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MSA500G2用 LifeKeeper 5.0.x for
Red Hat EL4 AS&ESインストールフロー

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29-JUL-05
 この資料は、共有ストレージにMSA500G2を使用したProLiantサーバにRed Hat Enterprise Linux AS&ES 4/EM64TとLifeKeeper5.0.xをインストールするためのガイドです。

環境

ソフトウェア環境について
  • Red Hat EL 4 ASもしくは ES
  • LifeKeeper v5.0.x
  • LifeKeeper Installation Support CD v5.0.x

注意事項

  • MSA500G2のファームウェアは、予め最新バージョンにアップデートされる事を強く推奨致します。

  • LifeKeeper CCISS Recovery Kit
     LifeKeeper Installation Supportによるセットアップ時に、
    「Do you wish to install the LifeKeeper CCISS Recovery Kit (y/n) [n] ?」
    と 聞かれます。デフォルトでは、nですが、このキットは、ccissドライバでアクセスするデバイスのフェイルオーバーに必要なので、”y”で応答してください。

  • /etc/fstabファイルのラベル名
     LifeKeeperでは/etc/fstabファイルにブロックスペシャルデバイス名の代わりラベル名を使用するとパフォーマンスに問題が生じることがあります。

  • MSA500G2のマルチパス構成は不可
     LifeKeeperでは、MSA500G2のマルチパス構成はサポートされていません。

設定手順

実際の手順の全体の流れは以下になります。
1) ノード1とノード2にRed Hat Enterprise Linux 4をインストール
2) PSP(ProLiant Support Pack)の適用
3) MSA500G2ストレージ設定
4) ネットワークの確立
5) /etc/fstabファイルの編集
6) LifeKeeper Installation Support CDを使った設定
7) License Keyのインストール
8) LifeKeeper for Linux v5.0.xのインストール
9) パーティションおよびファイルシステムの作成
10) LifeKeeperの起動
11) LifeKeeper GUIの起動
それぞれの項目の具体的な内容は以下のとおりです。
1) ノード1とノード2にRed Hat Enterprise Linux 4をインストール
   ノード1とノード2にRed Hat Enterprise Linux 4をインストールしてください。

2) PSP(ProLiant Support Pack)の適用
   最新のPSPを適用してください。
 PSP適用後、O/Sをrebootします。
# reboot

 また、PSPに含まれているドライバよりも新しいバージョンのドライバが個別に提供されている場合は、新しいバージョンのドライバを適用することを推奨します。

3) MSA500G2ストレージ設定
   MSA500G2ストレージ設定手順は、以下になります。なお、この作業は一台のノードで行ってください。
  • A) MSA500G2の電源が投入されている事を確認してください。なお、電源投入は、必ず、MSA500G2、サーバの順番で行ってください。

  • B) MSA500G2のFWをv1.52Aにアップデートします。
    • 下記より CP005606.scexeをダウンロードします。。
      CP005606.scexe(ftp-JPN)
      〔注〕上記よりダウンロードする際は、リンクを右クリック し、[対象をファイルに保存] オプションを選択します。 保存するファイルの種類が、"すべてのファイル(*.*)"になっていることを確認してください。

      (ダウンロードサイト)

    • CP005606.scexeを実行します。
      # sh CP005606.scexe
    • サーバを停止します。
    • MSA500G2の電源OFF/ON。
    • サーバを起動します。

  • C) Array Configuration Utilityで、ArrayとLogical Driveを作成します。
    • Array Configuration Utilityを起動します。
      remote connectionを無効で起動する場合(default)。
      # cpqacuxe -d

      remote connectionを有効で起動する場合。
      # cpqacuxe -R
    • Web Browserから、ポート2301にアクセス。
    • 左側の「Array Configuration Utility」をクリック。
    • 左側の「MSA500G2 Controller in XXXXXXXXXXXX」クリック。
    • ArrayとLogical Driveを作成してください。
    • Web Browserを終了します。
    • Array Configuration Utilityを停止します。
      # cpqacuxe -stop
4) ネットワークの確立
   両ノードのセットアップが完了したら、それぞれのノードに対して、pingとtelnetが可能か確認してください。また、それぞれのノードの/etc/hostsファイルに、switchable IP address(virtual IP address)とそれぞれのノードのIPアドレスとホスト名(エイリアス)を正しく登録してください。なお、/etc/hostsファイルの
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
のエントリは変更しないでください。このエントリがないと、LifeKeeper GUIが動作しません。

