Jump to content 日本-日本語

製品  >  ソフトウェア  >  HP- UX Developer Edge

検証・新Serviceguardはどう変わったか・後編

HP-UX/Integrityサーバー お問い合せ
コンテンツに進む
検証・新Serviceguardはどう変わったか・後編

パッケージのモジュール化の実際

では、実際にモジュール化されたパッケージを作成する手順を紹介しよう。ここでは、リロケータブルIP機能のみを持つフェイルオーバーパッケージを作成する。
検証・新Serviceguardはどう変わったか・後編
パッケージのモジュール化に対応
パッケージのモジュール化の実際

まずは、パッケージのためのディレクトリを作成しておく。

# mkdir /etc/cmcluster/empty

つづいて、cmmakepkgコマンドを実行し、failoverモジュールとpackage_ipモジュールから構成されるフェイルオーバーパッケージを作成する。

# cmmakepkg -n empty -m sg/failover -m sg/package_ip \
  /etc/cmcluster/empty/empty.conf

これにより、リロケータブルIP機能に関連するパラメータのみをまとめたパッケージ構成ファイルempty.confが生成される。以下は、empty.confの内容である。

package_name		empty 
module_name		sg/basic
module_version		1
module_name		sg/failover
module_version		1
module_name		sg/priority
module_version		1
module_name		sg/package_ip
module_version		1
package_type		failover
node_name		*
auto_run		yes
node_fail_fast_enabled	no
run_script_timeout	no_timeout
halt_script_timeout	no_timeout
successor_halt_timeout	no_timeout
script_log_file		$SGRUN/log/$SG_PACKAGE.log
operation_sequence	$SGCONF/scripts/sg/package_ip.sh
#log_level		
failover_policy		configured_node
failback_policy		manual
priority			no_priority
#ip_subnet		
#ip_address

上記ファイルでは、最後の2行がpackage_ipモジュールのリロケータブルIP関連のパラメータであり、それ以外はfailoverモジュールのパラメータである。このように、パッケージ構成ファイル全体がきわめて小さくなるため、Serviceguardの設定作業全体の労力が大幅に軽減される。

パッケージ構成ファイルを作成したならば、以下のコマンドを実行すれば設定は完了だ。

# cmcheckconf -P /etc/cmcluster/empty/empty.conf
# cmapplyconf -P /etc/cmcluster/empty/empty.conf

また新しいServiceguardでは、従来のようにパッケージ制御スクリプトを作成する必要がない。よって、同スクリプトをクラスタの全ノードに手動で配布する手間が掛からない点もメリットだ。

以上、今回は新しいServiceguardの拡張機能について概観した。ここで紹介した内容のほかにも、例えばHP-UX 11i v3でのネイティブ・マルチパス(ストレージに対するパスの冗長化)に対応するなど、いくつかの新機能が盛り込まれている。使い勝手が良くなって、より身近になったHP Serviceguardをぜひお試しいただきたい。

トップへ 戻る    

その他のコラム(特集)もお読み下さい

 
 

本ページの内容は執筆時の情報に基づいており、異なる場合があります。

お問い合わせ

ご購入前のお問い合わせ


ご購入後のお問い合わせ

HPEサポートセンター
製品の標準保証でご利用いただける無償のサービスです。

ショールーム

ショールーム 導入をご検討のお客様へ
業務アプリケーションの継続・標準化・開発性とシステム担当者様、システム開発者様が抱える悩み・疑問に対する解決策実体験して頂けます。
印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項