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HP Integrityサーバ対応版で更に強化されたvPars・後編

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HP Integrityサーバ対応版で更に強化されたvPars・後編
HP-UX Virtual Partition(以下、vPars)のパーティション作成を始める前には、どの程度のリソースを割り当てるかプランを立てておく。例えばCPUについては、パーティションに必要なCPUの最小値と最大値を考える。以前のvParsではバウンドCPUとアンバウンドCPUの区別が存在したが、最新版では区別が不要になったため、I/O負荷を考慮してCPU数を決める必要はなくなった。同様に最新版では、セルベースのリソース指定導入にともない、-aオプションに新しい書式が追加されたり、メモリの割り当て単位を指定する -gオプションが追加されている。ここでは、最新版vPars A.04.01の導入手順や注意点を説明する。
HP Integrityサーバ対応版で更に強化されたvPars・後編
最新版vPars導入の流れ
最新版vParsを使ってみる
2005年9月
テクニカルライター 吉川和巳

最新版vPars導入の流れ

後編では、最新版vPars A.04.01の導入手順を説明し、vPars管理コマンドをいくつか簡単に紹介しよう。 vPars導入の流れは以下の通りだ。
  • ファームウェアとOSのバージョン確認
  • vParsソフトウェアのインストール
  • パーティションの作成
  • ファームウェアをvParsモードに切り替え
  • vParsモニターからパーティションを起動

ファームウェアとOSのバージョン確認

まずは、HP IntegrityサーバもしくはHP 9000サーバのファームウェアとOSのバージョンを調べ、vPars A.04.01の利用が可能かを確認する。セルベースのシステムでは、Management Processorから「sysrev」コマンドを実行することで、ファームウェアのバージョンを表示できる。実際に最新のファームウェアが必要になるかどうかはサーバのモデルごとに違うので、ファームウェアのバージョンなどの情報は以下のドキュメントで確認していただきたい。

  HP-UX Virtual Partitions Ordering and Configuration Guide (PDF,431KB)

また最新版vParsの利用には、HP-UX 11i v2 (2005年5月版)が必要になる。よって旧バージョンを使用中のマシンでは、Update-UXを利用してアップデートするか、最新バージョンをコールド・インストールする必要がある。

vParsソフトウェアのインストール

次に、swinstallコマンドを実行し、vParsソフトウェアをインストールする。例えば、以下のような要領である。

# swinstall -s depot_server:/depot/vPars/A.04.01 -x autoreboot T1335BC

インストール後はシステムをリブートし、以下のコマンドを実行してインストール状態を確認する。

# swlist | grep T1335BC
T1335BC A.04.01.08 HP-UX Virtual Partitions for 11.23

パーティションの作成

ここまでの手順で、パーティションを作成する準備は整った。ここでパーティション作成を始める前に、どの程度のリソースを割り当てるかプランを立てておこう。まずCPUについて、パーティションに必要なCPUの最小値と最大値を考える。以前のvParsではバウンドCPUとアンバウンドCPUの区別が存在したが、最新版では区別が不要になったため、I/O負荷を考慮してCPU数を決める必要はなくなった。

次にメモリについて検討する。例えばsx1000チップセット搭載機種では、CLMとILMのいずれか、あるいは両方を使用すべきか、アプリケーションのメモリ・アクセス特性に応じて決定する。なお、メモリ割り当ての単位は、以前は64MBであったが、最新版ではデフォルトで128MBに変更されている。またI/Oリソースに関しては、LBAもしくはSBAのレベルで配分を決める(図1)。

  図1:vParsによるリソース割り当ての例
図1:vParsによるリソース割り当ての例
  最後に、作成するパーティションにどのような方法でHP-UXをインストールするか検討しておこう。最初のパーティションについては、既存のHP-UXのイメージをそのまま利用できる。2番目以降は、それぞれ個別のイメージを用意する必要があるため、Ignite-UXを利用するなどしてインストールすることになる。

パーティションの作成

パーティションを作成するには、vparcreateコマンドを実行する。同コマンドでは、以下のようなオプションを指定できる。

vparcreate -p <パーティション名>
-B ブート属性(auto/manual/search/nosearch)
-S static属性(static/dynamic)
-b ブートカーネルファイル名(デフォルトは/stand/vmunix)
-o ブートオプション(デフォルトはなし)
-a 追加リソース指定
-D データベース指定
-g メモリ割り当て単位指定

最新版vParsでは、セルベースのリソース指定導入にともない、-aオプションによる追加リソース指定に新しい書式が加えられた。例えばある特定のセル上のCPUを割り当てる場合は、-aオプションに続けて、以下の書式でCPUリソースを指定する。

cell:<セルID>:cpu::<cpu数>

例として、以下のような構成のパーティションを想定しよう。

  • セル0から2個のCPUを割り当て
  • 3GBのメモリを割り当て。2GBはILMとし、1GBはセル0のCLMとする
  • 2個のLBAを割り当て
  • 2台のブートディスクを割り当て

この構成でパーティションを作成するには、以下のような書式でリソース割り当てを入力する。

  図2:vparcreateコマンドによるパーティション作成
図2:vparcreateコマンドによるパーティション作成
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