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ProLiant 1850R用
OpenLinux 2.3J, 2.3J eServerインストールガイド

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21-APR-00, verified wiz BIOS PL1850R-P07-07/14/1999
 本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予めサイト内リンク技術情報サイト内リンク保証について、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。

既知の問題

 SmartArrayコントローラを装備している場合、OpenLinux 2.3J, 2.3J eServerのインストーラは Extendedパーティションを正常に作成する事ができません。必要なパッケージをインストールできるだけの容量の /パーティションと /bootパーティションだけを作成してインストールを行ない、インストール終了後に fdiskで /以外のパーティションと swapパーティションを作成してください。
 
 システムパーティション(0x12: Compaq System Partition)以外の既存パーティションが HDD上に残っていると、インストール途中の HDD構成を取得する段階で停止する事があります。SmartStartの System Eraseユーティリティを利用して HDDの内容等を一旦、全消去してください。

推奨するインストール方法

 ProLiant 1850Rは SCSIコントローラSmartArray 221, 3200EthernetコントローラVideoコントローラの自動認識が可能ですので特殊なデバイスの設定は必要ありません。このため、Linuxのインストールに慣れた方なら本ページは不要です。Caldera社のマニュアルに従い自由に行ってください。
 
 但し、ハードディスクのパーティション設定の際には システムパーティション(Compaq diagnostics)を削除しない事をお勧めします。詳細はサイト内リンクSmartStartによるハードウェアセットアップを参照してください。また、本ページに具体的な ハードディスクのパーティション設定の使用方法を記述してありますので参考にしてください。
 
 デバイスの設定方法が分からない場合、インストールオプションが異なっても、SCSI, SmartArray, Ethernet, Videoコントローラの認識手順は同じですので、本ページのデバイス設定方法を参考にしてください。

想定システム

 本ガイドは下記のインストール条件を想定しています。システム構成インストールオプションが異なる場合には Calderaに添付のマニュアルもしくは Linux関連のドキュメント等を参照して、インストール中に適時必要な設定を行ってください。
  • ProLiant 1850R
     CPU x1もしくは x2
     9.1GB HDD x1
     SmartArrayコントローラ追加、もしくは無し
     1280x1024の解像度が利用可能なモニタ
  • OpenLinux 2.3J, 2.3J eServer
     インストールオプション カスタムパッケージ
     /boot, /, /home(SmartArray装備の場合), swapの作成
     固定 IPアドレスの使用
     1024x768/8bppの解像度と色数
     日本語 KDE環境
     グラフィカルログイン
 複数枚の SmartArrayコントローラを構成する方法、ディストリビューションのインストーラによる制限等、詳細な情報に関しては、サイト内リンクSmartArrayコントローラについての技術情報をご覧ください。

ハードウェアのセットアップ

 ハードウェアのセットアップ方法については、サイト内リンクハードウェアセットアップについての技術情報と添付のユーザーズガイド等をご覧ください。構成するハードウェアによっては技術的な制限が発生する場合があります。サイト内リンク製品情報サイト内リンク技術情報サイト内リンクFAQを参照してください。

OpenLinux 2.3J, 2.3J eServerのインストール

  • Caldera画面が表示され、boot:プロンプトが表示されます。[Enter]キーを押します。
     
  • 言語の選択画面が表示されます。Japaneseを選択し、[次へ]を押します…2.3J eServerでは、この画面は表示されません。
     
  • マウスの設定画面が表示されます。PS/2マウスを選択します。2ボタンマウスを利用している場合は 3ボタンのエミュレーションをチェックし、[次へ]を押します。
     
  • キーボードの選択画面が表示されます。日本語キーボードを利用している場合、モデルの選択に 日本語 106キーボード、レイアウトの選択に 日本語を選択します。英語キーボードを利用している場合は、それぞれ Generic 104-key PCU.S. Englishを選択します。[次へ]を押します。
     
