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HP-UX 11i 構成可能カーネル・パラメータ(HP-UX 11.0 用)

o_sync_is_o_dsync
HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
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o_sync_is_o_dsyncは、open()コールまたはfcntl()コールで使われているO_SYNCフラグを、O_DSYNCフラグに変換するかどうかを指定します。

指定可能な値:


最小値 0
最大値   1
デフォルト値   0

このパラメータには、整数値を指定してください。詳細は、 パラメータ値の指定 を参照してください。

説明


open()コールまたはfcntl()コールで、O_SYNCフラグまたはO_DSYNCフラグを設定すると、ディスクへのデータ書き込みが確実に終了してからコールが返されるようになります。これらのフラグを設定しなければ、システム・ソフトウェアおよびハードウェアにより書き込み処理が正常に終了するという想定の下で、ディスク・アクセス要求が開始された直後に関数から制御が戻されます。

O_SYNCフラグまたはO_DSYNCフラグを設定した場合は、要求したディスクI/O処理が終了するまでは関数から呼び出し元プロセスに制御が戻されないため、ディスクへのデータ書き込みが正常に終了したことが保証されます。この点についてはどちらのフラグも同じ働きをしますが、1つだけ大きな違いがあります。つまりO_SYNCフラグを設定した場合は、ディスク操作が終了し、さらにこの書き込み処理に伴うすべてのファイル属性 (アクセス時刻、変更時刻、状態変更時刻など) の更新が終了するまでは、関数から制御が戻されません。これらの処理がすべて終了して初めて、呼び出し元プロセスに制御が戻されます。

o_sync_is_o_dsyncを1に設定すると、すべてのopen()コールまたはfcntl()コール内のO_SYNCフラグが、O_DSYNCに変換されます。フラグを変換すると、ディスク上のファイル属性の更新前に呼び出し元プロセスに制御が戻されるようになるため、システム障害が発生した場合には、ディスク上の属性情報が正しく更新されていない状態になる可能性があります。

このパラメータに 0 でない値を指定すると、ファイルのタイムスタンプ属性の更新を待たずに関数から制御が戻されるようになります。ただしこの場合も、呼び出し元プロセスの続行前に、実ファイル・データのディスク書き込みは確実に終了しています。この設定は、大量のディスクI/Oを実行し、かつファイル・データの整合性が重要になる環境で有益であり、タイムスタンプの更新を待たずに呼び出し元処理を続行できるため処理性能が向上します。システムやディスクのクラッシュ時に正しいファイル・アクセス時刻が失われる危険性はあっても、性能面での利点がこれを上回ると判断できる場合は、パラメータを1に設定してください。それ以外の場合は、デフォルト値の 0 のままにしておいてください。

O_SYNCフラグまたはO_DSYNCフラグが使われていない場合は、このパラメータ設定によるディスクI/O処理への影響はありません。

付加情報


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