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ProLiant MLシリーズ - Gen9用
Red Hat Enterprise Linux 6インストールフロー

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29-JAN-2015, revised 28-JUL-2017
 本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予めサイト内リンク技術情報サイト外リンク保証について、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。

対象となる ProLiantについて

attention  本書が示す対応 kernel(UpdateX/SPx)は、国内での一般販売モデルを対象としています。BTO/CTOモデルには、本書が想定していない CPU, NIC, HBA等の構成が採用されており、別の制限が課されている場合があります。それらの機種の詳細については、米国の サイト外リンクサポートマトリックス[英語]をご覧ください。
ML30 Gen9 - 6.7以降(x86_64のみ)
- E3-1200 v6未対応
ML110 Gen9 - 6.5以降(x86_64のみ)
- 6.7以降(Xeon v4 - x86_64のみ)
ML150 Gen9 - 6.5以降(x86_64のみ)
- 6.7以降(Xeon v4 - x86_64のみ)
ML350 Gen9 - 6.5以降(x86_64のみ)
- 6.7以降(Xeon v4 - x86_64のみ)

caution  後日発見される技術的問題等によってここに記載された UpdateXは、より新しいものに変更される場合があります。HPはシステムの安定運用の観点から kernel, firmware等を常に最新にして運用する事を推奨します。

caution  本書で記載している対象 kernelバージョンは HPが直接サポートするものです。ディストリビュータが直接サポートする場合に適用されるとは限りません。詳細については本書の元となっている米国のサイト外リンクサポートマトリックス[英語]をご覧ください。本書はこのページを補完する事を目的としたものとなります。

KVM対応について

  • KVM(kernel-based virtual machine)機能については、CPUが完全仮想化のための機能(Intel VT, AMD-V)を搭載しており動作可能です。

本構成での汎用的注意点

  • 1TB超を越えるメモリを装備できる ProLiantの場合、44bitアドレッシングが利用できます。RHEL6で 1TB超のメモリ容量を利用する場合、予め RBSUで有効にしてください。
  • ビデオの解像度が 1024x768を越えられない場合には別途設定が必要となります。
  • ProLiantを UEFIモードで利用した場合、ディスクラベルを GPTとする事で、2.2TB超 LUNからシステムの起動が可能です。Legacy(BIOS)モードで利用する際にはディスクラベルを DOSとし 2.2TB以下にする必要があります。
  • UEFI機を UEFIモードで利用する場合には、Red Hat Enterprise Linux 6のサポートは x86_64環境のみのサポートとなります。
  • IMA(Insight Management Agent)から SNMPトラップを発報させるには IMAのバージョンに注意が必要です。詳細はサイト内リンクSNMPトラップが遅報したり一部飛ばなかったりするが?をご覧ください。

本構成での機種別の注意点

  • 本書は ProLiantに搭載されている Intelligent Provisioning(IP)を利用せずに Red Hat Enterprise Linux 6(RHEL6)を導入するためのものです。IPを利用してのインストールについては、詳細はサイト内リンクこちらをご覧ください。
  • SmartArray P440arを HBAモードで利用する場合、RHEL6.5からは自動認識されません。DUD/hpsa v3.4.6-165以降を利用する必要があります。RAIDモードの場合には RHEL6.5で自動認識可能です。また HBAモードは RHEL6.6から自動認識が可能になりました。

ハードウェアのセットアップ

 ハードウェアのセットアップ方法については、サイト内リンクハードウェアセットアップについての技術情報と添付のユーザーズガイド等をご覧ください。構成するハードウェアによっては技術的な制限が発生する場合があります。サイト内リンク製品情報サイト内リンク技術情報サイト内リンクFAQを参照してください。

インストール手順について

  • インストーラ起動時のオプションについて
    • インストーラの起動途中でモニタの出力範囲外になる等で画面に何も映らない場合には、`Install system with basic video driver`を選択してください。それ以外では `Install or upgrade an existing system`の選択で構いません。
    • DUDドライバをロードさせたい場合は [TAB]キーを押して boot:プロンプトで `dd`オプションの指定が必要です。また、Dynamic SmartArray B140i用 DUDをロードさせる場合には `blacklist=ahci`も同時に引き渡してください。
    • 起動パラメータを引き渡したい場合は [TAB]キーを押して boot:プロンプトで入力してください。
    • RHEL6.1より装備された biosdevname機能による Ethernet I/Fの固定化を行う場合には、`biosdevname=1`を引き渡してください。

  • VID内での DUD/hpvsaドライバの選択方法
    • 前述の boot:プロンプトで ddを指定する事により `Driver Disk Source`画面が表示されます。Virtual Install Disk(VID)領域から DUDドライバをロードするには、sda ⇒ /dev/sda1デバイスを選択し、リストの最下段の linux/ ⇒ redhat/を選択し、表示されるパッケージの内、********.dd形式で表示されるものの中から適切なものを選択してください。

