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HP OpenVMS on Integrity

HP OpenVMS V8.3 FAQ

HP OpenVMS V8.3—よくあるご質問

  1. V8.3 の新機能を教えてください。

  2. OpenVMS V8.2 あるいは V8.2-1 から OpenVMS V8.3 へ アプリケーションを移行するにはどのような変更が必要ですか?
  3. 現在,セル・アーキテクチャーの HP Integrity サーバー (HP-UX,Linux,Windows) を所有しています。このマシン上で OpenVMS を稼働できますか?
  4. 現在,PA-RISC を搭載した HP Superdome サーバーを所有していますが,1 つあるいは複数の HP Integrity セル・ボードを追加する計画があります。 この上で OpenVMS を実行することはできますか?

  5. OpenVMS V8.3 はどのハードウェア・プラットフォームをサポートしますか?
  6. HP Integrity サーバー対応の OpenVMS はどのようなパッケージで提供されますか?
  7. オペレーティング環境 (OE) およびレイヤード・プロダクトのライセンス・ポリシーはどのようなものですか?
  8. 現在 VAX システムで実行しているアプリケーションを HP Integrity サーバーで実行するにはどうしたらよいでしょうか?
  9. OpenVMS への他社製アプリケーションのポーティング状況を確認するにはどうしたらよいでしょうか?
  10. OpenVMS の今後の計画はどのようになっていますか?
  11. 既存の VAX システムおよび AlphaServer システム用の OpenVMS ライセンスを HP Integrity サーバー用のライセンスと交換することはできますか?
  12. OpenVMS 用のサポート・サービスについてのさらに詳しい情報はどこから入手できますか?

  13. OpenVMS Alpha 用の HP 製レイヤード製品は,すべて HP Integrity サーバー上の OpenVMS でも使用できますか?
  14. AlphaServer システムと HP Integrity サーバーを性能の観点で比較するとどのうような状況ですか?

  15. どのような種類のパーティショニング機能がサポートされますか?
  16. UNIX® アプリケーションを OpenVMS にポーティングしました。HP Integrity サーバー上の OpenVMS にポーティングする場合は,何か違いはありますか?
  17. Oracle Rdb および 10gR2 が HP Integrity サーバー上の OpenVMS に対応するのはいつですか?
  18. ボードの交換で,AlphaServer システムを HP Integrity サーバーにアップグレードできますか?
  19. AlphaServer システム環境で使用中のアプリケーションを HP Integrity サーバーへ移行すると,実行性能はどの程度になりますか?
  20. 重要なアプリケーションのソース・コードがありません。トランスレーターやエミュレーターは用意されますか?
  21. IEEE 浮動小数点形式でないバイナリ・データがディスクに保存されています。HP Integrity サーバーで稼働するアプリケーションからそのデータにアクセスする必要があります。HP Integrity サーバーでは IEEE 浮動小数点演算しかサポートされていませんが,すべてのデータを変換する必要がありますか?
  22. 使用中のアプリケーションのいくつかは,AlphaServer システムのアセンブラー (MACRO-64) で書かれています。どうしたらよいでしょうか?
  23. 現在,いくつかの 32 ビットのアプリケーションを VAX システムで実行しています。VAX システム・アプリケーションを HP Integrity サーバーで実行するためのエミュレーション・モードは何かありますか?ない場合,何か解決策はありますか? VAX システム・コードを AlphaServer システム・コードに変換した後に HP Integrity サーバー・コードに変換する作業は避けたいと考えています。
  24. HP Integrity サーバー上の OpenVMS がサポートしているスレッド・インタフェースには何がありますか?
  25. OpenVMS のアーキテクチャ混成クラスタではどのサーバー・アーキテクチャーがサポートされますか?
  26. 現在使用している OpenVMS/AlphaServer システム環境に HP Integrity サーバーを統合するにあたり,HP からはどのような支援が得られますか?
  27. AlphaServer 用の OpenVMS で提供しているオペレーティング・システムの機能は,すべて HP Integrity サーバーでも提供されますか?

