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PSP:ProLiant Support Pack v8.20
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01-APR-2009, revised 25-AUG-2011
管理ツールに関する技術情報について  本ページでは、管理ツールに関する技術情報について記述いたします。製品情報についてはサイト内リンクこちらをご覧ください。

本ソフトウェアの対象機種について

support matrixページへ  本ソフトウェアが対応するのは主に ProLiantファミリーの300/500/700シリーズと Bladeシリーズになります。但し、これらの全てのシリーズでサポートしている訳ではありません。詳細な対応情報についてはサイト外リンクLinux certification and support matrixページで、対象機種を選択後に、`Drivers`セクションで利用されるディストリビューションを選択し、対象となるソフトウェアがサポートされているかを必ず確認してください。

 本ページ内のこれより以降の情報は、前述のリンク先にある情報をまとめ、補足したものとなります。

本バージョンでの主な変更点について

 各モジュールの主な変更点は下記になります。更に詳細な変更内容に関しては下記ディストリビューション毎の差分ファイルと、サイト内リンク技術文書(デバイス別情報、ソフトウェア関連-Linux用管理ツール)をご覧ください。
TEXTRHEL4(x86, x86_64共通) TEXTRHEL5(x86, x86_64共通)
TEXTSLES9(x86, x86_64共通) TEXTSLES10(x86, x86_64共通)
  • 新型 SmartArray用 hpahcisrドライバの同梱が開始されました(SLES9を除く)。
  • 新型 Intel系 NIC用 igbドライバの同梱が開始されました。
  • Qlogic iSCSI用 qla4xxxドライバの同梱が開始されました。
  • bnx2, bnx2xドライバは netxtremeパッケージとして統合されました。
  • RHEL5.3に hp-iloをインストールするとディストリビューション標準搭載の hpiloドライバとコンフリクトする問題が解決しました。
  • RHEL5で hpmouseを activateすると Xが起動しなくなる問題が発生しなくなりました。

注意事項と既知の問題について

  PSPに同梱される管理ツール毎の変更点、制限事項、サポート環境等の詳細情報は下記のサイト内リンク個別ページをご覧ください。
  • IMA(Insight Management Agent) - hp-health, hp-ilo, snmp, hp-OpenIPMI等 v8.2x
  • ACU(Array Configuration Utility) v8.25-5
  • ACU-CLI(Command Line Interface) v8.25-5
  • ADU(Array Diagnostics Utility) v8.25-5
  • Insight Diagnostics Utility v8.2.0-479
  • VCA(Version Control Agent) v2.2.0-9
  • SMH(System Management Homepage) v3.0.0-68/8.2.0-282
  • hponcfg(Lights-Out Online Configuration Utility v1.9.0-3
  • hpmouse(high-performance mouse) driver v1.1.1-41

