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HP OpenVMS CIFS Version 1.1 ECO1: リリース・ノート

第4章 既知の問題

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OpenVMSドキュメント・ライブラリ

目次
まえがき
第 1 章:はじめに
第 2 章:CIFS の機能
第 3 章:修正された問題
第 4 章:既知の問題
第 5 章:制限事項
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目次

4.1  SMB.CONFパラメーター“admin users”にアカウントのないユーザーが含まれている場合のSMBDプロセスのクラッシュ
4.2 NET RPC VAMPIREユーティリティのフェール
4.3 NET RPC VAMPIREユーティリティのレスポンスの遅れ
4.4 NET RPC JOIN または NET RPC TESTJOIN がエラーメッセージで失敗する
4.5 プロテクションおよび ACL が正しく表示されない
4.6 SMBPASSWD ユーティリティがクラッシュする
4.7 エラーメッセージ「The Network Name cannot be Found」
4.8 サーバーからファイルをコピーできない
4.9 ディスクに割り当てられるファイルサイズが実際のファイルサイズよりも大きい
4.10 ODS-2 ディスクで PowerPoint のプレゼンテーションファイルを作成できない
4.11 HP OpenVMS CIFS ユーティリティがクラッシュする
4.12 NET RPC JOIN コマンドが失敗する
4.13 username マップファイルに格納されたユーザーマップの問題
4.14 共有における VFS モジュールの問題
4.15 他のクライアントから MS Office 文書を開けない
4.16 「net time」ユーティリティがクラッシュする
4.17 Telnetsymbion プリントキューで意図しない文字がプリントされる
4.18 SAMBA$CONFIG によるクライアント・キャパシティの設定
4.19 Advanced Server for OpenVMS をメンバーサーバーとして追加する場合の問題
4.20 Username マップファイルでグループを使用できない
4.21 NET RPC TRUSTDOM コマンドに関する問題
4.22 WINS サーバーとして構成すると NMBD プロセスがループを開始する
4.23 StreamLF およびレコードフォーマットのファイルの処理についての問題
4.24 共有レベル・セキュリティの問題
4.25 NET RPC FILE CLOSE コマンドが動作しない
4.26  Microsoft Signing を有効にすると Windows Vista にログインできない

この章では,HP OpenVMS CIFS Server の既知の問題について説明します。

4.1  SMB.CONFパラメーター“admin users”にアカウントのないユーザーが含まれている場合のSMBDプロセスのクラッシュ

問題:

SMB.CONFパラメーター"admin users"にアカウントが作成されていないユーザーの名前が含まれている場合,SMBDプロセスがクラッシュします。

解決策:

アカウントの存在しないユーザーを"admin users"から削除するか,そのユーザーのアカウントを作成します。

4.2 NET RPC VAMPIREユーティリティのフェール

問題:

次のようなメッセージを表示して$ NET RPC VAMPIRE "-S" <AS-NODE-NAME> "-U<adminusername>%password“コマンドがフェールします。

Fetching DOMAIN database

Receiving SMB: Server stopped responding

rpc_api_pipe: Remote machine<AS-NODE-NAME> pipe \NETLOGON fnum 0x4returned critical error.

Error was Call timed out: server did not respond after 10000 milliseconds

Failed to fetch domain database: NT_STATUS_IO_TIMEOUT

この問題はタイミングが原因で発生します。

解決策:

次のように,デバッグログレベル10でコマンドを実行します。

$ NET RPC VAMPIRE "-S" <AS-NODE-NAME> "-U<adminusername>%password“ -d10

4.3 NET RPC VAMPIREユーティリティのレスポンスの遅れ

問題:

$ NET RPC VAMPIRE "-S" <AS-NODE-NAME> "-U<adminusername>%password“実行した場合の応答に時間がかかります。

このコマンドは,応答に時間がかかるポート445で通信しようとします。

解決策:

次のようにポート番号139を指定してコマンドを実行します。

$ NET RPC VAMPIRE "-S" <AS-NODE-NAME> "-U<adminusername>%password“ --port 139

4.4 NET RPC JOIN または NET RPC TESTJOIN がエラーメッセージで失敗する

問題:

クラスタ環境において ASV (Advanced Server for OpenVMS) が PDC として機能するドメインに,HP OpenVMS CIFS Server をメンバーサーバーとして構成すると,次のエラーメッセージが表示されます。

Error in domain join verification (credential setup failed):

NT_STATUS_INVALID_COMPUTER_NAME

解決策:

ASV にクラスタエイリアス名が存在する場合は,ASV との通信を試みるときに ASV クラスタエイリアス名を指定しなければなりません。これは,NET コマンド上および HP OpenVMS CIFS Server ユーティリティで「-S」または「–server」オプションを使用して行うことができます。

4.5 プロテクションおよび ACL が正しく表示されない

問題:

Windows で右クリックして「プロパティ」>「セキュリティ オプション」 を選択したときにプロテクションおよび ACL が正しく表示されません。

解決策:

