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HP Integrityサーバ対応版で更に強化されたvPars・後編

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HP Integrityサーバ対応版で更に強化されたvPars・後編
最新版vPars導入の流れ
最新版vParsを使ってみる

最新版vParsを使ってみる

vparcreateコマンドでパーティションを作成したならば、vparstatusコマンドを実行して正しく構成されているか確認しよう。以下は、同コマンドの実行結果である。
  図3:vparstatusコマンドの実行結果
図3:vparstatusコマンドの実行結果
  vPars A.04.01では、vparstatusコマンドの表示形式も変更されている。図3に示すとおり、バウンド/アンバウンドCPUの表記が削除された。代わって、メモリ割り当て内容がILMとCLMのそれぞれについて表示されるようになった。

ファームウェアをvParsモードに切り替え

さて、HP Integrityサーバの場合、このままの状態ではvParsを利用することはできない。
インテル® Itanium® 2プロセッサー(以下、Itanium)の標準ファームウェアであるEFIに対して、「vParsモード」で起動するという設定を実施する必要がある。これにより、前編で説明したfParsのメカニズムが働く仕組みである。

vParsモードへの切り替えは、HP-UXのシェル上で以下のコマンドで実施できる。

vparenv -m vPars

もしくは、EFIシェルから以下のコマンドを実行する方法でもよい。

vparconfig reboot vPars

vParsモニターからパーティションを起動

vParsモードに切り替えてシステムをリブートしたら、EFIシェルから図4のコマンドを実行してvParsモニターを起動する。
  図4:EFIシェルからvParsモニターを起動する
図4:EFIシェルからvParsモニターを起動する
 

vParsモニターが起動したら、vparloadコマンドにオプション-allを付けて実行することで、すべてのパーティションのブートを開始できる。

Console is on virtual console
MON> vparload -all
[MON] Booting vpar0...
[MON] Booting vpar1...

ここでCtrl+Aを押すと、各パーティションのコンソールを切り替え可能だ。

[vpar0]
# vparstatus -w
The current virtual partition is vpar0.
#
[vpar1]
# vparstatus -w
The current virtual partition is vpar1.
#
[MON]
MON>


最新版vPars利用上の注意点

最後に、vPars A.04.01の利用上の注意点について触れておこう。

HP IntegrityサーバでvParsを用いる場合は、EFIのvParsモードをつねに意識する必要がある。vParsモードが有効に設定されていない場合、vParsのブートを開始できない。同様に、vParsモードが有効な場合は、通常のスタンドアロンのHP-UXはブートできない。

その他、vPars A.04.01の利用に際しては、以下のような点でも注意が必要だ。

  • パーティションのメモリ割り当ての最小単位については、vparcreateコマンドで指定した値とEFIの設定値を合わせておく必要がある
  • vParsのGUIマネージャはサポートされない
  • HP-UX 11i v1 (11.11) はサポートされない
  • PA版でサポートされていたI/Oカードの一部はサポートされない

以上、ここでは最新版vParsの導入の流れを紹介した。vParsが利用可能になったことで、HP Integrityサーバによるシステム構築の自由度は一段と高まったと言えるだろう。

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