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HP OpenVMS Systems

OpenVMS version 8.3

OpenVMS

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HP OpenVMS version 8.3 for HP Integrity servers and AlphaServer systems
— 新機能と利点 —

HP OpenVMS V8.3 は,エントリ・レベル,ミッドレンジ,およびハイエンドのすべてのシリーズで,最新世代の Intel Itanium プロセッサーを搭載した Integrity サーバーをサポートします。 OpenVMS V8.3 では,OpenVMS Alpha V8.2 および OpenVMS I64 V8.2-1 でサポートしているすべての Integrity サーバーおよびオプション機器も引続きサポートします。

OpenVMS V8.3 では,性能と拡張性の強化とともにさらに拡張されたクラスタ構成をサポートします。 また,セキュリティや標準に関するアップデート,Adaptive Enterprise 機能の拡張なども含まれています。

OpenVMS V8.3 のリリースにより,OpenVMS Alpha V8.2 と OpenVS I64 V8.2-1 が旧バージョンとなり,OpenVMS I64 V8.2 の標準サポート・サービスは 2006 年 12 月末で終了します。 また OpenVMS Alpha V7.3-2 は,2006 年 12 月末から PVS (Prior Version Support) が始まります。

以下の表に,OpenVMS I64 V8.3,OpenVMS Alpha V8.3,および関連製品で提供する新機能および拡張機能を示します。

アップデート・パス,クラスターの保証構成/移行サポート構成

機能 利点
V8.3 へのアップグレード・パスとクラスターの保証構成
  • V8.3 でサポートされるアップグレード・パスは以下のとおりです:
    • Alpha: V7.3-2 あるいは V8.2 からのアップグレード
    • Integrity: V8.2 あるいは V8.2-1 からのアップグレード
  • クラスターの保証構成
    • V8.3 Alpha および V8.3 Integrity
    • V7.3 VAX および V8.3 Alpha
  • クラスターの移行サポート
    • V7.3-2 Alpha, V8.2 Alpha
    • V8.2 Integrity, V8.2-1 Integrity
  • ビジネスの変化に対する俊敏性の向上
  • 高い RoIT (IT 投資対効果) の維持
  • スケーラビリティの向上

システムのサポート

機能 利点
エントリ・レベル,ミッドレンジ,およびハイエンドの各レンジで,最新世代の Intel Itanium 2 プロセッサーを搭載した最新の Integrity サーバーをサポート
  • rx2620, 2P/4C; 1.4Ghz/12MB; 1.6Ghz/18MB
  • rx4640, 4P/8C; 1.6Ghz/18MB; 1.6Ghz/24MB
  • rx7640, 8P/16C; 1.4Ghz/12MB; 1.6Ghz/18MB
  • FAST Bundle: rx7640 2コア, 4コア, 8コア, 12コア, および16コアの各 SMP ベース・システム
  • rx8640, 16P/32C; 1.4Ghz/12MB; 1.6Ghz/18MB; 1.6Ghz/24MB
  • FAST Bundle: rx8640 4コア, 8コア, 16コア, 24コア, 32コアの各 1.6Ghz/24MB SMP ベース・システム
  • Superdome/sx2000, 64P/128C — 4セル/16P/32C の最大 nPAR パーティション・サイズ; 1.6Ghz/18MB; 1.6Ghz/24MB
  • 最新の HP Integrity サーバーで OpenVMS アプリケーションを実行できる
  • 初期のモデルの Integrity サーバーよりも高い負荷に耐えることができる
  • システムを集約して設置スペースを削減できる
DVD メディアへの書き込み
  • OpenVMS がインストールされた Integrity サーバーおよび AlphaServer システムで,特定のドライブおよび構成のもとで CD-R, CD-RW, DVD+R, DVD+RW などのメディアに対する書き込みが可能
  • OpenVMS ユーザーが、ローカルに作成したディスク・ボリュームあるいはディスク・イメージを CD-R, CD-RW, DVD+R, あるいは DVD+RW などのメディアに直接記録することが可能
OpenVMS V8.2-1 および V8.2 でサポートするすべての Integrity サーバーを継続サポート
  • rx8620; 4セル, 16P/16C; 1.5 GHz/4MB, あるいは 1.6GHz/6MB, セル当たり32GBメモリ
  • FAST Bundle: rx8620, 2コア, 4コア, 8コア, 12コア, および 16コア SMP ベース・システム
  • rx7620: 2セル, 8P/8C; 1.5 GHz/4MB, 1.6GHz/6MB, セル当たり32GBメモリ
  • FAST Bundle: rx7630, 2コア, 4コア, 6コア and 8コア SMP ベース・システム
  • Superdome: 4セルのハード・パーティション 16P/16C; 1.6 Mhz/9MB, セル当たり64GBメモリ
  • rx1600 2P/2C; 1.0 GHz
  • rx2600 2P/2C; 1.0, 1.3, 1.4, 1.5 GHz
  • rx4640 4P/4C; 1.3, 1.5 GHz
  • rx4640 8P/8C (デュアルコア); 1.1 GHz
  • rx1620 1.6GHz/3MB 267FSB (DP)
  • rx1620 1.3GHz/3MB (DP)
  • rx2620 1.6GHz/3MB (DP)
  • rx2620 1.3GHz/3MB (DP)
  • rx2620 1.6GHz/6MB
  • rx4640 1.6GHz/6MB
  • rx4640 1.5GHz/4MB
  • FAST Bundle: rx4640 4 CPU 構成 1.6GHz/9MB
  • 以前に導入された Integrity サーバーでも引続き OpenVMS アプリケーションを実行可能にすることでユーザーの投資を保護

