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Xeonプロセッサでの DBS利用時の注意事項について

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02-NOV-05, revised 27-SEP-07
 本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予めサイト内リンク技術情報サイト内リンク保証について、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。

DBS(Demand Based Switching)について

 Xeonプロセッサには CPUの駆動周波数をダイナミックにコントロールし、電源消費量や発熱を抑えるための DBS(Demand-Based Processor Performance State Control)が装備されつつあります。利用するディストリビューションによっては、DBSの影響により kernel内部の時間制御が正常に行われないため様々な問題が発生する場合があります。

発生する問題

 HP社内で確認している問題は下記になります。利用する kernelやシステム構成により発生する問題の頻度や影響は多様な結果となります。これらは ProLiant ML350G4p(single-core, Family:15, Model:4, stepping:3, cpuid level:5)を利用して確認しております。
  • CPU clockが固定された状態で system clockが狂う(20分で 3秒遅れる等)。
  • CPU clockが可変の状態で system clockが大幅に狂う(10分で 45秒進む等)。
  • /proc/cpuinfoに表示される現在の CPU動作周波数が正しく表示されません。正しい CPU動作周波数は /sysインターフェイス scaling_cur_freqの値を参照(例: cat /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_cur_freq)してください。

DBSの認識状況について

 kernelが DBSを認識した場合、一般に下記のメッセージが /var/log/messagesに
記録されます。
kernel: cpufreq: CPU0 - ACPI performance management activated.
kernel: cpufreq: *P0: 3400 MHz, 103000 mW, 100 uS
kernel: cpufreq: P1: 2800 MHz, 79171 mW, 100 uS
kernel: cpufreq: CPU1 - ACPI performance management activated.
kernel: cpufreq: *P0: 3400 MHz, 103000 mW, 100 uS
kernel: cpufreq: P1: 2800 MHz, 79171 mW, 100 uS
kernel: cpufreq: CPU2 - ACPI performance management activated.
kernel: cpufreq: *P0: 3400 MHz, 103000 mW, 100 uS
kernel: cpufreq: P1: 2800 MHz, 79171 mW, 100 uS
kernel: cpufreq: CPU3 - ACPI performance management activated.
kernel: cpufreq: *P0: 3400 MHz, 103000 mW, 100 uS
kernel: cpufreq: P1: 2800 MHz, 79171 mW, 100 uS

現在のディストリビューション対応状況

 主要なディストリビューションでの状況です。kernelバージョンに特に言及がない場合、base kernelでの結果となります。詳細はサイト内リンクディストリビューション機能対応表をご覧ください。これらの検証結果はあくまで技術的な情報を示すものであり、これら全てのディストリビューションが ProLiant ML350G4p(single-core)で動作する事を保証する訳ではありません。

x86 x86_64
Miracle Linux 4 kernelは DBSを自動認識し、正常に稼動します。 kernelは DBSを自動認識し、正常に稼動します。
RHEL3 kernelは DBSを認識しないためシステムへの影響はありません。 kernelは DBSを認識しないためシステムへの影響はありません。
RHEL4 kernelは DBSを自動認識し、正常に稼動します。 ×/ kernelは DBSを自動認識します。U1未満の場合、system clockが狂う等の悪影響が発生します。U1以降に於いては正常に DBSが利用可能です。
RHEL5 kernelは DBSを自動認識し、正常に稼動します。 kernelは DBSを自動認識し、正常に稼動します。
SLES9 kernel 2.6.5-7.191(SP2)以降の kernelで DBSを自動認識し正常に稼動します。但し、kernel 2.6.5-7.191(SP2)の場合、DBSが認識される CPUは CPU0のみ、2.6.5-7.193以降の場合、全 CPUの DBSを認識します。kernel 2.6.5-7.191(SP2)未満は DBSを認識しないためシステムへの影響はありません。 kernel 2.6.5-7.191(SP2)以降の kernelで DBSを自動認識し正常に稼動します。但し、kernel 2.6.5-7.191(SP2)の場合、DBSが認識される CPUは CPU0のみ、2.6.5-7.193以降の場合、全 CPUの DBSを認識します。kernel 2.6.5-7.191(SP2)未満は DBSを認識しないためシステムへの影響はありません。
SLES10 kernelは DBSを自動認識し、正常に稼動します。 kernelは DBSを自動認識し、正常に稼動します。
Fedora Core 3 kernelは DBSを認識しないためシステムへの影響はありません。 kernelは DBSを認識しないためシステムへの影響はありません。
Fedora Core 4 kernelは DBSを認識しないためシステムへの影響はありません。 kernelは DBSを認識しないためシステムへの影響はありません。
Turbolinux
10 Server
kernelは DBSを認識しないためシステムへの影響はありません。 kernelは DBSを認識しないためシステムへの影響はありません。

DBSへの対応方法


x86 x86_64
RHEL4/U1未満 - #chkconfig --level 12345 cpuspeed off システムをリブートします。

acpiの利用自体を停止する方法

 kernel parameterで acpi=offを引き渡す事で ACPI機能全体を停止させる事も可能です。この場合、#halt -pによる電源断機能が利用できなくなります。またシステムによっては UPS利用時の AC供給が復旧した場合の、電源コントロール方法を変更する必要が生じる場合があります。詳細はサイト内リンクSmartStart v7.x版によるハードウェアセットアップ(G4系対応 - OS選択機能なし)の 'UPS利用時の設定について'をご覧ください。
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