  下記は PSP/LDUに関する既知の問題と個別の管理ツールの中でも、特に重要な事項を抜粋しています。

個別パッケージ - 全ディストリ共通
  • PSP8.20に同梱される hp-netxtreme2-4.8.2-2パッケージが含む bnx2, bnx2xのバージョンはそれぞれ v1.8.2c、v1.48.11となります。
  • IMA, NIC/FC driverの buildには kernel souce(と kernel開発環境)が必要になります。予め導入しておいてください。
  • MSA1000/MSA1500の FC環境で IMA/SMH、ACU/ACU-CLIを使用する場合、HP製 driver(Qlogic/Emulex)が必要です。
  • HP提供の nx_nicドライバーパッケージをインストールしても、nx_nicドライバーが正常にロードされない場合があります。詳細はサイト内リンクnx_nicドライバーがロードされないが?をご参照ください。
  • ディストリビューションが既に Intel PCI-Express 1Gb Ethernet用ドライバ e1000eを alias登録している場合、HP提供の e1000ドライバを導入しても aliasの変更は行われません。この場合/etc/modules.confの e1000eを e1000に書き換えてください。
  • nx_lsaソースrpmパッケージをビルドして作成された nx_lsaバイナリ rpmパッケージに /etc/init.d/nxloadlsaファイルは含まれません。/etc/init.d/nxloadlsaファイルのインストールおよび chkconfig処理は rpmbuild時に実行されます。
  • 10Gb Ethernet用 LSA(Linux Socket Accelerator)は、本バージョンに同梱されている nx_nicドライバに対応しないファームウェアでは動作しません。LSAを利用する場合、nx_nicドライバとファームウェアは以前のものをご利用ください。
RHEL4
  • hp-iloは U1以降で稼動すると記載されていますが実際には U3 kernel以降で提供されている関数を利用しているため U3未満では稼動しません。このため IMAを利用するには U3以上を利用してください。
  • nx_lsa rpmパッケージがインストールされた場合、OS起動時以下のエラーが発生しますが無視してください。
    nxloadlsa: line 37: rc_reset: command not found
  • mptlinux rpmパッケージがインストールされた場合、OS起動時以下のエラーが発生します。これは、mptsasモジュールに存在しないパラメータが指定された為に発生するエラーですので無視してください。
    localhost kernel: mptsas: Unknown parameter `mpt_sas_ssp_wce`
  • x86_64版 U3以降で largesmp kernelのみが導入された環境では hp-iloのビルドに失敗します。詳細はサイト内リンクIMA v8.20技術文書をご覧ください。
  • kernel-xenU-develパッケージが導入されていると e1000eドライバのビルドに失敗します。詳細はサイト内リンクe1000eドライバの技術文書をご覧ください。
RHEL5
  • Xen環境でRPM/ccissドライバまたはRPM/mptlinuxドライバをインストールすると、Xen環境用のgrubエントリが作成されない場合(※)があります。この場合、Xen環境用の grubエントリを追記してください。
    ※現時点では、/boot用にpartitionが割り当てられていない環境で発生する事を確認しています。
  • HP製 Fibre Channelドライバー(Qlogic/Emulex)は、RHEL5.2(Update2)までのサポートです。RHEL5.3(Update3)以降は、ディストリビューションに標準搭載されているドライバーを使用します。但し、Storage及びHBAの要件によっては、ディストリビューション標準のドライバーではなく、別途HP提供のドライバーが必要な場合があります。詳細はサイト外リンクSPOCKサイトよりご確認ください(初回ユーザ登録必要)。
    その為、RHEL5.3(Update3)以降の FC環境(MSA1000/MSA1500)では、現時点に於いては IMA/ACU/ACU-CLI/ADU/SMHによる FC環境の監視・管理が行えません。
  • RHEL5.0(Update0)でインストールした環境で HP製 Qlogic driver/Emulex driverを使用するには、予め errata kernel 2.6.18-8.1.6を適応する必要があります。
  • nx_lsa rpmパッケージがインストールされた場合、OS起動時以下のエラーが発生しますが無視してください。
    nxloadlsa: line 37: rc_reset: command not found
SLES9
  • hp-iloは SP2以降で稼動すると記載されていますが実際には SP4 kernel以降で提供されている関数を利用しているため SP4未満では稼動しません。このため IMAを利用するには SP4以上を利用してください。
  • PSP適用済みシステムの kernel をアップデートした環境に PSP8.20をインストールした場合、稼働中のアップデートされた kernelバージョンと /boot/grub/menu.lstで指定されている default boot kernelバージョンが一致しない為、cpq_cciss および mptlinux rpmパッケージがインストールされませんので、一旦 SLES標準の bootエントリ(menu.lstで kernel, initrd行のそれぞれのファイル指定が /boot/vmlinuz, /boot/initrdのシンボリックリンクになっているもの)に戻す必要があります。以下の手順で PSP8.20をインストールしてください。
    1. PSPインストール前に /boot/grub/menu.lst の default kernel設定 を `0`にする。
      2. PSPインストール時、強制インストールオプションをチェックしてインストールする。
  • OS起動時 nx_nicドライバはロードされません。OS起動後に modprobeコマンドで nx_nicドライバをロード可能です。
SLES10
  • /boot/grub/menu.lstにXen kernel用bootエントリが存在する環境に RPM/ccissドライバまたは RPM/mptlinuxドライバをインストールすると、menu.lstに以下のエラーメッセージが書き込まれ、Xen環境用のエントリが作成されない場合があります。menu.lstからエラーメッセージを削除し、Xen環境用のエントリを追加することで正常に bootできます。
    Error parsing grub configuration file.
    Could not identify the right kernel line.
  • SP1以上の場合、nx_lsa と nx_interceptモジュールが利用する関数の内、一部解決できないシンボルが存在するため、10Gb Ethernet用 LSA(Linux Socket Accelerator)機能が利用できません。
  • PSP適用済みシステムの kernel をアップデートした環境に PSP8.20をインストールした場合、稼働中のアップデートされた kernelバージョンと /boot/grub/menu.lstで指定されている default boot kernelバージョンが一致しない為、cpq_cciss および mptlinux rpmパッケージがインストールされませんので、一旦 SLES標準の bootエントリ(menu.lstで kernel, initrd行のそれぞれのファイル指定が /boot/vmlinuz, /boot/initrdのシンボリックリンクになっているもの)に戻す必要があります。以下の手順で PSP8.20をインストールしてください。
    1. PSPインストール前に /boot/grub/menu.lst の default kernel設定 を `0`にする。
      2. PSPインストール時、強制インストールオプションをチェックしてインストールする。

