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HSG80コントローラ v8.6の構成規則と注意事項

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26-NOV-01
HSG80  本ページでは StorageWorks Modular Array 8000(MA8000), Enterprise Modular Array 12000(EMA12000)の RAIDコントローラである HSG80の構成仕様に関して説明いたします。
infomation  本ルールとは別に、qla2x00.oドライバのバージョン毎の制限も合わせて、サイト内リンクこちらでご確認ください。

最大構成規則

  • 128の識別可能な LUN, 200の割り当て可能ユニット番号。CCL*が有効にされている場合は 127の識別可能な LUNと 1つのCCL
  • 1.024TBのストレージセットサイズ
  • 96のホスト接続
  • 84の物理デバイス
  • 20の RAID 3/5 ストレージセット
  • 30の RAID 3/5 およびRAID 1ストレージセット
  • 45の RAID 3/5、RAID 1、および RAID 0ストレージセット
  • 1つのストレージセットまたは各ディスク上に 8つのパーティション
  • RAID 1当たり 6つの物理デバイス
  • RAID 3/5ストレージセット当たり14の物理デバイス
  • RAID 0当たり 24の物理デバイス
  • RAID 1+0当たり 48の物理デバイス
  • コントローラポート当たり 4台のサーバ
*command console LUN

注意点

  • liloの実行
     Solution Software v8.6のインストールを行うと /etc/lilo.confファイルが変更されますが、/sbin/liloコマンドが実行されていません。システムをリブートする前に、必ず /sbin/liloコマンドを実行してください。この作業を行わないと、最悪の場合システムが起動出来なくなります。

  • システム起動時のメッセージ
     システム起動時、以下のようなメッセージを多数表示する場合がありますが、無視してください。
    resize_dma_pool:unknown device type 12
    resize_dma_pool:unknown device type 31
    scsi::resieze_dma_pool:WARNING,dma_sctors=NNNNN,wanted=NNNNN,scaling
        WARNING,not enough memory,pool not expanded

  • システム起動時 Starting raid(raidサービスの起動)が FAILEDする場合
     システム起動時に Starting raid(raidサービスの起動)が FAILEDと表示される場合、以下を実行してください。
    #/etc/rc.d/init.d/S04raid stop
    #reboot

  • システム停止時、Starting Killall: Stopping Steamd daemon(s)がFAILEDする
     システム停止時、Starting Killall: Stopping Steamd daemon(s)が FAILEDしますが無視してください。

  • Virtual Diskの認識
     MA8000上に Virtural Diskを作成した場合、qla2x00.oドライバの再読み込みだけでは、Linuxから作成した Virtual Diskを認識できません。以下の作業を行ってください。
    • 1) MA8000上の Virtual Diskをすべて #umountします。
      #umount /dev/sda
    • 2) qla2x00.oドライバおよびsgモジュールのunload
      #rmmod qla2x00
      #rmmod sg
    • 3) sgモジュールおよび qla2x00.oドライバをロードするために、以下のとおりフルパス指定で S04raidスクリプトを起動してください。システム起動時のランレベルによって、指定するパスがことなります。
      #/etc/rc3.d/S04raid start (ランレベルが 3の場合)

  • Virtual Diskに割り当てるLogical Unit番号
     qla2x00.oドライバ v4.28bの仕様で、Linuxから認識可能な MA8000上のVirtual Diskの Logical Unit番号は D1〜D16および D101〜D116です。それ以外の Logical Unit番号を割り当てた Virtual Diskは、Linuxから認識できないので使用しないでください。なお、D0とD100は、HSG80CCL(Comand Console LUN)に割り当てられるので使用できません。

  • HSG80コントローラのポートに割り当てられるSCSI ID(デバイスID)
     HSG80コントローラには、ポートが 2つあり、異なったSCSI IDが割り当てられます。通常、ポート1(D0〜D16)に LinuxのSCSI ID=0、ポート2(D100〜D116)に LinuxのSCSI ID=1が割り当てられます。FC-AL接続時、この割り当てが反対になっていたら、下記の様に変更し HSG80をリブートしてください。
    >set this port_1_topology=offline
    >set this port_2_topology=offline
    >set this port_1_topology=loop_hard
    >set this port_2_topology=loop_hard
    >set this port_1_al_pa=71
    >set this port_2_al_pa=72

