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bondingドライバ v1.0.4y-1/v1.0.4z-1/v1.0.5a-1ビルド・利用方法ドキュメント

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06-APR-06, revised 27-NOV-06
 本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予めサイト内リンク技術情報サイト内リンク保証について、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。

bondingドライバについて

 bondingドライバは、複数の Ethernetコントローラを仮想的にまとめて、耐障害性機能を付与するチーミングツールです。

本バージョンでの主な変更点について

  • 最新の errata kernelにて動作確認しました。
  • v1.0.4y-1 から v1.0.4z-1の変更点はバージョン番号のみです。機能的な変更はありません。
  • v1.0.4z-1 から v1.0.5a-1の変更点はバージョン番号のみです。機能的な変更はありません。

既知の問題

 Red Hat EL3で bondingと VLANドライバを同時利用する場合には、ドライバ構成に制限が発生します。詳細は サイト内リンクbondingドライバとvlanドライバの構成例をご覧ください。

 ローエンドのスイッチングハブを使用した時、ネットワークがフェイルオーバした際、速度・デュプレックスが意図したものにならない場合があります。この問題については、Intel発行の e1000用 release notesに記載がある IO-DATA製 ETG-SH8 スイッチングハブと Intel(R) PRO/1000の組み合わせを実際にHP社内で利用し、問題が発生するのを確認しています。そのため、ローエンドのスイッチングハブでbondingドライバを利用する時には下記のネットワークドライバの速度・デュプレックスをオプション指定して固定する事をお勧めします。設定方法についてはサイト内リンクこちらをご覧ください。

動作確認済み Ethernetモジュールについて

e100.o v3.4.14a
e1000.o v6.2.19b
bcm5700.o v8.3.14a

動作確認済みディストリビューション

x86
Red Hat EL3AS(2.4.21-4.EL〜2.4.21-47.EL)
Red Hat EL3ES(2.4.21-4.EL〜2.4.21-47.EL)
Red Hat EL4AS(2.6.9-5.EL〜2.6.9-42.0.3.EL)*2*3
Red Hat EL4ES(2.6.9-5.EL〜2.6.9-42.0.3.EL)*2*3
SUSE Enterprise 8(2.4.19-120/113〜2.4.21-309)*1
SUSE Enterprise 9(2.6.5-7.97〜2.6.5-7.282)*2


AMD64
Red Hat EL3AS(2.4.21-9.EL〜2.4.21-47.EL)
Red Hat EL3ES(2.4.21-9.EL〜2.4.21-47.EL)
Red Hat EL4AS(2.6.9-5.EL〜2.6.9-42.0.3.EL)*2*3
Red Hat EL4ES(2.6.9-5.EL〜2.6.9-42.0.3.EL)*2*3
SUSE Enterprise 8(2.4.19-191〜2.4.21-309)*1
SUSE Enterprise 9(2.6.5-7.97〜2.6.5-7.282)*2
AMD32(athlon)
Red Hat EL3AS (2.4.21-9.EL〜2.4.21-47.EL)
Red Hat EL3ES (2.4.21-9.EL〜2.4.21-47.EL)






EM64T
Red Hat EL3AS(2.4.21-9.EL〜2.4.21-47.EL)
Red Hat EL3ES(2.4.21-9.EL〜2.4.21-47.EL)
Red Hat EL4AS(2.6.9-5.EL〜2.6.9-42.0.3.EL)*2*3
Red Hat EL4ES(2.6.9-5.EL〜2.6.9-42.0.3.EL)*2*3
SUSE Enterprise 9(2.6.5-7.97〜2.6.5-7.282)*2
*1 起動スクリプトの作成が必要(“利用例を参照”)
*2 ディストリ標準の bonding driverをお使いください
*3 ディストリ標準 bonding driverについての問題点はサイト内リンクFAQをご覧ください