対応するディストリビューションと対応 kernelについて

 ディストリビューション毎の対応モジュールリストと対応 kernelについては後述の READMEをご覧ください。

Xen対応について

Xen  Xen kernel上での利用サポート状況は下記となります。但し、Red Hat EL5の場合 5.2(Update2)以降。SUSE Enterprise 10の場合、SP2以降を利用してください。
     
- hp-health(HP System Health Application and Command Line Utilities)
- hp-snmp-agents(HP SNMP Agents)
- hp-smh-templates(HP System Management Homepage Templates)
- hp-OpenIPMI(HP Open-IPMI device driver)
- hpsmh(HP System Management Homepage)
- hp-ilo(HP ProLiant Channel Interface)
- hponcfg(HP Lights-Out Online Configuration Utility)
- cpqacuxe (HP Array Configuration Utility)
- hpacucli(HP Array Configuration Utility CLI)
- hpdiags(HP Insight Diagnostic Utility)
- hpmouse(HP iLO2 High-Performance Mouse driver)
- hpadu(Array Diagnostics Utility)
- e1000(HP NC-Series Intel Driver)
- tg3(HP NC-Series Broadcom TG3 Driver)
- bnx2/bnx2x(HP NC-Series Multifunction Driver)
- cpq_cciss(HP ProLiant Smart Array Controller driver)
- mptlinux(HP U320 SCSI Adapter, SAS HBA w/RAID, ScxxXe & ScxxGe series HBA driver)
  - aacraid(HP 6-Port SATA RAID Controller driver)
- hpahcisr(SmartArray B110i)
×
- nx_nic(HP NC-Series NetXen Driver)  
×
- nx_lsa(HP Linux Socket Acceleration)
×
- qla2xxx(FC driver for QLogic)
×
- lpfc(FC driver for Emulex)
×
- hpvca(HP Version Control Agent for Linux)
×
- igb(HP NC-Series Gigabit driver)
×
- qla4xxx(iSCSI driver for Qlogic)

 Xen環境に PSPを適用する場合、Xen kernelでシステムを起動してから LDUを起動し PSPを適用してください。BASE kernel上で適用した場合、Xen環境用には一部ドライバが /lib/modules配下に導入されなかったり、HP提供のドライバを内包した initrd用の grubエントリが作成されない場合があります。同様に BASE環境に PSPを適用する場合も、BASE kernelでシステムを起動してから LDUを起動し PSPを適用してください。

 PSPのインストーラである LDUは、BASE kernelと Xen kernelを区別しません。Xen kernel環境へ PSP関連モジュールを導入する際は、Xen kernel未サポートのモジュールの導入指定を解除(マウスの右クリック)しておいてください。

 但し、HPがこれらのモジュールを Xen kernel上でサポート対象とするのは ML/DL 300シリーズ以上の G5系と c-Classブレードサーバーとなります。但し、DL320G5はサポートされません(DL320G5pはサポートされます)のでご注意ください。

 Fibre Channelドライバは BASE kernel上で利用する場合には、HP提供のドライバをサポートしますが、Xen kernel上で利用する場合にはサポートしません。Xen kernel上では、ディストリビューションに標準搭載されているドライバをご利用ください。尚、現時点では、Red Hat EL5.2(Update2)のXen kernelに標準搭載されている Qlogicドライバのみで、HP製ストレージとの接続がサポートされています。

インストール方法について - 新規・アップグレード

 予め LDUのインストールを行う必要はありません。#sh ./install82x.sh等として LDUを起動するだけで利用可能です。
PSP  LDU起動前に kernel source(もしくは kernel-devel), header, gcc, make等の kernel開発環境セットが整備されている必要がありますので、予め確認しておいてください。また、LDUインストーラーは必要な互換ライブラリ(compat-libstdc++等)が不足している場合、LDUが保持するライブラリ群から自動インストールを行いますので、LDUのメッセージに従って互換ライブラリのインストールを許可してください。
 以前にバージョンの PSPが既に導入されているシステムに対して、本バージョンを導入する場合でも、特に個々のモジュールのアップグレードを考慮する必要はありません。LDUが既存モジュールのバージョンと比較し、必要に応じて自動導入を行います。

GUI/CUI、導入モードについて

PSP  `#./install82x.sh`を実行する事で、LDUは GUIモードで起動します。
PSP  `#./install82x.sh -y -nui`を実行する事で、LDUは CUIモード・対話型形式で起動します。
 
 CUIサイレントモード、CUIスクリプトモード等、他モードや詳細なオプションに関しては、後述するユーザガイドをご覧ください。

利用方法について

 LDU起動後は、画面の指示に従って設定を行ってください。特に複雑な操作は必要とされません。

PSP
詳細説明
 
 
 
