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リモート管理の「頼みの綱」、iLOを活用する・前編

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iLOの管理機能

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管理用LANポートにIPアドレスを設定したならば、Webブラウザから以下のようなURLを入力することで、iLOに接続できる。

http://192.168.1.250/

iLOに接続すると、Webブラウザの画面上には仮想コンソールが表示され、ログインプロンプトが以下のように表示される。

MP login:

ここで、ユーザ名およびパスワードとして「Admin」と入力すれば、図4のログインメッセージが表示される。

  図4:iLOのログインメッセージ
図4:iLOのログインメッセージ
  ちなみに、iLOにはtelnetコマンドで接続することも可能だ。iLOでは、telnetおよびWebブラウザのそれぞれについて、最大4同時接続をサポート している。

仮想フロントパネルと仮想コンソール

iLOのメインメニューでは、以下の各機能を呼び出すことができる。

<表:iLOをサポートする機種>
コマンド名 名前 機能
CO Console サーバのコンソールに接続する
VFP Virtual Front Panel 仮想フロントパネルを表示する
CM Command Menu コマンドメニューを表示する
CL Console Log iLOの操作履歴を表示する
SL Show Event Logs イベントログを表示する
HE Main Help Menu ヘルプメニューを表示する
X Exit Connection iLOとの接続を切断する

このうちVFPコマンドは、HP Integrityサーバの仮想フロントパネルを表示するコマンドであり、マシンのフロントパネルに装備されたLEDの点灯状況をリアルタイム表示できる。

  図5:VFPコマンドによる仮想フロントパネル
図5:VFPコマンドによる仮想フロントパネル
  図5の例では、ロケータLED(サーバの設置場所を確認するためのLED)が消灯し、システムLED(システム動作状態を示すLED)が緑点滅、そして電源LEDが消灯していることがわかる。またステータスとして「Running non-OS code」と表示されており、マシンがブート中か管理作業中であることがわかる。

また、メインメニューのもうひとつの機能であるCOコマンドを実行すると、iLOを通じてHP Integrityサーバのコンソールに接続できる。いわば仮想コンソール機能である。

では、実際に仮想フロントパネルと仮想コンソールによる遠隔操作を試してみよう。2つのWebブラウザからiLOのメインメニューに接続し、それぞれVFPコマンドとCOコマンドを実行しておく。この状態でもうひとつWebブラウザを開き、メインメニューからCMコマンドを実行してコマンドメニューを表示する。つづいてPC(Power Control)コマンドを実行すると、電源制御メニューが以下のように表示される。

[uninitialized] MP:CM> PC
PC
Current System Power State: Off
Power Control Menu:
     C   - Power Cycle
     ON  - Turn Power On
     OFF - Turn Power Off
     G   - Graceful Shutdown
Enter menu item or [Q] to Quit:

ここで「ON」と入力すると、サーバ本体に電源が投入され、同時に仮想フロントパネルのLED状態も電源オンの状態に変化する。また仮想コンソールにはHP IntegrityサーバのファームウェアであるEFIの起動メッセージ(図6)が現れ、つづいてブート管理ツールEFI Boot Managerのメニュー(図7)が表示される。

  図6:EFIの起動メッセージ
図6:EFIの起動メッセージ
  図7:EFI Boot Manager
図7:EFI Boot Manager
  例えばOSがうまく起動しないようなトラブルの場合は、このメニューからバックアップのHP-UXイメージに切り替えたり、シングルユーザモードで起動したりして、原因の切り分けやシステムのリカバリを行えるだろう。もしくは、EFIシェルを開き、HP Integrityサーバのハードウェアやファイルシステムの状態、ファイル内容などを確認することもできる。

このようにiLOを使うことで、従来ならばマシンの前に立って行うしかなかったコンソール作業も、遠く離れた会社のオフィスから実施できるようになる。

つづいて後編では、iLOのそのほかの管理機能を概観し、また最新版で追加された新機能を紹介したい。

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