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PSP:ProLiant Support Pack v8.70/v8.71/v8.72/v8.73
Red Hat、SUSE用対応環境とインストール方法について

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11-APR-2011, revised 05-MAR-2012
製品情報についてはこちら  本ページでは、管理ツールに関する技術情報について記述いたします。製品情報についてはサイト内リンクこちらをご覧ください。

本ソフトウェアに添付される等している詳細なドキュメントについて

ProLiantマニュアルページ  本ソフトウェアに関するユーザガイド等をはじめとした、ドキュメントはサイト外リンクProLiantマニュアルページにも用意しておりますのでご覧ください。

本ソフトウェアの対象機種と、対象ディストリビューションについて

 本書は SUMインストーラを同梱している Red Hat、SUSE用に向けたものです。これら以外のディストリビューション用 PSPの詳細についてはサイト内リンクこちらをご覧ください。
support matrixページへ  本ソフトウェアは ProLiantファミリーに対応しています。但し、ProLiantファミリーの全機種でサポートしている訳ではありません。詳細な対応情報については、米国のサイト外リンクサポートマトリックス[英語]ページで、対象機種を選択後に、`Drivers`セクションで利用されるディストリビューションを選択し、対象となるソフトウェアがサポートされているかを必ず確認してください。

 本ページ内のこれより以降の情報は、前述のリンク先にある情報をまとめ、補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。
旧版の技術文書ページへ  旧版となった PSPのディストリビューション対応状況、UpdateX/SPx対応状況の一覧については、サイト内リンク旧版の技術文書ページの対応表をご覧ください。またダウンロードもこちらのページから可能です。

本バージョンでの主な変更点について

 各モジュールの主な変更点は下記になります。更に詳細な変更内容に関しては下記ディストリビューション毎の差分ファイルと、サイト内リンク技術文書(デバイス別情報、ソフトウェア関連-Linux用管理ツール)をご覧ください。
TEXTPSP870/RHEL5(x86, x86_64共通) TEXTPSP873/RHEL5(x86, x86_64共通)
TEXTPSP870/RHEL6(x86, x86_64共通) TEXTPSP872/RHEL6(x86, x86_64共通)
TEXTPSP870/SLES10(x86, x86_64共通) TEXTPSP871/SLES10(x86, x86_64共通)
TEXTPSP870/SLES11(x86, x86_64共通)  
[v8.7x+] hpsmh v6.3.1-23が追加リリースされました。hpsmhの再起動時等に無効な証明書の警告が間違って表示される問題を修正しています。
[v8.73] RHEL5.7対応用として本バージョンがリリースされました。
[v8.73] hpdiagsのバージョンがあがりました。既に単体リリースされていた v8.7.2-7です。
[v8.73] fibreutilsのバージョンがあがりました。既に単体リリースされていた v3.2-3です。
[v8.73] hp-fc-enablementのバージョンが v1.2-5になりました。
[v8.73] ccissのバージョンが v3.6.28-15になりました。本パッケージは kernel 2.6.18-194.32.1には対応していません
[v8.73] hpahcisrが v1.2.6-9になりました。本パッケージは kernel 2.6.18-194.32.1には対応していません
[v8.73] mptlinuxが v4.00.13.09-6になりました。本パッケージは kernel 2.6.18-194.32.1には対応していません。オプションの引き渡しに制限(詳細は後述)が出ます。
[v8.73] tg3の同梱が外れました
[v8.73] netxtreme2の同梱が外れました
[v8.73] e1000eの同梱が外れました
[v8.73] igbの同梱が外れました
[v8.73] hp-qlcnicの同梱が外れました
[v8.73] hp-mlnx-enの同梱が外れました
[v8.73] hp-be2netの同梱が外れました
[v8.73] hp-be2iscsiの同梱が外れました
[v8.73] qla4xxxの同梱が外れました
[v8.7x+] ACU v8.75-12.0が追加リリースされました。SSDと 2.2TB超 HDD対応となります。
[v8.7x+] ACU-CLI v8.75-12.0が追加リリースされました。SSDと 2.2TB超 HDD対応となります。
[v8.7x+] hponcfg v3.2.0-0が追加リリースされました。
[v8.7x+] fibreutils v3.2-3が追加リリースされました。PSP v8.72に同梱されています。
[v8.72] RHEL6.1対応用として本バージョンがリリースされました。
[v8.72] hpahcisrの同梱が外れました
[v8.72] mptbase(mptlinux)の同梱が外れました
[v8.72] netxtreme2の同梱が外れました
[v8.72] tg3の同梱が外れました
[v8.72] qlcnicの同梱が外れました
[v8.72] be2netの同梱が外れました
[v8.72] be2iscsiの同梱が外れました
[v8.72] hpdiagsのバージョンが上がりました。
[v8.72] fibreutilsのバージョンが上がりました。
[v8.72] hp-fc-enablementのバージョンが上がりました。
[v8.72] hpsaのバージョンが上がり kdumpのサポート品質が向上しました。(SmartArray P41x世代の最新ファームウェア v5.06でのみ安定動作を確認しました)
[v8.72] ccissのバージョンが上がりました。
[v8.71] SLES10/SP4対応用として本バージョンがリリースされました。
[v8.71] tg3, netxtreme2ドライバの同梱が外れました
[v8.71] fibreutils, hp-fc-enablementの同梱が外れました
[v8.71] cpq_cciss, hpahcisr, mptlinuxのバージョンが上がりました。
[v8.70] ProLiant 100シリーズでも PSPのサポートが開始されました。まずは ML110G7, DL120G7から。
[v8.70] SUMは ftp.hp.comからファームウェアだけでなく RPMパッケージもダウンロード可能になりました。但し、現時点では検出できません。
[25-AUG-2011]ソフトウェアの差分パッケージのダウンロードが可能になりました。但し、全ての差分パッケージがリストされる訳ではありません(サイト内リンク画像)。8/25現在では hponcfgがリストされません。
[v8.70] 本バージョンから RHEL4はサポートされません。
[v8.70] hp-qlcnicドライバの同梱が開始されました。
[v8.70] Fibre Channel用ドライバ(hp-qla2x00src, hp_qla2x00src-mezz, hp-lpfc)は同梱されなくなりました。
[v8.70] vlan_initは同梱されなくなりました(RHEL4専用でした)。
[v8.70] SLES10向けに hp-fc-enablementが同梱されました。
[v8.70] RHEL6向けに tg3, netxtreme2, nx_nic, hp-be2iscsiドライバが同梱されました。