性能と拡張性の強化

機能 利点
アドレス・データの共有
  • AlphaServers で提供していたのと同等な共用アドレス・データ機能を Integrity サーバーでも提供
  • メモリ使用量とイメージ起動時間を低減することで Integrity サーバーの性能を向上
システム・サービスのインターセプト
  • 各システム・サービスを実行する前後に Integrity 上のアプリケーションが前処理ルーチンあるいは後処理ルーチンを提供することが可能
  • デバッガのウォッチ・ポイントの性能向上
  • アプリケーションによるシステム・サービス引数の変更が可能
  • アプリケーションによるいくつかのシステム・サービス動作の変更が可能
RMS グローバル・バッファを P2 空間へマップ
  • インデックス・ファイルに対する RMS グローバル・バッファを P2 (64-bit アドレス) 空間にマップして,プロセス当たり 1 GB 未満という制限を解除
  • RMS インデックス・ファイルに対するファイル当たりのグローバル・キャッシュの最大サイズを符合付きワード (32767) から符合付きロングワード (2.1 billion) に増加
  • 初期オープン時にファイル・サイズをもとにグローバル・バッファ数の動的な自動計算が可能
  • RMS インデックス・ファイルに対する RMS グローバル・バッファの全体的な拡張性および性能が向上
  • RMS グローバル・バッファのための仮想アドレス空間の不足を心配する必要がない
  • ファイルの増加に伴ってバッファ数を再評価する必要がない
GH コード・リージョンを S2 へ移動
  • 32ビット・アドレス可能 S0/S1 空間から 64ビット・アドレス可能 S2 空間へ GH_RES_CODE ヒュージ・ページを移動
  • 不足している SO/S1 空間のいくつかを解放
  • /RESIDENT 修飾子を使用してより大きくより多くのイメージがインストール可能

