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Virtualization Managerは
「サーバ仮想化のポータル」をめざす・後編

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Virtualization Managerは「サーバ仮想化のポータル」をめざす・後編
Virtualization Managerに統合されたもうひとつの興味深いツールは「HP Integrity Essentials Capacity Advisor」である。これは、簡単に言えば「サーバ仮想化のシミュレーション」のためのツールだ。例えば、「サーバ仮想化によってCPUリソースの利用率はどの程度まで高められるか?」「パーティション間のCPU配分を変更すると、どのような影響があるか?」「クラスタのフェイルオーバーが発生したとき負荷状況はどのように変化するか?」といった問いに、即座に答えを出すことができる。Capacity Advisorは、サーバ・コンソリデーションの際のアドバイスを得るためのツールと言えるだろう。
Virtualization Managerは「サーバ仮想化のポータル」をめざす・後編
Capacity Advisorによるサーバ仮想化シミュレーション
VSE活用のベストプラクティス
2006年4月
テクニカルライター  吉川和巳

Capacity Advisorによるサーバ仮想化シミュレーション

Virtualization Managerに統合されたもうひとつの興味深いツールは、2006年4月リリースされた「HP Integrity Essentials Capacity Advisor 」(以降、Capacity Advisor)である。これは、簡単に言えば「サーバ仮想化のシミュレーション」のためのツールだ。例えば以下のような管理者の疑問に対し、その場で答えを出すことができる。

  • サーバ仮想化によってCPUリソースの利用率はどの程度まで高められるか?
  • サーバ仮想化によって、既存のサーバ上に追加のアプリケーションを収容できるか?
  • パーティション間のCPU配分を変更すると、どのような影響があるか?
  • 新しいアプリケーションはどのパーティションに配置すべきか?
  • TiCAP(テンポラリー・インスタント・キャパシティ)の導入でどのようなメリットが得られるか?
  • クラスタのフェイルオーバーが発生したとき負荷状況はどのように変化するか?
  • gWLMの導入でどのようなメリットが得られるか?
  図1は、Capacity AdvisorにてCPU利用率の履歴を表示した画面例である。
 
図1:Capacity AdvisorによるCPU利用率の履歴表示
図1:Capacity AdvisorによるCPU利用率の履歴表示

Capacity Advisorで可能なこと

このCapacity Advisorによって具体的にどのような作業が可能なのか紹介しよう。

  • 既存のワークロード情報のインポート - これまでのアプリケーション運用で計測されたワークロード情報のインポート
  • ワークロード情報の編集 - 今後のワークロードのトレンド予測を反映させる
  • 新しいワークロード情報の作成 - 新たに発生すると予想されるワークロード情報を手作業で入力する
  • ワークロード移動時のシミュレーション
  • VM移動時のシミュレーション
  • 新しいシステム構築時のシミュレーション(スタンドアロン構成やVMホスト構成の作成)
  • 既存システム変更時のシミュレーション(CPUの動作スピードやCPU数、メモリ量の変更)
  図2は、Capacity Advisor上でワークロード情報の編集を実施している画面例である。
 
図2:ワークロード情報の編集
図2:ワークロード情報の編集
  では、Capacity Advisorによる実際の仮想化シミュレーションの例を見てみよう。
 
図3:ワークロード移動時の仮想化シミュレーションの例
図3:ワークロード移動時の仮想化シミュレーションの例
  この例では、画面左側に示す2つのワークロードをひとつのマシン上にコンソリデーションした場合のシミュレーション結果が画面右側のグラフに表示されている。もともとのワークロードは、それぞれが8 CPU構成の独立したマシンで運用されていたもので、ピーク時負荷の数値は700%〜800% (CPUが7〜8個分)に達している。しかし、この2つのワークロードをひとつに集約するシミュレーションを実施すると、画面右側のグラフが示すようにピーク時負荷は1200% 以下に収まることがわかる。つまり、CPU 8個+8個=16個ではなく、CPU 12個分のサーバ・リソースで十分なのである。

このようにCapacity Advisorによるシミュレーションによって、ワークロードやリソースのさまざまな組み合わせを事前に試すことが可能になる。サーバ・コンソリデーション際のアドバイスを得るためのツールと言えるだろう。
後半では、VSEを活用するためのベスト・プラクティスをいくつか紹介しよう。
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