  • ビデオカードの選択画面が表示されます。[プローブ]を押します。
     
  • プローブを行うための確認メッセージが表示されます。[プローブ]を押します。
     
  • プローブが終了します。カードタイプとして Mach64 Rage IIC rev 122、ハードウェア情報として、ビデオRAM 1024KB、モードクロック 230MHzと表示されます。[次へ]を押します。
     
  • モニタの選択画面が表示されます。利用しているモニタの仕様を選択します。ここではデフォルトの 1280x1024, 水平:60Hz 31.5-64KHz, 垂直:50-90Hzを選択し、[次へ]を押します。
     
  • ビデオモードの選択画面が表示されます。ここではデフォルトの 1152x864 70Hz, 8bpp, 水平:62.4KHz, モードクロック:92MHzを選択します。モニタ性能が低い場合は 1024x768 70Hzもしくは 800x600 72Hz等をおすすめします。必要に応じて 仮想スクリーンを利用します。[モードのテスト]を押します。
     
  • モードのテストを行うための確認メッセージが表示されます。[Ok]を押します。
     
  • 画面が切り替わり、10秒待つかボタンやキーを押すと終了しますと表示されます。[Enter]キーを押します。
     
  • ビデオモードの選択画面に戻ります。[次へ]を押します。
     
  • インストール先画面が表示されます。カスタム(エキスパート向け)を選択し、[次へ]を押します。
     
  • ハードディスクのパーティション設定画面が表示されます。本項目は、SmartArrayを装備していない場合と装備している場合で分岐して読み進めてください。
    • ■SmartArray非装備の場合
      デバイス 開始 終了 サイズ システム 起動可 マウント
      ポイント
      フォーマット
      /dev/sda 1 1106 8675MB        
       /dev/sda4       Not used     いいえ
       /dev/sda3 1 5 39MB Compaq diagnostics     いいえ
       /dev/sda2       Not used     いいえ
       /dev/sda1       Not used     いいえ

       以下の設定例は、実際のシステムの HDD構成により値が大きく異なる場合があります。必要に応じて、実際のシステム構成向けにサイズやパーティション数を変更してください。
      • /dev/sda1を選択し、[編集]を押します。
        • 開始:[6]、終了[8]を指定し、16MB程度のサイズのパーティションを作成します。システムタイプに Linux、マウントポイントに /bootを指定し、[Ok]を押します。
      • /dev/sda2を選択し、[編集]を押します。
        • 開始:[9]、終了[35]を指定し、200MB程度のサイズのパーティションを作成します。システムタイプに Swapを指定し、[Ok]を押します。
      • /dev/sda4を選択し、[編集]を押します。
        • 開始:[36]、終了[1106]を指定、システムタイプに Linux、マウントポイントに /を指定し、[Ok]を押します。


        SmartArray装備
    • SmartArray装備

    • ■SmartArray装備の場合
      デバイス 開始 終了 サイズ システム 起動可 マウント
      ポイント
      フォーマット
      /dev/ida/c0d0 1 2177 8673MB        
       /dev/ida/c0d0p4       Not used     いいえ
       /dev/ida/c0d0p3 1 9 35MB Compaq diagnostics     いいえ
       /dev/ida/c0d0p2       Not used     いいえ
       /dev/ida/c0d0p1       Not used     いいえ
       
       以下の設定例は、実際のシステムの HDD構成により値が大きく異なる場合があります。必要に応じて、実際のシステム構成向けにサイズやパーティション数を変更してください。
      • /dev/ida/c0d0p1を選択し、[編集]を押します。
        • 開始:[10]、終了[15]を指定し、16MB程度のサイズのパーティションを作成します。システムタイプに Linux、マウントポイントに /bootを指定し、[Ok]を押します。
      • /dev/ida/c0d0p2を選択し、[編集]を押します。
        • 開始:[16]、終了[317]を指定し、1200MB(全てのパッケージをインストールする場合)程度のサイズのパーティションを作成します。システムタイプに Linux、マウントポイントに、/を指定し、[Ok]を押します。
      • /dev/ida/c0d0p4には、インストール後に Extendedパーティションを作成しますので、今は何も設定しないでください。

