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HP-UX 11i バックアップの取得

HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
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tar


tar という名前は tape archive からきています。バックアップユーティリティの中でも最も古いものでしょう。そのため、ほとんどの UNIX に移植され、使用可能です。複数のファイルを 1 つにまとめたり、そのファイルにあらたにファイルを追加したり、指定したファイルをとりだしたりといったことができます。
HP-UX 11i バックアップの取得
はじめに
tar
cpio
ftio
fbackup、frecover

$ cd /home/foo   
$ tar cvf /dev/rmt/0m doc    doc 以下を /dev/rmt/0m にコピー
$ tar tvf /dev/rmt/0m    内容確認
$ tar rvf /dev/rmt/0m src    src 以下を上記のアーカイブ

src/emacs-21.2/ 以下のファイルを消去してしまったがまた必要になったとし
ます。バックアップテープからリストアします。

$ tar xvf /dev/rmt/0m src/emacs-21.2

その他の使い方

$ tar cvf - doc | tar xvf - -C ~/project

/home/foo/doc を /home/foo/project/ 以下にコピーします。

このように簡単に使えて便利な tar ですが、元々通常ファイルのアーカイブをとるために作成されたコマンドであるため、スペシャルファイルのバックアップは行えないなどの制限があります。一般ユーザが個人でバックアップをとるためのツールとして使用するのに適しています。

例: HP-UX 11i 上で /dev の tar アーカイブを作成してみます。

# cd /dev
# tar cvf /var/tmp/test/dev.tar .
a ./config 0 blocks
a ./null 0 blocks
a ./console 0 blocks
a ./kmem 0 blocks
a ./mem 0 blocks
a ./rroot 0 blocks
. . . . . . . .

tar: ./log.un is not a file. Not dumped

最後にエラーメッセージがでています。/dev/log.un はどのようなファイルか調べてみると、

# ll /dev/log.un
srw-rw-rw- 1 root  root  0 Aug 25 16:44 /dev/log.un

ソケットファイルであることがわかります。

# cd /var/tmp/test
# tar tvf dev.tar | grep log.un
#

当然ですが、/dev/log.un のバックアップは tar アーカイブ内にはふくまれ
ていません。

では /var/tmp/test 以下にこの tar アーカイブを展開してみましょう。

# cd /var/tmp/test
# mkdir dev
# tar xvf dev.tar -C dev
# tar xvf dev.tar -C dev
# ll dev
total 0

なぜか展開できません。しかし、次のようにすると展開はできます。しかし、のきなみエラーメッセージが出力されます。

# cd dev
# tar xvf ../dev.tar
tar: ./config couldn't create character device
tar: ./null couldn't create character device
tar: ./console couldn't create character device
tar: ./kmem couldn't create character device
tar: ./mem couldn't create character device
tar: ./rroot couldn't create character device
. . . . . . . .

# ll
total 0
crw-r----- 1 bin sys 188 0x001000 Nov 1 2002 c0t1d0
crw-r----- 1 bin sys 188 0x004000 Apr 1 05:22 c0t4d0
crw-r----- 1 bin sys 188 0x01f000 Jul 16 16:58 c1t15d0
crw-r----- 1 bin sys 188 0x03f000 Nov 1 2002 c3t15d0
crw-r----- 1 bin sys 188 0x040000 Jul 15 13:58 c4t0d0
crw-r----- 1 bin sys 188 0x040100 Apr 28 03:49 c4t0d1
. . . . . . . .

一応デバイスファイルらしきものは作成されています。

# dd if=/var/tmp/test/dev/dsk/c1t15d0 of=/var/tmp/test/x count=2
# ll /var/tmp/test/x
-rw-rw-rw-  1 root  sys 1024 Sep 9 12:13 x

ディスクファイルからのよみだしもできます。

しかし, 結論として, ソケットファイルのバックアップがとれないこと、アーカイブの展開の仕方に制限があること (-C オプションがきかない) から tar でスペシャルファイルのバックアップ、特にシステムのバックアップをとることは避けた方がいいでしょう。さらにいえば, HP-UX では, いくつかのデバイススペシャルファイルのバックアップは取れますが、他のシステムの tar では、デバイススペシャルファイルのバックアップが取れない場合もあります. そもそも tar というコマンド事態が通常ファイルのアーカイブを作成するためのツールだからです。

あくまで個人データのバックアップツールとして使用するのが適切な使い方だとおもいます。
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