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OpenVMS マニュアル


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OpenVMS V7.3-2
ライブラリ

タイトルページ
目次
まえがき
第 1 章:システム構成の概要
第 2 章:ビジネス要件とアプリケーション要件の決定
第 3 章:システムの選択
第 4 章:インターコネクトの選択
第 5 章:ストレージ・サブシステムの選択
第 6 章:SCSI と Fibre Channel ストレージに対するマルチパスの構成
第 7 章:ストレージ・インターコネクトとしての Fibre Channel の構成
第 8 章:可用性を目的とした OpenVMS Cluster の構成
第 9 章:可用性とパフォーマンスを目的とした CI OpenVMS Cluster の構成
第 10 章:スケーラビリティを目的とした OpenVMS Cluster の構成
第 11 章:システム管理の手法
付録 A :インターコネクトとしての SCSI
付録 B :MEMORY CHANNEL 技術概要
付録 C :CI-to-PCI アダプタ (CIPCA) サポート
付録 D :マルチサイト OpenVMS Cluster
索引
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OpenVMS Cluster 構成ガイド


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第 3 章
OpenVMS Cluster システムの選択

この章では,ビジネスやアプリケーションの要件に対応できる OpenVMS Cluster 用のシステムの選択について説明します。

3.1 Alpha アーキテクチャと VAX アーキテクチャ

OpenVMS Cluster には,OpenVMS Alpha か OpenVMS VAX のどちらか,またはその両方を実行するシステムがあります。弊社では,Alpha アーキテクチャと VAX アーキテクチャ両方に対応できるフル・レンジ・システムを提供します。

  • OpenVMS Alpha オペレーティング・システム
    64 ビット RISC (縮小命令セット・コンピューティング) アーキテクチャの OpenVMS Alpha は,柔軟性と拡張性のための標準 I/O サブシステムにより,価格およびパフォーマンス面で業界をリードしています。

  • OpenVMS VAX オペレーティング・システム
    32 ビット CISC (複雑命令セット・コンピューティング) アーキテクチャの OpenVMS VAX は,高度な CISC パフォーマンスと多くの強力な命令セットを備えています。OpenVMS VAX は,幅広い標準 I/O サブシステムもサポートしています。



3.2 システムのタイプ

Alpha システムと VAX システムは,以下のようなコンピューティング環境に対応します。

  • パーソナル・コンピュータ (PC)

  • ワークステーション

  • 部門システム

  • 企業システム

  • データ・センター・システム



3.3 システムの選択

選択するシステムは,ビジネスやアプリケーションのニーズと予算によって異なります。適切な選択のためには,システムとその特性をよく理解する必要があります。

表 3-1 は,最近出荷された OpenVMS Cluster システムを比較したものです。ラップトップ・コンピュータやパーソナル・コンピュータはクライアントサテライトとして OpenVMS Cluster に構成できますが,本書では,その詳細には触れません。PC やラップトップの構成の詳細については,『Advanced Server for OpenVMS Concepts and Planning Guide 』を参照してください。

表 3-1 システムのタイプ
システムのタイプ 適性
ワークステーション 高いプロセッサ・パフォーマンスの個人専用システムを必要とするユーザ向け。例としては,CAD アプリケーション,科学解析アプリケーション,データ整理/表示アプリケーションがあります。ワークステーションには,以下のような特徴があります。

  • 部門システムやデータ・センター・システムより経済的である。

  • 小さな設置面積。

  • モデリングやイメージ処理に最適。

  • 2次元および3次元グラフィックス機能。

AlphaStation DS10/XP900
AlphaStation DS20E
AlphaStation ES40
部門システム 中規模オフィス・コンピューティング。部門システムには以下のような特徴があります。

  • 高性能のプロセッサと I/O。

  • 中規模のユーザ,クライアント PC,およびワークステーションをサポート。

AlphaServer DS10
AlphaServer DS10L
AlphaServer DS20E
AlphaServer ES40
データ・センター・システム 大規模の構成であり,可用性の高い技術アプリケーションや商用アプリケーション向けです。データ・センター・システムは高度な拡張性と柔軟性を備え,以下のような特徴があります。

  • 最高の CPU パフォーマンスと I/O パフォーマンス

  • 数千のターミナル・ユーザと数百の PC クライアント,そして最高で 95 台のワークステーションをサポートする能力

AlphaServer GS60,GS80
AlphaServer GS140
AlphaServer GS160,GS320



3.4 スケーラビリティについて

スケーラビリティを基準にしてシステムを選択するときは,以下の点に注意してください。

  • プロセッサの最大キャパシティ

  • メモリの最大キャパシティ

  • ストレージ領域の最大キャパシティ

OpenVMS 環境では,データ・センターの処理能力の伸びと拡大に対応するため,以下のような対策を提供します。

  • Alpha システムと VAX システムの多くが,メモリ,プロセッサ,または I/O サブシステムの組み込みに対応できる拡張機能を備えています。

  • 作業負荷の増加に応じて OpenVMS Cluster にはいつでもシステムを追加できます。小規模なワークステーションからハイエンドな対称型マルチ・プロセッシング (SMP) システムまで,簡単に相互接続でき,またニーズの拡大に対応できます。

  • ディスク,CD-ROM デバイス,テープの容量と処理速度の増加により, OpenVMS Cluster システムにはいつでもシステムを追加できます。
    関連項目: ストレージ・デバイスの詳細については, 第 5 章 を参照してください。

関連項目: スケーラビリティの詳細については, 第 10 章 を参照してください。

3.5 可用性について

OpenVMS Cluster システムは,高度に統合された環境であり,複数のシステムがリソースのアクセスを共用します。このリソース共用により,サービスとデータの可用性を強化できます。OpenVMS Cluster システムには透過的かつ自動的なフェールオーバ機能があり,システム・マネージャやユーザはほとんど手を下す必要がありません。

関連項目: このフェールオーバ機能と可用性の詳細については, 第 8 章第 9 章 を参照してください。

3.6 パフォーマンスについて

以下の要素は,システム・パフォーマンスに影響を与えます。

  • アプリケーション要件とそのパフォーマンスの要件

  • システムがサポートする必要のあるユーザ数

  • 必要なストレージ・サブシステムのタイプ

これらの要件を念頭に置いて,Alpha 仕様と VAX 仕様におけるプロセッサ・パフォーマンス,I/O スループット,メモリ容量,ディスク容量を後で比較します。

3.7 システム仕様

Alpha,Intel のワークステーションとサーバの発注および構成については, World Wide Web (WWW) サイトを参照してください。また,ストレージ・デバイス,プリンタ,ネットワーク・アプリケーションについての詳細なサポート情報もあります。

Web サイトには,以下の URL にてアクセスしてください。


http://www.hp.com/ 


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