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AlphaServer ES45用

Kondara MNU/Linux 2.0インストールガイド

28-JAN-02

infomation  本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予め技術情報保証について、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。
 
 
VX1の装着位置について
 videoコントローラ 3Dlabs OXGEN VX1/32MBをPCIスロットに実装する際 HOSE#0(PCI slot#3,#6,#9,#10)に実装してください。その他のスロットに実装した場合、ブートメッセージの出力が途中で停止したり、インストーラの初期画面が表示されない事があります。
 
 
インストール概要
 AlphaServer ES45に Kondara MNU/Linux 2.0をインストールする場合、予めインストール用の bootフロッピーと Ramdiskフロッピーを用意しておく必要があります。こちらからZIPkd20_bootfd_v12.zip(ftp-JPN)をダウンロード、解凍しkd20_bootfd_v12.readmeを参照の上作成してください。
 大まかなインストール手順は…作成した Bootフロッピーからシステムを起動します。続いて Ramdiskフロッピーを挿入し Kondara 2.0の CD-ROMからパッケージのインストールを行います。その後 ES45専用のカーネルイメージの作成を行います。以上でインストール作業が終了します。
 
 
infomation  本構成で X Window Systemを利用する場合、FDへのアクセスする際の問題コンソールの表示色の問題が発生します。これらの詳細情報、及び回避方法はこちらをご覧ください。
 
 
想定システム
 下記に示すインストール条件と異なるシステム構成、インストールオプションを利用する場合は、ディストリビューションに添付のマニュアルもしくは Linux関連のドキュメント等を参照し、適時必要な設定を行ってください。
 
 本ページが想定しているデバイスは下記になります。但し、videoコントローラは下記コマンドで表示されません。本機では3Dlabs OXYGEN VX1/32MBを想定しています。
>>>showdevice
dka0.0.0.6.1 DKA0 RZ2DD-LS 0306
dka100.1.0.7.1 DKA100 RZ2DD-LS 0306 
dka200.2.0.7.1 DKA200 RZ2DD-LS 0306 
dka300.3.0.7.1 DKA300 RZ2DD-LS 0306 
dka400.3.0.7.1 DKA400 RZ2DD-LS 0306 
dka500.3.0.7.1 DKA500 RZ2DD-LS 0306 
dqa0.0.0.107.0 DQA0 CD-224E 9.5B 
dva0.0.0.0.0 DVA0
eia0.0.0.9.1 EIA0 **-**-**-**-**-**
pka0.7.0.7.1 PKA0 SCSI BusID 7
pkb0.7.0.7.1 PKB0 SCSI BusID 7
DKA***: SCSI HDD
DQA0: IDE CD-ROM
DVA0: FDD
EIA0: NIC
PK**: SCSI I/F(KZPEA-DB)
 
 
必要な SRMコンソールバージョン
 Linuxのインストールを開始する前に、電源投入直後の表示もしくは下記のコマンドで SRMのバージョンが、v6.1-3以上である事を確認してください。最新版のファームウェアはこちらからダウンロードできます。
>>>show version
 version  V6.1-3 Mon DD YYYY HH:MM:SS
 
 
インストール方法
 Bootフロッピーを FDドライブに、Kondara 2.0の Alpha Binary CD1を CD-ROMドライブに挿入します。SRMで以下のコマンドを入力しシステムを起動します。
>>>b dva0 -fl 0
 
 しばらくすると下記のメッセージが表示されますので Bootフロッピーから Ramdiskフロッピーに交換し [Enter]を押してください。
VFS : Insert root floppy disk to be loaded into RAM disk and press ENTER

Language Selection
 Englishを選択します。
ES45では、インストールの際の言語として Japaneseはサポートされていません。
 
Keyboard Selection
 適切なキーボードタイプを設定してください。日本語109キーボード使用時には jp106を指定します。
 
Kondara MNU/Linux
 [OK]を選択します。
 
Installation Type
 インストールする方法を選択として、Custom Systemを選択します。
 
Disk Setup
 パーティショニングツールを選択します。ここでは Disk Druidを選択します。
[Add]を選択し、Typeを "Linux swap"とし必要な容量を指定します。
[Add]を選択し、Typeを "Linux native"、Mount Pointに "/"を指定し、必要な容量を指定します。
[Add]を選択し、Typeを "Linux native"、Mount Pointに "/boot"を指定し必要な容量を指定します。
 
