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ProLiant 800用
TurboLinux Server 6.1J Serverインストールガイド

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19-JUN-00, verified wiz BIOS PL800-P14-07/14/1999
 本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予めサイト内リンク技術情報サイト内リンク保証について、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。

使用する CD-ROMメディアについて

 Turbolinux Server 6.1のインストーラには、パーティション作成ツールとして tfdiskが新たに装備されていますが、初期出荷版の CD-ROMメディアに含まれる tfdiskを利用するとインストールが正常に行われません。これは tfdiskSmartStartの作成する Compaqシステムパーティション(ID=0x12)を誤認識するために発生する現象です。
 
 回避方法としては、下記の方法があります…
  • 初期出荷版 CD-ROMメディアに装備されている tfdiskを利用せずに fdiskを利用する。
  • 6月末以降に出荷されるパッケージに同梱される Compaq Edition CD-ROMを利用する。
     初期出荷版 CD-ROMメディアをお持ちでない場合、TurboLinux社へ Compaq Edition CD-ROMを無償で請求できます。
     SmartArrayコントローラを使わずに Linuxのソフトウェア RAIDを作成してインストールする場合、Compaq Edition CD-ROMが必要です。
  • 初期出荷版 CD-ROMメディアで、システムパーティションを削除してインストールを行うお勧めしません
 Turbolinux Server 6.1の 初期出荷版 CD-ROMメディアと Compaq Edition CD-ROMメディアの違いは、インストーラに含まれる tfdiskシステムパーティションを正常に認識するかどうかだけの違いになります。
 
 本ページでは、どちらの CD-ROMメディアを利用してもインストールできる様に記述しています。

推奨するインストール方法

 ProLiant 800は、SmartArrayコントローラEthernetコントローラVideoコントローラの自動認識が可能ですので特殊なデバイスの設定は必要ありません。このため、Linuxのインストールに慣れた方なら本ページは不要です。TurboLinux社のマニュアルに従い自由に行ってください。
 
 但し、tfdiskもしくは fdiskでのパーティション確保の際には システムパーティションを削除しない事をお勧めします。詳細はサイト内リンクSmartStartによるハードウェアセットアップを参照してください。また、本ページに具体的な tfdisk, fdiskの使用方法を記述してありますので参考にしてください。
 
 デバイスの設定方法が分からない場合、インストールオプションが異なっても、SmartArray, Ethernet, Video, SCSIコントローラの認識手順は同じですので、本ページのデバイス設定方法を参考にしてください。

想定システム

 本ガイドは下記のインストール条件を想定しています。システム構成インストールオプションが異なる場合には TurboLinuxに添付のマニュアルもしくは Linux関連のドキュメント等を参照して、インストール中に適時必要な設定を行ってください。
  • ProLiant 800
     CPU x1もしくは x2
     9.1GB HDD x1
     SmartArrayコントローラ追加、もしくは無し
     1024x768の解像度が利用可能なモニタ
  • Turbolinux Server 6.1
     インストールオプション オールインワンパッケージ
     /boot, swap, /の作成
     固定 IPアドレスの使用
     1024x768/8bppの解像度と色数
     GNOME環境
     テキストログイン
 複数枚の SmartArrayコントローラを構成する方法、ディストリビューションのインストーラによる制限等、詳細な情報に関しては、サイト内リンクSmartArrayコントローラについての技術情報をご覧ください。

ハードウェアのセットアップ

 ハードウェアのセットアップ方法については、サイト内リンクハードウェアセットアップについての技術情報と添付のユーザーズガイド等をご覧ください。構成するハードウェアによっては技術的な制限が発生する場合があります。サイト内リンク製品情報サイト内リンク技術情報サイト内リンクFAQを参照してください。

Turbolinux Server 6.1のインストール

  • boot:プロンプトが表示されます。[Enter]キーを押します。
    1GB以上のメモリを搭載している場合、boot:プロンプトで install mem=128Mとし入力してください。インストーラが利用する kernelの制限でメモリ制限を掛けないとインストールが正常に終了しません。インストール終了後は 4GBまで自動認識できます。
     
