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MSA500G2用 LifeKeeper 5.1.3 for
Red Hat EL3/Update6(x86)インストールフロー

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22-MAY-06
 この資料は、共有ストレージにシングルパス構成の MSA500G2を使用した ProLiantサーバに Red Hat Enterprise Linux AS 3/Update6(x86)とLifeKeeper 5.1.3をインストールするためのガイドです。

環境

 実際に使用した環境は、以下になります。
1) H/W環境
 
  • サーバ:ProLiant DL380 G4
  • CPU:Xeon/3.60GHz × 2(SMP構成)
  • メモリ:6144MB
  • RAIDコントローラ:Smartアレイ6iコントローラ (LocalDisk用)
               Smartアレイ642コントローラ (共有Disk用)
  • ストレージシステム:MSA500G2
           各コントローラの CACHE MODULEは512MB
2) S/W環境
 
  • O/S:Red Hat Enterprise Linux AS 3 Update6 kernel-2.4.21-37.ELsmp
  • クラスタソフトウェア:LifeKeeper for Linux V5.1.3および
                 LifeKeeper Installation Support CD V5.1.3
3) F/W環境
 
  • MSA500G2 controller    v1.52
 なお、今回は2台のサーバでクラスタを構成しましたが、各ノードとも、環境は同一です。

注意事項

1) LifeKeeper CCISS Recovery Kit
   LifeKeeper Installation Supportによるセットアップ時に、
「Do you wish to install the LifeKeeper CCISS Recovery Kit (y/n) [n] ?」
と聞かれます。デフォルトでは、nですが、このキットは、ccissドライバでアクセスするデバイスのフェイルオーバーに必要なので、yで応答してください。
2) /etc/fstabファイルのラベル名
   LifeKeeperでは/etc/fstabファイルにブロックスペシャルデバイス名の代わりラベル名を使用するとパフォーマンスに問題が生じることがあります。

設定手順

実際の手順の全体の流れは以下になります。
1) ノード1とノード2に Red Hat Enterprise Linux AS 3/Update6をインストール
2) PSP(ProLiant Support Pack)の適用
3) MSA500G2ストレージ設定
4) ネットワークの確立
5) /etc/fstabファイルの編集
6) LifeKeeper のインストール前作業
7) LifeKeeper for Linux v5.1.3のインストール
8) パーティションおよびファイルシステムの作成
9) LifeKeeperの起動
10) LifeKeeper GUIの起動
それぞれの項目の具体的な内容は以下のとおりです。
1) ノード1とノード2に Red Hat Enterprise Linux AS 3/Update6をインストール
   ノード1とノード2にRed Hat Enterprise Linux AS 3/Update6をインストールしてください。

2) PSP(ProLiant Support Pack)の適用
   最新の PSPを適用してください。また、PSPに含まれているドライバよりも新しいバージョンのドライバが個別に提供されている場合は、新しいバージョンのドライバを適用することを推奨します

 PSP適用後、O/Sを rebootします。
# reboot

3) MSA500G2ストレージ設定
   MSA500G2ストレージ設定手順は、以下になります。なお、この作業は一台のノードで行ってください。
  • A) MSA500G2の電源が投入されている事を確認してください。なお、電源投入は、必ず、MSA500G2、サーバの順番で行ってください。

  • B) MSA500G2のFWを v1.52にアップデートします。
      すでに最新の FWを使用している場合はこの作業は必要ありません。
    • 下記より CP005606.scexeをダウンロードします。。
      CP005606.scexe(ftp-JPN)
      〔注〕上記よりダウンロードする際は、リンクを右クリック し、[対象をファイルに保存] オプションを選択します。 保存するファイルの種類が、"すべてのファイル(*.*)"になっていることを確認してください。

      (ダウンロードサイト)

    • rootでログインし、CP005606.scexeを実行します。
      # sh CP005606.scexe
    • サーバを停止します。
    • MSA500G2の電源 OFF/ON。
    • サーバを起動します。

