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統合された管理ツールHP VSE Management 4.0の新機能

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統合された管理ツールHP VSE Management 4.0の新機能

各社の報道でご存じの方も多いと思うが、HP-UX / HP Integrityサーバーで展開されてきたHP Virtual Server Environment(VSE) Managementソフトウェアと、HP ProLiantサーバーで展開されている管理ツールHP Insight Controlが、HP VSE Management 4.0で統合された。仮想技術の進展やブレードサーバーの普及によってWindowsサーバーとUNIXサーバーの融合が進んでいる中、双方の管理が同一のツールで可能になる意義は大きい。そこで、今回はHP VSE Management 4.0の新機能を概観していく。
統合された管理ツールHP VSE Management 4.0の新機能
大幅に機能強化されたHP VSE Managementソフトウェア4.0
負荷パターンの予測が可能になったgWLM
2008年7月
テクニカルライター 米田 聡
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大幅に機能強化されたHP VSE Managementソフトウェア4.0

ITシステムでは仮想化が大きなキーワードになっている。仮想化技術で複数のサーバーを小数の物理サーバーに集約すれば、物理システムの運用や管理の負担が軽減するが、一方でサーバーの数が増えるに従ってシステムは複雑さを増す方向になる。数が増えるほどシステムの管理は困難になっていくわけで、これをいかに軽減するかは仮想化を有効に使う上で重要なポイントだろう。

さらに、ブレードサーバーの普及がサーバー数の増加に拍車を掛ける。同一のラックにHP-UXだけでなく、WindowsやLinuxなどが、物理サーバー上あるいは仮想サーバー上で稼働している、という複雑な状況もありうる。ITシステムの複雑化が避けられないとするなら、こうした複雑な状況をいかに管理していくか、その方法を検討しなければならない。

すでにDeveloper Edgeでも紹介しているように、HP VSE Managementソフトウェアは物理サーバー、仮想サーバーが複雑に絡み合う環境をビジュアルでわかりやすい画面に表示、グラフィカルなユーザインタフェースを用いた管理を可能にする。さらに、これまでは管理者の勘や経験に頼っていた仮想環境に与えるリソースの見積もりを統計データに基づいて的確に決定できるCapacity Advisorなど、他に見られない卓越した機能を持っている。

今回のHP VSE Management 4.0では、新たにWindows ProLiantの中央管理サーバー(Central Management Server、以下CMS)のサポートが追加された。これにより、先に述べたようなHP VSE Managementの機能がWindowsサーバーにまで拡大されることになる。仮想環境としては、従来のHP Integrity VM に加えてWindows上で標準的に利用されているVMware ESX、Microsoft Virtual Serverをサポート。WindowsとHP-UXの混在環境を統合された1つのGUIツールで管理することが可能になる。

さらに、詳しくは後述するが、今回のHP VSE Management 4.0には、サーバー環境の利用を大きく変える可能性を持つ「HP Logical Server Management(LSA)」という機能が新たに追加されている。HP VSE Management 4.0は、HP-UXの利用者にも大きな変化をもたらす可能性を秘めている。以降で、HP VSE Management 4.0で強化された機能を具体的に紹介していくことにしよう。

一新されたルック&フィール

まずは、Virtualization Managerのトップページを見てほしい。
Integrityサーバーと ProLiantサーバーとを同一画面上に表示するVirtualization Manager
図1:Integrityサーバーと ProLiantサーバーとを同一画面上に表示するVirtualization Manager
Virtualization Managerのグラフィカルな表示は受け継がれているが、細部は大きく変わっている。大きく違うのは、やはりProLiant Windowsサーバーがサポートされた点だ。

従来のVirtualization Managerは、HP Integrityサーバーの物理サーバー、nPar、vParという階層構造を入れ子になったわかりやすいグラフィックで表示していたが、その表示がProLiantサーバーにまで拡張されている。物理サーバーと、その上で動作する仮想サーバーという階層構造が、同じようにグラフィカルに表示されるわけだ。

今回のバージョンでは、さらにHP BladeSystemもサポートされている。HP BladeSystemのVirtual Connect(VC)ドメイングループ、VCドメイン、その下のエンクロージャー、ブレードサーバー、さらにサーバー上で動作する仮想サーバーという階層構造を入れ子のグラフィックで表示してくれるのだ。
さまざまな情報がアイコン化され、クリックで管理ツールにアクセス可能
図2:さまざまな情報がアイコン化され、クリックで管理ツールにアクセス可能
画面に表示される情報量が増えるのに対応して、アイコンが多用されている点も今回のバージョンの特徴の1つ。OSの種類やサーバーのステータス(CPUロードなど)がアイコンで表示されるほか、nPar、vPar、HP Serviceguardなどの情報もアイコンで表示され、さらにクリックするとそれぞれ対応する管理ツールにアクセスできる。アイコンに慣れないうちはややわかりづらいかもしれないが、慣れてくれば全体を一目で把握できるようになるはずだ。

サーバーの情報やステータスは、右上のアイコンへのマウスオーバーすることで、瞬時にウィンドウがポップアップし、より詳細な情報を確認できる。CPUやメモリ、I/Oの負荷も、このポップアップウィンドウでリアルタイムに調べられ、この画面上だけで複数のサーバーの稼働状況をスピーディーに把握することが可能だ。

アイコンへのマウスオーバーで情報表示用のウィンドウがポップアップ
図3:アイコンへのマウスオーバーで情報表示用のウィンドウがポップアップ

Virtualization Managerは標準の状態でも操作しやすいようユーザインタフェースに工夫が凝らされているが、より使いやすく管理者自身の手でカスタマイズも可能になっている。日頃から密に接することになるインタフェースだけに、カスタマイズしてより使いやすく仕上げていくといいだろう。

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