESS_DIRECTORY TAX

この例では,論理名テーブル TAX とその下層のテーブルを削除します。論理名テーブルを削除するには,/TABLE=LNM$PROCESS_ DIRECTORY または /TABLE=LNM$SYSTEM_DIRECTORY 修飾子を指定しなければなりません。これは,すべてのテーブル名はこれらのディレクトリに格納されているためです。

#4

$ ASSIGN USER_DISK:   COPY
$ SHOW LOGICAL COPY
   "COPY" = "USER_DISK:" (LNM$PROCESS_TABLE)
$ DEASSIGN COPY
 

この ASSIGN コマンドは,論理名 COPY と装置 USER_DISK を等価にし,プロセス論理名テーブルに置きます。 DEASSIGN コマンドは,論理名を削除します。

#5

$ DEFINE SWITCH:  TEMP
$ DEASSIGN SWITCH::

この DEFINE コマンドは,SWITCH: という論理名を,プロセス論理名テーブルに登録します。最後のコロンは,論理名の一部として保存されます。この論理名を DEASSIGN コマンドで削除するためには,2つのコロンが必要です。これは,DEASSIGN コマンドが最後のコロンを1つ削除してしまうので,論理名に含まれる文字と一致するようにもう1つのコロンが必要なためです。

#6

$ ASSIGN/TABLE=LNM$GROUP DKA1: GROUP_DISK
$ DEASSIGN/PROCESS/GROUP GROUP_DISK

この例では,グループ論理名 GROUP_DISK を作成しています。次の DEASSIGN コマンドの修飾子は矛盾していますが, /GROUP 修飾子が後に指定されているためうまく論理名が削除されています。

#7

$ ASSIGN DALLAS::USER_DISK:   DATA
   .
   .
   .
$ DEASSIGN DATA

この ASSIGN コマンドは,DALLAS というリモート・ノードの USER_DISK という装置指定に対して,DATA という論理名を割り当てます。この後,DATA という論理名を参照すると, DALLAS というリモート・ノードの USER_DISK というディスクが参照されます。 DEASSIGN コマンドは,この DATA という論理名の割り当てを解除します。


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