1. V8.3 の新機能を教えてください
. OpenVMS V8.3 の新機能と利点を参照してください。

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2. OpenVMS V8.2 あるいは V8.2-1 から OpenVMS V8.3 へアプリケーションを移行するにはどのような変更が必要ですか?
V8.2 で動作が確認されているアプリケーションは,V8.3 で実行するために特に変更を加える必要はありません。

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3. 現在,セル・アーキテクチャーの HP Integrity サーバー (HP-UX,Linux,Windows) を所有しています。セル・アーキテクチャーの HP Integrity サーバー上で OpenVMS を稼働できますか?
一般に,OpenVMS を 1 つまたは複数のハード・パーティションに読み込むことは可能です。 ただし,初期の HP Integrity サーバーは OpenVMS をサポートしていないため,システムの互換性を確認することが重要です。

最新の HP Integrity サーバーであれば問題なく OpenVMS を実行することが可能です。 また,今後出荷されるすべての HP Integrity サーバーは OpenVMS をサポートします。

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4. 現在,PA-RISC を搭載した HP Superdome サーバーを所有していますが,1 つあるいは複数の HP Integrity セル・ボードを追加する計画があります。 この上で OpenVMS を実行することはできますか?
特定の HP 9000 PA-RISC ベースのサーバーからアップグレードした HP integrity サーバーのパーティションに OpenVMS V8.3 をロードすることも可能です。 ただし,いくつかの条件があります。詳細は,ホワイト・ペーパーHP Superdome Hybrid Serversを参照してください。

この機能は,システムの集約を行う場合に特に効果的です。

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5. OpenVMS V8.3 はどのハードウェア・プラットフォームをサポートしますか?
OpenVMS V8.3 は,OpenVMS V8.2 および V8.2-1 でサポートするハードウェアに加え,最新の HP Integrity サーバーのすべてのモデルをサポートします。 HP Integrity ブレード・サーバーのサポートは,2007 年下半期に予定されている OS リリースで計画されています。

また,OpenVMS V8.3 はすべての HP AlphaServer システムをサポートします。

詳細は OpenVMS v8.3 Software Product Description を参照してください。

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6. HP Integrity サーバー対応の OpenVMS はどのようなパッケージで提供されますか?
HP Integrity サーバー対応の OpenVMS V8.3 は,各種ソフトウェア・コンポーネントをあらかじめパッケージ化したオペレーティング環境 (OE) という形態で提供することで,ソフトウェアの調達,インストレーション,管理を簡素化しています。OE は,評価の高い各種ソフトウェア製品を,注文,使用,管理しやすい形態で提供しています。下記の中からお客様の業務の要件に合った OE を選択してください。

  • OpenVMS HP Integrity サーバー Foundation Operating Environment (FOE) — インターネット対応機能とともに優れた管理機能と相互運用機能をはじめさまざまな機能を提供するエントリ・ユーザー向けのパッケージです。
  • OpenVMS HP Integrity サーバー Enterprise Operating Environment (EOE) — Foundation OE に含まれているコンポーネントに加え,管理容易性,シングル・システムの可用性,性能をさらに向上させる各種ツールが含まれています。
  • OpenVMS HP Integrity サーバー Mission Critical Operating Environment (MCOE) — Enterprise OE に含まれているコンポーネントに加え,最大限の性能,信頼性,可用性を達成するための機能が追加されています。お客様のビジネスにとって稼働率が極めて重要な場合は,この OE をお勧めします。

OpenVMS V8.3 の AlphaServer システムでのライセンスおよびパッケージングは,これまでと変更ありません。

OpenVMS V8.3 の詳細については,ソフトウェア仕様書 (SPD) (英語) を参照してください。

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7. オペレーティング環境 (OE) およびレイヤード・プロダクトのライセンス・ポリシーはどのようなものですか?
HP Integrity サーバー対応の OpenVMS は,コア単位のライセンス方式 (PCL) でライセンスが提供されます。 PCL は,ソフトウェアの価格を,それを実行しているプロセッサー・コア数に応じて設定する単純な方法です。PCL ライセンス方式は,すべての HP-UX 11i および OpenVMS オペレーティング環境と,HP-UX 11i と OpenVMS の主要なレイヤード製品で採用されています。 このライセンス方式は,仮想化機能で必要とされるライセンス単位となっています。