 本セクションに記載してあった一部の事項をそれぞれのコンポーネントの技術ページに移動しました。詳細情報はそれぞれのサイト内リンク個別ページをご覧ください。

注意事項と既知の問題について

 PSPに同梱される管理ツール毎の変更点、制限事項、サポート環境等の詳細情報はそれぞれのサイト内リンク技術ページをご覧ください。
 下記は PSP/SUMに関する既知の問題と個別の管理ツールの中でも、特に重要な事項を抜粋しています。
SUM関連
  • 2byteパス配下(`/root/デスクトップ`等)から SUMを起動すると [インベントリの開始]後の画面で停止します。特に RHEL6ではデスクトップ上のパスが 2byteパス配下なので注意してください。
  • RHEL6で #./hpsumを実行して何のメッセージも特に表示せずプロンプトに戻る場合には、compat-libstdc++-296パッケージが導入されているか確認してください。
  • RHEL5では、GUI上でのログ表示が一部文字化けします(fibreutils等)。
  • RHEL5で alternative kernel(UNI/SMP)以外の kernelで起動している場合でも alternative kernel用の develパッケージがないと SUMはエラーを表示します。この状態ではソースからビルドを行うパッケージは導入できません。サイト内リンクエラー画面1サイト内リンクエラー画面2
個別パッケージ - 全ディストリ共通
  • netxtreme2パッケージが内包する個別のドライババージョンは、後述する `Broadcom用 netxtreme2パッケージ内ドライババージョンについて`をご覧ください。
  • HP提供の nx_nicドライバーパッケージをインストールしても、nx_nicドライバーが正常にロードされない場合があります。詳細はサイト内リンクnx_nicドライバーがロードされないが?をご参照ください。
  • ディストリビューションが既に Intel PCI-Express 1Gb Ethernet用ドライバー e1000eを alias登録している場合、HP提供の e1000ドライバーを導入しても aliasの変更は行われません。この場合/etc/modules.confの e1000eを e1000に書き換えてください。
  • それぞれのディストリビューション向けに提供されていないドライバはディストリビューションに標準搭載されているドライバーを使用してください。
  • hpdiagsは SMHへの依存関係がありますが、SUMは hpdiagsだけを導入する場合でも依存関係に問題なしと扱い、結果としてインストールに失敗します。この問題は次期バージョンの SUMで解決予定です。
個別パッケージ - RHEL5関連
  • fibreutilsは RHEL5.3以降ではインストールされません。詳細は サイト内リンクRHEL5.3、SLES10/SP3、SLES11で fibreutilsをインストールするには?をご参照ください。
  • ストレージドライバの内 prebuilt(事前に kernel moduleである xxxxx.koを内包)しているものは kernel 2.6.18-194.32.1に対応していません。ディストリビューション標準のドライバを利用してください。本制限により mptlinuxドライバでは `options mptsas mpt_cmd_retry_count=10 mpt_disable_hotplug_remove=1`オプションの引き渡しができないため、本 kernelバージョンで利用出来ないストレージ構成が出てきます。
個別パッケージ - RHEL6関連
  • 特にありません。
個別パッケージ - SLES10関連
個別パッケージ - SLES11関連

