Jump to content 日本-日本語
日本ヒューレット・パッカードホーム 製品とサービス サポートとドライバ ソリューション ご購入方法
≫ お問い合わせ
製品とサービス  >  ソフトウェアとOS  >  Linux

Opteronプロセッサでの PowerNow!利用時の注意事項について

Open Source & Linux

導入事例

product

ハードウェア
ソフトウェア
サービス & サポート

buy now?

HPE OPEN SERVICES
保守サービス
教育プログラム

support

OS対応表
ProLiant
Workstation
システム構成図
技術文書
FAQ
ディストリ対応表
サポート & ドライバ
リンク
SDR - 設定方法
FreeBSD
日本ヒューレット・パッカードサイトマップ
HPE & Red Hat情報ポータル HPEとRed Hatが実現するオープンなイノベーション
BSD 動作確認レポート等を掲載
コンテンツに進む
20-JUL-05, revised 26-OCT-15
 本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予めサイト内リンク技術情報サイト内リンク保証について、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。

PowerNow!について

PowerNow!  OpteronプロセッサにはCPUの駆動周波数をダイナミックにコントロールし、電源消費量や発熱を抑えるための PowerNow!が装備されつつあります。
 利用するディストリビューションによっては、PowerNow!の影響によりkernel内部の時間制御が正常に行われないため、様々な問題が発生する場合があります。

発生する問題

 HP社内で確認している問題は下記になります。利用する kernelやシステム構成により発生する問題の頻度や影響は多様な結果となります。これらは ProLiant DL145G2(single-core, Family:15, Model:37, stepping:1, cpuid level:1)を利用して確認しております。
  • CPU clockが固定された状態で system clockが狂う(20分で 3秒遅れる等)。
  • CPU clockが可変の状態で system clockが大幅に狂う(10分で 45秒進む等)。
  • ftp利用時の転送速度や転送時間がマイナス表示になる場合がある。
  • キーボードからの入力時にチャタリングが発生し、正常な入力ができなくなる場合がある。
  • CD-ROMからのファイルコピー時にコンソールがロックアップ(ネットワークは利用可能)する場合がある。
  • CD-ROMからのファイルコピー時に 'journal commit I/O error'(ATAPI接続の場合)もしくは 'Buffer I/O error'(USB接続の場合)が発生し、コピーが失敗する場合がある。
  • /proc/cpuinfoに表示される現在の CPU動作周波数が正しく表示されない。正しい CPU動作周波数は /sysインターフェイス scaling_cur_freqの値を参照(例: cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_cur_freq)してください。

PowerNow!の認識状況について

 kernelが PowerNow!を認識した場合、一般に下記のメッセージが /var/log/messagesに
記録されます。
kernel: powernow-k8:  Found 2 AMD Athlon 64 / Opteron processors (version 1.00.09b)
kernel: powernow-k8:    0 : fid 0x12 (2600 MHz), vid 0x6 (1400 mV)
kernel: powernow-k8:    1 : fid 0x10 (2400 MHz), vid 0x8 (1350 mV)
kernel: powernow-k8:    2 : fid 0xe (2200 MHz), vid 0xa (1300 mV)
kernel: powernow-k8:    3 : fid 0xc (2000 MHz), vid 0xc (1250 mV)
kernel: powernow-k8:    4 : fid 0xa (1800 MHz), vid 0xe (1200 mV)
kernel: powernow-k8:    5 : fid 0x2 (1000 MHz), vid 0x12 (1100 mV)
kernel: powernow-k8:  cpu_init done, current fid 0x12, vid 0x6
kernel: powernow-k8:    0 : fid 0x12 (2600 MHz), vid 0x6 (1400 mV)
kernel: powernow-k8:    1 : fid 0x10 (2400 MHz), vid 0x8 (1350 mV)
kernel: powernow-k8:    2 : fid 0xe (2200 MHz), vid 0xa (1300 mV)
kernel: powernow-k8:    3 : fid 0xc (2000 MHz), vid 0xc (1250 mV)
kernel: powernow-k8:    4 : fid 0xa (1800 MHz), vid 0xe (1200 mV)
kernel: powernow-k8:    5 : fid 0x2 (1000 MHz), vid 0x12 (1100 mV)
kernel: powernow-k8:  cpu_init done, current fid 0x12, vid 0x6