カスタマーは必要とするだけの単位でソフトウェアとプロセッサーを購入することができます。 仮想化のライセンス・ポリシーは,必要とするだけのコンピューティング・リソースと適度な単位で提供されるコア単位のライセンスに対して対価を払うことができるように考慮されています。 これにより,プロセッサーやコア・ライセンスは,必要になったタイミングで簡単に追加することができます。

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9. 現在 VAX システムで実行しているアプリケーションを HP Integrity サーバーで実行するにはどうしたらよいでしょうか?
VAX システムから HP Integrity サーバーへのアプリケーションのポーティングには,VAX システムから AlphaServer システムへアプリケーションをポーティングする場合と同じような作業が必要になります。ほとんどの VAX システム・アプリケーションに関しては,AlphaServer システムまたは HP Integrity サーバーへの移行は非常に簡単ですが,プラットフォーム間のアーキテクチャーの相違がいくつかあるため,この部分に関してはアプリケーションを変更する必要があります。

相違のある主な項目としては,データ・アラインメント,H_FLOAT データ型,データ粒度,ページ・サイズ,例外処理があります。VAX システムから HP Integrity サーバーへアプリケーションをポーティングする際は,ホワイト・ペーパー「HP OpenVMS VAX から HP Integrity サーバー対応 HP OpenVMS I64 への移行」を確認することをお勧めします。

また,開発作業に限定した VAX システムと HP Integrity サーバーの一時的な混成クラスタの構築については,FAQ#27 を参照してください。

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10. OpenVMS への他社製アプリケーションのポーティング状況を確認するにはどうしたらよいでしょうか?
すでに 630 を超える ISV アプリケーションが HP integrity サーバー上の OpenVMS で検証され販売されています。 さらに 500 以上の ISV アプリケーションが,現在ポーティング中です。 これらの多くは OpenVMS では新しいアプリケーションになり,この結果 HP OpenVMS の適用範囲が広がっています。

日々,多くのアプリケーションが OpenVMS for HP Integrity サーバーにポーティングされていますが,最新状況については HP OpenVMS アプリケーション・ステータス・レポート (英語) を参照してください。

HP では,アプリケーション開発者の方々に HP Integrity サーバーへポーティングする価値を理解していただき,その作業を支援するためのプログラムをいくつか用意しています。HP では,HP Integrity サーバー上の OpenVMS へのアプリケーションのポーティングに関して,お客様のニーズと要件をアプリケーション開発ベンダ各社が完全に理解していただけるよう,お客様とアプリケーション開発ベンダの方々が緊密に協力していただくことを強く推奨しています。特定のソフトウェア・ベンダーに関する問題などがある場合は,「ISV concern」という件名で,こちらまでお知らせください

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11. OpenVMS の今後の計画はどのようになっていますか?
OpenVMS の Web サイトに,5 年周期のロードマップが公開されています。HP OpenVMS ロードマップ・ページを参照してください。

このロードマップは通常,四半期ごとに更新されます。基本的には,新しいバージョンの OpenVMS は 12 〜 18 ヶ月ごとにリリースされます。

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12. 既存の VAX システムおよび AlphaServer システム用の OpenVMS ライセンスを HP Integrity サーバー用のライセンスと交換することはできますか?
HP では,新しいクロスプラットフォーム対応のライセンス・トレード・イン・ポリシーを導入しました。お客様は,既存の OpenVMS AlphaServer システムのライセンスまたは VAX システムのライセンスを,新しい HP Integrity サーバー上の OpenVMS のライセンスの購入の際に下取りに出すことができます。たとえば,現在お持ちの製品に新しいバージョンのサポート契約の権利がある場合は,同等の製品の新しいライセンスに無償で交換することができます。ただし,お客様には,新しいライセンスに対するサポート契約を継続していただく必要があります。