  • C) Array Configuration Utilityで、Arrayと Logical Driveを作成します。
    • Array Configuration Utilityを起動します。
      remote connectionを無効で起動する場合(default)。
      # cpqacuxe -d

      remote connectionを有効で起動する場合。
      # cpqacuxe -R
    • Web Browserから、ポート2301にアクセス。
    • 左側の「Array Configuration Utility」をクリック。
    • 左側の「MSA500 G2 Controller in XXXXXXXXXXXX」クリック。
    • Arrayと Logical Driveを作成してください。
    • Web Browserを終了します。
    • Array Configuration Utilityを停止します。
      # cpqacuxe -stop
4) ネットワークの確立
   両ノードのセットアップが完了したら、それぞれのノードに対して、pingと telnetが可能か確認してください。また、それぞれのノードの /etc/hostsファイルに、switchable IP address(virtual IP address)とそれぞれのノードの IPアドレスとホスト名(エイリアス)を正しく登録してください。なお、/etc/hostsファイルの
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
のエントリは変更しないでください。このエントリがないと、LifeKeeper GUIが動作しません。

5) /etc/fstabファイルの編集
   LifeKeeperでは /etc/fstabファイルにブロックスペシャルデバイス名の代わりラベル名を使用するとパフォーマンスに問題が生じることがあります。そのため、もし /etc/fstabファイルにラベル名を使用していたら、以下のようにすべてのラベル名を削除してブロックスペシャルデバイス名を使用してください
変更前
LABEL=/1 / ext3 defaults 1 1
LABEL=/boot /boot ext3 defaults 1 2
none /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
none /proc proc defaults 0 0
none /dev/shm tmpfs defaults 0 0
/dev/cciss/c0d0p3 swap swap defaults 0 0
/dev/cdrom /mnt/cdrom udf,iso9660 noauto,owner,kudzu,ro 0 0
/dev/fd0 /mnt/floppy auto noauto,owner,kudzu 0 0

変更後
/dev/cciss/c0d0p2 / ext3 defaults 1 1
/dev/cciss/c0d0p1 /boot ext3 defaults 1 2
none /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
none /proc /proc defaults 0 0
none /dev/shm tmpfs defaults 0 0
/dev/cciss/c0d0p3 swap swap defaults 0 0
/dev/cdrom /mnt/cdrom udf,iso9660 noauto,owner,kudzu,ro 0 0
/dev/fd0 /mnt/floppy auto   noauto,owner,kudzu 0 0

6) LifeKeeper のインストール前作業
   はじめに LifeKeeperをインストールするために必要な前作業(足りないパッケージのインストール)を行います。LifeKeeperのインストールCDを使い、setupスクリプトを実行し、画面の指示に従ってインストールしてください。
<注意点>
このときインストール途中で
「Do you wish to install the LifeKeeper CCISS Recovery Kit(y/n) [n] ?」
と質問されますので、この質問には y (yes)を入力してください。CCISSのパッケージは後からでもインストール可能です。

「Setup has completed successfully.」
と表示されたらシステムを rebootします。インストールログは /var/log/LK_install.logに出力されます。

7) LifeKeepr for Linux v5.1.3のインストール
   LifeKeeper5.1.3をインストールするために、両ノード上で、以下のことを実行してください。なお、インストールには、内蔵ディスクに最低12MBの空き領域が必要です。
  • A) rootで login

  • B) CDROMドライブに LifeKeeper Core CDを挿入します。

  • C) mount /mnt/cdromの実行(必要ならば)

  • D) cd /mnt/cdrom/Coreの実行

  • E) パッケージをインストールします。Coreパッケージである steeleye-lk-5.1.3-1.i386.rpmをかならず最初にインストールしてください。
    # rpm -ivh steeleye-lk*.rpm

  • F) インストール中、いくつかメッセージが表示されますが、エラーメッセージが表示されなければ、インストールは成功です。

  • G) 以下のコマンドを実行して、パッケージがインストールされたか確認します。
    # rpm -qa | grep steeleye
    steeleye-lkGUI-5.1.3-1
    steeleye-lkIP-5.1.3-1
    steeleye-lkCCISS-5.1.3-1
    steeleye-lk-5.1.3-1
    steeleye-lkMAN-5.1.3-1
    steeleye-lkRAW-5.1.3-1
    steeleye-lkRHAS-5.1.3-1
    steeleye-lkHLP-5.1.3-1
    steeleye-lkLIC-5.1.3-1