この問題を回避するには,「プロパティ」ダイアログボックスで「詳細設定」タブをクリックし,ファイルまたはディレクトリに設定されている正しい値を参照します。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.6 SMBPASSWD ユーティリティがクラッシュする

問題:

非特権ユーザーが SMBPASSWD ユーティリティを使ってパスワードを変更しようとするとクラッシュします。

解決策:

システム管理者は特権付きアカウントで OpenVMS システムにログインでき,これによりユーザーパスワードの変更に SMBPASSWD ユーティリティを使用できます。

Windows クライアントでは,ユーザーは Ctrl+Alt+Delete を押し,次に「Change Password」ボタンをクリックすることによりパスワードを変更できます。

4.7 エラーメッセージ「The Network Name cannot be Found」

「The network name cannot be found (ネットワーク名が見つかりません)」はよく見られるエラーメッセージで,次のいずれかの誤った設定によるものです。

  • 共有にアクセスしようとしたユーザーに十分なアクセス許可がない場合。共有にアクセスするには,ユーザーに読み取り(r) 許可が必要です。

  • 存在しない共有名を指定した場合。

4.8 サーバーからファイルをコピーできない

問題:

ユーザーがサーバーからクライアントにファイルをコピーしようとすると,次のエラーメッセージが表示されます。

"Cannot copy/read <filename> : The request could not be performed because of an IO device error"

または

"Cannot copy <filename> : cannot read from the source file”

"Cannot copy <filename>: Specified network name is no”

これは,ディレクトリ内のファイルに可変長レコードフォーマットのファイルが少なく,ファイルのヘッダ識別領域のファイル長ヒントに有効な「Record Count」および「Data Byte Count」が含まれていない場合に起こります。

解決策:

当該ディレクトリの内容に対して ANALYZE/RMS/UPDATE コマンドを実行してファイル長ヒント領域を更新します。

4.9 ディスクに割り当てられるファイルサイズが実際のファイルサイズよりも大きい

問題:

メモ帳アプリケーションでテキストファイルを保存しようとすると,次のエラーメッセージが表示されます。

"file already exists, do you want to overwrite"

ファイルを上書きすると,ファイルサイズが 1 ブロックしかなくても 10000 ブロック (5MB) を占有します。

解決策:

SAMBA$SMBD_STARTUP.COM ファイルで /EXTEND_QUANTITY の値を次のように変更します。

$ SEARCH [BIN]SAMBA$SMBD_STARTUP.COM;1 10000

$ SET RMS_DEFAULT /EXTEND_QUANTITY=1

$!

4.10 ODS-2 ディスクで PowerPoint のプレゼンテーションファイルを作成できない

問題:

ODS-2 ディスクでは,ユーザーが新しい Microsoft PowerPoint プレゼンテーションファイルを作成するために右クリックメニューから「新規作成」>「Microsoft PowerPoint Presentation」を選択すると,HP OpenVMS CIFS Server ではエンコードされたファイル名が 39 文字を超えるためプレゼンテーションファイルの作成が失敗します。

解決策:

解決策はありません。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.11 HP OpenVMS CIFS ユーティリティがクラッシュする

問題:

ライト識別子と一致しないユーザーアカウントから PDBEDIT などの HP OpenVMS CIFS Server ユーティリティを実行すると,クラッシュします。

解決策:

解決策はありません。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.12 NET RPC JOIN コマンドが失敗する

問題:

$ NET RPC JOIN コマンドで -I オプションを使用すると,次のようなエラーメッセージが表示されて失敗します。

$ NET RPC JOIN "-UADMINISTRATOR%IONETADM$1" "-I" 16.113.6.131

[2007/10/11 17:35:28, 0] SAMBA$SRC:[SOURCE.UTILS]NET_RPC_JOIN.C;1:(349)

Error in domain join verification (credential setup failed):

NT_STATUS_INVALID_COMPUTER_NAME

Unable to join domain IONETW2K3.

解決策:

解決策はありません。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.13 username マップファイルに格納されたユーザーマップの問題

問題:

username マップファイルに格納されたユーザーマップは,ファイル形式が Stream レコードフォーマットでなければ動作しません。

解決策:

この問題を回避するには,SAMBA$ROOT:[LIB] ディレクトリにある username.map ファイルを使用してください。 OpenVMS システムでユーザー名マップファイルを作成する場合は,次のコマンドを実行してファイルを Stream レコードフォーマットに変換してください。

$ SET FILE/ATTRIBUTE=(RFM:STM,MRS:0,LRL:0) SAMBA$ROOT:[LIB]<USERNAME MAP FILENAME>

4.14 共有における VFS モジュールの問題

問題:

ODS-2 ディスクでは,共有において「VARVFC」VFS モジュールを使用すると,サーバーが遅くなり,大量のファイルにより操作が失敗することもあります。

解決策:

解決策はありません。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.15 他のクライアントから MS Office 文書を開けない

問題:

OpenVMS Alpha V8.2 および OpenVMS Integrity V8.2-1 では,MS Office 文書を 2 番目のクライアントから開こうとすると失敗する場合があります。

解決策:

これはバイト範囲のロック API を使用できないために起こる OpenVMS Alpha V8.2 および OpenVMS Integrity V8.2-1 の制限事項です。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.16 「net time」ユーティリティがクラッシュする

問題:

OpenVMS Alpha では,net time ユーティリティで -d2 オプションを使用するとクラッシュします。

解決策:

解決策はありません。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.17 Telnetsymbion プリントキューで意図しない文字がプリントされる

問題:

HP OpenVMS CIFS Server が Telnetsymbion プリンタキューに設定されている場合に,メモ帳を使用してテキストファイルをプリントしようとすると,意図しない文字がプリントされます。

解決策:

デフォルトでライブラリを提供している DCPS または LPD OpenVMS プリントキューを使用します。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.18 SAMBA$CONFIG によるクライアント・キャパシティの設定

問題:

クライアント・キャパシティは,指定された数値の倍に設定されます。 HP OpenVMS CIFS Server V1.1 は,TCP ポート 139 (NetBIOS TCP/IP 経由の SMB) に加え TCP ポート 445 (TCP/IP 経由の SMB) での接続をサポートするため,SAMBA$CONFIG.COM によって設定される「client capacity」は,実際には,admin が指定したものの倍になります。

たとえば,admin が 50 の値を指定すると,SMBD445 サービスは 50 の制限を持ち,SMBD サービスも同様です。

解決策:

ポート 139 とポート 445 の間でクライアント・キャパシティ数を分割できます。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.19 Advanced Server for OpenVMS をメンバーサーバーとして追加する場合の問題

問題:

Advanced Server for OpenVMS をメンバーサーバーとして HP OpenVMS CIFS PDC に追加する場合,HP OpenVMS CIFS PDC とのセキュアチャネルの確立中に admin ログオンなどの問題が発生します。

解決策:

解決策はありません。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.20 Username マップファイルでグループを使用できない

問題:

username マップファイル内でグループ名を使用しても正しく機能しません。

解決策:

解決策はありません。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.21 NET RPC TRUSTDOM コマンドに関する問題

問題:

対応する OpenVMS アカウント (名前が <domain>$) なしで信頼関係を追加しようとすると,何もエラーメッセージを表示せずに処理が失敗します。 コマンドは成功したかのように完了しますが,実際は失敗しています。

トラステッド・ドメインエントリを一覧表示しようとすると,リスト内に有効なエントリがあるにも関わらず「none」という語を含むエントリが表示されます。

解決策:

解決策はありません。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.22 WINS サーバーとして構成すると NMBD プロセスがループを開始する

問題:

SMB.CONF ファイル内の次の設定を行い,HP OpenVMS CIFS Server を WINS サーバーとして構成した場合,NMBD プロセスは計算限界状態になります。

[global]

wins support = yes

解決策:

現在 HP OpenVMS CIFS は WINS サーバー構成をサポートしていません。このため,SMB.CONF ファイルで wins support = yes とは設定しないでください。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.23 StreamLF およびレコードフォーマットのファイルの処理についての問題

問題:

HP OpenVMS CIFS Server は,共有で StreamLF および VARVFC VFS オブジェクト仕様 (すなわち,vfs objects=varvfc streamLF) をどちらもサポートしていません。

解決策:

StreamLFフォーマットでファイルを作成するために,構成ファイルで"vms rms format = streamlf"を設定してください。 詳細は2.1 項 「HP OpenVMS CIFS Server V1.1 ECO1で提供する新機能」を参照してください。

| HPE 日本 問題: レコードフォーマットが固定長でレコード属性がキャリッジ・リターン・キャリッジ・コントロールのファイルをメモ帳アプリケーションまたはワードパッド・アプリケーションを使用して表示しようとすると,すべてのレコードが一緒に実行されて表示されます。 解決策: 解決策はありません。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。 -->

4.24 共有レベル・セキュリティの問題

問題:

共有レベル・セキュリティは,どのユーザーのログインも許可しません。

解決策:

passdb.tdb データベースに SAMBA$GUEST アカウントが必要です。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.25 NET RPC FILE CLOSE コマンドが動作しない

問題:

NET RPC CLOSE FILE <fileID> コマンドを使用して開いているファイルを閉じようとすると,何もエラーメッセージを表示せずに処理が失敗します。

解決策:

解決策はありません。この問題は HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースで解決される予定です。

4.26  Microsoft Signing を有効にすると Windows Vista にログインできない

問題:

現在は,クライアント (“Microsoft network client: Digitally sign communication (always)”) およびサーバーで SMB Signing が有効になっているため,Windows クライアントは ドメインにワークステーションとして正しく追加できます。しかし,ドメインに正しく追加された後,Windows は HP OpenVMS CIFS アカウントを使用してログインできず,次のようなエラーメッセージが表示されます。

"The trust relationship between this workstation and the primary domain controller failed."

“Microsoft network client: Digitally sign communication (if server agrees)” が有効になっていると,追加とログインが正常に行われます。

解決策:

解決策はありません。HP OpenVMS CIFS Server の将来のリリースでこの問題に対応します。

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