5) /etc/fstabファイルの編集
   LifeKeeperでは/etc/fstabファイルにブロックスペシャルデバイス名の代わりラベル名を使用するとパフォーマンスに問題が生じることがあります。そのため、もし/etc/fstabファイルにラベル名を使用していたら、以下のようにすべてのラベル名を削除してブロックスペシャルデバイス名を使用してください。
変更前
LABEL=/ / ext3 defaults 1 1
LABEL=/boot /boot ext3 defaults 1 2
none /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
none /dev/shm tmpfs defaults 0 0
none /proc proc defaults 0 0
none /sys sysfs defaults 0 0
LABEL=SWAP-cciss/c0d0p swap swap defaults 0 0
/dev/hda /media/cdrom auto pamconsole,exec,noauto,managed 0 0
/dev/sda /media/floppy auto pamconsole,exec,noauto,managed 0 0

変更後
/dev/cciss/c0d0p3 / ext3 defaults 1 1
/dev/cciss/c0d0p1 /boot ext3 defaults 1 2
none /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
none /dev/shm tmpfs defaults 0 0
none /proc /proc defaults 0 0
none /sys sysfs defaults 0 0
/dev/cciss/c0d0p2 swap swap defaults 0 0
/dev/hda /media/cdrom auto pamconsole,exec,noauto,managed 0 0
/dev/sda /media/floppy auto pamconsole,exec,noauto,managed 0 0

6) LifeKeeper Installation Support CDを使った設定
   LifeKeeperをインストールするために必要な前作業をLifeKeeper Installation Support CDを使って行います。以下の作業を両方のノード上で実行してくだい。
  • A) CDROMドライブにLifeKeeper Installation Support CDを挿入します。

  • B) mount /media/cdromの実行(必要ならば)

  • C) cd /media/cdrom/v5.0.x/Core_5.0.x/Installの実行

  • D) mkdir /root/lk50xの実行

  • E) mount /media/cdrom/v5.0.x/Core_5.0.x/Install/de.iso /root/lk50x -t iso9660 -o loopの実行

  • F) cd /root/lk50xの実行

  • G) sh setupの実行

  • H) 画面に表示される質問に、応答してください。

  • I) 途中、以下のようにunique host IDが表示されます。このIDは、後でLicense Keyを取得する時に必要になるので、正確に記録しておいてください。
    The unique host ID for this system is listed below.

    000XXX000XXX


  • J)
    “Would you like to install a license key now? (y/n) [n] ?”
    と質問されます。License Keyは後でインストールするので、ここではリターン(もしくは”n”で応答)。

  • K)
    “Setup has completed successfully.”
    と表示されます。

  • L) cdの実行

  • M) umount /root/lk50xの実行

  • N) システムをrebootします。
    # reboot

  • O) /var/log/LK_install.logファイルにログが書かれます。
7) LicenseKeyのインストール
   以下の手順で、各ノードごとに License Keyをインストールしてください。
  • A) 6)LifeKeeper Installation Support CDを使った設定の手順 I)で表示されたunique host IDとLifeKeeperソフトウェアに同梱されているAuthorization Codeで、steeleye社(のLICENSE KEYリンク)から各ノードのLicense Keyを入手してください。

  • B) 各ノードにrootでlogin

  • C) 以下のコマンドを実行
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkkeyins

  • D) 画面に表示される質問に、適切に応答してください。

  • E)
    「LifeKeeper license key installation was successful!」
    と表示されれば、License Key のインストールは成功です。
 なお、License Keyのインストールの詳細については、LifeKeeper for Linux v5.0 Planning and Installation Gude (PDFftp-JPN, サイト外リンクダウンロードサイト)の「Chapter 3 Installing LifeKeeper」の「Obtaining and Installing the License Key」(16〜18ページ)を参照してください。

8) LifeKeepr for Linux v5.0.xのインストール
   LifeKeeper5.0.xをインストールするために、両ノード上で、以下のことを実行してください。なお、インストールには、内蔵ディスクに最低12MBの空き領域が必要です。
  • A) rootで login

  • B) CDROMドライブに LifeKeeper Core CDを挿入します。

  • C) mount /media/cdromの実行(必要ならば)

  • D) cd /media/cdrom/v5.0.x/Core_5.0.x/Coreの実行

  • E) パッケージをインストールします。Coreパッケージであるsteeleye-lk-5.0.x-x.i386.rpmをかならず最初にインストールしてください。
    # rpm -ivh steeleye-lk*.rpm