  • /dev/sgと /dev/sdの割り当て
     ファイバチャネル上のデバイスは Generic SCSI device(/dev/sg)として認識され、Linuxからアクセス可能にするためブロックデバイス(/dev/sd)にマッピングされます。この際、HSG80CCLはブロックデバイス(/dev/sd)にマッピングされないので、/dev/sgと/dev/sdの割り当ては一致しません。以下は、それぞれのデバイスに scsi_infoを実行した結果の例です。
    対象デバイス 対象デバイス 出力結果
    /dev/sg0 SCSI_ID="0,0,0"
    MODEL="DEC HSG80CCL"
    FW_REV="V86F"
    /dev/sg1 SCSI_ID="0,1,0"
    MODEL="DEC HSG80 CCL"
    FW_REV="V86F"
    /dev/sg2 /dev/sda SCSI_ID="0,0,1"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V86F"
    /dev/sg3 /dev/sdb SCSI_ID="0,0,2"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V86F"
    /dev/sg4 SCSI_ID="0,0,3"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V86F"
    /dev/sg5 SCSI_ID="0,0,4"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V86F"
    /dev/sg6 SCSI_ID="0,0,5"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V86F"
    /dev/sg7 SCSI_ID="0,0,6"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V86F"
    /dev/sdc SCSI_ID="0,0,7"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V86F"
    /dev/sdd SCSI_ID="0,0,8"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V86F"
    /dev/sde SCSI_ID="0,0,9"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V86F"
    /dev/sdf SCSI_ID="0,0,16"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V85F"
    /dev/sdg SCSI_ID="0,1,1"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V85F"
    /dev/sdh SCSI_ID="0,1,2"
    MODEL="DEC HSG80"
    FW_REV="V85F"
     
     SCSI_ID="0,0,0"は、HSG80CCLで、Virtual Diskは、SCSI_ID="0,0,1"以降に割り当てられます。SCSI_ID="0,1,1"および "0,1,2"が HSG80コントローラのポート2(D111〜D116)に作成された Virtual Disk です。#fdiskや #mke2fsは、/dev/sdに対して行います。

  • Red Hatで /dev/sdに割り当てられる順番
     Red Hat 6.2Jと Red Hat 7.0Jでは /dev/sdに割り当てられる順番がことなります。
    • Red Hat 6.2Jの場合…
      • SCSI ID(デバイスID)= 0、LUN = 1〜16
      • SCSI ID(デバイスID)= 1、LUN = 1〜16
    • Red Hat 7.0Jの場合…
      • SCSI ID(デバイスID)= 0、LUN = 1〜7
      • SCSI ID(デバイスID)= 1、LUN = 1〜7
      • SCSI ID(デバイスID)= 0、LUN = 8〜16
      • SCSI ID(デバイスID)= 1、LUN = 8〜16

  • Red Hat /dev/sgに割り当てられる順番
    Red Hat 6.2Jと Red Hat 7.0Jでは /dev/sgに割り当てられる順番がことなります。
    • Red Hat 6.2Jの場合…
      • SCSI ID(デバイスID)= 0、LUN = 0(つまりHGS80CCL)
      • SCSI ID(デバイスID)= 1、LUN = 0(つまりHGS80CCL)
      • SCSI ID(デバイスID)= 0、LUN = 1〜16
    • Red Hat 7.0Jの場合…
      • SCSI ID(デバイスID)= 0、LUN = 0(つまりHGS80CCL)
      • SCSI ID(デバイスID)= 0、LUN = 1〜7
      • SCSI ID(デバイスID)= 1、LUN = 0(つまりHGS80CCL)
      • SCSI ID(デバイスID)= 1、LUN = 1〜7
      • SCSI ID(デバイスID)= 0、LUN = 8〜16

  • /dev/sdへの割り当ての変動
     MA8000上に作成された Virtual Diskは、Linuxの /dev/sdに動的に割り当てられるので、後から Virtual Diskを追加した場合、割り当てられる /dev/sdが変動する場合があります。例えば、MA8000上に Virtual Diskが 2つ、Logical Unit番号で言うと D1(Linux側でscsi_infoコマンドを実行した場合の SCSI_ID="0,0,1")と D101(Linux側でscsi_infoコマンドを実行した場合の SCSI_ID="0,1,1")が存在した場合、D1は /dev/sdaに、D101は /dev/sdbに割り当てられます。

     ここで、新たに Virtual Diskを Logical Unit番号 D2(Linux側でscsi_infoコマンドを実行した場合の SCSI_ID="0,0,2")に作成して、Virtual Diskを認識させると、/dev/sdbには D2が割り当てら れ、D101は /dev/sdcに割り当てられます。従って、MA8000上の Virtual Diskに作成したファイルシステムあるいはパーティションをオートマウントさせる(/etc/fstabに登録)時には、予め予期したマウントポイントにデバイスがマウントされるかを必ず確認してから、システム運用を行ってください。
     
     このデバイスフローティング問題は、本環境固有の問題ではなく Linux一般の仕様です。回避するにはパーティションに #e2labelコマンドでラベル指定し、/etc/fstabでのデバイス指定をラベル名に変更する事で対応できます。但し、次項の制限から利用できるのは Red Hat 7.0Jだけです。

