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basp v2.0.5-1ビルド・利用方法ドキュメント

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revised 08-JUL-02
 本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予めサイト内リンク技術情報サイト内リンク保証について、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。

baspについて

 basp(Broadcom advanced server program for Linux)は、複数の Ethernetコントローラを仮想的にまとめて、耐障害性機能の付与と伝送性能を向上させるチーミングツールです。
 
 baspは Ethernetコントローラを 8枚まで組み合わせてチーミングする事が可能です。この際、primaryとして稼動させる事も hot-standbyとして待機させておく事も可能です。primaryコントローラが複数ある場合はロードバランシングを行います。また複数の VLAN IDを付与して利用する事も可能です。

利用可能な Ethernetモジュールについて

 システムが利用する Ethernet用モジュールが NICE(Broadcom NIC extension)に対応しているか否かによって、サポート可能なチーミングモードの範囲が変わります。
bcm5700.o(NICEモード)
eepro100.o*
× e100.o
× e1000.o
*チーム追加時にエラーメッセージが表示されます:ノンサポート

モードについて

 baspは下記の 2種類のモードでチーミングが可能です。
SLB: Smart Load Balance
  • Broadcom社が開発したチーミング技法です。
  • trunking設定が不要なため、全ての Ethernetスイッチにて利用可能
  • 全ての NICドライバは NICEのサポートが必要
  • outbound/inboundの両方でのバランシングは IPのみ行われる
  • VLANチーミングをサポートする
generic trunking
  • NICEのサポートが不要
  • バランシングはプロトコルに依存しない
  • 全ての Ethernetは primaryにする必要あり
  • Cisco社の GEC(Gigabit Ethernet Channel)として利用可能
  • Cisco社の FEC(Fast Ethernet Channel)として利用可能
社内検証では inboundでのバランス転送が確認できませんでした

HPオフィシャルリリースドライバソース

 bcm5700.o用ドライバ v2.0.25未満の場合はビルドを行なう必要があります。詳細はサイト内リンクこちらをご覧ください。baspモジュールは下記を利用します。
bcm5700 Advanced Server Program for Linux
FILE RPMbasplnx-2.0.5-1a.src.i386.rpm(ftp-JPN) サイト外リンク(ftp-US)
205K 08-FEB-02
VERSION 2.0.5B
SUPPORT bcm5700.o
OS Red Hat Linux 7.1, 7.2
追記 TEXTrelease TEXTman TEXTlist TEXTSoftPaq-J サイト内リンクSoftPaq-J(local)

*
HPでは動作確認していませんが Itanium版 Red Hat 7.1/7.2, Turbolinux 6.5でも動作する事が releaseで謳われています。

対応ディストリビューション、ビルド方法

Red Hat 7.2の場合
#rpm -ivh basplnx-2.0.5-1a.src.rpm
#cd /usr/src/redhat
#rpm -bb SPECS/basplnx.spec
#rpm -ivh RPMS/i386/basplnx-2.0.5-1.i386.rpm

動作確認済みディストリビューション

 上記と同様の方法でビルドが可能な事を確認したディストリビューションは下記になります。
Red Hat Linux 7.1(UNI, SMP, Enterprise)
Red Hat Linux 7.2(UNI, SMP, Enterprise)
Red Hat Linux 7.3(UNI, SMP, bigmem*)
Red Hat Linux 2.1AS(UNI, SMP, Enterprise)

*予め #make menuconfig[SAVE], #make depが必要です。

利用方法

 baspの設定方法は、/etc/basp配下に 'team-'で始まる設定ファイルを配置して行います。設定ファイル内で利用する設定項目は下記になります。複数の仮想インターフェースを作成する場合、設定ファイル名と下記の各項目は必ず固有のものにしてください。
TEAM_ID 各チーム用の識別 IDです。
TEAM_TYPE '0'=SLB、'1'=generic trunking/GEC/FEC: 動作モードを指定します。
TEAM_NAME 各チーム用の名称です。
TEAM_PAx_NAME Ethernet Phisical Adapterです。eth0〜eth7までサポートします。
TEAM_PAx_ROLE '0'=primary、'1'=hot-standby: NICEをサポートしていない場合は必ず '0'に設定します。
TEAM_VAx_NAME 仮想インターフェース名称です。'x'の値は数字で 0〜63までです。
TEAM_VAx_VLAN '0'=VLAN非サポート、'1〜4094'=VLANサポート: IEEE 802.1pでの VLAN IDです。
 
 baspインストール後 /etc/basp/samples/には、3つのサンプル設定ファイルが配置されます。このファイルを利用して設定ファイルを作成してください。
team-sample
 3つの Ethernetを利用した SLBチーミング例です。3つの Ethernetは全て primaryとして動作します。仮想インターフェースは sw0です。VLANは無効です。
team-gec
 3つの Ethernetを利用した GECチーミング例です。3つの Ethernetは全て primaryとして動作します。仮想インターフェースは sw0です。VLANは無効です。
team-vlan
 3つの Ethernetを利用した VLANチーミング例です。3つの Ethernetは全て primaryとして動作します。仮想インターフェースは sw0sw1です。セカンダリのインターフェースは sw1上です。

 ネットワークインターフェースの追加・削除を行ない、インターフェースへのアサインが変更された場合等は、一度 /etc/basp/baspteam TEAM-FILE delを行い、再度追加してください。

利用例

 下記は 2つの Ethernetコントローラを SLBでチーミングした例です。
#cd /etc/basp
#cp samples/team-sample team-0
#vi team-0
  TEAM_ID=0
  TEAM_TYPE=0

  TEAM_NAME=team-0
  # 1st physical interface in the team
  TEAM_PA0_NAME=eth0
  TEAM_PA0_ROLE=0

  # 2nd physical interface in the team
  TEAM_PA1_NAME=eth1
  TEAM_PA1_ROLE=0

  # 1st virtual interface in the team
  TEAM_VA0_NAME=sw0
  TEAM_VA0_VLAN=0
#vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-sw0 設定ツールを利用しても可
  DEVICE=sw0
  ONBOOT=yes
  IPADDR=xx.xx.xx.xx
  NETMASK=xx.xx.xx.xx
  NETWORK=xx.xx.xx.xx
  BROADCAST=xx.xx.xx.xx
#/etc/rc.d/init.d/basp start
#./baspteam team-0 add
#ifconfig
  eth0...
  eth1...
  sw0...
  lo...
#shutdown -r now
  ・
#ifconfig sw0が正常起動しているか確認

CMAとの連携について

 Insight ManagerからはGIF仮想 NICとして認識されます。

既知の問題

  • 仮想インターフェースを DHCPで利用すると安定稼動しません。
  • /etc/rc.d/init.d/basp start実行時、[failed]メッセージが表示される事があります。

詳細な情報について

 TEXTreleaseをご覧ください。
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