  • F) インストール中、いくつかメッセージが表示されますが、エラーメッセージが表示されなければ、インストールは成功です。

  • G) 以下のコマンドを実行して、パッケージがインストールされたか確認します。
    # rpm -V steeleye-lk
    # rpm -V steeleye-lkCCISS
    # rpm -V steeleye-lkGUI
    # rpm -V steeleye-lkHLP
    # rpm -V steeleye-lkIP
    # rpm -V steeleye-lkMAN
    # rpm -V steeleye-lkRAW

  • H) 環境変数PATHおよびMANPATHを以下のように設定しておくと便利です。
    PATH=$PATH:/opt/LifeKeeper/bin
    MANPATH=$MANPATH:/opt/LifeKeeper/man
9) パーティションおよびファイルシステムの作成
 
MSA500G2(共有ストレージ)に対して、パーティションおよびファイルシステムを作成します。
  • A) ノード1に rootで login

  • B) fdiskを実行します。デバイス名は例です。
    # fdisk /dev/cciss/c0d2

  • C) mkfsを実行します。パーティション名は例です。
    # mkfs -t ext3 /dev/cciss/c0d2p1

  • D) マウントポイントを作成します。マウントポイント名は例です。
    # mkdir /work01

  • E) ファイルシステムをマウントします。
    # mount /dev/cciss/c0d2p1 /work01

  • F) /work01上にファイルを作成します。

  • G) ファイルシステムをアンマウントします。
    # umount /work01

  • H) ノード2をリブート

  • I) ノード2にrootでlogin

  • J) マウントポントを作成します。マウントポイント名は、必ずノード1と同一にしてください。
    # mkdir /work01

  • K) ファイルシステムをマウントします。
    # mount /dev/cciss/c0d2p1 /work01

  • L) 手順F)で作成したファイルにアクセス可能か確認してください。

  • M) ファイルシステムをアンマウントします。
    # umount /work01

  • N) 再度、ノード1(プライマリサーバ)から、ファイルシステムをマウントします。
    # mount /dev/cciss/c0d2p1 /work01
    両ノードから、ファイルシステムがマウント可能で、アクセス可能である事が確認できたならば、ファイルシステムをマウントするのは、ノード1(プライマリサーバ)だけにしてください。
10) LifeKeeperの起動
 
  • A) LifeKeeperを起動します。
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkstart

  • B) LifeKeeperデーモンが起動されたかpsコマンドで確認します。
    # ps -ef | grep LifeKeeper

  • C) 以下のように表示されればOK。
    rpcuser 2362 1 0 14:33 ? 00:00:00 rpc.statd -H /etc/default/LifeKe
    eper-hanfs-callout
    root 14133 1 0 17:29 ? 00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lk_logmgr -l
    /opt/LifeKeeper/out -d/etc/default/LifeKeeper
    root   14189   1   0 17:29 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lcm
    root   14190   1   0 17:29 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/ttymonlcm
    root   14191   1   0 17:29 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lcd
    root   14192   1   0 17:29 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lkcheck
    root   14193   1   0 17:29 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lkscsid
    root   14194   1   0 17:29 ?   00:00:00 /opt/LifeKeeper/bin/lkscsid
    root   14390   5889   0 17:30 pts/3   00:00:00 grep LifeKeeper

  • D) LifeKeeperを停止する場合は、以下のコマンドを実行してください。
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkstop
11) LifeKeeper GUIの起動
   LifeKeeper GUIを起動するために、両ノードで、以下のことを実行してください。なお、今回の構成では、LifeKeeper GUIのクライアント/サーバは同一マシンです。
  • A) LifeKeeper GUIパッケージがインストールされているかrpmコマンドで確認します。
    # rpm -qa |grep steel

  • B) 以下のように表示されれば OK。
    steeleye-lkGUI-5.0.x-x

  • C) LifeKeeper GUIサーバを起動します。
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkGUIserver start

  • D) LifeKeeper GUIサーバが起動されたかpsコマンドで確認します。
    # ps -ef|grep runG

  • E) 以下のように表示されればOK。
    root 15418 1 0 17:53 ? 00:00:00 /bin/sh /opt/LifeKeeper/bin/runG
    uiServer

  • F) LifeKeeper GUIを起動します。X Windows上から以下のコマンドを実行。
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkGUIapp

  • G) Cluster Connect Dialogが表示されます。

  • H) LifeKeeper GUIサーバを停止する場合は、以下のコマンドを実行してください。
    # /opt/LifeKeeper/bin/lkGUIserver stop

  • I) 初期インストレーション後、一度、LifeKeeper GUIサーバを起動すれば、LifeKeeperの起動/停止に伴い、LifeKeeper GUIサーバも起動/停止されます。
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