Xen対応について

 Xen kernel上での利用サポート状況は下記となります。但し、Red Hat EL5の場合 5.2(Update2)以降。SUSE Enterprise 10の場合、SP2以降を利用してください。

 Xen環境に PSPを適用する場合、Xen kernelでシステムを起動してから SUMを起動し PSPを適用してください。BASE kernel上で適用した場合、Xen環境用には一部ドライバーが /lib/modules配下に導入されなかったり、HP提供のドライバーを内包した initrd用の grubエントリが作成されない場合があります。同様に BASE環境に PSPを適用する場合も、BASE kernelでシステムを起動してから SUMを起動し PSPを適用してください。

SUM起動前に必要なパッケージについて

PSP

PSP
 SUM起動前に kernel source(もしくは kernel-devel), header, gcc, make等の kernel開発環境セットが整備されている必要がありますので、予め確認しておいてください。また、この他にもパッケージを要求される場合がありますので、SUMのメッセージに従って必要なパッケージのインストールを行ってください。
 
RHEL5の場合
package_rhel5-x8664
 インストール時のパッケージ選択として `開発ツール`, `開発ライブラリ`, `レガシーなソフトウェアの開発`を追加選択した場合に更に必要となるパッケージは下記となります。
・net-snmp
・lm_sensor
・libnl(Fibre HBA系のみ)
・expect(リモートデプロイ時)
・kernel-devel(利用する kernel種類が PAE/Xenであっても)
RHEL6の場合
rhel_anaconda
 SUMを起動させるために必要な追加パッケージをインストール時に個別選択するのは、本ディストリビューションでは困難なため、本書ではパッケージ選択としてデフォルトのままの場合と、`デスクトップ`を選択した場合の 2通りの方法について説明致します。必要とする追加パッケージの詳細については、添付の readmeをご覧ください。`x86版`ならびに`x86_64版`の場合は下記を順に #yum installを行ってください。
 [x86版の場合]  [x86_64版の場合]
・compat-libstdc++-296
・lm_sensors
・gcc
・rpm-build
・redhat-rpm-config
・net-snmp *d
・kernel-headers
・kernel-devel
・expect *g
・libnl *f
・compat-libstdc++-296
・lm_sensors
・gcc
・rpm-build
・redhat-rpm-config
・net-snmp *d
・libXrandr.i686
・libXcursor.i686
・libSM.i686
・fontconfig.i686
・libXi.i686
・libstdc++.i686
・zlib.i686
・kernel-headers
・kernel-devel
・expect *g
・libnl *f
*d: デフォルトのままの場合のみ追加が必要
*g: グラフィカルモード利用時で且つリモートデプロイを行う場合のみ追加が必要
*f: FC HBA装着環境のみ追加が必要
 RHNに接続できずローカルの DVDドライブに対して yumの repositoryを設定する場合は下記を参考にしてください。
#vi /etc/yum.repos.d/hoge.repo
   [hoge]
   name=hoge
   baseurl=file:///mnt/
   gpgcheck=no
#mount /dev/dvd /mnt
SLES10の場合
package_sles10
 インストール時のパッケージ選択として `C/C++ Compilerコンパイラとツール`を追加選択した場合に更に必要となるパッケージは下記となります。
・expect(リモートデプロイ時)
・kernel-syms(be2net,be2iscsiのみ)
・libnl(Fibre HBA系のみ)
SLES11の場合
package_sles11
 インストール時のパッケージ選択として `C/C++コンパイラとツール`を追加選択した場合に更に必要となるパッケージは下記となります。
・net-snmp
・perl-snmp
・expect(リモートデプロイ時)
・kernel-syms(be2net,be2iscsiのみ)
・libnl(Fibre HBA系のみ)