ストレージ,I/O および LAN

機能 利点
EVA および MSA コントローラのアクティブ-アクティブ機能に対するマルチパス拡張
  • EVA XL コントローラに接続されているデバイスに対する正しいパスの選択 (アクティブな非最適化パスでなくアクティブな最適化パスを選択) を行うのにマルチパスを可能にする
  • I/O 性能の向上
  • 性能の向上は I/O サイズとキューの長さに大きく依存する。キューが長ければ長いほど向上の度合いが顕著
Integrity サーバーでの新しい 4Gb Fibre Channel アダプタのサポート
  • 新しい SAN テクノロジでストレージ性能を改善
  • 4Gb 対応スイッチおよびアレイへのフルスピード接続の提供
  • 既存の 2Gb SAN 構成への接続も可能
Terminal MUX用USBドライバ
  • PCI オプション・カード無しで Integrity サーバーにシリアル回線を追加する手段を提供
  • 特別なチップセットを利用した USB ベースのシリアル・デバイスに対するドライバを提供
  • PCI スロットを使用せずに AlphaServer で提供しているのと同等なシリアル接続を提供
VLAN (Virtual LAN)
  • LAN ドライバに VLAN サポートを追加
  • VLAN と呼ばれるより小さなブロードキャスト・ドメインあるいはセグメントに LAN ドメインをセグメント化可能
  • VLAN ハードウェア・サポート機能を持つハードウェアのみサポート
  • OpenVMS がサポートするすべての Gbit NIC 用の LAN ドライバ
  • ネットワークの構成と設計の柔軟性を提供
  • スイッチの構成を簡素化
  • 接続に必要な NIC の数を減らしてシステムの複雑さを低減
  • VLAN ベースのサイト・セキュリティ・ポリシーを実現
  • OpenVMS システムがネットワーク上の他のシステムと共存する能力が向上
LAN フェールオーバの改善
  • 既存の LAN フェールオーバの拡張により以下の機能を提供
    • フェールオーバ・プライオリティの実装
    • マルチキャスティングに関する制限の解除
  • LAN フェールオーバの性能と扱いやすさを改善
GBit NIC の動的な割り込み緩和
  • 割り込み緩和パラメータを動的に調整する機能をドライバに追加することにより 現在の負荷状況に合わせてドライバによる各 NIC の動作の変更が可能に
  • 負荷が変化する状況における性能の向上

クラスタおよびジャドウイング

機能 利点
Integrity でのクラスタ・サテライト・ブート
  • Integrity から Integrity へのサテライト・ブートの提供
  • 現在サポートされている Integrity システムをブート・サーバーとして使用可能
  • クロス・アーキテクチャ・ブート (Alpha ブート・サーバーからの Integrity サテライト・ノードのブートあるいはその逆) はサポートされない
  • AlphaServer システムでサポートするすべてのクラスタ機能を Integrity サーバーでも同等にサポート
PE ドライバのデータ圧縮
  • データの圧縮によりサイト間で転送するビット数を低減
  • シャドウ・マージやコピーなどで大量のデータをクラスタ間通信で転送する際の性能を向上
  • 耐災害性能の向上
PE ドライバのマルチGbitスケーラビリティ
  • PE ドライバにハードコードされている送信および受信 VC ウィンドウ・サイズを 2 ノード間の LAN パスの帯域幅から自動算出されたサイズに置き換える機能
  • SCACP および Availability Manager の自動選択ウィンドウ・サイズの指定変更インタフェース
  • 管理ウィンドウ・サイズの設定表示機能と SCACP の SET VC コマンドへの新しいサイズ修飾子の追加
  • CALCULATE WINDOW_SIZE コマンドを SCACP に追加
  • 性能と拡張性の向上
ロックのリマスタリング機能の改善
  • 新しい LOCKRMWT システム・パラメータにより,ロックのリマスタリングをより細かく制御
  • ツリーの移動に必要なリモート・アクティビティのしきい値をローカルのアクティビティ・レートをもとに計算
  • OpenVMS クラスタ内でのアプリケーション性能をより強力に制御
  • OpenVMS クラスタ・ノード間でのロック・ツリーのスラッシングの可能性を低減
Host Based Volume Shadowing Automatic MiniCopy
  • HBVS の機能拡張
  • HBVS,ホストベース・ミニマージ (HBMM),および HBVS ミニコピーの既存機能の統合
  • サイト間接続の切断のためにメンバーが削除された場合の MiniCopy ビットマップの作成
  • コピー操作の実行時間の短縮
  • シャドウセットの可用性の向上
  • I/O 性能の向上

セキュリティ機能

機能 利点
Secure Software Delivery
  • 任意のファイルに対するデジタル署名 (マニフェスト・ファイル) 生成機能の提供
  • デジタル署名を使用してファイルを認証
  • OpenVMS V8.3 のソフトウェア製品キットはこの機能を使用して作成
  • ダウンロード・キットのセキュリティと完全性が向上
  • Secure Delivery 機能を PCSI に適用することにより,署名付きキットとして配布されたレイヤード製品や OpenVMS パッチは改ざんされていないという確証を持ってインストールすることが可能
ACME ログイン
  • SYS$ACM システム・サービスと ACME-SERVER プロセスを使用してユーザー認証サービスとパスワードの変更を行う新しい LOGINOUT および SET PASSWORD イメージの提供
 