  • キーボードの選択画面が表示されます。日本語キーボードを利用している場合は jp106、英語キーボードを利用している場合は usを選択し、[OK]を押します。
     
  • インストール元の選択画面が表示されます。CD-ROMドライブを選択し、[OK]を押します。
     
  • インフォメーション画面が表示されます。CD-ROMは既に挿入してありますので [OK]を押します。
     
  • TCP/IP設定画面が表示されます。IPアドレス, ネットマスク, ゲートウェイ(IP), DNSネームサーバを設定します。必要に応じて DHCPで設定するをチェックしますが、サーバ運用を目的とする本ガイドでは利用しません。[OK]を押します。
     
  • ネットワーク設定画面が表示されます。ドメイン名, ホスト名、必要に応じて 2番目のネームサーバ(IP), 3番目のネームサーバ(IP)を入力し、[OK]を押します。
     
  • モード選択画面が表示されます。マニュアルモードを選択し、[OK]を押します。
    オートマチックモードは Compaqシステムパーティション(ID=0x12)が削除されますので、利用はお勧めしません。

  • パーティションの編集画面が表示されます。現在のパーティション状況は下記になります。ここでは、利用する CD-ROMメディアによって tfdisk, fdiskを使い分けます。また、これ以降 SmartArrayコントローラを装着している場合、/dev/sda/dev/ida/c0d0pに読み替えてください。
    /dev/sda (8675MB)
    /dev/sda3 (39MB, 0x12)

    • 初期出荷版 CD-ROMメディアを利用する場合…
      • <Ctrl>+<Alt>+<F2>を同時に押し、シェル画面に移動します。
      • bash-2.03#プロンプトが表示されますので、fdisk /dev/sda(SmartArray使用時は /dev/ida/c0d0p)と入力し fdiskを起動します。
        Command(m for help): n
        Command action
         e extended
         p primary partition (1-4)
        p
        Partition number (1-4): 1
        First cylinder (6-1106, default 6): 6
        Last cylinder or +size、+sizeM、+sizeK (6-1106, default 1106): +16M*1
         
        Command(m for help): n
        Command action
         e extended
         p primary partition (1-4)
        p
        Partition number (1-4): 2
        First cylinder (9-1106, default 9): 9
        Last cylinder or +size、+sizeM、+sizeK (9-1106, default 1106): +200M*2
         
        Command(m for help): n
        Command action
         e extended
         p primary partition (1-4)
        e
        Partition number (1-4): 4
        First cylinder (35-1106, default 35): 35
        Last cylinder or +size、+sizeM、+sizeK (35-1106, default 1106): 1106
         
        Command(m for help): n
        First cylinder (35-1106, default 35): 35
        Last cylinder or +size、+sizeM、+sizeK (35-1106, default 1106): 1106
         
        Command(m for help): t
        Partition number (1-5): 2
        Hex code (type L to list codes): 82
        Changed system type of partition 2 to 82 (Linux swap)
         
        Command(m for help): p
         
        Disk /dev/sda: 255 heads, 63 sectors, 1106 cylinders
        Units = cylinders of 16065 * 512 bytes
         
         
         Device Boot  Start  End  Blocks Id  System
        /dev/sda1 6  8  24097 +  83  Linux
        /dev/sda2 9  34  208845   82  Linux swap
        /dev/sda3 1  5  40131 12  Compaq diagnostics
        /dev/sda4 35  1106  8610840   5  Extended
        /dev/sda5 35  1106  8610840 +  83  Linux
         
        Command(m for help): w
        The partition table has been altered!
         
        Calling ioctl() to re-read partition table.
         
        WARNING: If you have created or modified any DOS 6.x
        partitions, please see the fdisk manual page for additional
        iformation.
        Syncing disks.
        bash-2.03#
      • <Ctrl>+<Alt>+<F1>を同時に押し、インストール画面に戻ります。
      • パーティションの編集画面に戻りますので、[再読込]を押して fdiskで作成したパーティション情報を表示させます。作成後の状況は下記になります。
         
        /dev/sda (8675MB)
          /dev/sda1 (23MB, Native)
          /dev/sda2 (203MB, Swap)
          /dev/sda3 (39MB, 0x12)
          /dev/sda4 (8409MB, Extended)
          /dev/sda5 (8409MB, Native)