Choose Partition to Format
 フォーマットするパーティションを設定します。デフォルトでは、作成したすべてのパーティションについてフォーマットが行われるようになっています。
 
Hostname Configuration
 システムのホスト名を入力します。
 
Firewall Configuration
 必要に応じてセキュリティレベルを選択します。インストール中に設定しない場合 no firewall を選択し、終了後 #lokkitを利用して設定してください。
 
Configure Network
 IPアドレス等ネットワークの設定を行います。必要に応じて bootp/dhcpを使用するをチェックします。ちなみに本機が利用するドライバは eepro100.oになります。
 
Mouse Selection
 2ボタンマウスを利用している場合 Generic - 2 Button Mouse(PS/2)、3ボタンマウスを利用している場合 Generic - 3 Button Mouse(PS/2)を設定します。また、2ボタンマウスを利用している場合 Emulate 3 Buttons?をチェックします。
 
Time Zone Selection
 Asia/Tokyoを選択します。
 
Root Password
 rootパスワードを設定します。
 
Add User
 必要に応じて root以外のユーザを追加してください。
 
Authentication Configuration
 Use Shadow PasswordsEnable MD5 Passwordsをチェックします。必要に応じ Enable NISをチェックします。
 
Package Group Selection
 カーネルの再構築が必要な為 Everythingまたは Kernel Developmentをチェックします。
 
X probe result
 ビデオカードに 3Dlabs Permedia2(generic)、Xサーバに XFree86が自動検出されます。
 
Installation to begin
 [OK]をクリックして実際のインストール作業を開始します。
 
CD-ROMが自動イジェクトされます。Alpha Binary CD2を挿入し、[OK]を押します。
 
Welcome
 [OK]をクリックし先へ進めます。
 
PCI Probe
 PCIエントリ、Xサーバ、XFree4ドライバとして下記が自動検出されます。
3Dlabs OXYGEN VX1の場合…
 エントリ:3Dlabs|GLINT R3
 Xサーバ:XF86 3Dlabs
 ドライバ:glint
 
Error with existing XF86Config
 XF86Configのリンクを貼るか尋ねられます。YESを選択します。
 
Monitor Setup
 使用するモニタを選択します。ここでインストーラが自動認識できなかった場合や分からない場合は、COMPAQ 1024 Monitor等を選択します。
 
Video Memory
 ビデオメモリのサイズは、32MBを選択してください。
 
Clockchip Configuration
 No Clockchip Setting(recommended)を選択します。
 
Select Video Mode
 画面の色数・解像度として 24bit1024x768を選択します。
 
StartX
 Xをテスト実行します。テスト後、システム起動時に Xを自動で立ちあげるかどうかを聞かれるます。後ほど videoドライバのインストールを行いますので、ここでは [No]を選択します。
現時点に於いては、VX1用 glintドライバをインストールしていないため表示色が正常ではありませんが、そのまま先に進んでください。
 
Services
 自動起動するサービスを選択します。
デフォルトで選択されている kondaraサービスを選択解除しないでください。カーネル構築用ディレクトリの設定に必要です。
 
Application CD
 追加アプリケーションをインストールする場合、CD-ROMメディアを変更してインストールを行います。インストールしない場合 Cancelを選択します。
 
Complete
 [OK]をクリックし、インストーラを終了させます。
 
Bootフロッピーによる再起動
 Bootフロッピーを利用し再起動を行います。UNI kernel用、SMP kernel用 いずれかの Bootフロッピーを利用し、下記コマンドでシステムを起動します。
>>>boot dva0 -fi vmlinux.gz -fl root=/dev/sda3
ここでの /dev/sda3 は Disk Setupで "/"のマウントポイントとして設定したデバイス名称です。
 
 
ES45専用カーネルの作成
 下記の手順で ES45専用カーネルを作成します。
 
[UNI kernelの場合…]
#cd /usr/src/linux
#cp -p Makefile Makefile.org
#vi Makefile
   ・
 EXTRAVERSION = -18kown -18k[4行目]
   ・
#mv .config .config_org
# cp -p configs/kernel-2.4-alpha.config .config
#make menuconfig
   ・
 Kernel hacking Legacy kernel start address無効
   ・
#make dep && make clean && make boot && make modules && make modules_install
#mv /boot/System.map-2.4.4-18k /boot/System.map-2.4.4-18k_org
#cp -p System.map /boot/System.map-2.4.4-18k
#mv /boot/vmlinuz-2.4.4-18k /boot/vmlinuz-2.4.4-18k_org
#cp -p arch/alpha/boot/vmlinux.gz /boot/vmlinuz-2.4.4-18k
#mv /boot/initrd-2.4.4-18k.img /boot/initrd-2.4.4-18k.img_org
#mkinitrd /boot/initrd-2.4.4-18k.img 2.4.4-18k
 