LDAP ACME
  • LDAP ディレクトリ・ベースのパスワード認証機能を提供する IETF RFC 2307 標準に準拠した新しい LDAP ACME エージェント
  • LDAP データベースのようなリモートのソースに対する外部認証により,1 つのパスワードで複数のシステムやパスワードで保護された Web ページを認証することが可能
Kerberos Version 3.0 for OpenVMS (MIT Kerberos V5 Release 1.4.1 ベース)
  • Kerberos ACME エージェント — OpenVMS ログイン・プロセスの一部で Kerberos 証明書を提供する。 ユーザー認証は,OpenVMS ユーザー認証ファイルではなく Kerberos's KDC データベースに対して処理される。
  • AES 暗号化のサポート — Kerberos for OpenVMS で AES (Advanced Encryption Standard) をサポート
  • Kerberized SSH のサポート — Kerberos を利用してSSH の機能を実現。 Kerberized SSH により,Kerberos 証明書で SSH (セキュア・シェル) 接続が可能。
  • クライアント・ライブラリでの TCP サポート — Kerberos for OpenVMS にクライアント・ライブラリにおける TCP サポートを追加。 大量の PAC データを持つチケット向けの Microsoft の相互運用性拡張機能。
  • OpenVMS システム管理者にさらなる柔軟性を提供
  • ユーザー・データベースの集約を可能にし,その結果,複数の OpenVMS システムあるいはクラスタがユーザー認証に 1 つの KDC を自動的に使用するように構成できる。
AES Encryption をオペレーティング・システムへ統合
  • Encryption for OpenVMS がアップデートされ,新しい対称暗号化アルゴリズムである AES (Advanced Encryption Standard) をサポート
  • 従来のスタブ・ライブラリの代わりに OpenVMS オペレーティング・システムに Encryption for OpenVMS を統合
  • AES は機密データ保護のための認可標準 (FIPS 197) として米国政府が承認
  • データを保護し機密を守ることが可能
  • 新しい AES 機能により ECB, CBC, CFB, および OFB モードで 128, 192 あるいは 256 ビット長のキーでファイルの暗号化が可能
  • プログラム API で DES および AES をサポート
  • 完全な下位互換性と BACKUP/ENCRYPT で作成したセーブセットに対する DES アルゴリズムのサポート

UNIX ポータビリティ

機能 利点
シンボリック・リンクと POSIX 準拠のパス名のサポート
  • OpenVMS 上での Open Group 準拠のシンボリック・リンクのサポートと POSIX 準拠のパス名のサポート
  • POSIX 準拠のパス名をサポートするための RMS と CRTL の修正
  • OpenVMS への UNIX あるいは Linux アプリケーションのポーティングを容易にし,UNIX スタイルの開発環境を使用してアプリケーション開発のコストと複雑さを低減
バイト範囲のロック機能
  • 既存 API および既存モジュールへのサブコマンドの追加により,Open Group の標準のバイト範囲ロック機能を OpenVMS に実装
 
GNV のアップデート
  • ln (シンボリック・リンクの作成) や ls (シンボリック・リンクの表示) などの関連する GNV ユーティリティをアップデート
 

仮想化およびユーティリティ・プライシング

機能 利点
Pay Per Use (PPU) のサポート
  • HP ファイナンスからリースされたセル・ベースの HP OpenVMS Integrity サーバー向けのサービス
  • このプログラムではユーザーが実際に必要とする CPU サイクルに対してのみ対価を支払うことが可能
  • 使用状況が常時モニターされ,HP PPU Web ポータルと通信する計測エージェントにデータが送られる
  • ユーザーは詳細な CPU 利用状況と発生コストが記載されたさまざまなレポートを 48 時間後に入手可能
  • このサービスは現在のところ日本では提供していません。
  • iCAP および TiCAP
    • Instant Capacity on Demand (iCAP) により,導入時にセル・ベースの HP OpenVMS Integrity サーバーに装備済みで無効になっている処理能力を後から簡単に有効にする機能を提供
    • カスタマーは,特定の数の有効/無効の CPU を装備した HP OpenVMS Integrity サーバーを購入。無効状態で装備された CPU は定価の 25%
    • iCAP CPU を有効にする場合,RTU (Right To Use) ライセンスが必要。 また,暗号化されたコード情報をHP iCAP Web ポータルから取得する必要がある
    • システム上でコード情報を登録すると,指定した数の CPU が恒久的に有効化される
    • TiCAP ライセンスは,iCAP CPU を一時的に有効化するためのライセンス (最低 30 分,段階的に指定可能)
    • 各 TiCAP ライセンスは 30 日間の単位で CPU の使用を可能にし, 必要に応じて複数の iCAP を使用することも可能
  • このサービスは現在のところ日本では提供していません。
  • ネットワーク機能

