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HP-UX 11i 構成可能カーネル・パラメータ(HP-UX 11.0 用)

default_disk_ir
HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
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default_disk_irは、ディスクI/O時にすぐに制御を戻すかどうかを指定します。

指定可能な値:


最小値 0(オフ)
最大値   1(オン)
デフォルト値   0(オフ)

0 (すぐに制御を戻すことを不可能にする)、または1 (すぐに制御を戻すことを可能にする)に設定します。

説明


default_disk_irは、ディスクI/O時にすぐに制御を戻すかどうかを指定します。

すぐに制御を戻すことを可能に設定すると、データ・キャッシュを持つディスク・ドライブは、メディアへのデータの書き込みが終了した後ではなく、データがキャッシュに入るとすぐwrite()システム・コールから戻ります。これにより、場合によっては書き込み性能が向上します(特に順次転送の場合)。ただし、デバイスがキャッシュに入ったデータをメディアに書き込む前にデバイスで電源障害が発生したりリセットが行われた場合、キャッシュに入ったデータが失われるおそれがあります。サーバー・システムの場合、このパラメータを0(オフ)に設定することをお勧めします。

構成可能なパラメータdefault_disk_irは、mountコマンドのオプションではありませんが(HP-UX Referenceのmount(1m)を参照)、ファイル・システムと(raw)ディスクの性能、逆に言えばシステム・リセット発生時のデータの完全性に大きな影響を与えます。このパラメータはオン(1)またはオフ(0)のどちらかに設定します。

カーネル(/stand/system)の作成に使用するカーネル構成ファイルからこの構成可能パラメータを削除した場合、このパラメータ値はオフ(0)とみなされます。したがって、すぐに制御を戻す動作 (Write Cache Enable (WCE)とも呼ばれる)のデフォルトの設定はオフ(不可能)になります。

default_disk_irは、delayed-write(遅延書き込み)やそれに対比される write-through(ライト・スルー)といったファイルシステムの振る舞いにも影響を与えます。

注記: HP-UXリリース10.0またはそれ以降が動作するサーバー・システムにマウントされているディスクは、電源投入時のデフォルト値としてWCE=off (キャッシュへの書き込み=オフ)に設定されていることが必要です。ディスクを後で10.0以前のワークステーション・システムに移動した場合、ディスクは、キャッシュへの書き込みが不可能な状態で引き続き動作します。必要に応じてすぐに制御を戻す動作を再度使用可能にするには、scsictlコマンドを使用します(HP-UX Referenceのscsictl(1M)を参照)。

付加情報


その他の各種パラメータの概要
  その他の各種構成可能パラメータの一覧
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