  • 下記の様に表示されます。[書き込み]を押し、[次へ]を押します。
    • ■SmartArray非装備の場合
      デバイス 開始 終了 サイズ システム 起動可 マウント
      ポイント
      フォーマット
      /dev/sda 1 1106 8675MB        
       /dev/sda4 36 1106 8401MB Linux   / はい
       /dev/sda3 1 5 39MB Compaq diagnostics     いいえ
       /dev/sda2 9 35 211MB Swap     はい
       /dev/sda1 6 8 23MB Linux   /boot はい

    • ■SmartArray装備の場合
      デバイス 開始 終了 サイズ システム 起動可 マウント
      ポイント
      フォーマット
      /dev/ida/c0d0 1 2177 8673MB        
       /dev/ida/c0d04       Not used     いいえ
       /dev/ida/c0d03 1 9 35MB Compaq diagnostics     いいえ
       /dev/ida/c0d02 16 317 1203MB Linux   / はい
       /dev/ida/c0d01 10 15 23MB Linux   /boot はい

  • パーティション情報画面が表示されます。[選択パーティションのフォーマット]を押します。[次へ]を押します。
     
  • インストールの選択画面が表示されます。すべてのパッケージを選択し、[次へ]を押します。
     
  • ルートパスワードの設定画面が表示されます。パスワードを2回入力し、[次へ]を押します。
     
  • ログイン名の登録画面が表示されます。root以外のアカウントを作成する必要があります。ここではデフォルトの colを作成します。パスワードを2回入力し、[ユーザ追加]を押します。必要に応じて他のアカウントを作成します。[次へ]を押します。
     
  • ネットワークの設定画面が表示されます。イーサネットの設定で必要な項目を設定し、ホスト名を設定します。[次へ]を押します。
     
  • Linuxの起動画面が表示されます。マスターブートレコード(MBR)を選択し、/dev/sdaを指定し、[次へ]を押します。
     
  • タイムゾーンの選択画面が表示されます。Asia/Tokyoを選択、ハードウェアクロックをローカルタイムに設定を指定し、[次へ]を押します。
     
  • エンターテイメント画面が表示されます。パッケージのコピーが 100%になった後で、[終了]を押します。
     
  • Linuxが起動します。OpenLinux 2.3J, 2.3J eServerインストール CD-ROMをドライブから抜きます。

インストール後の設定、確認(SmartArray非装備、装備時兼用)

  • [CTRL]+[ALT]+[F1]を押し、コンソール画面に切り替えます。
     
  • コンソール画面に login:プロンプトが表示されますので、rootでログインします。#プロンプトが表示されれば、ログインできた事が確認できます。
     
  • #shutdown -r nowと入力し、一旦システムを再起動します。
     
  • システムが起動したら、[CTRL]+[ALT]+[F1]を押し、コンソール画面に切り替え再度 rootでログインします。
     
  • pingコマンドでネットワークが正常に動作しているか確認します。正常に動作していない場合 COASで設定しなおしてください。
     
  • CPUを複数装備している場合、#cat /proc/cpuinfoで CPUが全て認識されているか確認します。1基しか見えない場合はシステムの起動時に全ての CPUを認識しているか確認して、再インストールか SMPカーネルパッケージの導入をしてください。
     
  • [CTRL]+[ALT]+[F8]を押してグライフィカルモード画面に切り替えます。rootでログインし、KDE環境が正常にインストールされているか確認してください。

インストール後の設定、確認(SmartArray装備時のみ)