現在サポート・サービスを受けていないお客様は,たとえば,製品に新しいバージョンのサポート契約の権利が付いていれば,現在の VAX システムまたは AlphaServer システム上の OpenVMS のソフトウェア・ライセンスを,新しいライセンスへ,ディスカウント価格で交換することができます。ただし 1 年分の料金先払いのソフトウェア・サポート契約を購入いただくことが条件となります。

システムの入れ換えのためにお客様が新しい環境をセットアップする際,HP はハードウェア併用の期間を考慮します。お客様が環境を移行する間は,ソフトウェア・ライセンスの併用が認められます。

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13. OpenVMS 用のサポート・サービスについてのさらに詳しい情報はどこから入手できますか?
HP サービスは OpenVMS 用のさまざまなサポートサービスを提供しています。 詳細はHP OpenVMS for Integrity サポート・ソリューション・カタログを参照してください。

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14. OpenVMS Alpha 用の HP 製レイヤード製品は,すべて HP Integrity サーバー上の OpenVMS でも使用できますか?
ほとんどの OpenVMS レイヤード・プロダクトが HP Integrity サーバー上の OpenVMS にすでにポーティングされているか,まもなくポーティングされる予定です。中には,製品リタイヤしたり,保守モードに入ったために HP Integrity サーバーにはポーティングされないものもあります。

各レイヤード・プロダクトのポーティング状況の一覧については,OpenVMS ソフトウェア・パブリック・ロールアウト・レポート (英語) を参照してください。

なお、OpenVMS I64 での日本語レイヤード製品のサポート状況については、OpenVMS Alpha と OpenVMS I64 の日本語機能の違いのページを参照してください。

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15. AlphaServer システムと HP Integrity サーバーを性能の観点で比較するとどのうような状況ですか?
デュアルコア・プロセッサーを装備した最新の HP Integrity サーバーは,同程度のモデルの AlphaServer システムと比較してかなり良い性能を出しています。

しかしながら,性能はアプリケーション,ワークロード,システム構成などの条件に大きく依存することは良く知られていることです。 正しい選択をするために,適切な HP Integrity サーバーと AlphaServer システムでアプリケーションをテストして結果を比較することをお勧めします。

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17. どのような種類のパーティショニング機能がサポートされますか?
ハード・パーティションがサポートされ, OpenVMS Alpha のハード・パーティションと全く同じように動作します。

OpenVMS Alpha Galaxy で提供されるようなソフト・パーティションは,OpenVMS 8.3 Integrity ではサポートされません。 この機能は,OpenVMS の将来のリリースでサポートされる HP Integrity Virtual Machines (HPVM) で提供されます。 現在のところ 2007 年を予定しています。

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18. UNIX アプリケーションを OpenVMS にポーティングしました。HP Integrity サーバー上の OpenVMS にポーティングする場合は,何か違いはありますか?
UNIX アプリケーションを AlphaServer システム上の OpenVMS にすでにポーティングしてある場合は,それを HP Integrity サーバー上の OpenVMS に移行するのは簡単で,他の OpenVMS アプリケーションを AlphaServer サーバーから HP Integrity サーバーへポーティングする場合と違いはほとんどありません。

HP Integrity 対応の OpenVMS には,AlphaServer 対応の OpenVMS と同様に UNIX ポータビリティ機能が備わっています。OpenVMS AlphaServer システムに移行する場合と基本的に同じ手間で,UNIX アプリケーションを HP Integrity サーバーにポーティングできます。

UNIX ポータビリティ機能は,今後の OpenVMS リリースでも強化し続けます。

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19. Oracle Rdb および 10gR2 が HP Integrity サーバー上の OpenVMS に対応するのはいつですか?
Oracle は,Rdb の製品版を 2006 年 1 月にリリースし,Oracle サーバー 10gR2 も 2006 年 10 月にリリースしています。詳細については,Oracle の Web サイトで同社のStatement of Direction (英語) を参照してください。