    機能 利点
    HP TCP/IP Services for OpenVMS V5.6 の機能拡張  
    • Integrity サーバーに対する NFS サーバーのサポート — OpenVMS Integrity サーバーで NFS サーバーをサポート
    • Integrity サーバー上で NFS サーバーをサポート
    • NFS クライアント TCP サポート — NFS クライアント TCP サポートの追加により,NFS サーバーとクライアント両方で、従来の UDP モードでの操作に加え TCP 経由で実行することが可能
    • WAN 経由であるいはファイアウォールを越えてファイルシステムをマウントする場合に便利
    • NFS シンボリック・リンクのサポート — NFS サーバーにシンボリック・リンクを認識させ,必要に応じて作成する機能を提供
    • シンボリック・リンクを認識
    • SCP/SFTP — OpenVMS ファイル属性の保管 (VMS SSH ファイル・フォーマットがクライアントとサーバーの両方でサポートされないというカスタマーからの報告)
    • OpenVMS SSH ファイル属性がクライアントとサーバーの両方でサポート
    • TCP/IP$CONFIG.COM の拡張— フェールセーフ IP
    • IP フェールオーバの強化
    • Kerberos のサポートによる SSH のアップグレード — Kerberos をサポート。 Kerberos のサポートにより SSH パスワード認証方法を強化。 Kerberos をベースにした 3 つの新しい SSH 認証方法,すなわち gssapi-with-mic, Kerberos-2@ssh.com, and Kerberos-tgt-2@ssh.com をサポート。
    • 3 つの新しい Kerberos SSH パスワード認証方法が追加され,SSH パスワード認証機能が向上
    • DNS/BIND 9 リゾルバおよび Version 9.3.1 サーバーのアップデート
      • IPv6 トランスポートによる DNS エントリの解決機能を含む新しいバージョンの BIND リゾルバ
      • セキュリティおよび安定性に関するいくつかの改善をもたらす新しいバージョンの BIND サーバー
    • IPv6 接続経由の BIND サーバーでスレッドの安全性と通信を提供
    • セキュリティと安定性を向上
    • NTP セキュリティ・アップデート (SSL) — 暗号化によるセキュリティを提供する新しい NTP 機能
    • 改善された暗号化によるセキュリティ
    • システム・クロックの正確さを危うくする攻撃者に対する防御機能の強化
    • SMTP マルチドメイン・ゾーン — 直接のローカル配信で SMTP が複数のドメイン名を認識
       
    • Kerberos サポートによる TELNET のアップグレード — OpenVMS Version 8.3 で提供するアップグレードされた Kerberos バージョンで TELNET サーバーおよびクライアントをサポート
    • TELNET サーバーおよびクライアントでの Kerberos のサポート
    • TELNET サーバーのデバイス制限 — Telnet サーバーがサポートするセッション数あるいは TN デバイス数の制限 9999 が解除
    • より多くの Telnet サーバー・セッションを利用可能
    • LPD および TELNETSYM での Ipv6 サポート — LPD および TELNETSYM プリンティング・ソフトウェアで IPv6 トランスポートを使用して印刷可能
    • IPv6 印刷機能の提供
    • VMS Plus モードでの FTP の性能向上 — 特にサーバーおよびクライアントの両方が OpenVMS システムの場合に効率的な FTP サービス
    • FTP 性能の改善
    • TCPIP$CONFIG でのインタフェース構成の改善 — ローカル・インタフェースと IP アドレスを定義するメニュー方式の処理を大幅に見直し,フェールセーフ IP のサポートを強化
    • インタフェースの構成にメニュー方式の処理を追加してユーザーのインストール作業が改善
    • OpenVMS のインストレーションで Encryption for OpenVMS もインストール — ローカル・インタフェースと IP アドレスを定義するメニュー方式の処理を大幅に見直し
    • encryption メニュー処理の追加によりユーザーのインストール作業が改善
    • フェールセーフ IP のサポートを強化

