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HP-UX 11i 構成可能カーネル・パラメータ(HP-UX 11.0 用)

ksi_alloc_max
HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
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ksi_alloc_maxは、システム全体において割り当て可能な待ち行列シグナルの最大数を指定します。

指定可能な値:


最小値 32
最大値   メモリ・サイズに依存
デフォルト値   nproc*8

このパラメータには、整数値を指定してください。詳細は、 パラメータ値の指定 を参照してください。

説明


カーネルは、sigqueue()システム・コールを使ってプロセスが送信する待ち行列シグナルを保持するのに必要な記憶スペースを割り当てます(HP-UX Referenceのsigqueue(2)を参照)。割り当てる必要があるスペースの量を、ksi_alloc_maxを使って決定します。通常のシステム動作時に、既存のプロセスにより送信される待ち行列シグナルと受信プロセス側で保留状態になっている待ち行列シグナルの合計によって使用可能なデータ構造のスペースがいっぱいになった場合は、新しい待ち行列シグナルは送信できません。

待ち行列シグナルは、従来のHP-UX/UNIXシグナルとは異なることに注意してください。従来のシグナル(抹消シグナルまたはハングアップ・シグナルなど)は、受信プロセスに送信されていました。複数の同一シグナルが1つのプロセスに送信された場合、プロセス側では複数のシグナルが送信されたことを判別できませんでした。これに対して待ち行列シグナルの場合、プロセスは待ち行列シグナルを処理した後、再度待ち行列をチェックして、待ち行列に別のシグナルがないかを検索するので、このようなシグナルの判別に関する問題は発生しなくなりました。

ksi_alloc_maxは、待ち行列シグナルの処理用にカーネル内で割り当てるデータ構造スペースの量を制御することにより、待ち行列に入れることのできるシステム全体の待ち行列シグナルの最大数を指定します。/usr/include/limits.hで定義されているSIGQUEUE_MAXと_POSIX_SIGQUEUE_MAXの値は、このパラメータ値の影響を受けます。

このパラメータのデフォルト値はnproc*8に設定されており、システムが最大能力で動作している場合、システム上で実行されている各プロセスに対して最大8個のシグナルを保留にすることができます。システムのソフトウェア要件で9個以上のシグナル数が要求されない限り、この値はほぼすべてのシステムに適しています。

関連するパラメータ


ksi_send_max
    任意の1つのプロセスが送信可能で、かつ受信プロセス側で保留にできる待ち行列シグナルの最大数を設定します。これにより、カーネルのシグナル待ち行列用スペースが占有されて、シグナルを送信する必要のある他のプロセスに悪影響を及ぼすのを避けることができます。

付加情報


その他の各種パラメータの概要
  その他の各種構成可能パラメータの一覧
  構成可能カーネル・パラメータ・ヘルプのブラウズ
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