  • パーティションをオートマウントするには
     「Enterprise/Modular Storage RAID Array Solution Software v8.6 for Linux/Intel」では、qla2x00.oドライバのロードを /etc/rc.d/init.d/S04raidスクリプト(raidシステムサービス)の中で行 っているため、MA8000上の Virtual Diskに作成したファイルシステムあるいはパーティションを /etc/fstabファイルに登録してシステムを起動すると、checking filesystemsの時点では qla2x00.oド ライバがロードされていないため、No such devicewhile trying to openで、[FAILED]します。
     
     /etc/fstabファイルの中で、該当ファイルシステムに対して、システム起動時、fsckを実行しない設定にしていれば、この後、raidシステムサービスによって qla2x00.oドライバがロードされ、autofs システムサービスによって該当ファイルシステムは mountされますが、/etc/fstabファイルの中で、該当ファイルシステムに対して、システム起動時 fsckを実行する設定にしていると、以下のメッセージを表示して、メンテナンスモードに移行してしまいます。
    Give root password for maintenance
    (or type Control-D for noramal startup):
     
     この現象を解決するには、Red Hat 7.0Jでは、/etc/rc.d/rc.sysinitファイルの“Checking filesystem”の前に(439行目あたり)、以下の二行を追加することで対応可能です。
    echo "qla2x00 driver loading ….."
    insmod qla2x00
     
     Red Hat 6.2Jに関しては、今のところ、解決方法はありません。

  • scsi_infoコマンドの表示上の不具合
     MA8000上に作成された Virtual Diskに割り当てられた /dev/sdscis_infoを実行した時、正しくは MODEL="DEC HSG80"、FW_REV="V86F"と表示されるはずが、MODEL="Direct-A"あるいはMODEL="Unkown"、FW_REV="SCSI"と表示される場合があります。これは、単に表示上の不具合で、正しく表示されない /dev/sdに対して、問題無く fdisk、mke2fs、mountの実行、ファイルの作成が行えるので無視してください。

  • 複数のSWCC Agentをサポート
     「Enterprise/Modular Storage RAID Array Solution Software v8.6 for Linux/Intel」には、ロッキングをサポートするアップデートされた SWCC Agentが含まれているので、複数の SWCC Agentのサポートが可能です。この機能を利用するには、ホストベースの SWCC Agentに加えて、SANマネージメントアプライアンスを使用する必要があります。

  • SWCC Client用O/S
     「Enterprise/Modular Storage RAID Array Solution Software v8.6 for Linux/Intel」に付属の CDから、SWCC Clientをインストールするには、Client用のO/Sは、Windows NT4.0 Service Pack 4以上かWindows 2000 Service Pack 1以上が必要です。また、SWCC Clientをインストールする場合、その前に、該当マシンにSNMPサービスをインストールする必要があります。
     
     詳細については、『Command Console V2.4 User Guide』の「1-4 Command Console Client Minimum Hardware and Software Requirements」および『Installation and Configuration Guide』の「Appendix B」を参照してください。

補足事項

  • HSG80コントローラの構成
     本来は不要な作業ですが、もし、Linux以外で使用していたHSG80コントローラを(テスト等で)Linuxで使用する場合、HSG80コントローラがトランスペアレントフェイルオーバーモードになっていなければ、CLIコマンドを使って以下の方法でトランスペアレントフェイルオーバーモード(Linuxではマルチバスフェイルオーバモードはサポートされていません)に変更してください。
     
     詳細については、「Enterprise/Modular Storage RAID Array Solution Software v8.6 for Linux/Intel」に付属の『Installation and Configuration Guide』の「Chapter 5」および『CLI Reference Guide』を参照してください。
     
    >SHOW THIS_CONTROLLER FULLの結果、「Configured for dual-redundancy with XXXXXXXXXX In dual-redundant configuration」と表示されれば、トランスペアレントフェイルオーバーモードに設定されているので、変更の必要はありません。
    Controller:
        HSG80 ZG80900522 Software V86F-1, Hardware  E02
        NODE_ID          = 5000-1FE1-0007-A9A0
        ALLOCATION_CLASS = 0
        SCSI_VERSION     = SCSI-3
        Configured for dual-redundancy with ZG94416942
            In dual-redundant configuration
        Device Port SCSI address 7
        Time: NOT SET
        Command Console LUN is lun 0 (IDENTIFIER = 1)
     
     トランスペアレントフェイルオーバモードになっていない場合は、>SHOW CONNECTIONを実行して、以前のコネクションが残っていないか確認します。もし、コネクションが残っていれば、すべてのコネクションを >DEL connection-nameで削除した後で、以下のCLIコマンドを実行してください。
    >set nofailover
    >clear_errors cli
    >restart this(数分掛かります)
        ・
        ・
    >set failover copy=this
    >restart other
    >restart this
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