      • [次へ]を押します。

    • Compaq Edition版 CD-ROMメディアを利用する場合…
      • [追加]を押します。
      • パーティションを追加する画面が表示されます。サイズ16MB*1プライマリパーティションを追加するチェックパーティションタイプネイティブ(0x83)に設定し、[OK]を押します。
      • [追加]を押します。
      • パーティションを追加する画面が表示されます。サイズ200MB*2プライマリパーティションを追加するチェックパーティションタイプスワップ(0x82)に設定し、[OK]を押します。
      • [追加]を押します。
      • パーティションを追加する画面が表示されます。デバイスの残りすべてを使用をチェックし、パーティションタイプネイティブ(0x83)に設定し、[OK]を押します。
      • パーティションの編集画面に戻ります。作成後の状況は下記になります。
         
        /dev/sda (8675MB)
        /dev/sda1 (23MB, Native)
        /dev/sda2 (203MB, Swap)
        /dev/sda3 (39MB, 0x12)
        /dev/sda4 (8409MB, Extended)
        /dev/sda5 (8409MB, Native)

      • [次へ]を押します。

  • *1 このパーティションは /bootパーティションとして利用します。/bootパーティションは必ず独立したパーティションとして最初に確保してください。これは LILOのシリンダ制限を回避するのに重要なテクニックです。
    *2 Turbolinux Server 6.1から、インストーラで 127MBを超える swapを作成できる様になりました。

  • マウントポイントの編集画面が表示されます。
    • ノーマルをチェックし、[追加]を押します。
    • マウントポイントの追加画面が表示されます。パス/boot、デバイスとして /dev/sda1 (23MB, Native)を選択し、[OK]を押します。
    • ノーマルをチェックし、[追加]を押します。
    • マウントポイントの追加画面が表示されます。パス/、デバイスとして /dev/sda5 (8408MB, Native)を選択し、[OK]を押します。
    • スワップをチェックし、[追加]を押します。
    • スワップパーティションを追加する画面が表示されます。デバイスとして /dev/sda2 (203MB, Swap)を選択し、[OK]を押します。

  • マウントポイントの編集画面に戻ります。マウントポイント追加後の状況は下記になります。[次へ]を押します。
    /boot (ext2) <- /dev/sda1
    / (ext2) <- /dev/sda5
    swap <- /dev/sda2
     
  • フォーマット対象の選択画面が表示されます。全てのパーティションを選択し [次へ]を押します。
    [*] /boot (ext2) <- /dev/sda1
    [*] / (ext2) <- /dev/sda5
    [*] swap <- /dev/sda2
     
  • LILOブロックの選択画面が表示されます。マスターブートレコード(/dev/sda (8675MB))を選択し、[終了]を押します。
     
  • ようこそ画面が表示されます。[OK]を押します。
     
  • インストールタイプ画面が表示されます。オールインワンを選択し、[インストール]を押します。
     
  • 選択の確認画面が表示されます。[続ける]を押します。
    /usrは 0Mbytesの空きと表示されている場合、パーティションが正常に作成されていません。利用している Turbolinux Server 6.1の CD-ROMメディアが 初期出荷版Compaq Edition版なのかを確認し、再度インストールをやりなおしてください。

  • インストール状況画面が表示され、パッケージのコピーが開始されます。
     
  • TurboMKBoot画面が表示されます。[はい]を押します。
     
  • TurboMKBoot画面が表示されます。空のディスケットをドライブに挿入し、[OK]を押します。
     
  • TurboMKBoot画面に戻ります。[OK]を押します。
     
  • 時間帯の設定画面が表示されます。必要に応じて グリニッジ標準時に設定をチェックします。通常はチェックしません。Japanを選択し、[OK]を押します。
     
  • ルートパスワード設定画面が表示されます。パスワードを二回入力し、[OK]を押します。
     
  • 画面がコンソールに切り替わり、WARNING - You still have a CD in your CDROM drive...と表示されます。CD-ROMメディアとディスケットを共にドライブから取りだし、[Enter]キーを押します。
     
  • システムが自動的に再起動します。
     
  • 拡張インストール画面が表示されます。必要なパッケージはインストール後に追加することができます。ここでは、[いいえ]を押します。
     
  • TurboXcfgへようこそ画面が表示されます。[OK]を押します。
     
  • コンソールキーボード設定画面が表示されます。日本語キーボードの場合 jp106、英語キーボードの場合 usを選択し、[OK]を押します。
     
  • キーボードモデル設定画面が表示されます。日本語キーボードの場合 日本語 106-key、英語キーボードの場合 Generic 104-keyを選択し、[OK]を押します。
     