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20. ボードの交換で,AlphaServer システムを HP Integrity サーバーにアップグレードできますか?
それはできません。AlphaServer システムと HP Integrity サーバーはアーキテクチャーが異なります。しかし,そのような必要が生じた場合は,移行作業に役立つさまざまなプログラムが用意さ れています。同時に,現在使用している AlphaServer システムと新しい HP Integrity サーバーを同じクラスタに共存させることができるため,これまでの投資は保護され,さらに強化されます。

詳細については,Customer Assurance Program ページを参照してください。

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21. AlphaServer システム環境で使用中のアプリケーションを HP Integrity サーバーへ移行すると,実行性能はどの程度になりますか?
HP は,HP Integrity サーバー上でさまざまな性能テストを行い,これまでの結果では,HP Integrity サーバー上の OpenVMS は同様のハードウェア構成の AlphaServer システム上の OpenVMS と比べても非常に優れていることが分かっています。

OS とコンパイラの継続的な改良と,将来のハードウェアの強化により,HP Integrity サーバー上の OpenVMS は AlphaServer システム上の OpenVMS の性能を超えると予想しています。 エントリ・クラス・サーバーのコスト・パフォーマンスでは,最新の HP Integrity サーバーは AlphaServer システムよりもはるかに優れています。 ミッドレンジの新しい HP Integrity サーバーは,同等の AlphaServer システムで構成したのと比べると,非常に優れたコスト・パフォーマンスを発揮してます。 着実に,しかも急速に,すべての面で性能が向上しています。

性能比較の結果はアプリケーション,ワークロード,構成,その他の変動要因に強く依存します。HP では,お使いのアプリケーションを適切な HP Integrity サーバーと AlphaServer システムでテストして,正しい選択ができるように十分に準備しておくことをお勧めしています。

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22. 重要なアプリケーションのソース・コードがありません。トランスレーターやエミュレーターは用意されていますか?
このような状況に対処するためのバイナリ・トランスレーターが用意されています。HP OpenVMS Migration Software for Alpha to HP Integrity Servers (OMSAIS) という製品で,AlphaServer システムの実行イメージを Integrity サーバーの実行イメージに変換できます。OMSAIS では,ほとんどすべてのユーザー・モード・イメージが変換できます。通常何らかの手動による変換も必要になりますが,コードの大部分は自動的に変換されます。詳細については,HP OMSAIS のホーム・ページを参照してください。

HP OMSAIS は,次の機能を提供しています。

  • 実行ファイルと OpenVMS AlphaServer システム用の共有イメージを,HP Integrity サーバー上で実行可能な機能的に同等なイメージへ変換する機能。
  • 変換されたイメージを実行するための実行時環境。これには,変換時には発見されなかった,または存在していなかった古いコードの実行方法も含まれます。この実行時環境は,HP Integrity サーバー対応 OpenVMS の一部としてパッケージ化されています。
  • ほとんどすべてのユーザー・モード・イメージ (DECmigrate によって作成されたイメージも含む) を,AlphaServer システムから HP Integrity サーバーへ制限なしに変換する機能。 変換されたバイナリ・イメージの実行環境には,AlphaServer システム・コードと VAX システム・コードのどちらに対しても使える代替インタプリタが含まれており,古いアーキテクチャーのわずかな違いにも対応します。
  • HP Integrity のネイティブ・イメージと変換されたイメージとの相互運用性。
  • 変換が不可能な場合に,変換できなかった理由と可能であればコード変更の提案をメッセージ出力する機能。
  • 次のランタイム・ライブラリのサポート。
    • AlphaServer システム向け OpenVMS の DEC C/C++ ランタイム・ライブラリ
    • VAX システム向け OpenVMS の VAX C ランタイム・ライブラリ
    • FORTRAN ランタイム・ライブラリ
    • COBOL ランタイム・ライブラリ
    • 算術ライブラリ
    • 関連するシステム・ランタイム・ライブラリ

