日本-日本語

製品  >  ソフトウェア  >  OpenVMS

OpenVMS FAQ


≫ 

OpenVMS ドキュメント
ライブラリ

タイトルページ
目次
第 1 章:概要
第 2 章:ドキュメント
第 3 章:時間の管理
第 4 章:ネットワークとクラスタ
索引
OpenVMS ホーム

HP OpenVMS
FAQ


目次 索引



「協定世界時」は,英語では "Coordinated Universal Time" (CUT),フランス語では "Temps Universel Coordinne" (TUC) と呼びますが,国際的な協議の結果,「協定世界時」を表す略称として UTC が使われるようになりました(歩み寄りどころか,かえって混乱を招くだけだと主張する人もいます)。世界共通の略称を設定するのに尽力した外交官の 1 人である Ulysses T. Clockmeister によれば,TCU などのように,他にも同じように意味のない略称が考えられるのに,UTC が略称として選ばれた特別な理由はないということです。

世界時 UT0 は太陽時であり,UT1 は地球の周回軌道の変動を考慮して修正した太陽時であり,UT2 は,地球が太陽を周回する軌道によって発生する季節的な回転変動を考慮して UT1 を修正した時刻です。

GMT (Greenwich Mean Time: グリニッジ標準時) は UT1 です。 GMT は,英国グリニッジにある観光名所として有名な王立グリニッジ天文台で測定されていた時刻ですが,現在,天文台は別の場所に移転されていて,元の場所にはありません。

UTC は複数の原子時計の平均をもとに設定されており,数秒を追加 (または除去) することにより,GMT との差が 0.9 秒以内になるように管理されています。つまり,UTC は GMT ± 0.9 秒の範囲内であり, UTC = GMT ではありません。

TDF は Timezone Differential Factor の略称であり,ローカル時刻と UTC の時差です。夏時間 (DST: daylight savings time) を正式に採用している地域では,夏時間と標準時間が切り換えられるときに, TDF の値が定期的に変化します。切り換えの時期は各国政府が決めることで,各国政府の政策に応じて変化することもありますが,同じ地域でも長い年月の間に切り換え時期が変化しています。

一部または全部のアプリケーションで,ローカルの OpenVMS システムの時刻が 1 時間ずれている (またはローカル DST が変更された) 場合は,おそらくローカル TDF を再設定する必要があります。詳細については, 第 3.4 節 および英語版FAQの「OpenVMS Programming Information」の「Other common C issues」を参照してください。

暦や時刻にまつわる歴史や政策,各地の王立天文台分室,英語に残されている時刻の標準 (グリニッジ子午線) やフランス語に残されている距離と重量の標準 (メートル法) などの歩み寄りについての詳細は,他の資料を参照してください。 たとえば,参考資料として以下の URL もご覧ください。

  • ftp://elsie.nci.nih.gov/pub/

  • http://physics.nist.gov/GenInt/Time/time.html

  • http://nist.time.gov/



3.8 タイム・プロバイダとして w32time を使用するか? SNTP を使用するか?

標準に準拠した NTP あるいは SNTP サーバは Microsoft Windows w32time サービスとは同期しないことが報告されています。

さらに NTP クライアントは,一般に SNTP サーバとは同期できません。

Microsoft Windows プラットフォームではオープンソース(フリー)の NTP サーバ (OpenNTPなど) が利用できます。また,TCP/IP Services および他社のパッケージでは OpenVMS 用の NTP を提供しています。 NTP および SNTP クライアントはこれらのサーバと同期を取ることができます。


目次 索引

印刷用画面へ
プライバシー 本サイト利用時の合意事項