  • H) 環境変数PATHおよびMANPATHを以下のように設定しておくと便利です。
    PATH=$PATH:/opt/LifeKeeper/bin
    MANPATH=$MANPATH:/opt/LifeKeeper/man
8) パーティションおよびファイルシステムの作成
 
MSA500G2(共有ストレージ)に対して、パーティションおよびファイルシステムを作成します。
  • A) ノード1に rootで login

  • B) fdiskを実行します。デバイス名は例です。
    # fdisk /dev/cciss/c1d0

  • C) mke2fsを実行します。パーティション名は例です。
    # mke2fs -j /dev/cciss/c1d0p1

  • D) マウントポイントを作成します。マウントポイント名は例です。
    # mkdir /work01

  • E) ファイルシステムをマウントします。
    # mount /dev/cciss/c1d0p1 /work01

  • F) /work01上にファイルを作成します。

  • G) ファイルシステムをアンマウントします。
    # umount /work01

  • H) ノード2をリブート

  • I) ノード2に rootで login

  • J) マウントポイントを作成します。マウントポイント名はノード1と同じ名前にしてください。
    # mkdir /work01

  • K) ファイルシステムをマウントします。
    # mount /dev/cciss/c1d0p1 /work01

  • L) 手順 F)で作成したファイルにアクセスできるかどうか確認してください。

  • M) ファイルシステムをアンマウントします。
    # umount /work01

  • N) 再度、ノード1(プライマリサーバ)から、ファイルシステムをマウントします。
    # mount /dev/cciss/c1d0p1 /work01
    両ノードから、ファイルシステムがマウント可能で、アクセス可能である事が確認できたならば、ファイルシステムをマウントするのは、ノード1(プライマリサーバ)だけにしてください。
9) LifeKeeperの起動
  LifeKeeperを起動するために、両ノードで以下のことを実行してください。
  • A) LifeKeeperを起動します。
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkstart

  • B) LifeKeeperデーモンが起動されたか psコマンドで確認します。
    # ps -ef | grep LifeKeeper

  • C) 以下のように表示されればOK。
    rpcuser 2638 1 0 14:00 ? 00:00:00 rpc.statd -H /etc/default/LifeKeeper-hanfs-callout
    root 10585 1 0 15:02 ? 00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lk_logmgr -l/opt/LifeKeeper/out -d/etc/default/LifeKeeper
    root   10623   1   0 15:02 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lcm
    root   10624   1   0 15:02 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/ttymonlcm
    root   10625   1   0 15:02 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lcd
    root   10626   1   0 15:02 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lkcheck
    root   10627   1   0 15:02 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lkscsid
    root   10628   1   0 15:02 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lkccissd

  • D) LifeKeeperを停止する場合は、以下のコマンドを実行してください。
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkstop
10) LifeKeeper GUIの起動
   LifeKeeper GUIを起動するために、両ノードで、以下のことを実行してください。なお、今回の構成では、LifeKeeper GUIのクライアント/サーバは同一マシンです。
  • A) LifeKeeper GUIパッケージがインストールされているか rpmコマンドで確認します。
    # rpm -qa |grep steel

  • B) 以下のように表示されれば OK。
    steeleye-lkGUI-5.1.3-1

  • C) 両ノードで LifeKeeperを起動します。すでに起動している場合は不要。
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkstart

  • D) LifeKeeper GUIサーバを起動します。
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkGUIserver start

  • E) LifeKeeper GUIサーバが起動されたか psコマンドで確認します。
    # ps -ef|grep runG

  • E) 以下のように表示されればOK。
    root 18785 1 0 15:31 ? 00:00:00 /bin/sh /opt/LifeKeeper/bin/runGuiServer

  • F) LifeKeeper GUIを起動します。X Windows上から以下のコマンドを実行。
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkGUIapp

  • G) Cluster Connect Dialogが表示されます。

  • H) LifeKeeper GUIサーバを停止する場合は、以下のコマンドを実行してください。
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkGUIserver stop

  • I) 初期インストレーション後、一度、LifeKeeper GUIサーバを起動すれば、LifeKeeperの起動/停止に伴い、LifeKeeper GUIサーバも起動/停止されます。
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