Jump to content 日本-日本語

製品 >  ソフトウェア >  HP- UX Developer Edge

HP-UX 11i 構成可能カーネル・パラメータ(HP-UX 11.0 用)

ksi_send_max
HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
コンテンツに進む
ksi_send_maxは、1つのプロセスが1つまたは複数の受信プロセスに送信して保留にできる待ち行列シグナルの最大数を指定します。

指定可能な値:


最小値 32
最大値   メモリ・サイズに依存
デフォルト値   32

このパラメータには、整数値を指定してください。詳細は、 パラメータ値の指定 を参照してください。

説明


カーネルは、sigqueue()システム・コールを使ってプロセスが送信する待ち行列シグナルを保持するのに必要な記憶スペースを割り当てます(HP-UX Referenceのsigqueue(2)を参照)。割り当てる必要があるスペースの量を、ksi_alloc_maxを使って決定します。通常のシステム動作時に、既存のプロセスにより送信される待ち行列シグナルと受信プロセス側で保留状態になっている待ち行列シグナルの合計によって使用可能なデータ構造のスペースがいっぱいになった場合は、新しい待ち行列シグナルは送信できません。

待ち行列シグナルは、従来のHP-UX/UNIXシグナルとは異なることに注意してください。従来のシグナル(抹消シグナルまたはハングアップ・シグナルなど)は、受信プロセスに送信されていました。複数の同一シグナルが1つのプロセスに送信された場合、プロセス側では複数のシグナルが送信されたことを判別できませんでした。これに対して待ち行列シグナルの場合、プロセスは待ち行列シグナルを処理した後、再度待ち行列をチェックして、待ち行列に別のシグナルがないかを検索するので、このようなシグナルの判別に関する問題は発生しなくなりました。

ksi_send_maxは、1つのプロセスが1つまたは複数の受信プロセスに送信して保留にできる待ち行列シグナルの最大数を指定します。このパラメータは、1つのプロセスが大量のシグナルを発行することによりシグナルのデータ構造スペースを独占するのを防止する機構を備えています。これにより、他のプロセスがカーネルのリソース不足でシグナルを送受信できなくなるのを防ぐことができます。

デフォルト値32は、一般に使用されている大部分のHP-UXアプリケーションに適しています。この値より大きく設定する必要のある特殊なアプリケーションを使用している場合は(sigqueue()がEAGAINを返す場合)、値を大きく設定して、エラーを回避してください。ただしこれは、sigqueue()が返すEAGAINエラーが、不適切なタイミングでシグナルを生成する暴走プロセスによるものでない場合に限ります。

関連するパラメータ


ksi_alloc_max
    待ち行列シグナルの処理用にカーネル内で割り当てるデータ構造スペースの量を制御することにより、待ち行列に入れることのできるシステム全体の待ち行列シグナルの最大数を指定します。/usr/include/limits.hで定義されているSIGQUEUE_MAXと_POSIX_SIGQUEUE_MAXの値は、このパラメータ値の影響を受けます。

付加情報


その他の各種パラメータの概要
  その他の各種構成可能パラメータの一覧
  構成可能カーネル・パラメータ・ヘルプのブラウズ
最初のページへ    

お問い合わせ

ご購入前のお問い合わせ


ご購入後のお問い合わせ

オンラインサポート
製品の標準保証でご利用いただける無償のサービスです。

ショールーム

ショールーム 導入をご検討のお客様へ
業務アプリケーションの継続・標準化・開発性とシステム担当者様、システム開発者様が抱える悩み・疑問に対する解決策実体験して頂けます。
印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項