PSPの入手形態による SUMの起動方法の違いについて

PSP  SUMを起動する方法は、PSPの入手方法により、下記の 4種類の方法があります。
  • PSPを tar.gz形式で入手して利用する場合は、tar.gzを HDD上に展開し、中に格納されている `./hpsum`を実行する事で SUMが起動します。 tar.gzを展開する場合、予めディレクトリを掘ってそこに展開する事をお勧めします。
hpsum
  • SmartStart CD-ROM上の展開済み PSPを利用する場合は、CD-ROM上の `autorun`を実行する事でアプリケーションメニューが表示されますので、[ソフトウェア]タブの `ProLiant Support Packのインストール`から SUMを起動します。RHEL5の場合には起動するための手順が別途必要になる場合があります。詳細は サイト内リンクSmartStart CD、Firmware Maintenance DVD上の autorun起動方法についてをご覧ください。

autorun
  • サイト内リンクSDRの `WEBブラウザからの利用方法`経由で PSPを入手した場合、既にファイルが展開されていますので、`./hpsum`を実行するだけで SUMが起動します。
  • SPP上の展開済み PSPを利用する場合は、メディア内の /hprpmsディレクトリで `./hpsum`を実行する事で SUMが起動します。SPPの技術制限については、サイト内リンクSupport Pack for ProLiantの技術情報をご覧ください。

tar.gz形式以外の PSPを利用する場合の注意

 tar.gz形式以外の PSPは、複数のディストリビューション向けパッケージが同一ディレクトリに配置されています。

 しかし、SUMはディストリビューション毎に適切なパッケージを自動選択する事が完全には行えません。このため手動でのパッケージの取捨選択が必要となります。ディストリビューション毎に対応しているパッケージを確認するには後述する `rpmパッケージ毎の同梱一覧`セクションを参照してください。例えば、Complete版 SPP内の PSPを利用する場合、SLES11上で SUMを起動しているにも関わらず RHEL6向けパッケージの一部がリストに表示されてしまいます。ディストリビューションに応じたパッケージ選択作業を省略するには、SPPで提供される PSPを利用するのではなく、tar.gz版でディストリビューション毎に提供されている PSPを利用する事で本作業自体の省略が可能です。この制限は SUMのバンドルフィルターで範囲を限定しても回避できません

 tar.gz形式の PSPであっても、複数のディストリビューション向けのものを同一ディレクトリに展開した場合には、本事象に該当しますので注意が必要です。

GUIでのローカルデプロイの方法について

browse1  PSPの実ファイルがある場所を選択します。HPサイトから最新ファイルをダウンロードしたい場合には、`ftp.hp.comのチェック`機能を利用してください。但し、現時点に於いて Linux環境ではファームウェアのみダウンロードが可能です。`ダウンロード許可`画面でリストされるファームウェアリストは、デバイス検出のために必要となるものであり、対象機種に適したものであるとは限りません。対象機種に適したファームウェアは SUMでの作業ステップを進める段階で自動選択されます。 psp860_firm1

psp860_firm2
 
  `バンドル`の選択、またそれに伴う `バンドルなし製品の許可`、`バンドルなしバージョンの許可`オプションは通常選択する必要はありません。デフォルトの状態、つまり何も選択しない状態の場合には、最新のパッケージが選択されます。また、同一パッケージで複数バージョンが存在する場合には、選択リストが表示されます。 bundle
   
  バンドル
    PSP等の様に複数のパッケージをひとまとめにしたものを意味します。本書では PSP v8.xxとしてまとめられているものです。
  バンドルなし製品
    PSPに含まれていない単体の RPMパッケージや単体のファームウェアを意味します。
  バンドルなしバージョンの許可
    PSPの当該バージョンの後にリリースされた新しいパッケージを意味します。
 