PSPによるインストール

PSP-Ready 本ソフトウェアは ProLiant Support Pack(PSP)に対応しておりサイト内リンクv7.50,サイト内リンクv7.51,サイト内リンクv7.52,サイト内リンクv7.60/v7.61に同梱されています。

HPオフィシャルリリースドライバソース

 ネットワークドライバは適時、最新のものにアップデートしてください。詳細はサイト内リンクこちらをご覧ください。bondingドライバは下記を利用してビルドします。

 RedHatで bondingドライバを利用する場合、bonding関連の数々のバグが修正された最新の initscripts(および依存関係のある ethtool)パッケージにアップデートする必要があります。
HPオフィシャルリリースドライバソース
FILE RPMbonding-1.0.4y-1.src.rpm(ftp-JPN)サイト外リンク(ftp-US)
60K 20-MAR-06
追記 TEXTrelease,TEXTbonding.txt

HPオフィシャルリリースドライバソース
FILE RPMbonding-1.0.4z-1.src.rpm(ftp-JPN)サイト外リンク(ftp-US)
60K 22-MAY-06
追記 TEXTrelease,TEXTbonding.txt

HPオフィシャルリリースドライバソース
FILE RPMbonding-1.0.5a-1.src.rpm(ftp-JPN)サイト外リンク(ftp-US)
60K 25-SEP-06
追記 TEXTrelease,TEXTbonding.txt

対応ディストリビューション、ビルド方法

Red Hatの場合
#cd /usr/src/linux-<kernel_version>
#make mrproper
#make -e KERNELRELEASE=`uname -r` oldconfig
#make -e KERNELRELEASE=`uname -r` dep
#rpm -ivh bonding-1.0.5a-1.src.rpm
#cd /usr/src/redhat
#rpmbuild -bb SPECS/bonding.spec
# rpm -ivh RPMS/i386/bonding-1.0.5a-1.i386.rpm
 ⇒ 64bit kernelの場合、"rpm- ivh RPMS/x86_64/bonding-1.0.5a-1.x86_64.rpm"です
#
SUSE8/United Linux 1.0の場合
# cd /usr/src/linux-<kernel_version>
# make mrproper
# make cloneconfig
# make dep
# rpm -ivh bonding-1.0.5a-1.src.rpm
# cd /usr/src/packages
# rpm -bb SPECS/bonding.spec
# rpm -ivh RPMS/i386/bonding-1.0.5a-1.i386.rpm
 ⇒ 64bit kernelの場合、"rpm- ivh RPMS/x86_64/bonding-1.0.5a-1.x86_64.rpm"です
#
旧バージョンのパッケージがインストールされている場合、パッケージをuninstallしてからビルドしてください
ディストリビューション、errata kernelの違いによりディレクトリ構成が異なる場合があります

利用例: active-backup(アクティブバックアップ)

注意

bonding driverのオプション(/etc/modules.conf)を変更した場合、単にネットワークを再起動(/etc/init.d/network restart等)しただけではロードされているbonding driverに設定が反映されず、以前の設定のままでbonding driverが動作し続けます。このような事態を防止するため、/etc/modules.confを変更したら、必ずrebootするか、bonding driverをアンロードして最新の設定を反映させてください。

rebootしない場合の手順

# /etc/init.d/network stop
# rmmod bonding e100 e1000 bcm5700  ← slave device の NIC driverも一緒にアンロードします
# /etc/init.d/network start


Red Hatの場合 SUSE8/United Linux 1.0の場合
#vi /etc/modules.conf
alias bond0 bonding
options bonding arp_interval=1000 arp_ip_target=192.168.1.1 mode=1

#vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-bond0
  DEVICE=bond0
  IPADDR=192.168.1.101
  NETMASK=255.255.255.0
  NETWORK=192.168.1.0
  BROADCAST=192.168.1.255
  ONBOOT=yes
  BOOTPROTO=none
  USERCTL=no
  GATEWAY=192.168.1.254 (←デフォルトゲートウェイ設定時にのみ記述)
  MACADDR=00:01:02:03:04:05(←プライマリのNICのMACアドレスを指定、デフォルトゲートウェイを設定しないなら不要)

#vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
  DEVICE=eth0
  ONBOOT=yes
  BOOTPROTO=none
  MASTER=bond0
  SLAVE=yes
  USERCTL=no

#vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
  DEVICE=eth1
  ONBOOT=yes
  BOOTPROTO=none
  MASTER=bond0
  SLAVE=yes
  USERCTL=no

#shutdown -r now

#cat /proc/net/bond0/info
  Bonding Mode: fault-tolerance (active-backup)
Currently Active Slave: eth1
  MII Status: up
  MII Polling Interval (ms): 0
  Up Delay (ms): 0
  Down Delay (ms): 0
  Multicast Mode: all slaves

  Slave Interface: eth1
  MII Status: up
  Link Failure Count: 1

  Slave Interface: eth0
  MII Status: up
  Link Failure Count: 1

#
 [ケーブルを抜いて別マシンからpingを通してみる]

#vi /etc/modules.conf
alias bond0 bonding
options bonding arp_interval=1000 arp_ip_target=192.168.1.1 mode=1

#vi /etc/sysconfig/network/ifcfg-bond0
  DEVICE=bond0
  IPADDR=192.168.1.101
  NETMASK=255.255.255.0
  NETWORK=192.168.1.0
  BROADCAST=192.168.1.255
  STARTMODE=onboot
  BOOTPROTO=static
  USERCTL=no
  LLADDR=00:01:02:03:04:05(←プライマのNICのMACアドレスを指定)

#vi /etc/sysconfig/network/ifcfg-eth0
  DEVICE=eth0
  STARTMODE=onboot
  BOOTPROTO=static
  MASTER=bond0
  SLAVE=yes
  USERCTL=no

#vi /etc/sysconfig/network/ifcfg-eth1
  DEVICE=eth1
  STARTMODE=onboot
  BOOTPROTO=static
  MASTER=bond0
  SLAVE=yes
  USERCTL=no

以下の例を参考にした 起動スクリプトを runlevelに対応した /etc/rc.dディレクトリ配下に作成する...

  #!/bin/sh

  /sbin/ifenslave bond0 eth0 eth1

#shutdown -r now

#cat /proc/net/bond0/info
  Bonding Mode: fault-tolerance (active-backup)
Currently Active Slave: eth1
  MII Status: up
  MII Polling Interval (ms): 0
  Up Delay (ms): 0
  Down Delay (ms): 0
  Multicast Mode: all slaves

  Slave Interface: eth1
  MII Status: up
  Link Failure Count: 1

  Slave Interface: eth0
  MII Status: up
  Link Failure Count: 1

#
 [ケーブルを抜いて別マシンからpingを通してみる]

bonding interfaceスタートアップ時のワーニングについて

 Red Hat系ディストリビューションで bonding deviceを利用した時、bonding interfaceスタートアップ時にワーニングメッセージが出力される場合があります。この現象は、特定の initscripts version のネットワーク起動スクリプトとの組み合わせによって発生しますが、teaming機能に影響はありません。この現象が確認されている initscriptの組み合わせは以下の通りです。
  • Red Hat EL3 + initscripts-7.31.16.EL-1未満
  • Red Hat EL2.1 + initscripts-6.47.5-1 〜 6.47.8-1
  • Miracle Linux V3.0 + 全ての initscripts version
 ネットワーク起動スクリプトの違いは、こちらのサイト内リンクダイアグラムをご覧ください。

SUSE Enterprise 8/United Linux 1.0のスクリプトの違いについて

 SUSE Enterprise 8/United Linux 1.0のネットワーク起動スクリプトは、bonding interfaceについて全く考慮されていません。 このため bonding利用時に SUSE Enterprise 8/United Linux 1.0では、bonding interfaceの設定を行うネットワーク起動スクリプトを追加する必要があります。

詳細な情報について

 利用方法、制限事項等についての詳細は前記の'追記'をご覧ください。
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