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United Linux 1.0/SUSE Enterprise 8での kernelアップデート前に RPM/ストレージドライバをアンインストールし忘れた場合の復旧方法について

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12-APR-04
 本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予めサイト内リンク技術情報サイト内リンク保証について、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。

発生する問題

 ストレージドライバをアップデートした United Linux 1.0/SUSE Enterprise 8システムの kernelアップデート(Service Pack適用による kernelアップデートを含む)を行うと、システムが正常に起動しなくなる場合があります。
 この問題は、kernelアップデート前に、RPM/ストレージドライバをアンイストールしなかった事によって発生します。
 
 起動に失敗するのは、GRUBエントリで 'HP-2.4.XX-XX'を選択した場合だけで、'Linux'を選択した場合には問題なく起動します。
 
 この状態になると、RPM/ストレージドライバによっては正常にアンインストールが行えなくなります。
 
   ちなみに、本現象は DUD FDを利用してインストール時に cciss.oをアップデートしている 'だけ'の環境(その後 RPM/cciss.oを導入していない)の場合には発生しません。

United Linux 1.0/SUSE Enterprise 8での kernelアップデート方法について

 United Linux 1.0/SUSE Enterprise 8では、kernelアップデートを行う前に、予め RPM/ストレージドライバを削除してから、kernelのアップデートを行う必要があります。kernelアップデートが完了した時点で、RPM/ストレージドライバを再度導入する必要があります。
 
 RPM/ストレージドライバをアンインストールし忘れても、アップデートした kernel用の GRUBエントリ('Linux')でシステムが問題なく起動できれば当面の問題はありません。但し、今後 RPM/ストレージドライバを導入する際に問題が発生する可能性を考慮して、アンインストールを行う方法を説明いたします。

United Linux 1.0/SUSE Enterprise 8と他ディストリビューションの違いについて

 United Linux 1.0/SUSE Enterprise 8は、その仕様上 kernelアップデート、ストレージドライアのアップデートに失敗した場合、代替 kernelシステムでシステムを応急起動する事が非常に困難な仕組みになっています。この理由として、United Linux 1.0/SUSE Enterprise 8は、アプリケーションと kernelの互換性を高めるため、kernelに EXTRAVERSIONを一部 kernelに於いて採用していない事等があります。

 このため、United Linux 1.0/SUSE Enterprise 8で kernelのアップデート作業、ストレージドライバのアップデート作業を行う際には、必ずシステムのバックアップを取る事を強くお薦めします。

United Linux 1.0/SUSE Enterprise 8の SP3メディアの利用について

 United Linuxでは、インストール時に 2.4.21-138 kernelが導入できる様にした SP3 CD-ROMメディアを用意しています。

 これから新規に United Linux 1.0/SUSE Enterprise 8を導入される場合、RPM/ストレージドライバ絡みのトラブルを避けるためにも、baseメディア(2.4.19-113)や SP1, SP2, SP2aメディアではなく、SP3メディアを利用してインストール作業を行う事を強く推奨します。

修正シナリオ

 下記は、kernelアップデートを行う際に、予め RPM/ccissを削除しなかった場合の対処例です。ここでは base kernel(2.4.19-113)に RPM/cciss v2.4.48を導入したまま errata kernel 2.4.19-340にアップデートし、システムが起動しなくなった事例になります。
United Linux 1.0/SUSE Enterprise 8(base: 2.4.19-113)システムを起動します。
RPM/cciss v2.4.48を導入します。
 構成によって 10分程度掛かります

システムを再起動します
RPM/cciss v2.4.48用エントリでシステムを起動します。
kernelバージョン等を確認します。この時点で変更されたのは cciss.oだけです。
kernelを 2.4.19-340にアップデートします。

システムを再起動します
RPM/cciss v2.4.48用エントリでシステムを起動します。
システムは起動途中にロックアップします。
 これは ロードされている kernelのバージョンと EXTRAバージョンが同じ(実際には記述なし)であるにも関わらず、実際には buildが異なると云う別 kernelに対して、kernelモジュールがロードできてしまうためです

システムを再起動します
RPM/cciss v2.4.48用エントリではなく、kernel 2.4.19-340用エントリでシステムを起動します。
システムが正常起動します。
但し、このままでは、2.4.19-113用の RPM/ccissを削除する事ができません。
/opt/compaq/storage_drivers配下の tar.gzを展開し、cciss.oを /lib/modules配下に #cpします。
RPM/ccissを削除します。
/bootから不要な initrd等を削除します。
Grubから不要なエントリ(RPM/ccissが作成した 'HP'が付与されているもの)を削除します。この例では 'This entry (no. 3)…'と 'This entry (no. 4)…'になります。default=, fallback=も適時修正してください。インストール直後のオリジナルの menu.lstはTEXTmenu.lst.bakとして残っていますので、#cpして戻しても構いません。

システムを再起動します
Grubメニューには 2.4.19-340用のエントリだけが表示されますので、'Linux'エントリでシステムを起動します。
適時、RPM/cciss v2.4.48を導入してください。
 本ページの例では 2.4.19-340に内包されている cciss.oは v2.4.44で、RPM/cciss v2.4.48がリリースされていますので、アップデートを行います。

システムを再起動します
RPM/cciss v2.4.48用エントリでシステムを起動します。
dmesgで実際にロードされている cciss.oのバージョンを確認してください。
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