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iLO2での様々なマウスカーソル同期方法について

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iLO2  本ページでは、管理ツールに関する技術情報について記述いたします。製品情報についてはサイト内リンクこちらをご覧ください。

iLO2のマウスカーソルの制御について

 iLO2を通してリモートサーバのコンソールを利用する場合、リモート側とローカル側の2つのマウスカーソルの位置がずれた位置に表示されたり、それぞれのカーソルの移動量が異なる場合があり、非常に使いづらい場面が見受けられます。

 これら2つのマウスカーソルを同期させる仕組みとして、iLO2には `ハイパフォーマンスマウス(高性能マウス)`機能が装備されており、この機能に対応したマウスドライバと組み合わせて利用する事で、常に2つのマウスカーソルが同じ位置になる様に自動調整が行われます。Linuxでは iLO2に対応したドライバとして HPから high-performance mouseドライバ(hpmouse)を提供しています。

 2つのマウスカーソルを同期させる方法には、この hpmouseドライバを利用する以外の方法もあります。本書ではそれぞれの特徴と利用方法を紹介します。

hpmouseドライバを利用する場合

 hpmouseドライバを利用するためには、hpmouseドライバのインストールとビルド作業が必要となります。hpmouseは PSP(ProLiant Support Pack)に同梱されていますので、PSPのインストーラである LDUを利用する事で、簡単にインストールが可能です。また、このドライバはユーザランド上で稼働するため、errata kernelの適用等を行った場合に都度ビルドする必要はありません。
iLO2_hpon
 hpmouseドライバを利用するには、iLO2側で`ハイパフォーマンスマウス(高性能マウス)`機能を ONにする必要があります。昨今のディストリビューションでは、この機能が常に ONであっても問題はありませんが、古いディストリビューションの場合、hpmouseドライバが稼働していない場合にこの機能が ONになっていると、iLO2のリモートコンソール上でマウスカーソルを動かす事ができなくなります(ProLiantに接続しているマウス側は操作可能)。Red Hatの場合は RHEL4迄、SUSEの場合は SLES10迄がこの制限を受けます。
 hpmouseは汎用的なディストリビューション上で動作する様に作られていますが、SLES11上では動作しません。このため SLES11の場合には、後述する他の方法で2つのマウスカーソルの同期を行う必要があります。

 hpmouseドライバを利用する方法は他の方式に比べて最初の手間が掛かりますが、ローカル側のマウスカーソルがどこに行こうとも常にリモート側のマウスカーソルと同期しますので、他の方式に比べて、最も作業効率の高い環境を提供します。

CTRLキー、マウスの右ボタンを利用する場合

iLO2_consoles
 iLO2のリモートコンソールを WEBブラウザ上から利用する場合、ActiveX(ローカル側が Windows環境の場合のみ)を利用する方式と Javaを利用する方式があります。

 ActiveX環境の場合、`右` 側の CTRLキーを押下げる事で、リモート側のマウスカーソルの動きを一時的に停止させる事が可能です。Java環境の場合は `左` 側の CTRLキーが利用可能です。また、Java環境の場合には、CTRLキーの代わりにマウスの右ボタンを押す事でも同様の制御が可能です。
 これら CTRLキーやマウスの右ボタンを利用して、2つのマウスカーソルを一時的に同期させる事が可能です。

 この方式ではマウスを動かしていくうちに2つのマウスカーソルの位置は離れてしまいますが、一時的にマウスカーソルを合わせるには一番簡便な方法です。

* `ハイパフォーマンスマウス(高性能マウス)`機能の ON/OFFを繰り返した場合、まれに左右が逆の CTRLキーで制御される事があります。
 

xset m 1を利用する場合

iLO2_xsetm1
iLO2_outofscreen
 GUIモードから #xset m 1を入力する事で、マウスカーソルの同期が可能です。この場合、iLO2の`ハイパフォーマンスマウス(高性能マウス)`機能は OFFにする必要があります。

 ActiveX環境の場合、前述の CTRLキーで2つのマウスカーソルを手動で同期させます。ローカルのマウスカーソルが画面内にある間は2つのマウスカーソルは同期され続けますが、ローカルのマウスカーソルが一旦 WEBブラウザ上のコンソール画面から外に出ると、マウスの同期が外れてしまいます。この際は再度 CTRLキーを利用して2つのマウスカーソルを手動で同期させる必要があります。
 Java環境の場合は ActiveX環境とは異なり、ローカルのマウスカーソルが一旦 WEBブラウザ上のコンソール画面から外に出て戻った後も自動的に同期されます。但し、初回の同期時に2つのマウスカーソルの位置が離れすぎていると同期が行われない場合がありますので、前述の CTRLキーで手動の同期を行います。また、2つのカーソルが少し離れて同期した場合には、何度かローカルのマウスカーソルを WEBブラウザ上のコンソール画面から外に出したり、戻したりすると完全な同期を行います。
 この方法は全てのディストリビューションで利用できる訳ではありません。Red Hatでは RHEL4, RHEL5共に有効ですが、SUSEの場合には SLES10、SLES11のみ有効で、SLES9では利用できません。

 この xset m 1を利用する方式は、hpmouseドライバを利用したくない場合で且つ、一時的にカーソルを同期したい場合の利用に向いています。

* マウスのプロパティ等で `アクセラレーション`相当のパラメータを変更すると、同期しなくなります。必要に応じて再度 #xset m 1を実行してください。

gconf-editorを利用する場合

iLO22_gconf
 この方法は前述の #xset m 1と同等のものですが、一度セットすれば次回の X起動時にも環境が保持され続けます。#gconf-editorを起動し下記のキーに `1`をセットする事で有効となります。特に Xの再起動等は不要です。
/desktop/gnome/peripherals/mouse/motion_acceleration
 この gconf-editorを利用する方式は、hpmouseドライバを利用したくない場合で且つ、恒久的にカーソルを同期したい場合に向いています。

* マウスのプロパティ等で `アクセラレーション`相当のパラメータを変更すると、同期しなくなります。必要に応じて再度 `1`をセットしてください。

KDEシステム設定を利用する場合

gconf-editorの KDE版
 この方法は前述の gconf-editorの KDE版となります。SLES11の場合にはスタートメニューから、デスクトップの設定 ⇒ キーボードとマウス ⇒ 詳細オプション ⇒ 加速、で設定可能です。
 この KDEシステム設定を利用する方式は、hpmouseドライバを利用したくない場合で且つ、恒久的にカーソルを同期したい場合に向いています。

* マウスのプロパティ等で `アクセラレーション`相当のパラメータを変更すると、同期しなくなります。必要に応じて再度 `1`をセットしてください。
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