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Linux Alphaでのシリアルコンソールの利用について
 Kondara MNU/Linux 2000J用

19-MAR-02

infomation  本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予めサイト内リンク技術情報サイト内リンク保証について、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。
 
 
 本ページでは、Alphaのシリアルコンソールの利用方法を紹介します。ローカル接続されたキーボードよりも柔軟性の高いシリアルコンソールは、大規模システムや組み込みシステム等で有用となります。
 
 
使用する機材
 AlphaServerもしくは AlphaStation
 RS-232Cケーブル(9pin-クロス、メス-to-メス)
 Kondara MNU/Linux 2000J for Alpha
 シリアルコンソール用端末…本ページでは Windows 2000 + Teraterm(等)
 
 
接続方法
 Alphaの COM1とシリアルコンソール用端末の COMポートをケーブリングします。
 
 シリアルコンソール用端末側の通信設定は下記の通りです。
baud rate:9600
data:8bit
parity:none
stop bit:1bit
flow control:none
 
 Alphaの SRMで通信速度と言語環境を設定します。
>>>set com1_baud 9600
>>>set com1_flow none
>>>set com1_modem off
 
>>>set language 50
 
>>>show com1*
>>>show lang*
 
 
インストール方法
 Alphaの CD-ROMドライブに Kondara MNU/Linux 2000Jのインストール CDを挿入し、シリアルコンソールから SRMに対して下記のコマンドを発行します(デバイス名等はシステム構成に応じて読み替えてください)。
>>>b dqa0 -"kernels/generic.gz" -fl "root=/dev/hda initrd=/images/ramdisk.img console=ttyS0 text"
 
 インストール作業中にマウスの設定確認を促されます。この時点でシリアルポート ttyS0(COM1)は、コンソール用に利用していますので ttyS1等の他ポートを指定してください。
 
 あとは、通常の textモードでのインストール作業を行ってください。
 
 
Compaq Jumpstart! CDによる起動方法
 Kondra MNU/Linux 2000Jのインストール直後の kernelは、コンソールが利用できません。このため サイト内リンクJumpstart! CDからシステムを起動し、必要な設定を行う必要があります。
 
 Jumpstart! CDをドライブに挿入し、SRMで下記のコマンドで Rescueモードでシステムを起動します。
>>>b dqa0 -fl 1
 
 「localhost:~#」のプロンプトが表示されます。
 
 
起動後の設定方法
 /mnt/sda3/etc/inittabを編集します。
# Run gettys in standard runlevels
1:2345:respawn:/sbin/minegetty tty1
2:2345:respawn:/sbin/minegetty tty2
3:2345:respawn:/sbin/minegetty tty3
4:2345:respawn:/sbin/minegetty tty4
5:2345:respawn:/sbin/minegetty tty5
6:2345:respawn:/sbin/minegetty tty6
7:2345:respawn:/sbin/minegetty ttyS0
 
 /etc/securettyに ttyS0を追記します。
 ・
 ・
tty7
tty8
ttyS0
 
 1CPU構成の場合、/etc/aboot.confの設定を下記の様に設定します。
# aboot default configurations
# NOTICE: You have a /boot partition. This means that
# all kernels paths are relative to /boot/
0:2/vmlinuz-2.2.16-5k root=/dev/sda3
1:2/vmlinuz-2.2.16-5k root=/dev/sda3 console=ttyS0
 
 SMP構成の場合、/etc/aboot.confの設定を下記の様に設定します。
# aboot default configurations
# NOTICE: You have a /boot partition. This means that
# all kernels paths are relative to /boot/
0:2/vmlinuz-2.2.16-5ksmp root=/dev/sda3
1:2/vmlinuz-2.2.16-5k root=/dev/sda3
2:2/vmlinuz-2.2.16-5ksmp root=/dev/sda3 console=ttyS0
 
 
通常時の起動方法
>>> b dka0 -fl 1 (UNI kernelの場合)
  … SMP kernelを起動する場合、2
 
 
カーネルの再構築
 前述した 通常時の起動方法でシステムの起動は可能ですが、このままでは起動時のメッセージが表示されません。これは、本ディストリビューションの kernelにシリアルコンソール機能が組み込まれていないためです。起動時のメッセージを表示させたい場合は、kernelを再構築する必要があります。
 
 kernelの再構築を行わずにデバイスファイルを変更する方法があります。この場合サービスの起動状況のメッセージが表示される様になりますが、kernelのロード後から「Welcome to...」までは表示されません。このデバイスファイルの変更方法に関しては、後述するデバイスファイルの変更による起動方法を参照してください。
 
 以降、kernelの再構築の方法になります…
 
#mount /mnt/cdrom
 Kondara 2000Jの Disk 1をマウント
#cd /mnt/cdrom/alpha
#rpm -ivh egcs*
 egcs, egcs-c++, egcs-g77, egcs-objcがインストールされる
 
#cd /usr/src/linux
#make menuconfig
 [Main Menu] [Character devices→] [Standard/generic(dump) serial support]を Mから *に変更 [Support for console on serial port(NEW)]を *に設定
 
#make dep && make clean && make boot && make modules && make modules_install
#mv /boot/vmlinuz-`unamr -r` /boot/vmlinuz-`uname -r`.org
#cp arch/alpha/boot/vmlinuz.gz /boot/vmlinuz-`uname -r`
#mv /boot/System.map-`uname -r` /boot/System.map-`uname -r`.org
#cp System.map /boot/System.map-`uname -r`
 
 
新規 kernelでの起動方法
 コンソールに対し、下記のコマンドを発行してシステムを起動します。
>>>b dka0 -fl 1 … SMP構成の場合 2
 
 
デバイスファイルの変更による起動方法
 前述した カーネルの再構築を参照し、kernelの再構築を行うか、デバイスファイルの変更を行うかを判断してください。
 
 以降、デバイスファイルの変更による起動方法になります…
 
 下記の方法で consoleファイルを作成します。
#cd /dev
#rm -f console
#ln -s ttyS0 console
 
 シャットダウン後、以下の方法でシステムを起動してください。
>>>b dka0 -fl 1 … SMP構成の場合 2
 
 
トラブル発生時のシングルユーザモードでの起動方法
 前述した Compaq Jumpstart! CDによる起動方法の Rescueモードでシステムを起動してください。
Linux Top>/dev/nullaskattentionHP Top