現在のディストリビューション対応状況

 主要なディストリビューションでの状況です。kernelバージョンに特に言及がない場合、base kernelでの結果となります。詳細はサイト内リンクディストリビューション機能対応表をご覧ください。これらの検証結果はあくまで技術的な情報を示すものであり、これら全てのディストリビューションが ProLiant DL145G2(single-core)で動作する事を保証する訳ではありません。
x86 x86_64
Miracle 3.0 kernelは PowerNow!を認識しないためシステムへの影響はありません。 kernelは PowerNow!を認識しないためシステムへの影響はありません。
Miracle 4.0 kernelは PowerNow!を認識しないためシステムへの影響はありません。 × kernelは PowerNow!を自動認識します。system clockが狂う等の悪影響が発生します。
RHEL3 kernelの機能として PowerNow!関連機能を装備していません。 kernelの機能として PowerNow!関連機能を装備していません。
RHEL4 x86版 kernelは kernel module形式で、且つ自動的にロードされないため、cpuspeed(PowerNow!)の起動を行いませんので、システムへの影響はありません。 ×/ kernelは PowerNow!を自動認識します。U2未満の場合、system clockが狂う等の悪影響が発生します。U2以降に於いては正常に PowerNow!が利用可能です。
RHEL5 kernelは PowerNow!を自動認識しますが、システムへの悪影響は認められませんでした。但し、kernel-2.6.18-8のみ、システムの負荷状況にかかわらず全CPUの動作クロックが同期してしまう問題を確認しました。 kernelは PowerNow!を自動認識しますが、システムへの悪影響は認められませんでした。但し、kernel-2.6.18-8のみ、システムの負荷状況にかかわらず全CPUの動作クロックが同期してしまう問題を確認しました。
SLES8 kernelの機能として PowerNow!関連機能を装備していません kernelの機能として PowerNow!関連機能を装備していません。
SLES9 ×/ kernel 2.6.5-7.139(SP1)以降の kernelで PowerNow!を自動認識します。kernel 2.6.5-7.191(SP2)以上 2.6.5-7.244(SP3)未満の場合、程度の差はありますが全ての kernel環境で system clockが狂う等の悪影響が発生します。SP3では問題が解消されています。 ×/ kernel 2.6.5-7.139(SP1)以降の kernelで PowerNow!を自動認識します。kernel 2.6.5-7.191(SP2)未満の場合は system clockが狂う等の悪影響が発生します。SP2以降に於いては正常に PowerNow!が利用可能です。
SLES10 ×/ kernelは PowerNow!を自動認識します。SP1未満の場合、system clockが狂う等の悪影響が発生します。SP1以降に於いては正常に PowerNow!が利用可能です。 kernelは PowerNow!を自動認識しますが、システムへの悪影響は認められませんでした。
Fedora Core 3 kernelは PowerNow!を認識しないためシステムへの影響はありません。 × kernelは PowerNow!を自動認識し、system clockが狂う等の悪影響が発生します。
Fedora Core 4 kernelは PowerNow!を認識しないためシステムへの影響はありません。 kernelは PowerNow!を自動認識しますが、システムへの悪影響は認められませんでした。
Fedora Core 5 −/ i586 kernelは PowerNow!を認識しないためシステムへの影響はありません。i686 kernelを始めとしたその他の kernelは PowerNow!を自動認識しますが、システムへの悪影響は認められませんでした。 kernelは PowerNow!を自動認識しますが、システムへの悪影響は認められませんでした
Fedora Core 6 −/ i586 kernelは PowerNow!を認識しないためシステムへの影響はありません。i686 kernelを始めとしたその他の kernelは PowerNow!を自動認識しますが、システムへの悪影響は認められませんでした。 kernelは PowerNow!を自動認識しますが、システムへの悪影響は認められませんでした。
Turbolinux 10 Server/x64 kernelは PowerNow!を認識しないためシステムへの影響はありません。 kernelは PowerNow!を認識しない(但しモジュールは存在する)ためシステムへの影響はありません。

PowerNow!への対応方法


x86 x86_64
Miracle 3.0 - -
Miracle 4.0 - #chkconfig --level 12345 cpuspeed off システムをリブートします。
RHEL3 - -
RHEL4 - -
RHEL4/U2未満 #chkconfig --level 12345 cpuspeed off システムをリブートします。
RHEL4/U2以降 kernelは PowerNow!を認識し正常稼動するので対応は不要です。
RHEL5 kernelはPowerNow!を認識し正常稼動するので対応は不要です。但し、kernel-2.6.18-8を利用している場合、kernel-2.6.18-8.1.1以降にアップデートする必要があります。 kernelはPowerNow!を認識し正常稼動するので対応は不要です。但し、kernel-2.6.18-8を利用している場合、kernel-2.6.18-8.1.1以降にアップデートする必要があります。
SLES8 - -
SLES9/SP1以降 SP2未満 dual-coreの場合:
/etc/sysconfig/powersave/commonファイル内の下記の行を変更し、システムをリブートします。
 POWERSAVE_CPUFREQD_MODULE=""
        ↓
 POWERSAVE_CPUFREQD_MODULE="off"
single-coreの場合:
/boot/grub/menu.lstで kernel parameterとして'clock=pmtmr'を引き渡してください。
/etc/sysconfig/powersave/commonファイル内の下記の行を変更し、システムをリブートします。
 POWERSAVE_CPUFREQD_MODULE=""
        ↓
 POWERSAVE_CPUFREQD_MODULE="off"
SLES9/SP2以降 SP3未満 /boot/grub/menu.lstで kernel parameterとして'clock=pmtmr'を引き渡してください。 -
SLES9/SP3以降 kernelは PowerNow!を認識し正常稼動するので対応は不要です。 -
SLES9/SP2以降 - kernelは PowerNow!を認識し正常稼動するので対応は不要です。
SLES10/SP1未満 /boot/grub/menu.lstで kernel parameter として'clock=hpet'を引き渡してください。
kernelは PowerNow!を認識し正常稼動するので対応は不要です。
Turbolinux 10 Server/x64 - -

ハードウェア的に PowerNow!を停止させる方法

 ProLiant DL385, DL585の場合、最新 firmwareを適用する事で RBSUの 'HP Static Low Power Mode'を disabled(サイト内リンクRBSU)にする事で停止させる事が可能です。

 DL145G2にはこの機能はありません。

acpiの利用自体を停止する方法

 kernel parameterで acpi=offを引き渡す事で ACPI機能全体を停止させる事も可能です。この場合、#halt -pによる電源断機能が利用できなくなります。またシステムによっては UPS利用時の AC供給が復旧した場合の、電源コントロール方法を変更する必要が生じる場合があります。詳細はサイト内リンクSmartStart v7.x版によるハードウェアセットアップ(G4系対応 - OS選択機能なし)の 'UPS利用時の設定について'をご覧ください。
印刷用画面へ印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項 ウェブマスターに連絡