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HP-UX 11i 構成可能カーネル・パラメータ(HP-UX 11.0 用)

dbc_min_pct
HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
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dbc_min_pct は、動的バッファ・キャッシュに使用するメモリの割合の下限をパーセンテージで定義します。

指定可能な値:


最小値 2
最大値   90
デフォルト値   5

このパラメータには、整数値を指定してください。詳細は、 パラメータ値の指定 を参照してください。

説明


ファイル・システムの I/O 操作中にデータを格納するバッファ・キャッシュは、ブート時に固定サイズで割り当てるか、または、動的に割り当てるように構成できます。 bufpages パラメータおよび nbuf パラメータがともにデフォルト値の0に設定されている場合は、システム・メモリに対する要求の競合に応じて、バッファ・キャッシュのサイズが動的に拡大または縮小されます。

dbc_min_pctでは、動的バッファ・キャッシュ用に予約する物理メモリの割合の下限をパーセンテージとして指定します。

dbc_min_pctと dbc_max_pct は同じ値に設定することも可能です。例えば、この2つのパラメータをともに12に設定すると、物理メモリのサイズに関係なく、常に12%の物理メモリをバッファ・キャッシュに割り当てるようにカーネルが構成されます。

適切な値の決定


dbc_min_pctを小さすぎる値に設定した場合、バッファ・キャッシュの要求が大すぎると、実際にシステムがハングします。また、固定バッファ・キャッシュを使用している場合にも同様な問題が発生する可能性があります。合理的な必要最小限のキャッシュ・サイズ (MB単位) を決定するには、次の式を使います。

(システム・プロセスの数) × (ファイル・システムの最大ブロック・サイズ) ÷ 1024

dbc_min_pctの値を決定するには、上の数式で得た値をコンピュータにインストールされている物理メモリのサイズ (MB単位) で割り、さらに、その値に100を掛けてパーセント値を算出します。

この計算には、ディスク I/O の頻度の高いプロセスだけを含めるようにしてください。ほかのプロセスは除外してかまいません。計算に含めるべきプロセスと除外すべきプロセスの例を以下に示します。

計算に含めるプロセス:
システム上にマウントされている1つまたは複数のファイル・システム内のソース・ファイルや出力ファイルの一方または両方をアクセスまたは使用するプロセス。例えば、NFSデーモン、nroffのようなテキスト・フォーマッタ、データベース管理アプリケーション、テキスト・エディタ、コンパイラなどがこれに該当します。

計算から除外するプロセス:
ディスク I/O を行う頻度が非常に低いプロセス。例えば、Xディスプレイ・アプリケーション、hpterm、rlogin、ログイン・シェル、システム・デーモン、telnet接続またはuucp接続などがこれに該当します。

関連するパラメータ


dbc_min_pctには、 dbc_max_pct 以下の値を指定する必要があります。

動的バッファ・キャッシュを使用するには、 bufpagesnbuf をともに0に設定する必要があります。

付加情報


大容量記憶に関するパラメータの概要
  ファイル・システムおよび大容量記憶に関するパラメータの一覧
  構成可能カーネル・パラメータ・ヘルプのブラウズ
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