HP OMSAIS の制限事項
AlphaServer システムのネイティブ・バイナリ・コードで表記されたアプリケーションを HP Integrity サーバー用のコードに変換する場合,HP OMSAIS には次の制限事項が適用されます。

  • ユーザー・モード・アプリケーションのみサポートします。
  • 特権付き,または公開されていない AlphaServer システム命令はサポートしません。
  • 自己書き換えコード,または動的に生成されるコードはサポートしません。これらのコードは,AlphaServer システム・コードの代替インタプリタでシミュレータ・モードで処理されます。
  • システム・メモリ領域の参照はサポートされません。
  • オペレーティング・システムとの公開されていないインタフェースの使用はサポートしません。
  • ユーザーが作成したシステム・サービスはサポートしません。
  • DECWindows または X-Windows グラフィカル・ユーザー・インタフェースを使うアプリケーションはサポートしません。
  • Ada または P/L1 (Programming Language 1) で書かれたアプリケーションはサポートしません。

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23. IEEE 浮動小数点形式でないバイナリ・データがディスクに保存されています。HP Integrity サーバー上のアプリケーションからそのデータにアクセスする必要があります。HP Integrity サーバーでは IEEE 浮動小数点演算しかサポートされていませんが,すべてのデータを変換する必要がありますか?
HP が提供するコンパイラでは,IEEE 以外の形式もサポートしており,アプリケーションが適切な浮動小数点スイッチを使ってコンパイルされると,実行時に必要に応じてデータを自動的に変換します。性能を重視する場合は,IEEE 形式でない浮動小数点データを IEEE 形式に変換しておき,実行時の変換処理を回避することもできます

詳細については,OpenVMS 浮動小数点演算についてのホワイト・ペーパーを参照してください。

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24. 使用中のアプリケーションのいくつかは,AlphaServer システムのアセンブラー (MACRO-64) で書かれています。どうしたらよいでしょうか?
HP では,ご使用の AlphaServer システム・アセンブラー・コードを C に変換することをお勧めしています。アプリケーションの一部をアセンブラーで書く必要がある場合は,AlphaServer システムのアセンブラー・コードを HP Integrity サーバーのアセンブラー・コードに変換する必要があります。

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25. 現在,いくつかの 32 ビットのアプリケーションを VAX システムで実行しています。VAX システム・アプリケーションを HP Integrity サーバーで実行するためのエミュレーション・モードは何かありますか?ない場合,何か解決策はありますか? VAX システム・コードを AlphaServer システム・コードに変換した後に HP Integrity サーバー・コードに変換する作業は避けたいと考えています。
まず,ホワイト・ペーパー「HP OpenVMS VAX システムから HP Integrity サーバー対応 HP OpenVMS I64 への移行」を確認することをお勧めします。

VAX システム・コードを HP Integrity サーバーで利用するには 2 つの選択肢があります。

  1. VAX システム・コードを HP Integrity サーバーに直接ポーティングする。
  2. コードを変換する。

イメージの変換は,2 つのステップからなるプロセスですが,1 回実行するだけで済みます。ソースがない場合は,HP OpenVMS Migration Software for VAX to AlphaServer systems (OMSVA,通称 DECmigrate) を使って AlphaServer システムにポーティングし,その後 HP OMSAIS を使って HP Integrity サーバーにポーティングできます。AlphaServer システムは,バイナリ・トランスレーター用のイメージを作成するためだけに必要です。この処理のためだけに AlphaServer システムを購入するのは避けたい場合,次の選択肢があります。

  • AlphaServer システムをレンタルする。
  • 組織内のどこかで配備されている AlphaServer システムの 1 つを使用する。
  • HP サービスを利用する

OMSVA の詳細については,HP OMSVA のホーム・ページを参照してください。

:32 ビット・アプリケーションを 64 ビット・アプリケーションへ変換する必要はありません。32 ビット・アプリケーションも HP Integrity サーバー上の OpenVMS で動作します。