    システム管理

    機能 利点
    OpenView Performance Agent (OVPA)
    • HP OpenView Performance ファミリのロギングおよび警告コンポーネントを集めた HP OpenView Performance Agent (OVPA) の提供。 OVPA は,強力なアプリケーション・レスポンス測定機能を持つ,性能管理,リソース・プランニング,およびサービス管理のための中核技術
  • この機能の日本でのサポートは現在検討中です。
  • WBEM インフラストラクチャと nPAR Provider
    • iCAP, TiCAP, および PPU で必要
    • Web-Based Enterprise Management (WBEM) は業界標準のリソース監視/制御
    • 携帯電話システムの初期構成および継続構成をサポートする nPar WBEM Provider
    • 状況の変化に応じた演算リソースの柔軟な構成および再構成が可能

    e-Business およびインテグレーション

    機能 利点
    Web Services Integration Toolkit (新製品)
    • 統合ソリューションの一部としてレガシー・アプリケーションのロジックを呼び出し可能にする一連のツールを提供
    • ツールは個々に使用することも組み合わせて使用することも可能
    • JavaBean, Java, および JavaServer Page (JSP) クライアントを生成
    • 既存のアプリケーション,データ,ビジネス・ロジックを再利用することによる投資の保護

    その他

    機能 利点
    タイムゾーンのアップデート
    • 2007 年から夏時間を適用する期間を 4 週間延ばすという変更の米国連邦議会の審議通過を受けて,タイムゾーン・テーブルをアップデート
    • 正確な時間の提供
    DECwindows の機能拡張
    • カスタマイズしたグリーティング・テキストをログイン・ボックスに再表示できるよう DTGREET を拡張
    • 論理名がプロセス論理名テーブルに作成されるように変更
    • システム時刻を変更した場合に XtAppAddTimeout API が正しく動作するように変更
    • ACME ログインのサポートと Kerberos のバージョン変更
    • ログイン処理がタイムアウトになってもグリーティング・テキストが再表示される
    • XtAppAddtimeout の修正により,システム時刻を変更してもこの API を使用するアプリケーションが正しく動作する
    PCSI の機能拡張
    • 以下の PCSI 機能を提供
      • 署名付きソフトウェア製品キットのインストレーション時にデジタル署名ファイルを使用してその製品の妥当性を確認。 この認証によりキットの提供者と内容の確認が行われる。
      • ODS-5 ボリュームへのソフトウェアのイストレーションの完全なサポート
    • PCSI データベースの完全性の確認と DCL コマンドによるある程度の修復機能の提供
    • PCSI 製品データベースの確認はインストールの前に自動的に実行される
    • 改ざんされたキットがインストールされるのを防ぐためにレイヤード製品や OpenVMS パッチを署名付きキットで提供できるように Secure Delivery 機能を PCSI に統合
    • ソフトウェア開発者が ODS-5 の拡張ファイル名を利用できるように完全な ODS-5 サポートを提供
    • 製品データベースの問題を検出し,ソフトウェアのインストールの前に適切な対処を取ることが可能

    V8.3 リリース後にサポートされる機能

    機能 利点
    以下の Integrity サーバーは、V8.3 のリリース後、検証ができ次第 OpenVMS でサポートされます。
    • rx3600, 2P/4C; 1.4Ghz/12MB; 1.6Ghz/18MB
    • rx6600, 4P/8C; 1.4Ghz/12MB; 1.6Ghz/18MB; 1.6Ghz/24MB
     
    10 Gigabit Ethernet (I64)
    • 全二重モードで 10 ギガビット/秒で LAN 接続するPCI-X LAN アダプタ AB287A のサポート
    • インストールされる PCI あるいは PCI-X スロットが提供するのに近い帯域幅のスループットを維持できる
    • ネットワーク性能の向上
    SAS (Serial Attached SCSI)
    • いくつかの新しい Integrity サーバーでローカル・ディスクのプライマリ・インターコネクトとして Serial Attached SCSI をサポート
    • ダイレクト接続 SAS ディスクと Integrated RAID 1 のサポート
    • これらの低価格 SAS HBA オプションは内部ポート 8 で出荷
    • 高性能で低価格のストレージ・ソリューションを提供
    • Integrated RAID 1 機能の提供 (ミラーリング)

     

    Updated: December 1, 2006
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