 ここでは OpenLinux 2.3J, 2.3J eServerのインストーラで設定できなかった Extendedパーティションの作成、ファイルシステムの作成とマウント、/etc/fstabの編集を行います。例として 200MBの swapを作成し、/homeを別パーティションに移行します。本例を参考にして実際の環境に合わせた設定を行ってください。
  • [CTRL]+[ALT]+[F1]を押し、コンソール画面に切り替えます。インストール後に一度も明示的にシステムの再起動を行っていない場合、ここで #shutdown -r now等として、再起動を行ってください。
     
  • コンソール画面に login:プロンプトが表示されますので、rootでログインします。
     
     作業が失敗すると最悪の場合システムが起動しなくなる可能性がありますので既に運用中のシステムの場合には、必ずシステムのバックアップを行ってください。インストール直後では下記の作業は正常に終了しません。一旦 #shutdown -r now等でシステムを再起動してから作業を行ってください。

  • 下記の手順で swap/home用パーティションを作成します。fdisk終了時に「デバイスがビジー…」のメッセージが表示されますが無視してください。
     #kon
     #fdisk /dev/ida/c0d0
      extendedパーティションを作成
       >n(パーティション作成)
       >e(Extendedパーティション指定)
       >4(/dev/ida/c0d0p4指定)
       >318(シリンダ開始位置指定)
       >2177(シリンダ終了位置指定)
      c0d0p5に、swapパーティションを作成
       >n(パーティション作成)
       >318(シリンダ開始位置指定)
       >+200M(容量指定)
      c0d0p6に、ext2パーティション作成(ここでは /home用に作成する)
       >n(パーティション作成)
       >369(シリンダ開始位置指定)
       >2177(シリンダ終了位置指定)
      swap用パーティションの IDを 82(swap)に設定
       >t(パーティション IDの変更)
       >5(/dev/ida/c0d0p5の指定)
       >82(Linux swapの指定)
      パーティション情報の確認
       >p
      パーティションテーブルに書きこみ、fdiskを終了
       >w
     
  • #shutdown -r now等として、一旦システムを再起動します。
     
  • #telinit 1等として、一時的にシングルユーザモードに移行します。
     
  • 下記の手順で swap/home用ファイルシステムの作成を行い、/homeを移行します。
     #mkswap /dev/ida/c0d0p5
     #mke2fs /dev/ida/c0d0p6
     #mv /home /home_old
     #mkdir /home
     #mount -t ext2 /dev/ida/c0d0p6 /home
     #cp -a /home_old/* /home
     
  • #vi等で /etc/fstabファイルに下記の 2行を追加して起動時のマウント設定を変更します。
      /dev/idac0d0p5  swap  swap  defaults  0  0
    /dev/idac0d0p6  /home  ext2  defaults  1  2
     
  • #shutdown -r now等として、システムを再起動します。
     
  • 下記の手順でマウント状況の確認を行います。
     #free  swapのマウント状況を確認
     #df  /homeのマウント状況を確認

インストール後の最終確認

  • ログインダイアログ画面が表示されますので、rootでログインします。KDE環境がスタートします。
     
  • [KDE]スタートメニュー内のユーティリティ日本語ターミナルを起動します。pingコマンド等でネットワークが正常に動作しているか確認します。正常に動作していない場合、[KDE]スタートメニュー内の COASネットワーク下の イーサネットインターフェースTCP/IP以下のツールを起動して設定します。
     
  • CPUを 2基装備している場合、ユーティリティ日本語ターミナルを起動し #cat /proc/cpuinfoもしくは、 [KDE]スタートメニュー内の 各種設定インフォメーションプロセッサで CPUが両方認識されているか確認します。通常、全ての CPUが自動認識されます。1基しか見えない場合は SmartStartの SCU(system configuration utility)や BIOSsetupで CPUを全て認識しているかどうかを確認してから再インストールするか SMPカーネルパッケージの導入、もしくはカーネルのリビルドをしてください。
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