[SMP kernelの場合…]
#cd /usr/src/linux
#cp -p Makefile Makefile.org
#vi Makefile
   ・
 EXTRAVERSION = -18kown -18ksmp[4行目]
   ・
#mv .config .config_org
# cp -p configs/kernel-2.4-alpha-smp.config .config
#make menuconfig
   ・
 Kernel hacking Legacy kernel start address無効
   ・
#make dep && make clean && make boot && make modules && make modules_install
#mv /boot/System.map-2.4.4-18ksmp /boot/System.map-2.4.4-18ksmp_org
#cp -p System.map /boot/System.map-2.4.4-18ksmp
#mv /boot/vmlinuz-2.4.4-18ksmp /boot/vmlinuz-2.4.4-18ksmp_org
#cp -p arch/alpha/boot/vmlinux.gz /boot/vmlinuz-2.4.4-18ksmp
#mv /boot/initrd-2.4.4-18ksmp.img /boot/initrd-2.4.4-18ksmp.img_org
#mkinitrd /boot/initrd-2.4.4-18ksmp.img 2.4.4-18ksmp
 
 以上でインストール作業は終了です。システムを一旦再起動してください。
 
 
SRMコンソールへの Boot設定
 SRMコンソールにたいして boot設定を行います。作業としては、Linuxが使用するセカンドブートローダ(aboot)に対する引数を指定を行います。本作業で設定されるファイルは、/etc/aboot.confです。本作業を行うことで Linuxの起動を行う度に SRMコンソールから各種パラメータを引き渡す必要がなくなります。
 
本ガイドの構成は下記になります...
>>>set bootdef_dev dka0 Linuxがインストールされているディスク
>>>set boot_file "" boot時に使用するファイル*
>>>set boot_osflags 0 セカンドブートローダに渡す引数
*boot時に使用するファイルについては boot_osflags0とする事で自動的に指定されますので特に必要ありません。
 
設定した内容について、SRMコンソールから確認します。
>>>show boot*
bootdef_devdka0
boot_file
boot_osflags0

 
SRMコンソールに下記のコマンドを入力し、Linuxが起動するか確認します。
>>>boot
 
 
Ethernetセカンドポートの設定
 本ディストリビューションのインストーラで設定できなかった Ethernetポート eth1の設定を行います。下記を参考に、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1を編集してください。
固定 IPアドレスの場合DHCPから取得する場合
DEVICE=eth1
BROADCAST=xx.xx.xx.xx
IPADDR=xx.xx.xx.xx
NETMASK=xx.xx.xx.xx
NETWORK=xx.xx.xx.xx
ONBOOT=yes
DEVICE=eth1
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=dhcp
 
 
OXYGEN VX1用ドライバの設定
 Videoカードとして 3Dlabs OXYGEN VX1を利用している場合、glintドライバを別途インストールする必要があります。
 
glint_drv_vx1_kd20.tgzこちらからダウンロードします。
 
下記の作業でドライバをインストールします。
#tar -xzvf glint_drv_vx1.tgz
#mv /usr/X11R6/lib/modules/drivers/glint_drv.o
 /usr/X11R6/lib/modules/drivers/glint_drv.o.org
#cp -p glint_drv.o /usr/X11R6/lib/modules/drivers/
 
システムを再起動します。
 
#Xconfiguratorで X Window System関連の設定を行います。
 
#startxで X Windows Systemを起動します。必要に応じて /etc/inittabファイルの id:3:initdefault:の値を "5"に変更し、システム起動時に X Window Systemが起動する様に変更します。
 
 
インストール後の設定、確認
起動後、ログイン画面が表示されますので rootでログインできる事を確認してください。
 
#pingコマンド等でネットワークが正常に動作しているか確認します。
 
#startxコマンドで X Window Systemが正常に起動するか確認します。正常に動作しない場合 #Xconfiguratorを起動して設定します。
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