 リストされるパッケージの内、ハードウェア構成に応じて 不要なもののチェックを外してください
 
browse1  SNMPの community設定等の様に、予め設定が可能なパッケージについては `今すぐ設定`から行う事が可能です。
 
sum_relation-1  [インストール]ボタンが押せると云う事は、それぞれの RPMパッケージ自体が持つ依存関係がクリアされた事を意味しています。後は、[インストール]ボタンを押してインストールを開始します。 sum_relation-2
 
redhat-release1  RPMパッケージによっては、そのパッケージ内に scriptが埋め込まれており、パッケージをインストールしてもいい環境か否かをチェックするものがあります。この段階で引っ掛かる具体的な例としては、RHEL5.3未満にしか対応していないストレージ系のバイナリー形式ドライバーが稼働している kernelに対応していない場合です。ここで引っ掛かったパッケージはその環境では適応されない事を意味しています。 errata-cciss
 
  ここでチェックに抵触するパッケージは /etc/redhat-releaseや /etc/SuSE-releaseのチェックをしているものもありますので、稼働している kernelバージョンと一致している事も確認してください。

GUIでのリモートデプロイの方法について

browse2  SUMでは最大 29台までの同一サブネット上のリモートホストに PSPのデプロイが可能です。SUM v4.1.0より `ホスト検索`機能が利用可能になり、リモートサーバの選択が容易になっています。 host_search1 host_search2
 
 リモートデプロイを行うには、SUMを起動するローカル側に expectパッケージが必要となります。PSPをデプロイされるリモート側には kernel開発環境等は不要です。ローカル側でビルドされたバイナリがリモート側に送られます。このためローカル側にはリモート側に合わせた kernel flavor(alternative, PAE, Xen等の kernelの種類)の develパッケージの導入が必要となります。

 対象となるサーバ群のアカウントとパスワードは統一する必要は特にありません。入力したアカウントとパスワードが適用しない場合には再度 SUMが尋ねてきます。アカウントとパスワードが統一されている場合には、この手順での手間が軽減できます。
browse3 browse4 browse5
 
browse6  接続後には通常のローカルへの適用と同様に、バンドルの選択画面が表示されます。
 
 リモートでの依存関係のチェックは個別に行う事が可能です。`対応が必要です`と表示されたリモートノードをクリックする事で `単一ホストのズーム`が可能です。後は、通常の SUMと同様に依存関係の問題を解消してください。
browse7 browse7a browse7c
 
browse9a  あとは [インストール]ボタンを押す事で、RPMパッケージ内のスクリプトで対応 kernelのチェック等が行われます。問題があれば再度 `単一ホストのズーム`で問題を解決してください。問題がなければ実際のインストール作業が開始されます。

CUIでのデプロイ方法について

 SUMは GUIではなくコマンドラインから利用する事も可能です。
 
browse_cui-force  左記の実行例は、SUMを CUIサイレントモード(/s)指定、強制アップデート(/f)指定、ファームウェアのアップデートは行わない(/softwareonly)指定をし、結果を /var/hp/log配下の localhostにある hpsum_log.txtで確認しているものです。
 
 詳細は ./hpsum /hでヘルプが表示されます。また、このヘルプの結果は CLIHelp.txtとして添付されており、tar.gzを展開したトップディレクトリにあります。また、入力用ファイルのフォーマット等については SUMの GUI画面上でのへルプを参照してください。
 
LDUでサポートされていた、CUIでの対話インストール機能は SUMにはありません

インストール後のログについて

SUMの実行結果  SUMの実行結果は、GUI画面で表示され、同時に /var/hp/log配下に記録されます。リモートサーバへのデプロイを行った場合も同様にこのディレクトリにログがサーバー毎に記録されます。RHEL6.0/x86(DL385G7)環境での記録例は下記となります。
TEXThpsum_log.txt   TEXThpsum_detail_log.txt

errata kernel適用後に必要な作業について

 errata kernel適用後には再度 SUMを起動し、パッケージを再導入する必要があります。再導入が必要なものは kernelバージョン毎に特化しているパッケージとなり、/lib/modules配下に配置される kernel moduleとなるドライバーを意味します。
 
browse1  RPM DBにインストール履歴が残っている場合には、`すでに最新`状態と表示されます。この場合、`インストールオプション`の `強制インストール`を選択する事で、再導入が可能となります。また、バンドル選択画面での `すべてのバンドルを強制アップデート`を選択する事でも同様の操作が可能です。 bundle
 
