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検証作業が明らかにした「WebLogic+仮想化」の
潜在力・後編

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検証作業が明らかにした「WebLogic+仮想化」の潜在力・後編
今回の検証作業では、WebLogic Serverだけでなく、Oracleデータベースとpsetの組み合わせによるパフォーマンステストも実施された。本特集の締めくくりとして、このテスト結果についても簡単に紹介しておこう。テストは図7に示すシステム構成で実施された。
検証作業が明らかにした「WebLogic+仮想化」の潜在力・後編
pset+WLMによるCPUリソースの仮想化
Oracle+psetの検証結果

Oracle+psetの検証構成
図7:Oracle+psetの検証構成
このテストでは、プレミアユーザと一般ユーザそれぞれのデータベース・アクセスを再現するプログラムを実行し、Oracleサーバに負荷をかける。ここで、一般ユーザの接続数を5から30へと徐々に上昇させ、プレミアユーザのパフォーマンスに与える影響を計測した。

まずは、psetを導入しない場合のテスト結果を見てみよう。

psetなしのテスト結果
図8:psetなしのテスト結果
  図8のグラフの縦軸はスループット(tps)、横軸は経過時間である。このグラフが示すように、一般ユーザの負荷が上昇するにしたがい、プレミアユーザのスループットが低下しているのがわかる。

続いて、pset導入後の結果を見てみよう。ここでは、Oracleリスナーを一般ユーザ用とプレミアユーザ用に分け、psetで分割したCPUリソースをそれぞれのリスナーに占有させる。ただし、両リスナーは1つのOracleインスタンスを共有する。この構成によるテスト結果は以下の通りである。
 
psetありのテスト結果
図9:psetありのテスト結果
  このグラフが示すように、プレミアユーザのスループット低下は一定に抑えられている。このように、サービスレベルごとにOracleリスナーを分け、それぞれにCPUリソースを配分するという手法により、プレミアユーザのパフォーマンス低下を抑えられることが確認された。もっとも、今回の構成では2つのリスナーで1つのOracleインスタンスを共有するため、グラフ左側を見てもわかるとおり、ある程度の影響は避けられないのがわかる。

以上、本特集ではWebLogic ServerおよびOracleデータベースと仮想化技術のコンビネーションがどのようなメリットをもたらすのか、具体的な検証データに基づいて解説した。アプリケーション・サーバをハードウェアの制約から解放する手段として、仮想化技術はこれからのJ2EEアプリケーション開発で重要な役割を担うはずである。

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