PSP
インストール中
 GUIモードでは、各モジュールの説明、対応する kernelバージョン、アンインストール方法等を表示させる事が可能です。調べたいモジュールを選択した後、マウスの右ボタンで Component Detailsを選択してください。
 
 モジュールの取捨選択も同様にマウスの右ボタンで選択してください。
 
 ASMドライバの設定は、予め指定しておく事が可能です。マウスの右ボタンで `Configure Component`で設定してください。
 
 
 CUIモードで利用する場合、各種のオプションを指定して起動する事で、自動インストールをはじめとする様々なモードで利用する事が可能です。詳細は、後述するユーザガイドをご覧ください。
PSP
詳細説明内容
 
PSP
設定画面
 
PSP
インストール後

インストール後のログについて

PSP  LDUの実行結果は、GUI画面で表示され、同時にTEXT/var/log/hppldu.log(ML310G3での RHEL5.3/x86_64での例)に記録されます。

errata kernel適用後に必要な作業について - Forceオプション等

 errata kernelを適用した場合は、都度 LDUを起動してモジュールのインストール作業を行う必要があります。これは kernel version毎にビルドが必要なモジュールが存在するためです。LDUはビルドとモジュールの再インストールに必要な作業を全て自動で行います。

 errata kernelを導入した後で LDUを起動すると、以前に導入したモジュールの `Status`が緑色のアイコンとして表示されたままとなります。これは、新しく導入した errata kernel用の /lib/modules/2.6.xx.xx配下等には当該モジュールが存在する事を意味している訳ではありません。あくまで、システムに当該モジュールが導入されているという事だけを意味しています。

PSP  errata kernel適用後の LDU利用時には `Force installation of all modules`を選択してください。このオプション指定により、先ほどの緑色のアイコンは黄色またはオレンジ色に変更されます。あとは [Install]ボタンを押すだけで、LDUは対応モジュールの一斉チェックを行い必要に応じて errata kernel用にモジュールのビルドと導入を行います。
PSP  `Force...`オプションでの一斉チェック・ビルド・導入ではなく、個別のモジュール毎にチェック・ビルド・導入を行いたい場合、マウスの右ボタンで `Install Component`を選択してください。これにより緑色のアイコンが黄色のアイコンに切り替わり、LDUのチェック対象モジュールとなります。
 これらの作業を行う前に、kernel sourceもしくは kernel-develも errata kernelと同じバージョンのものが適用されている事を確認してから行ってください。

README, Release Notes, ユーザガイドについて

RHEL4 Release Note - TEXTx86(hppldu_v820.rhel4.txt)TEXTx86_64(hppldu_v820.rhel4.txt)
RHEL5 Release Note - TEXTx86(hppldu_v820.rhel5.txt)TEXTx8664(hppldu_v820.rhel5.txt)
SLES9 Release Note - TEXTx86(hppldu_v820.sles9.txt)TEXTx8664(hppldu_v820.sles9.txt)
SLES10 Release Note - TEXTx86(hppldu_v820.sles10.txt)TEXTx8664(hppldu_v820.sles10.txt)

詳細な情報

 ユーザガイド等の詳細な情報は、サイト外リンクProLiantマニュアルページををご覧ください。

ダウンロードについて

ftp-US
ダウンロード サイト外リンクLinux certification and support matrix
こちらのリンク先にあるソフトウェアと同じものを下記の `ftp-JPN`からもダウンロードできます。
ftp-JPN
ダウンロード TAR.GZpsp-8.20.rhel4.i686.en.tar.gz 89548215adbcb50894db077bfe4b8ec2 (86,592KB)
TAR.GZpsp-8.20.rhel4.x86_64.en.tar.gz 558523211e1cb68543916010958a9b23 (88,270KB)
TAR.GZpsp-8.20.rhel5.i686.en.tar.gz 7e8b3296fbe701bfae1273e173d47891 (83,462KB)
TAR.GZpsp-8.20.rhel5.x86_64.en.tar.gz 088d339ba47ed8edf4237fbb468e210b (79,905KB)
TAR.GZpsp-8.20.sles9.i686.en.tar.gz d0e1e3daa3535f9b21ff26ee0ca5bc7a (80,445KB)
TAR.GZpsp-8.20.sles9.x86_64.en.tar.gz 0d436889d268c94b0e699fdbf733b7b7 (76,778KB)
TAR.GZpsp-8.20.sles10.i686.en.tar.gz 454a8259268f9dab405337328f05002f (79,346KB)
TAR.GZpsp-8.20.sles10.x86_64.en.tar.gz 3bb219ce0dc93f7956fb5147cc21da72 (76,794KB)
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