 SUMは、現在稼働しているディストリビューションを確認するために、/etc/redhat-releaseや /etc/SuSE-releaseをチェックしています。また、RPMのパッケージ内スクリプトも同様にこれらのファイルをチェックするものがあります。このため、現在稼働している kernelとこれらのファイル内のバージョンは合わせておく必要があります。

パッケージ選択の手間を省く方法について - Tips

 PSPを適用する度に、また同一構成の他機種に適用する度に必要なコンポーネントを選択するのは手間が掛かります。この場合には、不要な rpmパッケージを削除してしまう事で作業の軽減が可能です。
 
remove-rpm_others  一部の rpmパッケージを削除した場合、バンドルを定義している .xmlファイルと辻褄が合わなくなりますので、`未検出コンポーネント`のカウントがあがり、SUM上からも削除された rpmパッケージの確認が可能です。この状態で、`検出したコンポーネント`、即ち削除しなかった rpmパッケージは問題なくそのままインストールが可能です。本バージョンの SUMではこのカウントは正常に行われなくなりました(サイト内リンク画像)が、次の画面でのパッケージ選択には影響ありません。
 
 また、errata kernel適用後に再度 PSPの適用を行う場合には、バンドルを指定してから `すべてのバンドルを強制アップデート`機能を利用する事で、個別のパッケージ毎に `強制アップデート`ボタンを押していく必要もなくなります。

rpmパッケージ毎の同梱一覧

EL5 EL6 SLES10 SLES11  
v8.70/v8.73 v8.70/v8.72 v8.70/v8.71 v8.70  
○/○ ○/○ ○/○ hpsmh
○/○ ○/○ ○/○ hp-health
○/○ −/− ○/○ hp-ilo
○/○ −/− ○/○ hp-OpenIPMI
○/○ ○/○ ○/○ hp-snmp-agents
○/○ ○/○ ○/○ hp-smh-templates
○/○ ○/○ ○/○ cpqacuxe
○/○ ○/○ ○/○ hpacucli
○/○ ○/○ ○/○ hpdiags
○/○ ○/○ ○/○ hpvca
○/○ ○/○ ○/○ hponcfg
○/○ −/− ○/○ hpmouse
○/○ ○/○ ○/− fibreutils
○/○ ○/○ ○/− hp-fc-enablement
−/− ○/○ −/− hpsa
○/○ ○/○ ○/○ cciss
○/○ ○/− ○/○ hpahcisr
○/○ ○/− ○/○ mptbase(mptlinux)
○/− ○/− ○/− tg3
○/− ○/− ○/− netxtreme2
○/○ ○/○ ○/○ e1000
○/− ○/○ ○/○ e1000e
○/− ○/○ ○/○ igb
○/○ ○/○ ○/○ nx_nic
○/− ○/− ○/○ hp-qlcnic
○/− ○/○ ○/○ hp-mlnx-en
○/− ○/− ○/○ hp-be2net
○/− ○/− ○/○ hp-be2iscsi
○/− −/− ○/○ qla4xxx

Broadcom用 netxtreme2パッケージ内ドライババージョンについて

 Broadcom用 bnx2、bx2x、bnx2iドライバは netxtreme2パッケージとしてまとめて提供されています。

 PSP v8.70に同梱される broadcom系 NICドライバのバージョンは、RHEL5, RHEL6, SLES10用が hp-netxtreme2の v6.2.23-2です。内包する bnx2, bnx2x, bnx2iのバージョンはそれぞれ v2.0.23b、v1.62.15、v1.62.15となります。PSP v8.70の SLES11向けには hp-netxtreme2パッケージは同梱されていません。

