日本-日本語

製品  >  ソフトウェア  >  OpenVMS  >  History of OpenVMS

なんと百数十台の端末をサービスした


1977年から1984年位まで、VAX11/780が市場に数多く出荷されました。

VAX11/780は主記憶は最低512Kバイトから最大16Mバイトまで、キャッシュメモリは8Kバイト、CPUは縦横40センチ、30センチ位の大きさのモジュール20枚で構成されました(写真7)。

写真7:VAX11/780のCPUボード
VAX11/780のCPUボード CPUボードの拡大写真
VAX11/780のCPUボード
CPUボードの拡大写真
TTL ICで構成されている

メモリやその他のコンとーローラを含めると縦1.8メートル、横2メートル、奥行き1メートル位のキャビネットに納められ、1MIPSの性能をもつ、当時としては最高のスーパーミニコンでした。

外部記憶装置は数十Mバイトから数百Mバイトの取り外し可能なものでした(重さ10数キログラム位で、直径30cmの円盤を10枚くらい重ねたものでリムーバブルパックと呼ばれてた)。

そしてなんと、端末を百数十台も接続してそれなりのリアルタイム性能でエディタやアプリケーションなどを使用していました。

これにはユニバス上にインテリジェントなコミュニケーションコントローラを複数台つなぎVAXの負荷を軽くして端末の制御を行いました。

この時代に非常によく用いられたビデオ端末がVT100と呼ばれ、現在でも世の中のいろいろなターミナルアプリケーションの標準ともなっています(写真8)。

写真8:VT100
写真8:VT100

サードベンダーからパソコンのモニタ上で動作するVT100エミュレータやVT互換端末等も発売されています。VT100のキーボードレイアウトを図17に、文字を表2に、仕様を表3に示します。

MIPSの起源

この頃になるとVAXのメモリや周辺機器の互換機メーカーが多数出現しました。

皆さんはVUPS(VAX UnitPerSecond)という言葉を耳にした事がありますか? コンピュータの性能比較を行なう書物には必ずある名称です.

これはシステムの性能をVAX11/780を1として計るときに用いられます。またVAX11/780は約1MIPS(MillionInstructionPerSecond)とされています。

現在ではパソコンやワークステーションの性能を計る単位でSPECint/SPECfp等が採用されていますが、これらの単位もVAXを基準としています。

VAXもまたPDP11と同じように小型化の道をたどります。そしてながーい繁栄がDECに訪れます。


トップへ 戻る   次のページへ
印刷用画面へ印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項