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26. HP Integrity サーバー上の OpenVMS がサポートしているスレッド・インタフェースには何がありますか?
OpenVMS は,D4,1C,CMA,TIS スレッド・インタフェースをサポートしています。これら 4 つのインタフェースはすべて,HP Integrity サーバー上でサポートされていますが,HP では POSIX 1C インタフェースの使用を強く推奨しています。それ以外のインタフェースは下位互換性のために提供されています。

独自のスレッディング・パッケージ,またはコンテキスト切り替えパッケージを作成した場合は,HP Integrity サーバー対応の OpenVMS で利用可能な KP 機能を使用することをお勧めします。

詳細については,HP Integrity サーバー対応の OpenVMS に適用される,KP サービスに関するプレゼンテーション形式のドキュメント (英語) を参照してください。

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27. OpenVMS のアーキテクチャ混成クラスタではどのサーバー・アーキテクチャーがサポートされますか?
OpenVMS は,AlphaServer システムと HP Integrity サーバーのアーキテクチャー混成クラスタを完全にサポートします。

VAX システムと Integrity サーバーのアーキテクチャー混成クラスターは,実運用環境としては,正式にはサポートされません。 ただし,一時的な開発環境という用途に限定すれば,VAX システムを AlphaServer システムと HP Integrity サーバーのクラスターに組み込むと便利なことがあります。HP では,ほとんどの場合,このような構成で問題が発生することはないと考えていますが,サポート対象とするだけの包括的なテストを十分に行ったわけではありません。 このようなクラスタ環境では,VAX システムがクラスターの性能や安定性に関して問題を引き起こす可能性があります。そのような状況になった場合は,VAX と Alpha のクラスター環境に戻すか、クラスター内で問題を引き起こしている VAX システムを Integrity サーバーを含む環境から取り除く必要があります。

なお,OpenVMS は,VAX システムと AlphaServer システムのアーキテクチャー混成クラスタも引続きサポートします。

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28. 現在使用している OpenVMS/AlphaServer システム環境に HP Integrity サーバーを統合するにあたり,HP からはどのような支援が得られますか?
通常この作業は,追加するノードが HP Integrity サーバーであるという点を除けば,既存の AlphaServer システム・クラスターに新しい AlphaServer ノードを追加する場合と同じ作業です。 現在のバージョンの HP OpenVMS は,AlphaServer サーバーと HP Integrity サーバーのアーキテクチャー混成クラスターをサポートしています。

ライセンスの移行に関する詳細については,AlphaServer および VAX システムのための情報とポリシー (英語) を参照してください。

ほとんどのアプリケーションは,再コンパイル,再リンク,テストを行うことで,新しいプラットフォーム上で実行できます。

HP では,お客様の計画を支援するドキュメントを,ガイドブック,チェックリスト,ホワイト・ペーパーの形式で用意するとともに,移行を手助けする関連ツールや手順も提供しています。こうしたツールのほとんどは,次のページで見つけることができます。
» Alpha からのマイグレーション
» Customer assurance program
» Complimentary services

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29. AlphaServer 用の OpenVMS で提供しているオペレーティング・システムの機能は,すべて HP Integrity サーバーでも提供されますか?
ほぼ提供されます。HP は OS の完全なポーティングを目指しました。クラスター機能からセキュリティ,UNIX ポータビリティ,スケーラビリティに至るまで,主要な機能は HP Integrity サーバーで利用可能です。

さらに OpenVMS V8.2 以降,AlphaServer システム用と HP Integrity サーバー用のどちらのバージョンも単一のソース・コードで開発され,ハードウェアに依存しない機能については AlphaServer システムと HP Integrity サーバーの両方で同時に提供できるようになりました。

なお、日本語OpenVMSで提供する日本語OS機能に関しては、HP Integrity ではサポートされない機能がいくつかあります。 OpenVMS Alpha と OpenVMS I64 の日本語機能の違いのページを参照してください。

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