  • ストレージデバイスでの選択
    • 通常は `Basic Storage Devices(旧:基本ストレージデバイス)`で構いません。Dynamic SmartArray B140iや Fibre Channel等の外部ストレージ構成であってもこの選択で通常は問題ありません。
    • `Specialized Storage Devices(旧:エンタープライズストレージデバイス)`を選択する必要があるのは Fibre Channel接続デバイスで SAN boot構成を採る場合、iSCSI構成を採る場合、FCoE構成を採る場合となります。また、ストレージのシリアル番号や識別子等を確認する場合にはこちらのモードを利用してください。
    • SATAコントローラが SmartArray B140iモードとなっており且つ DUD/hpvsaドライバが正常にロードされている場合には `ファームウェア RAID`には SmartArray B140i 配下のデバイスはリストされません。個別の HDDがリストされている場合には手順を再確認してください。

  • ホスト名とネットワークの設定
    • インストーラで自動認識されない Ethernetコントローラについては、インストール後に別途 HPE提供のドライバのインストールが必要となります。
    • bondingを使ってネットワークの二重化構成や VLANを使ったネットワーク構成、KVMでの bridge作成を行うには RHEL6.3以降であってもインストーラが利用する Network Managerでは設定できません。ネットワークの設定はインストール後にディストリビューションのユーザガイドを参照して設定してください。
    • bondingも VLANも KVMの bridgeも利用しない場合で且つ、Network Managerを利用する場合には [ネットワークの設定]ボタンから設定を行います。System eth0等への IP設定を行ってください。この際システム起動時にネットワークの自動起動を行わせるには `自動接続する`のチェックが必要です。

  • パーティションの設定
    • 稼働させるシステム環境に応じてパーティションを設定します。必要に応じて `Create Custom Layout(旧:カスタムレイアウトを作成する)`を選択してください。
    • VIDを有効にしている、もしくは USB-keyが装着されたままの場合、[/dev/sda - vfat]等として、これらのデバイスがディスクとして認識されますので注意してください。SmartArrayデバイスはこれらのデバイスの後にアサインされるため /dev/sdb以降となります。

  • ブートローダの設定
    • ProLiantを Legacy(BIOS)モードで利用する際のブートローダのインストール場所は、ストレージコントローラが複数ある場合、`デバイスの変更` でデバイスを確認し、導入先が `マスターブートレコード(MBR)`となっている事を確認してください。また、VIDを有効にしている、もしくは USB-keyが装着されたままの場合、/dev/sdaがそれらのデバイスにアサインされており、ブートローダーもこれらデバイスに導入されてしまいますので、[デバイスの変更] ⇒ `BIOSドライブ順`でデバイスの順番を変更してください。

  • パッケージグループの選択
    • 利用環境に応じてパッケージの取捨選択を行ってください。
    • インストール後に SPP(Service Pack for ProLiant)を導入する予定がある場合であっても、この段階では SPPに必要なパッケージの選択をする必要はありません。インストーラのパッケージ選択画面では SPPで必要となる関連パッケージの全てを導入する事はできませんので、インストール後に別途設定を行います。
    • GUI(X Window System)を利用する予定があり、必要となるパッケージの取捨選択を後から行いたい場合には `デスクトップ`グループを選択し、GUIを利用しない場合には `基本サーバ`の選択を行い `後でカスタマイズ`を選択する事を推奨します。

インストール後の設定

  • kernel parameterの指定が必要な場合、/boot/grub/grub.confの kernelラインに記載してください。
  • RHN(Red Hat Network)に接続できない環境の場合、DVD-ROMドライブ上の Red Hat Enterprise Linux 6メディアを yumレポジトリとして設定する事を推奨します。下記は /etc/yum.repos.d/hoge.repoファイルを作成した場合の例となります。この例では DVD-ROMドライブのマウント先は /mntを想定しています。
    [hoge]
    name=hoge
    baseurl=file:///mnt/
    gpgcheck=no

インストール後の確認

  • Red Hat Enterprise Linux 6では手動でモニタの設定を行う事が簡単にはできません。誤認識される等して解像度の変更ができない場合にはサイト内リンクX.orgでモニターの設定が 1024x768迄しか選択できない場合の変更方法をご覧ください。KVMスイッチャーを利用している環境や、ビデオ端子が 2ヶ(筐体前面と背面)装備されている機種では、発生しやすい現象となります。

最新ドライバの提供状況について

 ディストリビューションに標準装備されているドライバよりも新しいドライバが HPから提供されている場合があります。米国のサイト外リンクサポートマトリックス[英語]ページで、対象機種を選択後に、`Drivers`セクションで利用されるディストリビューションを選択し、対象となるソフトウェアがサポートされているかを必ず確認してからファイルを入手してください。

 これらドライバの殆どは、後述する SPPでまとめて提供されており、簡単にインストール・アップグレードが可能です。

ハードウェア障害等の監視ツールの導入について

SPP-Ready ハードウェア障害監視のための監視ツール群と各種デバイスドライバを一括して簡単にインストール・アップグレードを行える様に SPP(Service Pack for ProLiant)を提供しています。HPはハードウェア障害の早期発見のためにも SPPによる管理ツール群と最新デバイスドライバの導入を推奨致します。詳細は SPPのサイト内リンク技術情報ページをご覧ください。

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