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WBEMベースの障害管理ツールSFMとevweb

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WBEMベースの障害管理ツールHP SFMとevweb

障害管理はEMSからSFMへ

こうしたWBEM ServicesおよびWBEM Providersの機能は、これまでEMS(Event Monitoring Services、以下EMS)が担ってきた役割の一つ、障害情報のモニタリング機能と重なる部分が多い。実のところ、SAMからSMHへの移行と同様に、今後EMSはそのモニタリングの役割を段階的に、SFM(System Fault Management、以下SFM)と呼ばれる新しいツールに譲る方向だ。
WBEMベースの障害管理ツールSFMとevweb
WBEMとは
障害管理はEMSからSFMへ

図2:HP SFMのアーキテクチャ
図2:SFMのアーキテクチャ

図2に示すとおり、SFMはHP Integrityサーバーのプロセッサーやメモリ、シャーシ(ファン・電源・温度・電圧など)、そしてファームウェアといったハードウェア・コンポーネントから情報を収集するWBEM Providerから構成されている。さらに、EMSが発したイベントをWBEM Indication(EMSイベントに相当するメカニズム)に変換する機能も備える。

またSFMでは、以下の各種ツールを提供する。
   
 
  • evweb
    WBEM Indicationを表示するSMHプラグインおよびコマンドラインツール
  • fmdcontrol
    evweb上に表示するWBEM Indicationをフィルタリングするコマンドラインツール
   
  ドキュメント
  HP-UX Filter Metadata Provider data sheet (PDF 101KB)

evwebの機能

ここに示したように、SMHにおいて障害管理を司るプラグインevwebは、SFMのツールのひとつとして提供される位置づけだ。例えばSFMによって収集された情報は、evwebの「イベントアーカイブ」に保存された後、以下の画面例のようにSMH上に表示される。
 
図3:SMHのevweb上に表示された障害情報
図3:SMHのevweb上に表示された障害情報
 
ちなみにevwebではコマンドラインツールも提供しており、図3と同様の情報をコマンドベースで取得することも可能である。また、WBEM Indicationに対するサブスクリプション(WBEMイベント通知登録)もサポートしており、イベントアーカイブに保存するだけでなく、例えばメールによる通知なども実現できる。
 
図4:SMHのevweb上でのサブスクリプション登録例
図4:SMHのevweb上でのサブスクリプション登録例
 
以上見てきたとおり、WBEMの登場によってHP-UXのシステム管理手法は大きく様変わりしつつある。EMSを中心としたプロプライエタリな障害管理から、WBEMおよびCIMによる標準ベースの障害管理への変化である。HP IntegrityサーバーやHP-UXに備わるきめ細かな情報収集能力を引き出し、アプリケーションレベルで活用することも格段に容易になるはずだ。
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