  • キーボード配置の設定画面が表示されます。日本語キーボードの場合 日本語、英語キーボードの場合 英語を選択し、[OK]を押します。
     
  • マウス設定画面が表示されます。一般的な PS/2マウスを選択します。3ボタンマウスのエミュレーションをチェックします(3ボタンマウスを使用している場合は不要です)。中ボタンを左右ボタンとするはチェックしないでください。このオプションは 3ボタンマウスの中ボタンが正常に利用できない場合にのみ使用するオプションです。[OK]を押します。
     
  • マウスボタン画面が表示されます。ボタン 2つ(3ボタンマウスの場合は ボタン 3つ)を選択し、[OK]を押します。
     
  • ビデオカードの自動認識画面が表示されます。[はい]を押して自動認識を行います。
     
  • 検出結果画面が表示されます。下記の様に表示されます。[OK]を押します。
    カードタイプ SVGA
    接続タイプ PCI
    チップセット ATI 264GT-IIc (3D Rage IIc)
    コプロセッサ ATI Mach64
    ビデオRAM 1024 kbytes
    RAMDACタイプ ATI Mach64 integrated 15/16/24/32-bit DAC
    w/clock  
    XFree86サーバ XF86_Mach64
    PCIベンダ ID 0x1002
    PCIデバイス ID 0x4756

  • 検出データ画面が表示されます。[検出値で設定]を押します。
     
  • ディスプレイベンダーの選択画面が表示されます。使用しているモニタがあればそのタイプを選択します。この例では デフォルトディスプレイを選択します。[OK]を押します。
    デフォルトディスプレイを選択した場合、周波数が低いため解像度が高くなるほどフリッカー(画面のちらつき)が発生しやすくなります。できるだけモニタの仕様内での高い周波数をご利用ください。

  • ディスプレイ選択画面が表示されます。1024x768を選択し、[OK]を押します。
     
  • デフォルト色数画面が表示されます。8bpp: Max resolution 1024x768を選択し、[OK]を押します。
     
  • 画面サイズの設定画面が表示されます。1024x768@70Hz, 56.5KHz hsyncを選択します。必要に応じて バーチャルデスクトップのサイズを使用を選択します。通常は使用しません。[OK]を押します。
     
  • デフォルトの画面サイズの選択画面が表示されます。1024x768@70Hz, 56.5KHz hsyncが選択されています。[OK]を押します。
     
  • フォント解像度画面が表示されます。[75DPI]を押します。
     
  • 設定のテスト画面が表示されます。[続ける]を押します。
     
  • 画面がグラフィカルモードに切り替わり If you can see this...とメッセージが表示されます。画面左下のQuitを押します。画面に何も映らない場合、[CTRL]+[ALT]+[BackSpace]キーを同時に押すと次の テスト結果画面が表示されます。
     
  • テスト結果画面が表示されます。正常に表示されなかった場合は、[いいえ]を押してモニタ等の設定を変更してください。正常に表示された場合、[はい]を押します。
     
  • ログイン方法の選択画面が表示されます。[テキストログイン]を押します。
     
  • 成功画面が表示されます。[OK]を押します。
     
  • 終了画面が表示されます。[OK]を押します。
     
  • ウィンドウマネージャの選択画面が表示されます。GNOME: 8bppを選択し、[OK]を押します。
    インストーラ(turbowmcfg)の制限でより多数の色数が利用できる容量のビデオメモリを搭載していても、低解像度を選択しても 8bppしか選択できません。

  • 起動サービス設定画面が表示されます。必要なサービスを [有効]もしくは [無効]にする設定を行います。[ESC]キーを押します。
     
  • 確認画面が表示されます。turboserviceを終了しますので、[OK]を押します。
     
  • 以上で Turbolinux Server 6.1のインストールは完了です。

インストール後の設定、確認

  • コンソール画面に login:プロンプトが表示されますので、rootでログインします。#プロンプトが表示されれば、ログインできた事が確認できます。
     
  • pingコマンドでネットワークが正常に動作しているか確認します。正常に動作していない場合、konを起動、turbonetcfgを起動して設定します。
     
  • startxコマンドで X Window Systemsが正常に起動するか確認します。正常に動作しない場合、konを起動、turboxcfgを起動して設定します。
     
  • CPUを複数装備している場合、#cat /proc/cpuinfoで CPUが全て認識されているか確認します。1基しか見えない場合はシステムの起動時に全ての CPUを認識しているか確認して、再インストールか SMPカーネルパッケージの導入をしてください。
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