 PSP v8.71には hp-netxtreme2パッケージは同梱されていません。

 PSP v8.72には hp-netxtreme2パッケージは同梱されていません。

 PSP v8.73には hp-netxtreme2パッケージは同梱されていません。

README, Release Notes, ドライバ向け .txtファイルについて

 PSP全般の READMEは提供されていません。但し、ディストリビューション毎のパッケージのリリースノートについては、前述の [本バージョンでの主な変更点について]のファイルをご覧ください。下記はダウンロードサイトで提供される [Release Notes]タブと [Install Instructions]タブの内容と、内包される .txtです。
PSP870/RHEL5 - Release Notes & Install Instructions TEXTx86
TEXTCLIHelp.txt TEXTcpq_cciss-3.6.28-7.rhel5.i686.txt TEXTcpqacuxe-8.70-9.0.noarch.txt TEXThpacucli-8.70-8.0.noarch.txt TEXThpahcisr-1.2.6-7.rhel5.i686.txt TEXThp-be2iscsi-2.104.225.7-1.src.txt TEXThp-be2net-2.104.225.7-1.src.txt TEXThp-e1000-8.0.25-1.src.txt TEXThp-e1000e-1.3.6-1.src.txt TEXThp-igb-2.4.11-1.src.txt TEXThp-mlnx-en-1.5.5.7-6.src.txt TEXThp-netxtreme2-6.2.23-2.src.txt TEXThp-nx_nic-4.0.544-2.src.txt TEXThp-qla4xxx-5.01.01.04-2.src.txt TEXThp-qlcnic-5.0.15.2-2.src.txt TEXThp-tg3-3.116j-3.src.txt TEXTmptlinux-4.00.13.09-5.rhel5.i686.txt
PSP870/RHEL5 - Release Notes & Install Instructions TEXTx86_64
TEXTCLIHelp.txt TEXTcpq_cciss-3.6.28-7.rhel5.x86_64.txt TEXTcpqacuxe-8.70-9.0.noarch.txt TEXThpacucli-8.70-8.0.noarch.txt TEXThpahcisr-1.2.6-7.rhel5.x86_64.txt TEXThp-be2iscsi-2.104.225.7-1.src.txt TEXThp-be2net-2.104.225.7-1.src.txt TEXThp-e1000-8.0.25-1.src.txt TEXThp-e1000e-1.3.6-1.src.txt TEXThp-igb-2.4.11-1.src.txt TEXThp-mlnx-en-1.5.5.7-6.src.txt TEXThp-netxtreme2-6.2.23-2.src.txt TEXThp-nx_nic-4.0.544-2.src.txt TEXThp-qla4xxx-5.01.01.04-2.src.txt TEXThp-qlcnic-5.0.15.2-2.src.txt TEXThp-tg3-3.116j-3.src.txt TEXTmptlinux-4.00.13.09-5.rhel5.x86_64.txt
PSP873/RHEL5 - Release Notes & Install Instructions TEXTx86
TEXTCLIHelp.txt TEXTcpq_cciss-3.6.28-15.rhel5.i686.txt TEXTcpqacuxe-8.70-9.0.noarch.txt TEXThpacucli-8.70-8.0.noarch.txt TEXThpahcisr-1.2.6-9.rhel5.i686.txt TEXThp-e1000-8.0.25-1.src.txt TEXThp-nx_nic-4.0.544-2.src.txt TEXTmptlinux-4.00.13.09-6.rhel5.i686.txt
PSP873/RHEL5 - Release Notes & Install Instructions TEXTx86_64
TEXTCLIHelp.txt TEXTcpq_cciss-3.6.28-15.rhel5.x86_64.txt TEXTcpqacuxe-8.70-9.0.noarch.txt TEXThpacucli-8.70-8.0.noarch.txt TEXThpahcisr-1.2.6-9.rhel5.x86_64.txt TEXThp-e1000-8.0.25-1.src.txt TEXThp-nx_nic-4.0.544-2.src.txt TEXTmptlinux-4.00.13.09-6.rhel5.x86_64.txt
PSP870/RHEL6 - Release Notes & Install Instructions TEXTx86
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詳細な情報

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ダウンロード  本バージョンの PSPよりも新しい管理ツールとなる差分ファイルの入手は、下記の個別ページから入手してください。
サイト内リンクhpsmh v6.3.1-23が追加リリースされました
fiberutils v3.2-3(サイト外リンクx86サイト外リンクx86_64)が追加リリースされました
サイト内リンクhpdiags v8.7.2-7が追加リリースされました
サイト内リンクhponcfg v3.2.0-0が追加リリースされました
サイト内リンクACU v8.75-12.0が追加リリースされました
サイト内リンクACU-CLI v8.75-12.0が追加リリースされました

 もしくは、米国のサイト外リンクサポートマトリックス[英語]ページで、対象機種を選択後に、`Drivers`セクションで利用されるディストリビューションを選択し、対象となるソフトウェアがサポートされているかを必ず確認してからファイルを入手してください。
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